日刊IWJガイド「NYの感染拡大はやはり地下鉄で起きていた可能性!『3密』のカタマリである東京圏の公共交通機関が大丈夫なわけがない!? 米大学教授の研究結果に耳を傾けよ!!」2020.4.20日号 ~No.2776号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~緊急事態宣言全国拡大で大手ゼネコンが工事中止する中、河野太郎防衛相は工事関係者に感染者が出た沖縄県の辺野古新基地埋め立て続行を表明! 沖縄での感染拡大を受けてオール沖縄会議は辺野古抗議活動を5月6日まで休止!
┠■【中継番組表】
┠■今井尚哉内閣総理大臣補佐官発案で安倍総理が決裁した天下の愚策、446億円かけた布マスクですが、全国民に配布開始も、妊婦向けに送付された布製マスクに不良品や汚れ、異物混入が発覚! 厚労省は不良品を製造したマスク発注先を「公表せず」なぜ!?
┠■ニューヨークの感染拡大はやはり地下鉄で起きていた可能性!『3密』のカタマリである東京圏の公共交通機関が大丈夫なわけがない!? 米大学教授の研究結果に耳を傾けよ!! 
┠■英、伊、独など世界各地で新たな感染者や死者が減少傾向にあるも警戒感緩めず!! ロックダウン延長する国も!! トランプ米大統領は「ピークが過ぎた」と経済活動再開に意欲を見せるもニューヨーク州のクオモ知事は「検査が全く追いついていない」と訴え!
┠■日本の新型コロナ対策はクラスター対策に重点を置いて検査数を抑制したため医療崩壊寸前! 感染者の実数は10倍! 上昌広氏が「医学論文で圧倒的業績」と高く評価するWHO事務局長上級顧問の渋谷健司医師がメディアで連続発信! 岩上安身は明日21日、上昌広氏に第3弾のインタビューを行います!
┠■中国の2020年1~3月四半期GDPが発表を始めた1992年以降初のマイナス成長!リーマンショック後、世界経済回復の「救世主」を演じた中国が、今回は不調なら、どこにも今回の「世界恐慌」の「救世主」は存在しない!?
┠■「今、感染者数の7~8割は感染経路が追えない。都内47の地区医師会にPCR検査センターを作り、疑いがある症例はできるだけPCR検査を行う。軽症例については、宿泊施設へ出していく!」~4.17 東京都医師会 緊急会見にIWJが取材!! 検査を渋る政府お抱えの一部専門家とは一線を画した姿勢に、希望が!?
┠■<本日の再配信>本日午後8時より「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? ~岩上安身によるインタビュー 第844回 ゲスト 作家・歴史評論家・原田伊織氏(後編)」を配信します。
┠■「緊急カンパ」のお願い!! 4月も下旬に入りますが、ご寄付・カンパはいまだ4分の1にとどまっています! コロナ禍による緊急事態宣言下で、なお粘り強く情報発信活動をするためには、在宅テレワークを大幅に増やさなければならず、PCや通信機器を買い増しする必要も出てきました! 改めて緊急カンパのお願いを申し上げます!! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します! 
┠■IWJ・岩上安身への応援のメッセージを感謝を込めて掲載させていただきます。今後ともIWJ・岩上安身をお支えください! よろしくお願いします!
┠■IWJのYouTubeチャンネルMovie Iwj への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
┠■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!
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┠■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!
┠■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~
┠■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~
┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
┠■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!
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■はじめに~緊急事態宣言の全国拡大で大手ゼネコンが各地で工事を中止する中、河野太郎防衛相は工事関係者に感染者が出た沖縄県の辺野古新基地埋め立てだけは例外として工事を強行すると表明!他方、オール沖縄会議は、沖縄での感染拡大を受けて辺野古抗議活動を5月6日まで休止!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 東京都の新型コロナウイルス感染者は昨日19日、新たに107人が確認され、累計で3000人を超えました。

※東京の感染者3000人超 新たに107人確認―新型コロナ(時事ドットコムニュース、2020年4月19日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900167&g=soc

 全国では221人の感染者が確認され、累計で1万1366人となっています。

 沖縄県では19日、新たに5人の感染者が明らかになり、累計で116人になりました。これは全国で16番目の多さです。人口比でみると、14位の高さです。

 狭い閉域である沖縄の地形と人口密度、病院の病床数の少なさを考えると、沖縄でのオーバーシュートはなんとしても避けなければなりません。近年は観光業に依存していた分、訪日外国人が前年比98%減となった今、経済的な大打撃も計り知れません。

※沖縄で2人死亡 新型コロナ 感染は5人確認 県関係は計116人 県、19日午後発表(沖縄タイムス、2020年4月19日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/561903

 沖縄では16日、辺野古新基地の工事関係者の感染が明らかになり、玉城デニー県知事が菅義偉官房長官に作業中止を求めましたが、河野太郎防衛省は17日、工事中止を否定しました。

 「状況の整理」のために一時的に工事を止めている沖縄防衛局は17日、18日以降も工事を止めて米軍への説明や受注業者の意向を確認するとしていますが、再開時期は明言していません。

※コロナ感染の辺野古工事 18日以降も中止 再開時期も未定(琉球新報、2020年4月18日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1109177.html

