┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~「飲食が急所」!? そこだけか!? 本日、トンチンカンな菅政権は飲食業をターゲットにした2度目になる緊急事態宣言を発令! しかし重要なのは戦略的な社会的検査の徹底である!
┠■【中継番組表】
┠■2021年は年頭早々から、新型コロナウイルス感染拡大が加速! 日本国内の新規感染者数は初の6000人台が見込まれ、累計感染者数は25万人を突破、東京都内の新規感染者の7割は感染経路不明、陽性率は13.6%とPCR検査不足の実態が露呈!
┠■変異株が発見された英国は3度目の全国的な封鎖へ!
┠■ IWJ代表の岩上安身は睡眠時無呼吸症候群、睡眠障害、左足骨折に加え、胃痙攣とも戦いながら、満身創痍でIWJの陣頭指揮を執っています! 38度台の熱が3日前に出ましたが、インフル、コロナとも幸い陰性! 予約していた7日の大腸ファイバー検査は受けることになりました!
┠■我が身を切り刻んでIWJのサバイバルのために闘っています! そのIWJは現在、コロナ危機でかつてないほどの経済的なピンチに直面!! そこで代表の岩上安身は自身の全報酬の70%カット! しかし、それだけではIWJはサバイバルできません! ピンチを乗り超えるために、2021年も、IWJ有料会員のご登録、緊急のご寄付・カンパによるご支援を! 何とぞよろしくお願いいたします!
┠■<新着年末格闘技トーク!紹介>「井岡一翔選手がこんなに強いとは!!」「井岡一翔選手と日本史上最強・井上尚弥選手との一戦が見てみたい!!」あのエドウィン・バレロと7R戦った男・元ボクシング日本ライト級王者嶋田雄大氏が井岡対井上戦を熱望!!
┠■米国上院議員選挙は最終局面を迎える!ジョージア州の2議席は民主党都有利とCNNが予測、バイデン新政権は上院を掌握!?
┠■スクープ! 世界一のコロナ感染爆発に、麻薬解禁に、さらには殺人の急増! 荒廃一途の米国!! 新型コロナウイルスの感染が広がる米国で、2019年比で20.9%~36.7%も殺人事件が急増! 背景には感染した警官の現場離脱による警察組織の弱体化と、街頭抗議デモの管理を担う警察への住民の不信感があると米国のジャーナリストや専門家は分析!
┠■<IWJサービス拡充のお知らせ>テキスト配信サイト「note」にて、IWJの記事提供をスタートしました! 単品で記事をご購入いただけば、すぐにその場で閲覧可能です! これから、動画も、テキスト記事も、どんどん出してゆきます! 一般会員も、非会員の方々も、ぜひ、ご利用ください!
┠■新着note記事【1】「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー 2020.12.28
┠■新着note記事【2】日本学術会議任命拒否問題 菅総理はナチスの授権法の代わりに憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身によるインタビュー 第1012回 ゲスト立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏 前編 2020.10.13
┠■新着note記事【3】日本学術会議任命拒否問題 憲法15条を授権法の代わりに悪用し独裁を行う菅総理!! 岩上安身によるインタビュー第1016回 ゲスト 立命館大学大学院法務研究科教授 松宮孝明氏 後編 2020.10.27
┠■<年末年始特別配信 1>本日午後4時30分より「【ガザ侵攻】敬虔なユダヤ教徒だからこそ、現代の帝国・イスラエルを批判する~岩上安身によるインタビュー 第444回 ゲスト モントリオール大学教授ヤコブ・M・ラブキン氏」を配信します!
┠■<年末年始特別配信 2>本日午後8時より「21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に! 常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本! 『朝鮮戦争の正体』が見せる真実! 岩上安身によるインタビュー 第1004回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 後編(2)」を配信します!
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■はじめに~「飲食が急所」!? そこだけか!? 本日、トンチンカンな菅政権は飲食業をターゲットにした2度目になる緊急事態宣言を発令! しかし重要なのは戦略的な社会的検査の徹底である!
