日刊IWJガイド「新型肺炎疑い初の日本人死者! 日本企業の中国工場再開再延期!! サプライチェーン寸断!? 日本は第2の『感染ハブ』!? 五輪開催危ぶまれる!?」2020.2.9日号~No.2705号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~中国武漢で新型コロナ感染疑いの日本人男性初めて死亡! 日本企業の中国工場が再開を続々再延期!! 沿海部の産業集積地に飛び火し始めた感染がグローバル企業のサプライチェーンを寸断する!? 日本は中国に次ぐ第2の「感染ハブ」と見なされつつある!? 東京五輪開催が危ぶまれつつある事態が現実に!?
┠■【中継番組表】
┠■内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿の中の「首相枠」などの推薦を取りまとめた推薦部局名を消す「白塗り」加工!! れっきとした公文書偽造にもかかわらず公文書管理を担当する北村誠吾特命担当大臣(地方創生担当)は「問題ない」とトンチンカンな答弁!!
┠■辺野古の米軍新基地埋め立て海域「軟弱」地盤データを防衛省が無視して虚偽説明!! 基地設計の前提が成立しない可能性も!! 本日午後6時より軟弱地盤による新基地頓挫をテーマにした講演と現地からの報告を再配信します!!
┠■金沢市が強引に進める「ガス・発電・水道の民営化」に市民運動が公開質問状!! 本日午後4時からのイベントで市が回答予定!! IWJはこの「これでいいのか?金沢市が強引に進めようとしているガスと発電事業の民営化~公開質問への回答と意見交換のつどい(石川県金沢市)」を生中継します!!
┠■1月のご寄付・カンパは目標額約516万円に対し、53%の274万9500円にとどまっています! 今期残り6か月でIWJの運営を支えるご寄付・カンパが目標額に達成するには2月以降毎月約556万円が必要となります! 皆様からのご支援をどうぞよろしくお願い致します! 
┠■IWJでは記事の寄稿、写真や動画の投稿、情報の提供もお待ちしています!ぜひIWJまでお問合せください!
┠■【スタッフ募集・テキスト班】「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わっていただける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~
┠■【スタッフ募集・動画班】YouTube用動画編集の経験者優遇! 時給1300円~にアップしました!
┠■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~
┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
┠■【スタッフ募集・その他条件】週休2日、深夜割増あり、契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!
┠■【スタッフ募集・在宅テレワーク】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能です。ぜひご応募ください!
┠■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!
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■はじめに~中国武漢で新型コロナ感染疑いの日本人男性初めて死亡! 日本企業の中国工場が再開を続々再延期!! 沿海部の産業集積地に飛び火し始めた感染がグローバル企業のサプライチェーンを寸断する!? 日本は中国に次ぐ第2の「感染ハブ」と見なされつつある!? 東京五輪開催が危ぶまれつつある事態が現実に!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 中国の湖北省武漢で肺炎を発症し、入院していた60代の日本人男性が8日、亡くなりました。新型コロナウイルスに感染した疑いのある日本人の死亡が確認されたのは、初めてです。

※中国 武漢で入院の日本人男性死亡 新型ウイルス感染の疑い(NHK NEWS WEB、2020年2月8日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278061000.html

※武漢で日本人男性が死亡、新型肺炎の疑い-感染した米国人も(ブルームバーグ、2020年2月8日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-08/Q5D7WVT0AFB401

 外務省によると、60代の日本人男性は先月16日ごろから発熱の症状があり、22日ごろ武漢の病院に入院。男性は肺炎と診断され、コロナウイルスの感染が疑われていたものの、検査結果が確定しないまま、日本政府のチャーター便に乗って帰国することもかなわず、息をひきとりました。中国側の医療機関は、男性がコロナウイルスに感染した可能性は高いとみてはいるものの、確定診断が困難であることから、死因を「ウイルス性肺炎」としました。

 他方、中国では1月、新型コロナウイルスの感染者が1人、南京市で公共交通機関を使って動き回った際に、中国当局が至る所に張り巡らしたデジタル監視機器を使い、この感染者が南京市の地下鉄に乗って移動した経路を分刻みで追跡したと報じられています。

※新型肺炎、中国はビッグデータで感染者追跡(ウォール・ストリート・ジャーナル、2020 年2月5日)
https://jp.wsj.com/articles/SB10735515013571504269104586183532900372712