 16日には沖縄県も含め、全国に緊急事態宣言の対象地域が拡大されています。

 辺野古工事を進める大手ゼネコンの鹿島や大林組は、緊急事態宣言の対象地域拡大を受け、全国の建設現場の工事を原則中止すると発表し、清水建設や大成建設も工事の中止対象を広げています。

 にもかかわらず、辺野古では、工事を強行するというのです。これをみても、安倍政権が、米国のためであれば、どんな横紙破りも許してしまう、情けない隷属政権なのだということがよくわかります。

 そもそも米軍内部で、コロナ感染者が広がっていることはわかっていますが、在日米軍は、日本社会に「寄生」していながら、その実情を公開していません。

 米兵は米軍基地の外に出て、自由に動き回ります。米軍基地内で働く県民もいます。感染情報の共有や、協力しての感染拡大措置が、必要なはずですが、そうした協力的な姿勢は在日米軍には見られませんし、日本政府の方も、米軍に対して「歩み寄る」ように、要求を出すことひとつできずにいます。属国の悲しさなどと嘆いている場合ではありません。

※工事関係者のコロナ感染、辺野古の方針影響なし 緊急事態宣言も防衛相(琉球新報、2020年4月17日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1108773.html

※鹿島や大林組などが全国で工事中止へ 緊急事態拡大受け(朝日新聞デジタル、2020年4月17日)
https://www.asahi.com/articles/ASN4K62GTN4KULFA027.html

 一方、沖縄での感染拡大を受け、オール沖縄会議は14日、辺野古での抗議活動を5月6日まで一時休止すると発表しました。

※辺野古新基地の座り込み抗議を一時中止 オール沖縄会議、コロナ感染防止(琉球新報、2020年4月15日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1107432.html

 防衛省は抗議活動が行われない状況下で、強引に埋め立て工事を進める考えなのでしょう。県民、国民の生命や健康よりも「宗主国」の要求に従うことが第一とされるのは、日本には実際には、主権がないためだと言わざるをえません。
 
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◆中継番組表◆

**2020.4.20 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube Live】10:00~「日本外国特派員協会主催 岩田健太郎氏(神戸大学教授)オンライン記者ブリーフィング(※英語のみ)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 「日本外国特派員協会」主催の、岩田健太郎氏(神戸大学教授)によるオンライン記者ブリーフィングを中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus

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【タイムリー再配信 629・IWJ_YouTube Live】20:00~「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? ~岩上安身によるインタビュー 第844回 ゲスト 作家・歴史評論家・原田伊織氏(後編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2018年3月に収録した、岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた原田伊織氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9f%e7%94%b0%e4%bc%8a%e7%b9%94

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211

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◆中継番組表◆

**2020.4.21 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube Live】18:00~「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー 第3弾」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた上昌広氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%b8%8a%e6%98%8c%e5%ba%83

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「今、感染者数の7~8割は感染経路が追えない。都内47の地区医師会にPCR検査センターを作り、疑いがある症例はできるだけPCR検査を行う。軽症例については、宿泊施設へ出していく!」~4.17 東京都医師会 緊急会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472967

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■今井尚哉内閣総理大臣補佐官発案で安倍総理が決裁した天下の愚策、446億円かけた布マスクですが、全国民に配布開始も、妊婦向けに送付された布製マスクに不良品や異物混入が発覚! 厚労省は不良品を製造したマスク発注先を「公表せず」なぜ!?

 政府が新型コロナウィルス感染症対策の一環として配布を始めた布製マスクに変色や汚れなどの不良品、髪の毛など異物の混入があることが発覚し、問題になっています。

 問題となっているのは今月14日から市町村に発送を開始した妊婦向けのマスク約50万枚。厚生労働省によると、そのうち17日の時点で1900件あまりに汚れの付着等の不良品の事例が報告されているとのことです。

 厚生労働省は不良品のマスクは新しいものとの交換に応じるとしたうえで、メーカーには生産体制の見直しと検品体制の確認と強化を求めています。また、17日から一住所あたり2枚の配布を開始しているマスクについては、同様の問題が発生しないよう目視をしたうえで配布を行っているとのことです。

※政府の妊婦向け布マスクに「変色」「髪の毛混入」など不良品の報告相次ぐ(読売新聞、2020年4月19日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200418-OYT1T50263/

 安倍総理自らが大々的に表明した「布製マスク2枚配布」ですが、発表時からマスクのサイズが小さく、鼻から口元まで覆いきれないことも含めて、不安の声があがっているうえ、そもそも布のマスクでは、目が粗過ぎて、ウイルスをさえぎることができず、透過させてしまうという役立たずのシロモノです。そんなものに466億円もの膨大な国費を投じる自体が問題視されてきました。

※布マスク配布に466億円 多額の国費投入に批判も―新型コロナ(時事ドットコムニュース、2020年4月9日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040900793&g=eco

 「布製マスク2枚配布」の表明が4月1日だったことから「エイプリルフール」とまで言われた本件ですが、実行されるまでの経緯が少しずつ見えてきています。

※田崎史郎、安倍首相の“マスク2枚配布”を擁護し批判続出…「4枚6枚と増やしていける」(Business Journal、4月3日)
https://biz-journal.jp/2020/04/post_150050.html