おはようございます。IWJ編集部です。
本日、7日、政府は2度目になる緊急事態宣言を発令します。期間は来月2月7日までの1ヶ月間です。対象は東京都、埼玉、千葉、神奈川の1都3県です。
昨日5日の東京都の新規感染者数は、1591人と過去最多、重症者も113人で過去最多です。全国の新規感染者数は、1月5日の一日で、5千人を越えました。
※東京都 新型コロナ 1591人の感染確認 過去最多 重症も最多に(NHK、2021年1月6日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210106/k10012799331000.html
6日の西村担当大臣の会見では、緊急事態宣言のターゲットが飲食業であることを「飲食が急所」という表現で明確に述べています。
その上で、飲食につながる人の流れを止めるために、イベント開催要件の厳格化や、テレワーク7割要請、営業時短要請(営業は夜8時まで、酒類の提供は夜9時まで、時短要請への協力金の拡充)などが、緊急事態宣言の中身になります。
※西村担当相が会見 7日「緊急事態宣言」へ詳細詰める(THE PAGE、2021年1月6日)
https://youtu.be/lYhlUodltLk
政府の「飲食店が一番の急所」という認識が間違っていることは、再三、IWJでは指摘してきました。
昨日もお伝えしましたが、第1に、飲食店側は、オーナーも、従業員も感染対策は出来ており、ウイルスを媒介しているのは、入店するお客さんであること。すでに別の場所で感染したお客さん同士で感染し合っており、飲食店は、感染の場所を提供するだけであること。
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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◆中継番組表◆
**2021.1.7 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【年末年始特別配信・IWJ_YouTube Live】16:30~「【ガザ侵攻】敬虔なユダヤ教徒だからこそ、現代の帝国・イスラエルを批判する~岩上安身によるインタビュー 第444回 ゲスト モントリオール大学教授ヤコブ・M・ラブキン氏」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2014年8月に収録した、岩上安身によるヤコブ・M・ラブキン氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきたガザ地区関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/gaza-strip
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/159947
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【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%9b%bb%e5%8a%9b
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【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に! 常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 第1004回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 後編(2)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2020年7月に収録した、岩上安身による孫崎享氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/477967
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◆中継番組表◆
**2021.1.8 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch3】14:00~「原子力規制委員会 第8回 大飯3号機加圧器スプレイライン配管溶接部における有意な指示に係る公開会合」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
原子力規制委員会主催による公開会合を中継します。これまでIWJが報じてきた大飯原発関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%a7%e9%a3%af%e5%8e%9f%e7%99%ba
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【年末年始特別配信・IWJ_YouTube Live】20:00~「現在に生きる『韜光養晦』(とうこうようかい) 中国の国家戦略とは ~岩上安身によるインタビュー 第345回 ゲスト 天児慧氏」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2013年9月に収録した、岩上安身による早稲田大学現代中国研究所所長 天児慧氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b1%b3%e4%b8%ad%e9%96%a2%e4%bf%82
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/101096
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◆昨日再アップした記事はこちらです◆
遺伝子組み換え作物と除草剤「ラウンドアップ」でラットに腫瘍が多発! 国家も学会もメディアも支配し富を収奪するモンサントの正体! 岩上安身によるインタビュー 第965回 ゲスト カーン大学教授ジル=エリック・セラリーニ氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/459999
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■2021年は年頭早々から、新型コロナウイルス感染拡大が加速! 日本国内の新規感染者数は初の6000人台が見込まれ、累計感染者数は25万人を突破、東京都内の新規感染者の7割は感染経路不明、陽性率は13.6%とPCR検査不足の実態が露呈!
厚生労働省によると、1月6日0時現在の国内の新型コロナウイルス新規感染者数は4896名と過去最多になりました。12月1日の新規感染者数は2019名でした。1ヶ月ほどでおよそ2.5倍になった計算です。さらに秋の第3波が来る前の9月1日は624名でした。3か月でおよそ8倍に増えた計算です。
※新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月6日版)(厚生労働省、2021年1月6日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15887.html
※陽性者数(厚生労働省、2021年1月6日閲覧)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
また、FNNは、1月6日日中の新規感染者数は初めて6000人を超えると報じています。これについては、7日夕方の厚生労働省の正式発表を確認してお知らせしたいと思います。
※新型コロナ 1日の全国新規感染者 初めて6000人超える(FNNプライム、2021年1月6日)
https://www.fnn.jp/articles/CX/127859
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なぜ、日本政府はあくまでもPCR検査を忌み嫌うのでしょうか。検査によって感染状況を正確に把握し、対策を打つことが必要です。
ステージ4をステージ3に戻す、ステージ3をステージ2に戻すというだけでは、感染は一見減少しても、無症状感染者という目に見えない形で社会に広がり、いずれはまた感染拡大を招きます。一貫してPCR検査の必要性を訴えてきた医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師の岩上安身による12月28日のインタビュー、そして、11月のうちに東京都の感染者数が1000人を越えると予告した尾崎治夫東京都医師会会長の岩上安身によるインタビューをご覧ください。
※「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身によるインタビュー 第1024回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師 2020.12.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486993
※【記事紹介】「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー 2021.1.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487261
※新型コロナウイルス「秋の第3波」到来! 東京都医師会の緊急提言でGo Toキャンペーンを一部見直し! 冬場のコロナに日本は持ちこたえられるのか!? 岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏 2020.11.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485271
■ 変異株が発見された英国は3度目の全国的な封鎖へ!
欧米諸国、特に英国での感染拡大も止まりません。問題なのは、この冬の感染拡大には、変異株の登場という難題が追加されていることです。
変異株が発見された英国では、5万人を超える新規感染者を連日記録しており、5日時点で新規感染者数の7日間移動平均が5万5945名、累計感染者数が277万4479名になっています。特に死亡者は7万6305名と、感染者の2.75%という高い死亡率になっていることが懸念されます。
※COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC(worldometer、2021年1月6日19時閲覧)
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/uk/
時事通信によると、ジョンソン首相はイングランド全土とスコットランドに封鎖を広げると、4日発表しました。時事通信によると、ジョンソン首相は「何も行動しなければ、21日以内に医療体制は限界を迎える」と訴え、強い危機感を示しています。変異株は従来種に比べて感染力が50%から70%強いとされています。
※英、イングランド全土封鎖 コロナ変異株拡大で三たび(時事通信、2021年1月5日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010500162&g=int
■ IWJ代表の岩上安身は睡眠時無呼吸症候群、睡眠障害、左足骨折に加え、胃痙攣とも戦いながら、満身創痍でIWJの陣頭指揮を執っています! 38度台の熱が3日前に出ましたが、インフル、コロナとも幸い陰性! 予約していた7日の大腸ファイバー検査は受けることになりました!