 中国は近年、膨大なデジタル監視システムを構築しています。顔認証やセキュリティーカメラ、ソーシャルメディア管理などの体制を整備。共産党体制への脅威を未然に防ぐ目的で、14億人を監視しているのです。このビッグデータによる「監視社会」が、新型コロナウイルス抑制に役立っていると、国営メディアで自画自賛しています。

 こうしたなかで日本企業の中国工場が操業再開を続々と再延期しています。

 ホンダは6日、中国の湖北省武漢市に持つ乗用車工場について、14日に計画していた稼働再開を再延期する方針を決めました。
※ホンダ、武漢工場の稼働再延期 トヨタも4工場で検討(日本経済新聞、2020年2月6日)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55342780W0A200C2MM8000/
 続いてトヨタも中国4工場について、稼働再開を17日以降に再延期することを決めました。当初予定の2月初旬から10日以降に延期していた天津市や四川省、吉林省、広東省の工場の再開を再延期したものです。

※トヨタ、中国4工場の稼働を再延期 17日以降に(日本経済新聞、2020年2月7日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55367500X00C20A2I00000/?n_cid=BMSR3P001_202002071040

 さらに大きな問題なのは、新型肺炎が内陸部の武漢市や河北省の発生源から、工場の集積地である沿海部に飛び火しはじめていることです。日本経済新聞は、主要10都市での感染者の「密度」分析により、広東省の広州市や深セン市、浙江省の温州市など沿海部で感染が深刻化していることが判明したと報じています。

※新型肺炎、中国沿海の産業集積地に 生産再開へ不安(日本経済新聞、2020稔2月7日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55396410X00C20A2MM8000/

 周知のように、中国沿海部は中国企業だけでなく世界の製造業が進出し、自動車や電機、アパレルなどの生産拠点が集まる世界最大の産業集積地です。沿海部の工場が一斉に操業を長期停止すれば、グローバルに広がるサプライチェーンが寸断され、大ダメージを受ける可能性は避けられません。日本企業を含むグローバル企業は、リスク回避のために、どんな手段を取り得るのでしょうか。長期化の度合いにもよりますが、中国撤退や他国への工場移転なども予想されます。いずれにしても、その移転コストは莫大なものとなるでしょう。

 ところが、この中国での新型コロナウイルスの感染拡大によって、米国では、工場が米国に戻ってきて、雇用が回復するのではないかと歓迎する向きがあると右派メディアの一部で報じられています。しかしこうした動きを喜ぶべきではありません。19世紀後半から20世紀前半に欧米を席巻した「イエローペリル(黄禍論)」にまでつながるようになれば、排斥されるのは中国人だけではなく、日本人もその対象となります。

※新型コロナウイルスを“歓迎”する米国(JBプレス、高濱 賛、2020年2月2日)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59204?page=6

 現在、中国以外で感染が確認された国と地域は27、感染者は合わせて339人。そのなかで日本はクルーズ船の64人を含めて89人に達しており、中国に次ぐ第2の「感染ハブ」と他の国から見なされはじめています。

※新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で339人(NHK、2020年2月8日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278271000.html

 すでに、太平洋のミクロネシア連邦とツバルの2か国が、日本からの入国制限措置を取り始めています。こうした入出国規制が他国にも広がっていくのかどうか、注視する必要があります。

※太平洋島嶼国が感染国の入国制限、新型コロナで日本人も対象に(NHK,2020年2月6日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3899096.html

 こうした状況のなかで、わずか5か月後の7月24日に迫るのが東京オリンピック開幕です。それまでに、猛スピードでワクチンや特効薬が開発され、感染拡大のピークアウトを無事に迎えるとは限りません。

 これに関して、岩上安身は以下のようにツイートしています。

「万が一、日本で蔓延が確認され、中国に次ぐ第2の感染ハブであると国際的に認知されたら、東京五輪は中止、もしくは他国で代理開催となる可能性が高いと思われます。その時には、東京五輪バブルは弾け、売りが殺到するかもしれません。そうならないことを願いますが、心づもりは必要です」

※岩上安身のツイート(2020年2月9日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1226178246015737856