 フジテレビ系列で3日に放送された「とくダネ!」に出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、番組のなかで、安倍総理周辺に「マスク班」と呼ばれる40人ほどの官僚が集まったチームがあることを明らかにし、「布製マスク2枚配布」がマスク班によるアイディアであると述べました。

※政府は「見せ方、インパクトにこだわりすぎ」 布マスク炎上、厚労省OBが指摘する「情報発信」の課題(J-CASTニュース、2020年4月7日)
https://www.j-cast.com/2020/04/07383810.html?p=all

 4日にはマスク班に関わったという経済産業省の浅野大介・サービス政策課長が自らのFacebookに布製マスク2枚配布の経緯を説明する投稿を行い、配布時の行列対策として輸送費をかけることや、不織布のマスクを医療用に回すためにわざわざ「今時作っていない」布製マスクの製造を依頼する意図があったことを明らかにし、配布についての理解を求めました。

 しかし、「もう1枚欲しい世帯に隣近所で融通するとか、そういう地域市民社会の機能回復にぜひつとめていただけましたら」「日本の社会ってそういうの苦手じゃないはずとおもってますんで」とも述べており、批判が集中。その後、この投稿は削除されました。

※安倍首相のコロナ対策迷走の元凶は「今井補佐官」だった…マスク2枚配布、現金給付混乱(Business Journal、2020年4月18日)
https://biz-journal.jp/2020/04/post_152700.html

 また、Business Journalは18日の記事において、布製マスク2枚配布の決定には今井尚哉首相補佐官が関与したとの自民党関係者の発言を掲載しています。今井補佐官は経産省の出身で、緊急事態宣言下の現金一律給付にも、当初は、消極的な態度を示していました。「厳しい条件付きでの30万円給付」等を、安倍政権が採用したのもこの今井補佐官の影響があったと言われています。

 しかし、どんなに影響力があったとしてもあくまで補佐官は提案をしたに過ぎず、決断の責任は安倍総理にあります。安倍総理の決断力については、海外からも厳しい目を向けられています。

 昨日のこの日刊IWJでもお伝えしましたが、安倍昭恵夫人は全国で学校の一斉休校措置がとられ、外出自粛が始まっていた3月中旬にカルト的リーダーの率いる神社参拝ツアーで大分県を集団旅行していました。

※国民に「自粛」を求める中で昭恵夫人が大分旅行! 総理は「3密じゃないから」大丈夫と答弁! 「私人」昭恵夫人を都合のいい時だけ「上級国民」扱い!? 公私混同の安倍夫妻では、コロナ恐慌との戦いで日本はサバイバルできない! #安倍やめろ(日刊IWJガイド、2020年4月19日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39987

 この件について、ロイター通信は厳しい調子で報じています。

 「この時期学校は休校になっていましたが、総理大臣婦人はすることがなくて、時間を持て余していたのでしょう。子供たちは家に閉じ込められていたのに。これは日本の恥です」という、昭恵氏に対するネット上の批判の声を紹介。

 またコロナウイルス感染拡大に対して、決断力も洞察力も足りず、自分の妻の行動抑制もできない安倍総理に「臆病で遅い( timid and sluggish; slugはナメクジの意味、ナメクジのように遅いということが語源)」と表現。

※Wife of Japan’s Abe criticised for group shrine visit, adding to his coronavirus woes
https://uk.reuters.com/article/uk-health-coronavirus-japan-akie/wife-of-japans-abe-criticised-for-group-shrine-visit-adding-to-his-coronavirus-woes-idUKKCN21Y0L1

■ニューヨークの感染拡大はやはり地下鉄で起きていた可能性!『3密』のカタマリである東京圏の公共交通機関が大丈夫なわけがない!? 米大学教授の研究結果に耳を傾けよ!!   

 4月13日、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のジェフリー・E・ハリス教授が”The Subways Seeded the Massive Coronavirus Epidemic in New York City”(地下鉄がニューヨーク市におけるコロナウイルスの大規模な感染拡大の種を播いた)なる論文を発表しました。

http://web.mit.edu/jeffrey/harris/HarrisJE_WP2_COVID19_NYC_13-Apr-2020.pdf

 同教授の調査によると、ニューヨーク市の新型コロナ感染者が増加し続けていた3月中旬までの地下鉄の平日の利用者は一日約550万人でした。しかし、3月16日にビル・デブラジオ ニューヨーク市長が公立学校の休校と諸店舗の営業を制限する行政命令を発すると、地下鉄利用者は半減。その後に86%減を実現しました。

 すると、それに同調するように感染者の増大が緩やかになっていったというデータを、「2020年3月の新型コロナウイルス感染数と地下鉄改札口入場数」を表したグラフも用いて解説。論文はその事実から逆算して過密な地下鉄が感染拡大の大きな要因でだったのではないかと分析しています。また、地下鉄職員、労働者、公共バスの乗員の感染と死亡がかなりの数に上っていることも警告しています。

 ニューヨーク州の人口は約1950万人で、現在新型コロナ感染の検査実施数は50万件以上、感染者は22万人、死者は1万4000人以上となっています。

 他方、東京都の人口は約1395万人、検査実施数は約1万8千件、感染者数は約3000人、死者68人です。東京メトロの一日の利用者数は2019年の調査では平均742万2千人でしたが、2020年4月7日の緊急事態宣言発令直後はそれが6割減(=約297万人が利用)になりました。