昨日もお伝えしましたが、満身創痍の岩上安身は、本日は、大腸ファイバー検査を受ける予定です。12月半ばから腹痛と下痢の症状が継続しているからです。背景に強度のストレスがあると思われますが、万一、大腸に深刻な疾患が隠れていると手遅れになってしまいます。
岩上安身の年末年始は病魔とストレスとの闘いでした。年明け3日の夜、会社で仕事中に悪寒を感じ、仕事をやり終えて深夜に帰宅。38度台まで、発熱し、その時点で解熱剤を服用して熱を抑えました。
しかし、新型コロナが蔓延している時期ですから、4日は出社せず、終日、自宅で様子をみて、号外の執筆やリライトも自宅からリモートで行っていました。
解熱剤が効いたのか、3日が一過性の発熱だったのか、4日は発熱しませんでしたが、風邪か、インフルエンザか、はたまたコロナの可能性があるのか、昨日5日、病院で診察を受診し、インフルエンザに検査も受け、民間のPCR検査も受けました。
検査結果は即日判明し、インフルエンザもコロナも陰性でした。岩上安身本人はもちろん一同胸をなでおろしました。
風邪のような症状もなく発熱は疲労とストレスがたまりにたまっての一時的ものであったと思われます。
昨年2020年よりお伝えしていますように、岩上安身は睡眠時無呼吸症候群、重度かつ慢性の睡眠障害、左足の骨折に加え、12月半ばから急性の強い胃痛と腹痛、下痢にさいなまれ、病院に通いつつ年末年始もIWJの陣頭指揮を執っています。
胃の痛みは胃カメラ検査、レントゲン検査と血液検査の結果、胃壁に糜爛(びらん=ただれ)があることが確認され、いったんは「慢性胃炎」と診断され、薬が処方されましたが、この薬だけでは胃の痛みはおさまりませんでした。
結局、胃炎とは別に、激しいストレスによる神経性の胃痙攣が起きていると診断され、胃痙攣を止めるために、胃腸の蠕動運動を止めてしまう強力な別の薬を処方されましたが、その後も同様の胃痙攣の発作が3回起こり、そのたび服薬で、どうにか胃の痛みをおさえこんでいます。経営苦のストレスは外から見ていてははかりしれないものがあるだろうと思い知らされます。
その後も、何度か、この強い胃痙攣の症状や下痢の症状が出ており、処方薬を飲んでも、すぐに症状が鎮静しない場合もあり、まだ完治したとは到底いえない状況のまま年を越してしまいました。
腹痛や下痢が断続的に続いていますが、その間に前述のように発熱もありコロナやインフルエンザの検査も受けました。
とはいえ、今は文字通りの非常時です。年頭より新型コロナウイルス感染拡大とその社会的な影響が広がる中、休んでいるわけにはいかず、仕事を開始しています。
岩上安身は満身創痍ですが、それでも陣頭に立って進まなければ、IWJも前進することができません! 皆様からの応援や励ましが何よりの力となり、クスリとなります! どうぞ、岩上安身とIWJへの応援をよろしくお願いします!
■我が身を切り刻んでIWJのサバイバルのために闘っています! そのIWJは現在、コロナ危機でかつてないほどの経済的なピンチに直面!! そこで代表の岩上安身は自身の全報酬の70%カット! しかし、それだけではIWJはサバイバルできません! ピンチを乗り超えるために、2021年も、IWJ有料会員のご登録、緊急のご寄付・カンパによるご支援を! 何とぞよろしくお願いいたします!
IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。
今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、毎月、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しでした。
年末にいただいた温かいご支援によって、今期スタートして、8月、9月、10月、11月、12月の5ヶ月のご寄付の合計目標額2250万円に対し、皆様からいただいたご寄付・カンパの総額は1475万6540円にまで上向いてきました。もちろんまだまだ、収支が均衡する線にはとどいておりません。5ヶ月が経過した時点で774万5660円がまだ不足しています。不足分の毎月のキャッシュフローは、岩上安身が個人の蓄えを注ぎ込んで支えていますが、やはり岩上個人で支えるには限界があります!
目標額まではまだまだ開きがありますが、それでもこのコロナ禍の中、皆様も苦しい中で、たくさんの方々がわずかずつでもご支援をくださったことで、新しい年を迎える活力となりました。本当にありがとうございます!
まだ目標達成までは開きがあり、IWJは倒産の危機を乗り越えられていません! ぜひ、岩上安身とIWJに今一度のご支援をお願いいたします。
今期、IWJの予想される赤字額は、岩上安身の報酬の70%削減だけでどうにか埋まるような金額ではありません。我々の支出削減の努力、そしてIWJを支えてくださる市民の皆様のご支援、ご協力が、どうしても必要です!
IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、その使命を果たしていきたいと考えています。2021年、代表の岩上安身が掲げた年頭の目標は、文字通り、サバイバル!
どうか、日本社会のサバイバルに尽くすためにも、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!
コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いをするのは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、権力と御用マスコミの監視をする「ウォッチ・ドッグ」としての活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!