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◆中継番組表◆

**2020.2.9 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_Youtube Live】14:00~「肉球新党 憲法セミナー『日米FTAで日本の食糧はどうかわるのか ~私たちの暮らしと未来を考える~』―登壇:奈須りえ氏(太田区議会議員)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月8日に収録した、肉球新党 憲法セミナーを録画配信します。これまでIWJが報じてきた日米FTA関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e7%b1%b3fta
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【IWJ・Ch5】16:00~「これでいいのか?金沢市が強引に進めようとしているガスと発電事業の民営化~公開質問への回答と意見交換のつどい(石川県金沢市)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「『企業局が民営化するってさ』ガス事業・発電事業のあり方を考える市民の会」主催の「公開質問への回答と意見交換のつどい」を中継します。
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【タイムリー再配信 532・IWJ_Youtube Live】18:00~「沖縄環境ネットワーク 2019年度総会 ―講演:『辺野古新基地は頓挫する 想像以上に深刻な軟弱地盤問題』北上田毅氏(土木技師、沖縄平和市民連絡会)、―現地からの報告:辺野古・高江・泡瀬干潟ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年6月に収録した、沖縄環境ネットワーク 2019年度総会を再配信します。これまでIWJが報じてきた沖縄基地問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b2%96%e7%b8%84%e5%9f%ba%e5%9c%b0%e5%95%8f%e9%a1%8c

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451686

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◆中継番組表◆

**2020.2.10 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

規制緩和で派遣労働者が激増!賃金抑制が日本経済の停滞を招いた!岩上安身によるインタビュー 第981回 ゲスト『人間使い捨て国家』著者 明石順平弁護士 後編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466836

「今まで認証官である検察官で定年を延長された人はいません!検察を私物化する内閣を私たちは許してはなりません!! 」~2.3 安倍政権を退陣させる!2・6市民集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466890

募るな辞めろ!! 日本共産党・赤嶺政賢衆院議員「有権者の買収を続けるこんな人は総理大臣の資格はまったくないのではないでしょうか」!! ~1.30 #0130募るな辞めろ(首相官邸前)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466295

顔面(口まわり)における、作業員の汚染が発生!? 放射能物質の内部取り込みの可能性も会見の場で示唆される!! 2.6東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466885

本日2月7日午前、チャーター便第4便で、湖北省に在住の邦人、及び日本国籍保持者の配偶者や親子関係にある198名が羽田に到着!国籍の内訳は、日本119名、中国77名、台湾2名 ~2.7茂木敏充 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466936

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■内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿の中の「首相枠」などの推薦を取りまとめた推薦部局名を消す「白塗り」加工!! れっきとした公文書偽造にもかかわらず公文書管理を担当する北村誠吾特命担当大臣(地方創生担当)は「問題ない」とトンチンカンな答弁!!

 公文書管理を担当する北村誠吾特命担当大臣(地方創生担当)(73)は6日の衆院予算委員会で、内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿の一部の部局名を消す「白塗り」をして国会に提出したことについて、改竄には当たらないとの考えを示しました。しかしながら、その後答弁が二転三転。野党は北村担当相の閣僚としての資質について疑問を投げかけました。

※桜名簿白塗り「改ざんではない」 北村担当相「私の思い」 国会答弁、二転三転(東京新聞、2020年2月7日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020020702000141.html

※「大臣、勉強してください」 珍答弁にあきれる野党(朝日新聞、2020年2月6日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN265S7BN26UTFK01N.html?iref=pc_ss_date

 先月11日、内閣府が11月22日に国会に提出した「桜を見る会」の推薦者名簿の一部に、「首相枠」などの推薦を取りまとめた推薦部局名を消す加工をしていたことが東京新聞の報道によって明らかになっていました。

 政府は、11月20日の衆院内閣委で、内閣総務官室の推薦者名簿は廃棄済みと答弁していたため、名簿の「白塗り」加工は、この国会答弁と整合性を取るためだった可能性があると指摘されています。

※菅氏、加工認め「極めて不適切」 桜名簿 部局名隠し国会提出(東京新聞、2020年1月15日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202001/CK2020011502000148.html

※桜を見る会資料、国会提出前夜に白塗り加工 副長官謝罪(朝日新聞、2020年1月23日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN1R7FHSN1RUTFK011.html

 北村担当相は野党議員に「白塗り」名簿の違法性について問われ、まずは「答えることは控えたい」と答弁。その後、公文書管理法の理念に反するかを問われると、答えに窮し、「刑法上の改竄ではない」と断言しました。
 