※東京メトロ、乗客6割減 緊急事態宣言の翌日
(時事ドットコムニュース、2020年04月09日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040901141&g=eco

※東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト 都営地下鉄の利用者数の推移 鉄道利用者数の推移
https://smooth-biz.metro.tokyo.lg.jp/pdf/202004date3.pdf

 新宿駅エリア(6社10駅)、渋谷駅(4社4駅)、東京駅エリア(3社7駅)の鉄道利用状況も減少を続け、現在では6割から7割減を果たしているとのこと。通常のラッシュ状態がかなり緩和されていることは、プラスに評価できますが、とはいえもともとの過密状況が「異常」でした。朝の通勤ラッシュの時間帯などは、感染予防上本来は避けなければならない「密集」「密接」「密閉」した「3密」の車両環境で通勤している現実に、大きな変化はないのではないでしょうか。

 ハリス教授は、「検証すべき点は残っているし、証明されたわけでもないが、公衆衛生の実務者がやるべきなのは、現在判明している事実に基づき行動することである」と論文を締めくくっています。

 岩上安身はツイッターに次のように投稿しています。

@iwakamiyasumi 「だったら、東京が感染者総数でも、人口当たりの割合でも、国内でダントツなのは、地下鉄と満員電車が全国一だから、ということをいい加減、本気で指摘して、対策を立てるべき」

※岩上安身4月19日ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1251529837103026177

■英、伊、独など世界各地で新たな感染者や死者が減少傾向にあるも警戒感緩めず!! ロックダウン延長する国も!! トランプ米大統領は「ピークが過ぎた」と経済活動再開に意欲を見せるもニューヨーク州のクオモ知事は「検査が全く追いついていない」と訴え!

 コロナの感染者数も死亡者数も、全世界で増え続けていますが、一方で希望も見えつつあります。

 米ジョンズ・ホプキンス大学の19日の集計によると、世界では感染者が230万人を超え、死者は16万人を超えましたが、いくつかの地域ではピークを過ぎつつあるとの見方が出てきました。

※新型コロナ死者、世界16万人超 感染者は230万人上回る(東京新聞、2020年4月19日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020041901001442.html

 ドイツでは19日午前までの24時間の新規感染者が2327人だったのに対し、回復した患者が8万5400人と世界最多とのこと。

 また、イタリアでは死者数が少なくとも1週間で最少となり、韓国は過去24時間の新規感染者が8人で、2月20日以来最少となりました。

 感染者数が米国に次いで世界第2位、死者数がイタリアに次いで世界第2位のスペインでは、4月11日の死者数が3月23日以来最少の510人でした。

※スペインのコロナウイルス死者2万人超(スプートニク、2020年4月19日)
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202004197376123/

 しかし、どこの国も警戒を緩めてはいないようです。感染者数が10万人を突破した英国では、新型コロナによる肺炎で療養中のボリス・ジョンソン首相に代わって職務を代行するドミニク・ラーブ外相が16日会見し、ロックダウンを少なくともあと3週間は続けると発表しました。

 ラーブ外相は、会見で、「行動制限する措置の緩和は、公衆衛生と経済に打撃を与える。拙速に緩和して感染拡大の第2波を招くわけにはいかない」と発表し、感染拡大の「第2波」をも想定していることを明かしました。

※イギリスのロックダウン、「少なくとも」3週間延長
https://www.bbc.com/japanese/52324827

 米国では、ニューヨークの死者数が、1週間で最少となりました。入院患者や集中治療室への収容者、気管挿管の患者も減少傾向にあります。

 トランプ大統領は15日、「アメリカ全土で新たな感染のピークが過ぎたことを、データが示している」と発表し、経済活動再開への意欲を見せました。

※トランプ氏「新規感染ピーク過ぎた」 経済再開の指針発表へ(BBC、2020年4月16日)
https://www.bbc.com/japanese/52305436

 このトランプ大統領の表明に対して、フロリダ州やテキサス州、ミネソタ州では規制の緩和措置が始まりましたが、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は17日の会見で、「検査体制が全く追いついていない」と訴え、「再開に近づいたとはいえない」と大統領とは意識が違うことを示しました。

※米国の一部の州で活動再開の動き 「時期尚早」の声も(CNN、2020年4月19日)
https://www.cnn.co.jp/usa/35152580.html

 ニューヨーク州では、17日から外出の際にマスクなどで顔を覆うことが義務付けられました。一方で、抗体検査を毎日2000人分、実施するとのことです。

※ 新型コロナ、世界の感染者200万人超え 米は61万人 NY州、外出時のマスク着用を義務化へ(日本経済新聞、2020年4月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58108630V10C20A4MM8000/

 クオモ知事は4月16日、ロックダウンにより1人の感染者が別の人にうつす人数(基本再生産数)が1人未満に低下したと発表しました。新たな感染者が「1人未満」ということは、今後、次第に新規感染者の数が減っていくことを意味します。「ピークアウトした」と喜んでもよさそうな評価ですが、クオモ知事は、州内のロックダウンを1ヶ月延長して5月15日までおこなうと発表。「ぶり返し」を恐れてか、公共交通機関の乗員と乗客にマスク着用を義務づけ、さらなる警戒を訴えかけています。