IWJの会員数は、一昨年、消費税増税で落ち込みました。さらにコロナで落ち込み、消費税増税前と比べて、じりじりと減少しています。2020年12月31日時点で、会員総数は4151名、そのうちサポート会員1432名、一般会員2719名となりました。2019年12月31日と比べると、802名も会員が減ってしまいました。
ぜひ、皆様、会員になって支えてくださるよう、お願いいたします。
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■<新着年末格闘技トーク!紹介>「井岡一翔選手がこんなに強いとは!!」「井岡一翔選手と日本史上最強・井上尚弥選手との一戦が見てみたい!!」あのエドウィン・バレロと7R戦った男・元ボクシング日本ライト級王者嶋田雄大氏が井岡対井上戦を熱望!!
今年の元旦に岩上安身は、年末格闘技についてZOOMトークを行いました。トークのお相手は、元ボクシング日本ライト級王者嶋田雄大氏です。嶋田氏は、怪物と称される、あのエドウィン・バレロと7R戦った経歴の持ち主です。
エドウィン・バレロは、ベネズエラ出身の元WBC世界ライト級王者、元WBA世界スーパーフェザー級王者で、生涯プロ戦績27戦全KO勝利でした。しかも、そのほとんどが1RKO勝ちでした(18連続1RKO勝ちの記録はギネス記録)。このため、対戦相手には1Rもったら100万円の賞金さえ出たほどです。
最初の話題は日本人初の4階級王者である、現ボクシングWBO世界チャンピオン井岡一翔選手に対し、3階級王者でありながらベルトを返上して、階級を上げて、井岡選手に挑んだ田中恒成選手の日本人対決の話題です!
嶋田雄大氏は、エドウィン・バレロと対戦1週間前の記者会見で初めてリング上で、この生ける怪物バレロと目と目を合わせたときの印象を、岩上安身のインタビューの中でこう述べています。
「そのときの眼光というかオーラというのは、『殺してやる』というぐらいのパワーを感じましたね。殺意のある眼光。あれは怖かったですよ」
この怪物エドウィン・バレロと7R戦って生還した嶋田氏も、大晦日に行われた井岡一翔VS田中恒成戦の話になると、ボルテージが上がりっぱなしでした。
岩上安身が、嶋田氏に、この試合の話を向けると、嶋田氏は「素晴らしい試合でした!」と感嘆し、岩上も熱くなりながら「本当に凄い試合でしたね、戦前の予想が全部吹っ飛びました!」と応じています。
岩上が「事前にはどんな展開になると予想されていましたか?」と問うと、嶋田氏は「二人とも実力者で五分の展開になると思っていましたが、スピードの田中選手がポイントで勝つんじゃないかなとは見ていました。判定になるとも思っていました」と答えています。
いったい、日本ボクシング史上まれに見る実力者同士の対決したこの試合でなにが起きたのか、勝敗はどうなったのか、非常に気になる展開となっています。
さらに話は熱を帯び、日本史上最高最後のボクサーと称されるIBF&WBAスーパー世界バンタム級王者の井上尚弥選手と井岡選手の一戦が見てみたい、というところまでボルテージは上がりっぱなしになりました! それだけこの一戦で、ベテランの井岡選手はその奥深いボクシングの実力を見せつけ、一夜にして評価を高めたともいえます。
この続きは、ぜひ、元旦格闘技インタビュー、「『井岡一翔選手がこんなに強いとは!!』『井岡一翔選手と日本史上最強・井上尚弥選手との一戦が見てみたい!!』あのエドウィン・バレロと7R戦った男・元ボクシング日本ライト級王者嶋田雄大氏と電話トーク!」 を御覧ください。
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「井岡一翔選手がこんなに強いとは!!」「井岡一翔選手と日本史上最強・井上尚弥選手との一戦が見てみたい!!」あのエドウィン・バレロと7R戦った男・元ボクシング日本ライト級王者嶋田雄大氏と電話トーク!
視聴URL: https://youtu.be/OVQ62k9D7Do
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また、怪物エドウィン・バレロについては、バレロとスパーリングを経験した、前OPBF東洋太平洋ライト級王者、元日本同級王者で、現在は横浜光ジム会長の石井一太郎会長が語る動画も、ぜひ、ご参考に御覧ください。
※人を超えた怪物エドウィン・バレロとのスパーリングを語る(A-SIGN.BOXING.COM、2020年5月28日)
https://youtu.be/HQJfIRj1meQ
IWJの格闘技関係の記事は、他にも次のものがあります。あわせてぜひ御覧ください。
※岩上安身のファイト&スポーツ】キックボクシング界の「神童」那須川天心がボクシング界の「怪物」井上尚弥との「ドリームマッチ」を希望!国内史上最高の「異種格闘技戦」に期待! 2017.12.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408754
※【岩上安身のファイト&スポーツ】沖縄からKO率100%の世界王者誕生なるか!? 比嘉大吾選手がパーフェクトレコードで世界挑戦へ!井上、井岡、田口、田中ら人材豊富な軽量級での日本人対決が観たい! 2017.2.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/362050
■米国上院議員選挙は最終局面を迎える!ジョージア州の2議席は民主党都有利とCNNが予測、バイデン新政権は上院を掌握!?