 しかしながら、その根拠を問われると、「私の思いを答えた」とデタラメな回答。その後、事務方の説明を受け「刑法上の改竄ではないと内閣府から報告を受けている」と再び答弁を翻しました。

 答弁に立った今井雅人議員(無所属)は、「先ほどは自分の思いで今度は内閣府か。もういい」と切り捨てました。北村担当相も「私は専門家ではありません」と開き直り、論議は深まらず、審議も何度も止まりました。

 北村担当相は翌日7日、記者会見で「行政文書に記録されている内容を修正して、別の行政文書を新たに作成し、別のものとわかるように保存しておくことはありうる」として、「公文書管理法に反するものではない」と新見解を開陳。改竄された文書はもとの文書と別の文書であるから問題ないということなのでしょうか。

※北村担当相、「桜」改ざん再び否定 会見―白塗りしたら「新文書」(朝日新聞、2020年2月8日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14358296.html?iref=pc_ss_date

 立憲民主党の黒岩宇洋議員は、北村担当相について「資質がまったくもって欠けている」と指摘。一方、自民党の世耕弘成参院幹事長は、「 (予算委員会での答弁について) 必ずしも精密に(質問)通告があるわけでもなく、瞬発力や応用が問われる。人によっては得手不得手がある。北村さんはご高齢でもあるから、瞬発力は難しいと思う。そこは秘書官や内閣府のスタッフがサポートすることも重要」と説明。まさに北村担当相は「資質がまったくもって欠けている」と言わざるを得ません。

※答弁グラグラの北村大臣、与党からも不安「ご高齢で…」(朝日新聞、2020年2月7日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN276VQMN27ULFA01Z.html

 IWJは「桜を見る会」について連続して報じています!IWJの関連記事は以下からご覧ください!

※野党合同ヒアリング カジノ法案・イラク日報隠蔽疑惑・教育現場不当介入・財務省セクハラ・その他
https://iwj.co.jp/wj/open/oph_casino-iraq-education

※タグ: 桜を見る会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%a1%9c%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%82%8b%e4%bc%9a

■辺野古の米軍新基地埋め立て海域「軟弱」地盤データを防衛省が無視して虚偽説明!! 基地設計の前提が成立しない可能性も!! 本日午後6時より軟弱地盤による新基地頓挫をテーマにした講演と現地からの報告を再配信します!!

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)に政府が計画する、米軍新基地の埋め立て予定海域で、海面下70メートルより深い海底の地盤が「軟弱」であるという実測データが、国会に提出されていたにもかかわらず、防衛省が無視していたことがわかりました。このデータによれば、「70メートルまで地盤改良すれば施工可能」という同省の基地設計の前提が成立しない可能性が出てきました。

※辺野古、70メートル超も「軟弱」 地盤調査、防衛省伏せる(東京新聞、2020年2月8日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020020802000170.html

※辺野古軟弱地盤 防衛省「強度試験やってない」 国会や取材に虚偽説明(東京新聞、2020年2月8日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020020802000144.html

 辺野古の埋め立て予定地の海底の軟弱な粘土層が、最深部で海面から90メートルにまで達することは以前から防衛省も認め、そのため地盤改良を行う設計変更の準備を進めていました。しかし防衛省が採用する、地中に砂の杭を入れる「サンドコンパクションパイル(SCP)」工法が可能な深さは最大70メートルで、固い地盤まで20メートルものすき間が発生します。

 このため昨年3月28日の衆院予算委員会で日本共産党の赤嶺政賢議員が、埋め立てても地盤沈下するのではないかと問いただすと、岩屋毅防衛相(当時)は「70メートルの下に非常に固い粘土層が確認されている」ため、70メートルまで地盤改良すれば建設は可能と述べて、沈下の可能性を認めませんでした。

※辺野古新基地 軟弱地盤「90メートル」認める 防衛相 沈下の有無言及せず 赤嶺氏追及(しんぶん赤旗、2019年3月1日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2019-03-01/2019030101_03_1.html

 しかし岩屋防衛相が根拠とした70メートルより深い粘土層が「非常に固い」とするデータは、粘土層が深度90メートルまである「B27」という地点の実測値ではなく、そこから最長750メートルも離れた別の地点のデータから類推したものでした。そもそも防衛省は「B27」地点では、地盤の強度試験は実施していないと主張していました。