※【新型コロナ】米NY、英国がロックダウン延長-仏感染者1.7万人増
(ブルームバーグ、2020年4月16日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-46203075-bloom_st-bus_all

 他方、トランプ大統領は4月7日の会見で、「WHOは中国寄りだ」として拠出金の停止を検討すると表明。14日の会見で、拠出金の停止を表明しました。

※トランプ氏「WHOは中国中心」 コロナ危機と米中対立(朝日新聞デジタル、2020年4月16日)
https://www.asahi.com/articles/ASN4H7H9DN4HUHBI02Q.html

 トランプ大統領は中国が新型コロナウイルスに関する情報を嘘をついて隠していたと攻撃し、WHOに対して、中国の嘘を鵜呑みにしていたと攻撃しています。

※ 新型コロナ流行は中国の責任、トランプ氏の米共和党が攻撃強める(ブルームバーグ、2020年4月16日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-15/Q8U2CFT1UM1H01

※米大統領は疑惑提起、中国WHO支持(ブルームバーグ、2020年4月19日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-19/Q90D44T1UM0Y01
 
■日本の新型コロナ対策はクラスター対策に重点を置いて検査数を抑制してきたため医療崩壊寸前! 感染者の実数は10倍! 上昌広氏が「医学論文で圧倒的業績」と高く評価するWHO事務局長上級顧問の渋谷健司医師がメディアで連続発信! 岩上安身は明日21日、上昌広氏に第3弾のインタビューを行います!

 4月16日、TBSの「NEWS23」で、イギリス・ロンドン在住のWHO(世界保健機関)事務局長上級顧問で英国キングスカレッジ・ロンドン教授の渋谷健司医師が中継でのインタビューに登場。日本のPCR検査について「日本はクラスター対策をメインにして検査数を絞っていた。検査数が少ないので表れている数字は氷山の一角に過ぎない」と述べ、感染者数について「おそらく10倍以上はいる」と衝撃的な推測を語りました。

※医療現場からの悲鳴!ロンドンから緊急生出演WHO顧問・渋谷医師(TBS NEWS23、2020年4月16日)
http://www.tbs.co.jp/tv/20200416_605A.html

 渋谷医師は、16日付の文春オンラインに寄稿しています。渋谷医師は寄稿で、「3蜜」や「夜のクラスター」を繰り返すことで、通勤や外食を控えて「家にいる」という今一番必要なことがおろそかにされ、8割という社会隔離はままならないと批判しています。

 その上で渋谷医師は、「クラスター対策で検査を抑制してきたために経路を追えない市中感染と院内感染が増加し続けている。ただでさえ院内感染で崩壊しかかっている各自治体の医療に感染者急増の負荷がかかる。医療崩壊は待ったなしだ」と警告しています。

 さらに渋谷医師は、日本の死者数が少ないことで日本の感染者数が少ないとする論に対して、「検査が少ないために診断されていない肺炎が多い可能性はある。また、感染爆発の初期であったために、死亡者が少なく見えるだけの可能性もある」と反論しています。

 渋谷医師は、「集中治療用のベッドは先進国でも最低レベルの人口10万人当たり約5床」であることや、「日本では、そもそも集中治療専門医が少ない」とのことを指摘し、各都道府県は集中治療のベッドとスタッフの確保を大至急行うよう、提言しています。

※今後、死者数は急速に増えていく。“崩壊前夜”の日本の医療では感染爆発に耐えられない WHO上級顧問・渋谷健司氏緊急提言「いまこそ日本全国ロックダウンを」(文春オンライン、2020年4月17日)
https://bunshun.jp/articles/-/37301

 さらに渋谷医師は18日付のアエラドットでもインタビューに答え、「検査を抑えるという議論など、世界では全くなされていません。検査を抑えないと患者が増えて医療崩壊するというのは、指定感染症に指定したので陽性の人たちを全員入院させなければならなくなったからであり、検査が理由ではありません。むしろ、検査をしなかったことで市中感染と院内感染が広がり、そこから医療崩壊が起こっているのが現状です」と、日本政府の新型コロナウイルス対策の過ちを批判しています。

※WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点(アエラドット、2020年4月18日)
https://dot.asahi.com/aera/2020041700078.html?page=1

 PCR検査をめぐっては、京都大学附属病院と京都府立医科大学附属病院が15日、手術や分娩、内視鏡検査や救急医療にともなう患者と医療者への感染拡大によって、「感染症治療および通常医療が未曽有の崩壊に陥る」と警鐘を鳴らしました。

 また、症状がなくてもPCR検査を公費で行うか保険を適用するように求めるとともに、PCR検査に必要な個人防護具と試薬の確保を求める共同声明を発表しました。

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のPCR検査に関する共同声明(京都大学附属病院、2020年4月15日)
https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/press/20200415.html

 これまでに2回、岩上安身によるインタビューに登場していただいた医療ガバナンス研究所理事長で医学博士の上昌広氏は、次のようにツイートしています。

 「渋谷健司教授が発信を始めました。彼は公衆衛生に限らず、医学論文で圧倒的な業績です。彼が東大教授を辞して英国に渡るとき、東大でインパクトファクターがトップの彼が辞めると、東大の地位が下がるといわれました」

※上昌広氏のツイート(2020年4月19日)
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1251679278426583040

 「渋谷教授とは東日本大震災以降、相馬で一緒に活動しています。彼のお弟子さんたちが現地で活動し、論文として発表しました。公衆衛生で珍しい、現地で患者をサポートする人です。潮崎さんが厚労大臣の時は、渋谷さんを座長に改革案をまとめました」

※上昌広氏のツイート(2020年4月19日)
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1251679945434132480

 上昌広氏には、明日21日午後6時より、岩上安身が第3弾となるインタビューを行います! ぜひご視聴ください!