米国大統領選と並行して行われた米国上院議員選挙は、100議席のうち98席が決まり、残すところはジョージア州の2議席のみとなっています。5日に行われたジョージア州の2議席を巡る選挙の行方は、バイデン新政権にとって、きわめて重要な意味をもつものです。1議席でも落とせば、連邦議会上院で共和党が過半数を支配する「ねじれ」状態になり、米国社会の分断とコロナ禍を背負うバイデン政権にとって、さらなる重石になります。
CNNのライブアップデートによれば、米国東部標準時午前9時43分時点で開票率は98%となっています。各候補の得票率は、民主党候補のジョン・オソフ氏が50.2%に対し、共和党候補のデイビッド・パデュー氏が49.8%。もう1議席をめぐる民主党候補のラファエル・ワーノック氏が50.6%、共和党候補のケリー・レフラー氏が49.4%です。両議席ともその差はいずれも1%未満で大接戦となっています。
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■スクープ! 世界一のコロナ感染爆発に、麻薬解禁に、さらには殺人の急増! 荒廃一途の米国!! 新型コロナウイルスの感染が広がる米国で、2019年比で20.9%~36.7%も殺人事件が急増! 背景には感染した警官の現場離脱による警察組織の弱体化と、街頭抗議デモの管理を担う警察への住民の不信感があると米国のジャーナリストや専門家は分析!
米ワシントンポスト紙の記者で、国家安全保障とFBIに詳しいデブリン・バレット氏は、米国が20世紀に犯罪の記録を取るようになって以来、2020年は最も殺人が増加した1年だったと報告しています。
バレット氏はFBIのデータを引用して、2020年の1月から9月までの間に全米で殺人事件が20.9%増加し、多くの主要都市で主に銃を用いた暴力による残酷な事件が増えていると指摘しています。バレット氏は、「専門家が、新型コロナウイルスのパンデミックが殺人の急激な増加に寄与していることに同意している」といいます。
※2020 saw an unprecedented spike in homicides from big cities to small towns(Washington Post, 2020年12月31日)
https://www.washingtonpost.com/national-security/reoord-spike-murders-2020/2020/12/30/1dcb057c-4ae5-11eb-839a-cf4ba7b7c48c_story.html
バレット氏は、さらに衝撃的なデータを紹介しています。
57の米国警察機関によって記録された殺人事件をまとめたジェフ・アッシャー氏によると、同じ9ヶ月間で殺人事件は36.7%増加していると、FBIの20.9%よりもさらに衝撃的な数字を紹介しています。
アッシャー氏は以下のように述べています。
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■<IWJサービス拡充のお知らせ>テキスト配信サイト「note」にて、IWJの記事提供をスタートしました! 記事をご購入いただけば、すぐにその場で閲覧可能です!
2021年、IWJは活動の幅を広げるため、サービスを拡充し、テキスト配信サイト「note」にて記事の提供を開始しました!
従来のIWJ会員サービスとして、動画記事の「単品購入」をしていただいた場合は、入金確認等のため、ご購入いただいた記事を御覧いただけるまで日数を要していましたが、「note」で販売される記事は、ご購入いただければすぐにその場で閲覧可能です。
また、「note」で提供している記事は特別な理由がない限り、IWJとnoteがどちらも存続する限り、一度購入した記事はいつまでも閲覧可能になります。
このたび提供を開始した記事は、次項からご紹介する3作品のみですが、今後次々と新たな記事提供を行っていく予定です。もし「note」で観たい動画や読みたい記事がございましたら、リクエストも受け付けておりますので、IWJ編集部までご意見をお送りください!
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■新着note記事【1】「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー 2020.12.28
昨年12月28に生配信でお届けした、医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビューの「note」での提供を開始しました!
今回のインタビューでは、今まさに日本国内で広まりつつある新型コロナウイルス変異株と、各国政府の対応や、英国などで接種が始まったばかりのワクチンなどについて上医師にお話をうかがいました。
岩上安身は変異株出現前に開発されたワクチンの有効性について、昨年12月20日に、ケンブリッジ大学ラヴィ・グプタ教授が「ウイルスはワクチンからの逃走過程にある」と警告し、「変異はその最初のステップ」と述べていることを紹介しました。
「変異がさらに進めば、心配する必要が出てくる」というグプタ教授の懸念について、上医師は、「可能性としては十分あると思います。ただ、現時点では問題ないと考えている専門家が多い。変異の数がまだそんなに多くないので。確かにインフルエンザのようになる可能性はあると思いますけどね。やってみないと分からない。この程度の変異でワクチンが全く効かなくなることはないと思います。ワクチンの短期的な安全性はある程度分かっていて、長期的な経過は見ないと分からないものは分からない」との見解を述べました。
また、上医師は「(ワクチンを)高齢者の方に優先接種するというが、副作用が出たときに耐えられない人がいるので後期高齢者に打っていいか、私は疑問だと思う」と懸念を表明。「一人一人丁寧にやっていくことだと思います」と念を押します。
昨年12月27日にPCR検査を受ける直前に病状が急変して亡くなった立憲民主党の羽田雄一郎参議院議員の話題に移ると、上医師は次のように述べました。
「本当にびっくりしました。人と会う機会が多い政治家なので、職業的倫理上の問題もあり、PCR検査をやらないといけないのに、国会議員ですら数日間受けれない。この国の体制はとんでもない。
羽田さんは肺の疾患が進んでいて亡くなったはずなんです。PCR検査を工務店(木下工務店が新橋駅近くで始めたPCR検査のこと)がやれるのに、専門家や検査会社ができないのか納得いかない。精度に問題があるのなら問題があるのを示さなきゃいけないんです。政府が言ったのをマスコミはそのまま書いている。
全自動なのでそんなに大きな精度の問題は常識的にはありえない。もしやってれば羽田さんも早く診断できたかもしれない」
インタビューはさらに、昨年12月25日に行われた菅総理の会見で、岩上安身の追及によって菅総理と尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の考えに温度差があることが判明したことや、感染研の問題点などを話題としています。
詳しくは、記事をご購入のうえ、全編動画(1時間23分)をご視聴ください!