 ところが、今回明らかになったデータは、防衛省から委託された業者が「B27」地点の現場で土を採取し、地盤強度を計測していたもので、70メートルより深い地盤でも地盤強度の区分6段階の2番目に軟らかい地盤であることが判明しています。これまでの防衛省の説明は、真っ赤な嘘だったわけです。

 この計測データは、実は防衛省が2019年3月に国会へ提出した一連の調査結果の報告の巻末資料として、英文で表記されていました。防衛省はこれまでデータの存在そのものにふれず、「B27地点では強度試験をやっていない」と国会質疑やメディアの質問には答えており、虚偽説明を押し通していたわけです。工事に助言する有識者会議にもデータを示していませんでした。

 問題のデータに関して防衛省は、試験結果は把握していたが、防衛省の指示でなく業者が独断で実施し、試験方法も簡易的だったため、設計検討に使えないと判断した、隠す意図はなかったなどと主張。国会提出資料に入った理由は「わからない」などと理解しがたい回答をしています。

 B27地点には巨大な護岸が設置され、その内側の海域が埋め立てられる設計です。地盤が軟弱であれば、護岸そのものが沈み込む可能性のある、埋め立て工事の要となる箇所です。

 そのように重要なポイントに関して、建設できない重大なリスクを示す強度試験の結果があがってきたのであれば、たとえそれが簡易なものであったとしても、検討の対象として考慮するのが当然ではないでしょうか。また、もしその簡易な試験結果が検討に使えないのであれば、なぜ本格的な実測試験をしないのでしょうか。まったく不可解です。

 防衛省の設計変更案は、工期を当初の倍の16年間、費用を3倍近い9300億円と見込んでいます。これはB27地点の地盤強度調査をせずにはじいた数字ということになりますから、今後さらに拡大する可能性があります。

 防衛省は、今後、建設コストがどこまでも青天井で膨らんでいったとしても、米軍様に忠誠を尽くすために、とにかく辺野古への新基地建設ありきで強行し続ける姿勢のようです。県民投票で大多数が反対した事実はもちろん、今回のように、そもそも物理的に建設不能を示すデータを無視してもです。正気の沙汰ではありません。

 本日午後6時より、昨年6月に行われた、辺野古の軟弱地盤が新基地の頓挫を招くとする講演と現地からの報告を再配信します。ぜひご覧ください。

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【タイムリー再配信 532・IWJ_Youtube Live】18:00~
「沖縄環境ネットワーク 2019年度総会 ―講演:『辺野古新基地は頓挫する 想像以上に深刻な軟弱地盤問題』北上田毅氏(土木技師、沖縄平和市民連絡会)、―現地からの報告:辺野古・高江・泡瀬干潟ほか」
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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 辺野古の新基地建設問題に関する、岩上安身による各種インタビューやIWJの報道記事は以下でご覧いただけます。

※辺野古の新基地建設問題に関するIWJのコンテンツ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4

■金沢市が強引に進める「ガス・発電・水道の民営化」に市民運動が公開質問状!! 本日午後4時からのイベントで市が回答予定!! IWJはこの「これでいいのか?金沢市が強引に進めようとしているガスと発電事業の民営化~公開質問への回答と意見交換のつどい(石川県金沢市)」を生中継します!!

 2月2日の日刊IWJガイドで、石川県金沢市在住の会員で「ガス事業・発電事業のあり方を考える市民の会」に所属する中谷裕也様よりいただいた、金沢市のガス・発電・水道の民営化の動きに関する情報をお伝えしました。

※発電・水道等の公共インフラが全国で唯一市営の金沢市で、民営化の動き! IWJの会員の方からこの民営化に反対する市民の集会の情報をいただきました!  IWJは公共インフラ民営化の問題を追及し続けます!!  (日刊IWJガイド、2020年2月2日)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200202

 金沢市では現在、社会インフラ(ガス・発電・水道)の民営化・株式会社化を、行政が強引に進めようとしており、金沢市長と金沢市企業局(上諸事業の経営団体)が、昨年12月に突然「ガス・発電事業の株式会社への売却にともなうパブリックコメントの募集」を実施しました。

 また、金沢市の市議会において、3月にガス・発電事業民営化の議案を通し、3年後には株式会社への売却を実行。その後は(本丸である)水道事業の民営化に進むと予測されています。