 これまでの岩上安身による上昌広氏インタビューは、以下のURLよりご覧ください。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

※新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は帝国陸海軍体質の「情報非開示」と「自前主義」のせいで民間検査が進まない!? 岩上安身によるインタビュー 第986回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・医学博士 上昌広氏 第2弾 2020.3.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469463

■中国の2020年1~3月四半期GDPが発表を始めた1992年以降初のマイナス成長!リーマンショック後、世界経済回復の「救世主」を演じた中国が、今回は不調なら、どこにも今回の「世界恐慌」の「救世主」は存在しない!? 

 中国の国家統計局は4月17日、2020年1月から3月までのGDP(国内総生産)が、昨年同時期と比べてマイナス6.8%と大幅に減少したことを発表しました。

※中国、初のマイナス成長 1~3月6.8%減(日本経済新聞、2020年4月17日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58168630X10C20A4MM0000/

 これは、新型コロナウイルス感染拡大を封じ込める措置として、中国が1月下旬から武漢のある湖北省を都市封鎖したのをはじめ、全土で人の移動や物流、企業活動などを制限したことによるものです。1992年に中国が四半期ごとのデータを発表するようになって以降、マイナス成長となったのは初めてです。

 中国政府は「中国国内での感染ピークは過ぎた」として、企業活動も再開されていますが、国内での個人消費の回復には遠く、世界規模での感染拡大も続いていることから、輸出も期待できません。

 先のリーマンショック時には、中国経済の成長が世界経済の回復のけん引役となりましたが、「コロナ後」の世界経済は、中国経済の停滞により先行きが見通せません。中国の不調は、中国だけの問題ではすみません。100年に1度の世界恐慌から、どうやって立ち直ることができるのか、という問題に至ります。事態は深刻です。

■「今、感染者数の7~8割は感染経路が追えない。都内47の地区医師会にPCR検査センターを作り、疑いがある症例はできるだけPCR検査を行う。軽症例については、宿泊施設へ出していく!」~4.17 東京都医師会 緊急会見にIWJが取材!! 検査を渋る政府お抱えの一部専門家とは一線を画した姿勢に、希望が!? 

 2020年4月17日(金)15時30分より、公益社団法人 東京都医師会の主催により、東京都千代田区神田駿河台の東京都医師会館講堂にて、「東京都医師会 緊急記者会見」が行われました。

 冒頭、東京都医師会長・尾崎治夫氏より、挨拶があり、「4月10日に、東京都の休業要請が出て、11日から本格的に都民の間でいろいろな『自粛』が始まっているが、様々な方々の協力により、人と人の接触がかなり減っていることを私も実感しているが、西浦教授が言うとおり、8割の人の流れを止めるということについては、まだまだ到っていない。なお一層の都民の方々のご努力によって、この人の流れをもっと止めていきたい。

 すでに、感染経路が追えた段階は終わり、現在、毎日発表される感染者数の7~8割はその感染経路が追えない状態である。感染の疑いがある症例については、できるだけPCR検査を行って、次の段階へ入っていかなければいけないと判断した。47の地区医師会を中心にPCR検査センター(仮称)を作りたいということで、それぞれの地区の先生方にお願いをしてきた。また、病床も限られており、軽症例については、今後、宿泊施設のほうへどんどん出していくという流れを作ろうとしている。本日はこのことについて報告する」と、会見に至った経緯を述べました。

 その後、会見本体に移り、東京都医師会の新型コロナウイルス感染症対策について、「軽症者等の(ホテルを使った)宿泊療養」、および、「PCR検査センター(仮称)」の2点についての発表がありました。

 まず、「軽症者等の(ホテルを使った)宿泊療養」について、東京都医師会副会長・猪口正孝氏より、「会長からも話があったが、東京の新型コロナ感染症の患者さんの入院状況はかなり切迫している。1日あたり140~150、200人近くの患者さんが出現すると、そのスピードに入院体制がなかなか追いつかない。

 東京都は2000床確保したとしているが、感染症患者が増えるスピードに大きく左右されることを理解いただきたい。

 そこで、逼迫している入院病床にゆとりを持たせるため、軽症患者さんをホテル療養へ移行する。東横イン、東急REIに加え、本日より、品川プリンスホテルで、かなり軽症だと判断される患者さんを宿泊療養させる。この品川プリンスで様子をみて、今後の方向性を決めたい」と概要の説明がありました。

 次いで、東京医師会副会長・角田徹氏より、「PCR検査センター(仮称)」についての説明が行われました。

 「私どもは以前から、かかりつけ医が『いつも通りの医療体制で、しっかりと患者さんを診る』ということを主張し、お願いしている。

 また、国の示したフレームである『帰国者・接触者相談センター』、ならびに、そこから紹介される『帰国者・接触者外来』、ここがまったくオーバーフローしており、地域で診察し、PCR検査が必要と判断した患者さんすら検査できない状況にあった。