※「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー 2020.12.28(IWJnote)
https://note.com/iwjnote/n/ncb2a563094f5
■新着note記事【2】日本学術会議任命拒否問題 菅総理はナチスの授権法の代わりに憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身によるインタビュー 第1012回 ゲスト立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏 前編 2020.10.13
2020年10月13日に行った、岩上安身による立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏にインタビューの「note」での提供を開始しました!
インタビューでは、菅義偉(すが よしひで)総理による日本学術会議の新会員任命拒否問題について、今回任命されなかった6人のうちのおひとりである松宮孝明教授にお話をうかがいました。
任命拒否の理由を問われた菅総理が「人事に関すること」として回答を拒否した問題について、松宮教授は「文字通り受け止めるとすごいことをおっしゃってると思います。根拠はまったく示さないでも内閣総理大臣は学術会議の推薦にもとづいて任命する学術会議の会員につき、その任命を拒否することができる。つまり、虫の居所が悪かったでもいいと。なんでもいいし、それを説明する必要もない。これは独裁なんですよ」と批判しました。
そして、「これは独裁の論理であり、しかもそれ(の正当化のため)に憲法15条1項を持ってきたんですよ」と、菅総理による独裁の手法が憲法15条を悪用したものであることを指摘。「総理大臣がなんでも任命したり拒否したり罷免したりできると、そんな条項だって、もし司法試験に書いたら落ちますよ」と斬り捨てました。
さらに「ヒトラーが政権掌握して、全権を持った時のやりかたと似てるんです。ヒトラーはワイマール憲法の中の緊急事態条項を使って自分に全権を委任する授権法っていうのを多数で帝国議会を通して、自分に全権を持たしたわけですよ」
「菅総理の今回の言い方は、それすらやらないで憲法15条は『授権法』だと言い張るわけですよ。すごい理屈です。憲法学者はみんなひっくり返っていると思いますよ」と驚きをもって述べました。
詳しくは、記事をご購入のうえ、全編動画(50分)をご視聴ください!
※日本学術会議任命拒否問題 菅総理はナチスの授権法の代わりに憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身によるインタビュー 第1012回 ゲスト立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏 前編(IWJnote)
https://note.com/iwjnote/n/n8ba904f16952
■新着note記事【3】日本学術会議任命拒否問題 憲法15条を授権法の代わりに悪用し独裁を行う菅総理!! 岩上安身によるインタビュー第1016回 ゲスト 立命館大学大学院法務研究科教授 松宮孝明氏 後編 2020.10.27
2020年10月27日に行われた、岩上安身による立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏インタビューの「note」での提供を開始しました!
このインタビューは、10月13日に行われた前回インタビューの続編となります。日本学術会議問題で菅総理により会員への任命を拒否された6名の学者のひとりである松宮教授に、前回に引き続き、まずは菅内閣による憲法15条の悪用について、詳しくお話をうかがいました。
松宮教授は、ナチス・ドイツの授権法と菅総理が学術会議会員任命拒否の根拠として憲法15条を持ち出すことの関係性について解説しました。
「(ナチス・ドイツは)あらゆる立法権を含めた権限を、ヒトラーに集中させた。緊急勅令という形で出された。今回の菅総理の憲法15条の使い方は、正確には授権法ではありません。
職務の独立性が保証されるべきあらゆる公務員について、菅総理は憲法15条を使って拒否できるという論法を使っています。日本学術会議でこれが成功すると、ほかの特別職の公務員についても、同じようなことが起きる可能性があります。
まっ先に思い浮かぶのが、国立大の学長です。裁判官に急に波及するとは思えませんが、最高裁判所長官の指名について、内閣が行いますので、同じようなことが起こっていないか。指名名簿の拒否ができますという事がありうるかもしれない。
間接的に立法、司法の支配ができる、という恐ろしい解釈だということを知ってもらいたくて、ドイツの授権法の話をしました」
これについて岩上安身は、以下のように述べました。
「安倍前総理はしばしば『私は立法府の長である』とか『森羅万象を司る』という失笑を誘う失言をしてきました。あれが失言でもなく知識の欠落でもなく、本気で3権の長を兼ね、森羅万象を司るつもりでいて、反対するような官僚をパージしていき、官僚が安倍菅政権に従順な人物たちで固められる。そういう方向性を目指していると実は言っていたのではと、今振り返ってみると思います。
安倍政権との連続性を考えてみても、菅総理は、本気でそんなことを考えているのはないかと、かねてから準備しているのではと考えてしまうのですが」
この岩上安身の言葉に、松宮教授は次のように答え、同意しました。
「知り合いの行政法の先生から話を聞いたら、同じことを仰るんですね。授権法以外でもナチスが政権を掌握していく過程で、憲法の条項を使って、その下にある法律のルールを無視していくこと。
今起きていることと同じです。憲法65条を持ち出して、行政権は内閣にあると言う使い方をしています。または憲法72条の行政を指揮監督するという箇所を強調します。いずれも、一般的・抽象的な規定なんです。
常に具体的法律があり、今回の場合は学術会議法がある。具体的な法律があるのに、一般条項をつかうというのはとても危ないことだというのは歴史学的に言われていることです」
詳しくは、記事をご購入のうえ、全編動画(1時間59分)をご視聴ください!