 それを受けて、47の地区医師会に地域行政と一体となって、地域の『PCR検査センター(仮称)』を設置するようお願いした。

 現在、すでに10近い地域で地域センターが開設される予定で、他のすべての地域でも開設を検討してもらっている。規模の小さいところでは複数の地区医師会でひとつの検査センターとすることもできる」。
 
 その後、質疑応答となり、各社記者より、「軽症者の宿泊療養」と「PCR検査センター」設置の経緯、そして、「人員体制」や「業務フロー」などの詳細について、活発な質疑応答が行われました。

※今、感染者数の7~8割は感染経路が追えない。都内47の地区医師会にPCR検査センターを作り、疑いがある症例はできるだけPCR検査を行う。軽症例については、宿泊施設へ出していく!」~4.17 東京都医師会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472967

 IWJでは、PCR検査の拡大について、政府まかせにせず、自ら積極的に拡大してゆく姿勢をみせる東京都医師会、および各地域の医師会の動向を引き続き注視して取材活動を続けていきます。

■<本日の再配信>本日午後8時より「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? ~岩上安身によるインタビュー 第844回 ゲスト 作家・歴史評論家・原田伊織氏(後編)」を配信します。

 本日午後8時より、2018年3月8日に収録した、岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビューの後編を再配信します。

 原田氏は『明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト』(毎日ワンズ https://amzn.to/2Kefqy3)、『官賊と幕臣たち―列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート』 (毎日ワンズ https://amzn.to/34KjPm0)、『大西郷という虚像』(悟空出版 https://amzn.to/2KhM0iE)などの著書で、一貫して「明治維新とは薩長政権の帝国主義的膨張主義によるクーデターだった」と論じてきました。

 長州を選挙基盤とする安倍晋三総理は、官軍史観・薩長史観ともいわれる明治維新の歴史観を、2018年に「明治150年」の名の下に美化してきました。

 安倍政権は森友・加計問題や「桜を見る会」問題、また昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、現在の新型コロナ禍の裏でどさくさ紛れに国家公務員法および検察庁法を改正し、政権に近い黒川弘務東京高検検事長の検事総長就任を可能にしようとするなど、政治の私物化が進んでいます。

※ コロナ禍の裏で「どさくさ紛れ」に着々と進む重要法案の審議!! 国家公務員法および検察庁法の改正で黒川弘務東京高検検事長の検事総長就任が可能に!! 高齢者雇用安定法の成立で高齢労働者の労基法の保護からまる裸に!?(日刊IWJガイド、2020年4月19日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39987

 インタビューの中で原田氏は、「明治維新という過ち」への扉を開いた討幕の密勅は、「近代日本最初の公文書偽造だった」と指摘しています。

 現在の安倍政権が抱える数々の疑惑に直結する問題を、近代史から掘り起こす、作家・歴史評論家・原田伊織氏へのインタビューをぜひ、ご視聴ください!

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【タイムリー再配信 628・IWJ_YouTube Live】20:00~「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? ~岩上安身によるインタビュー 第844回 ゲスト 作家・歴史評論家・原田伊織氏(後編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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 昨日、一昨日再配信した前編、中編を見逃した方は、サポート会員にお入りいただくか、単品購入をお勧めいたします。

 サポート会員の方は、こちらから岩上安身による原田伊織氏インタビューの全編をご覧いただけます。単品購入もこちらからどうぞ。

※公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く「官軍教育」の中で描かれた「偉人」たちの姿は「ウソ」ばかり!? ~岩上安身によるインタビュー 第844回 ゲスト 作家・歴史評論家・原田伊織氏 2018.3.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■「緊急カンパ」のお願い!! 4月も下旬に入りますが、ご寄付・カンパはいまだ4分の1にとどまっています! コロナ禍による緊急事態宣言下で、なお粘り強く情報発信活動をするためには、在宅テレワークを大幅に増やさなければならず、PCや通信機器を買い増しする必要も出てきました! 改めて緊急カンパのお願いを申し上げます!! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します! 

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

 IWJでは1年間のご寄付・カンパの目標金額を5400万円に設定し、毎月未達成の金額を残りの月数で割って、1か月のご寄付・カンパの目標額としています。

 IWJの今期第10期、期首の8月1日から3月末日までのご寄付・カンパの金額から割り出した、4月からの1か月のご寄付・カンパの目標額は約632万円です。

 4月1日から14日までのご寄付・カンパの金額は、156万6009円で、これは月間の目標額の約25%でした。4月も下旬に入りますが、ご寄付・カンパはいまだ目標額の4分の1にとどまっています。

 また、8月1日から4月14日までの今期の通算のご寄付・カンパも、目標額の78%の達成率にとどまっています。

 現在、日本経済は消費税増税に加え、コロナの影響によって巨大なダメージを受けつつあります。ご支援いただいている会員の皆様も、さまざまな面で困難な状況に遭遇されているのではないかと失礼ながらご推察いたします。

 そうした中でお願いすることは、ほんとうに心苦しいのですが、IWJの財政が、あまりにも切迫した状況となっているため、あえて「緊急カンパ」のお願いをさせていただきたく存じます。

 先日からお伝えしている様に、現在、IWJの創業時から使い続けてきたパソコンの寿命が尽きかけており、財政状況に加えて機材の状況もピンチとなっています。

 皆様から頂いた大切なご寄付・カンパによって活動しているIWJでは、できる限り経費を節約するために、2010年12月の創業時にまとめて買い入れたパソコン(PC)をずっと大切に使い続けてきました。

 ところがこれらの古いPCに搭載されている基本ソフト(OS)をウィンドウズ7のサポートが、今年1月に終了したため、最新のウィンドウズ10に更新せざるをえなくなりました。

 ところがウィンドウズ10をインストールした直後から、不具合の起きるPCが続出。6台のPCは専門家から寿命と判断され、早急に買い換えなければいけなくなってしまいました。

 現在、社内で問題なく使えるPCの数が限られてしまい、通常業務にも大きな支障が起きています。

 また、「岩上安身によるインタビュー」を社外で行う場合、パワーポイントを映し出すためのモニターを持ち出しているのですが、視聴者の方から「画面が小さく、文字が読みにくい」というご意見をいただき、先日、画面の大きなモニターを1台、新たに購入いたしました。

 また、苦しい時にはまたさらに苦しいことが生じるものです。

 新型コロナウイルスの蔓延に伴う、緊急事態宣言発出によって、弊社も、なるべくスタッフを出勤させず、在宅にてテレワークで活動をさせるべく、準備を整えていますが、自宅に業務用として使用可能なPCや通信設備等が整っていないスタッフも少なくなく、政府と都の要請に従い、外出機会を減らすには、どうしても追加でPCや機材を購入する必要があります。テレワーク待ったなしなのに、今はまだ、新しいPCやWi-Fiなどを買い直すことができていません!

 第10期の後半に入り、特に1月、2月、3月に入ってからの、IWJの財政はますます厳しくなりました。そのような中で、今回のPC機材の新規購入は、セキュリティー確保のために、絶対に必要な設備投資なのですが、財政上は大きな負担となってしまいます。

 改めて申し上げますが、IWJではこれまで、スタッフの人件費や各種関係先への支払いを、未払いや遅払いにしたことは一度もありません。

 これまで、こうした財政的危機に際しては、代表である岩上安身がこれまでのジャーナリスト業で得た個人の資金を、IWJにつなぎ資金として提供してきましたが、それももはや限界です。

 このため、改めて「緊急カンパ」のお願いを申し上げます!! コロナ危機と経済危機とダブルパンチで、大きな危機に見舞われているのはIWJだけではないと思いますが、今ほど、IWJが社会に必要とされている時はないと思います。独立メディアとして、安倍政権翼賛の御用大メディアとは、一線を画した真実の報道を続けていきたいと存じます。

 どうか、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 なお、IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせていつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。
https://iwj.co.jp/join/about.html#overview

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。4月7日時点の会員数は4859名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
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 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

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■IWJ・岩上安身への応援のメッセージを感謝を込めて掲載させていただきます。今後ともIWJ・岩上安身をお支えください! よろしくお願いします!

 IWJ会員のN.S.様より、応援のメッセージをお手紙(4月7日受領)でいただきましたので、ご紹介させていただきます。

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IWJ
岩上安身様
 
前略

 緊急事態宣言(まぎらわしい!)真近かという局面にあっという間になってしまいましたね。TV離れにていたのに今は、朝一で羽鳥モーニングを観てほぼ一日コロナ状況を追う日々です。

 さて
 
 ノンポリを自称する娘が電話で「IWJって岩上さんがやってるの?」と聞くので「今頃?」(と私)「岩上さんならTVでいいコメントする人だと思ってずっと注目していたのに、なんかTVで見なくなってどうしたのかと思っていた」と言うのです(驚!)

 聞けば私より前から岩上さんを評価していた事になります。とても意外であると同時にとてもうれしくなりました。なしにろドライでいつも私が政治悪に怒っていることも、老人(トシヨリ)の冷や水!?と冷やかしていたのでwww

 これからは娘のお墨付きで公認カンパです。

 お元気で!

 1万円同封します。

                                                                    N.S 様

---------

 N.S.様、温かいお心遣い、応援のメッセージ、ご寄付ありがとうございます! これからも応援、どうぞよろしくお願いいたします。

■IWJのYouTubeチャンネルMovie Iwj への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします! 

 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。

 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。

 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!

 現在、IWJではYouTubeに力を入れています。動画班では、撮影だけでなく、動画の編集経験者も募集しています。

※Movie Iwj
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos

 映像編集ソフト(Premiere,Aftereffect)での実務経験のある方を歓迎します。IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトのスキルがあればなお可です。

 経験・技術のある方は、これまで時給1300円からのスタートでしたが、時給1400円からのスタートにアップしました!

 また、ウェブ班でもYouTube動画のサムネイルデザインなどを行っています。

 ウェブ班で必要なスキルは、html、cssの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方は歓迎します。php、javascriptなどが使える方も歓迎します。

 面談の際に、履歴書と成果品(作品)を持参してください。

 取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、千浦僚、仲川正紀、城石裕幸、浜本信貴、中村尚貴)

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