※日本学術会議任命拒否問題 憲法15条を授権法の代わりに悪用し独裁を行う菅総理!! 岩上安身によるインタビュー第1016回 ゲスト 立命館大学大学院法務研究科教授 松宮孝明氏 後編(IWJnote)
https://note.com/iwjnote/n/n0682e0039d71
■<年末年始特別配信 1>本日午後4時30分より「【ガザ侵攻】敬虔なユダヤ教徒だからこそ、現代の帝国・イスラエルを批判する~岩上安身によるインタビュー 第444回 ゲスト モントリオール大学教授ヤコブ・M・ラブキン氏」を配信します!
今月20日、米国ではジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任します。トランプ政権の4年間で米国はイスラエルが首都をエルサレムとすることを承認するなど、それまでの外交政策を転換してイスラエルに強く肩入れを行ってきましたが、新たに誕生するバイデン政権において、イスラエルや中東に対する米国の態度がどう変わるか注目されます。
※「トランプ大統領のエルサレム首都認定を弾劾する~パレスチナにおける公正な平和を求める市民社会から日本政府・企業等への要望」――市民団体の連名で発表された声明文を特別掲載!(2017年12月20日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408158
そこで本日は、ユダヤ教徒でありながらパレスチナの地にユダヤ人の祖国建設を目指す「シオニズム」運動を批判する、カナダのモントリオール大学教授(歴史学)のヤコブ・M・ラブキン氏をゲストにお迎えして2014年8月5日に収録した、岩上安身によるインタビューを特別配信いたします。
ラブキン氏へのインタビューはほかにも行っており、以下のURLからご視聴いただけます。
※伝統的ユダヤ教の絶対的平和主義から逸脱した”軍事国家”イスラエル ~岩上安身によるインタビュー 第365回 ゲスト モントリオール大学教授・ヤコブ・M・ラブキン氏 2013.10.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/107981
※【ガザ侵攻】誰からも罰せられることのない者がいる、不均衡な世界~岩上安身によるインタビュー 第440回 ゲスト モントリオール大学教授・ヤコブ・M・ラブキン氏 2014.7.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/156099
イスラエルは、ガザに対して執拗な攻撃を加え続けています。拡張主義的なイスラエルに対して、一部では、パレスチナだけでなく中東全域に覇権を打ちたて、豊富な石油資源を掌中に収めようとしているのでは、との見方も存在しています。
こうしたイスラエルの拡大政策についてラブキン氏は、「植民地主義」と「人種差別主義」の存在を指摘します。
「イランと国際社会は核保有について交渉を続けているが、イスラエルは数百の核爆弾を所有している。その一方でイスラエルはイランに対し、『核兵器を持っているのでは』と脅かしている。そして西側諸国は、イスラエルの前提を受け入れてしまっている。
これはイスラエルはダブルスタンダード、偽善である。世界では、核兵器の保有が許されている国とそうでない国が存在する。ここに、植民地主義と人種差別主義があると私は考えている」
ラブキン氏は、この「植民地主義」と「人種差別主義」を説明する例として、広島と長崎に投下された原爆をあげました。原爆は当初、ナチス・ドイツに対抗するために米国で開発されましたが、白人の国家であるドイツに投下されることはなく、有色人種の国である日本に投下されました。
ラブキン氏は「帝国の側は、植民地の住民に対し、自らより劣っており、核兵器を持つにはまだ危険だという考えを抱いている」と語りました。
またラブキン氏は、現在のイスラエルは、本来のユダヤ教の思想から大幅に逸脱したものであると主張しています。
パレスチナに帰還してユダヤ人国家を建設するというシオニズム運動は、ユダヤ人固有のものではなく、大英帝国におけるプロテスタントにおいて生まれた、とラブキン氏は指摘します。それが「クリスチャン・シオニズム」であり、ピューリタンを介して米国に波及することになりました。
クリスチャン・シオニズムは、ユダヤ人がパレスチナに帰還することで、キリストが再臨し、世界にキリスト教徒を中心とした統一的で幸福な状態が訪れると聖書を「解釈」します。クリスチャン・シオニズムは、中東を押さえようとした大英帝国、そして現在の米国によって、政治的に利用されることになりました。
「クリスチャン・シオニズムを信じる人は、通常、右派に属する。この場合の右派とは、『人は様々だから平等ではない』と考える人々のこと。彼らは、資本主義だけが唯一正しいという考え方をしている。
右派の人達は、この意味においてイスラエルが手本になると考えている。イスラエルは元々、富の配分は公平だった。しかし、ネタニヤフ首相が財務相だった時、経済政策をネオリベラリズムに傾斜させた。そのため、イスラエルの貧困率は非常に高い」
ラブキン氏によれば、イスラエルには、「アングロサクソン・リアル・エステート」という企業があり、イスラエルが、アングロサクソンによって政治的に樹立、維持されている国家であり、ユダヤ人はそのための手段として利用されてきたことを象徴している、といいます。
断食から明けたばかりだという敬虔なユダヤ教徒のラブキン氏は、ユダヤ教徒であるからこそ、ユダヤ人を利用するイスラエルという巨大な軍事国家に対して、強烈な批判を加えます。
詳しくはぜひ、本日午後8時からの特別配信をご視聴ください!
配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。
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【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】16:30~
【ガザ侵攻】敬虔なユダヤ教徒だからこそ、現代の帝国・イスラエルを批判する~岩上安身によるインタビュー 第444回 ゲスト モントリオール大学教授ヤコブ・M・ラブキン氏
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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■<年末年始特別配信 2>本日午後8時より「21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に! 常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本! 『朝鮮戦争の正体』が見せる真実! 岩上安身によるインタビュー 第1004回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 後編(2)」を配信します!
本日午後8時より、2020年7月10日に収録した「21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に! 常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本! 『朝鮮戦争の正体』が見せる真実! 岩上安身によるインタビュー 第1004回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 後編」の後半を特別配信いたします。
このインタビューは2020年6月16日に行われたインタビューの続きです。6月に行われたインタビュー「前編」は、以下のURLより御覧ください。
※祝1000回記念!21世紀最大のテーマ「覇権をめぐる米中衝突」が現実に! 常時臨戦国の「正体」を露わにした米国と属国日本! 「朝鮮戦争の正体」が見せる真実! 岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編 2020.6.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476496
本日お届けするインタビューの後半は、前半に引き続き、孫崎氏のご著書「朝鮮戦争の正体」に関連して、朝鮮戦争当時から現在に至る、東アジアの国々と、その背後にいる米国についてお話をうかがいました。
孫崎氏はインタビューの中で、今月20日に米大統領に就任するジョー・バイデン氏(収録当時は大統領選の候補者)について言及しました。
孫崎氏はバイデン氏が大統領に就任する想定で「米国は次のバイデンでまた4年間失われますよ」と発言。さらに「誰が支配しているかわからない国になる。そして、この人たちの手口はものすごく汚い」との見解を明らかにしました。
さらに孫崎氏は「バイデンは頭は死んでるから。脳溢血かなんかやってるんです。だから軍産複合体と金融界が次の大統領と副大統領を動かすんです。米国の経済はしばらく立ち直ることがない。日本と同じように悪口を言わないと国民の支持を得られない」、「中国と手を繋ごうと言う人は上にあがれない。だけど、もし私が中国ならバイデンですよ。一番最初にお金の取引を中国がやったのはバイデンの息子だから」と、その背景を解説しました。
中国との関係については、日本にも話が及びました。
孫崎氏は「正しいかどうか知らないけど、パンダは日本のどこにいます? 和歌山、二階さんのところにいます(編注:ジャイアントパンダがいるのは和歌山県の他は、東京都と兵庫県のみ)。中国と和歌山県は関係があるんです。二階さんが中国との関係を重視してるのはパンダが象徴してる」と述べ、さらに日本と中国の関係について、以下のように述べました。
「日本の財界は真剣に考えて発言しないといけないと思う。トヨタは車、米国に売れます? やったら必ずバッシングが起こる。米国に行っても市場が増えるわけではない。(今後、売っていく相手は)中国しかないんです。ありとあらゆるもので、日本が生きていくために経済は中国しかないんですよ。
イデオロギーで政治をやるべきではない。中国との関係はそろばん勘定でやるべきだ。中国は日本を買い被ったと思います。安倍さんが習近平を呼びたいのは本物だろうと思ってたと思います」
そのほか、習近平の来日中止を求める自民党の決議を二階俊博幹事長が無視した件、尖閣の領有権「棚上げ」の重要性、アップルはなぜ売れるか、など興味深い話題が縦横無尽に広がりました。
そして、台湾に関して岩上安身が問いかけたとき、孫崎氏は「台湾は、経済的に中国と一体になるより生きる道はない」「いかに中国と経済関係もって、独立保てるか」だと断言しました。「やっちゃいけないのは、台湾が中国の内政に影響を与えること」だとしました。
そこから、東シナ海は中国軍が圧倒的に強いから、米軍は台湾付近で演習をしてないとして、インタビュー冒頭の「だから米空母が南シナ海に来るのはショーにすぎない」という発言につながっていくのです。
詳しくはぜひ、本日午後8時からの特別配信をご視聴ください!
配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。
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21世紀最大のテーマ「覇権をめぐる米中衝突」が現実に! 常時臨戦国の「正体」を露わにした米国と属国日本! 「朝鮮戦争の正体」が見せる真実! 岩上安身によるインタビュー 第1004回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 後編(2)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※新型コロナウイルスの「変異種」は、「変異株」に統一いたしました。(2021年1月20日)
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IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、尾内達也、六反田千恵)
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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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