 こうした行政の動きに対して、市民有志は社民党系市議会議員と協力して、パブコメ募集の手続きのあり方そのものと民営化に異論を唱え、「ガス事業・発電事業のあり方を考える市民の会」を立ち上げて、1月27日には金沢市企業局に対し、民営化に関する公開質問状を投げかけました。

 本日2月9日午後4時から石川県教育会館で開催される下記の市民集会で、企業局による回答を求めていましたが、企業局担当者が出席することが決定しました。IWJでは、この模様を生中継いたします。

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【IWJ・Ch5】16:00~
「これでいいのか?金沢市が強引に進めようとしているガスと発電事業の民営化~公開質問への回答と意見交換のつどい(石川県金沢市)」
https://twitcasting.tv/iwj_ch5

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 市民の会が企業局に投げかけた質問は下記です。

(1)パブコメの手続きの問題点~通知が不公平かつ不十分

(2)事業譲渡の根拠が十分に説明できていないままなぜ急ぐのか

(3)エネルギーの重要性・公共性は民営化に適さない

(4)期待されるメリットが卑小

(5)予想される効果にデメリットが書いてない

(6)財政面での市の説明に疑問

(7)「自由化」といいながら独占が進展?

(8)発電事業も売却する根拠が薄い

(9)温暖化対策と政策としての都市インフラの問題

 質問の詳細は下記ホームページに掲載されています。

※納得がいかないので、公開質問状を出しました 2020.1.27
http://savepublicgoods.mystrikingly.com/blog/2020-1-27

※「企業局が民営化するってさ」ガス事業・発電事業のあり方を考える市民の会 ホームページ
http://savepublicgoods.mystrikingly.com/#_blog

 全国の自治体でも同様の民営化の動きがみられることからも、IWJでは、金沢のこの動きを注視したいと考えます。

 IWJが報じてきた、水道民営化等の問題に関するコンテンツは下記をご覧ください。

※IWJによる水道民営化等の問題に関するコンテンツ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

■1月のご寄付・カンパは目標額約516万円に対し、53%の274万9500円にとどまっています! 今期残り6か月でIWJの運営を支えるご寄付・カンパが目標額に達成するには2月以降毎月約556万円が必要となります! 皆様からのご支援をどうぞよろしくお願い致します! 

 いつもIWJをご支援いただいき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

 今期第10期となるIWJは、昨期第9期に引き続き、あらゆる支出を見直し、岩上安身の報酬もそれまでの50%に削減し、1年間のご寄付・カンパの目標額を5400万円に設定しています。

 この5400万円を12か月で割ると、1か月あたりは450万円となります。期首の8月1日から1月31日までの6か月間のご寄付・カンパの目標額は、2700万円ですが、この間のご寄付・カンパは2065万8919円にとどまり、約634万1081円の不足となっています。

 このため、2月1日以降の今期第10期の残り6か月間で、3334万1081円が集まらなければ、今期の目標額は達成できません。これは、1か月あたりの平均にすると、555万6847円となります。2月からのご寄付・カンパの目標額は、毎月約556万円となります。

 1月は昨年12月末までのご寄付・カンパの不足分から1か月あたりの目標額を約516万円としていましたが、目標額の53%である274万9500円にとどまっています。

 また、8月1日から2月3日までのご寄付・カンパの総額は2080万919円と、この期間の目標額の75%の達成率にとどまっています。

 期の後半に入り、IWJの財政はますます厳しくなっています。どうか、皆様からのご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ここに、1月中にご寄付くださった方々のお名前を、感謝を込めて順次掲載させていただきます。

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永山 直道様
藤吉 博明様
K.T.様
N.Y.様
荒井 伸夫様
永瀬園子様
MICHIO MIIMURA様
M.Y.様
秋山祥子様
T.S.様
五十嵐やす子様
鈴木 鎮司様
KAZUYOSHI KUWANO様
A.H.様
谷誠様
山田信之様
小田嶋義美様
徳山匡様
志田二郎様
藤本ひさ子様

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 皆様、ありがとうございます!これからもどうぞ、岩上安身とIWJへのご支援をよろしくお願いいたします。

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。2月6日現在の会員数は4929名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■IWJでは記事の寄稿、写真や動画の投稿、情報の提供もお待ちしています!ぜひIWJまでお問合せください!

 京都市長選挙において、著名人の了解なし顔写真を使用し、「反共」の新聞広告を掲載したとされる門川大作候補陣営。「虚偽事実の流布を禁じた公職選挙法違反ではないか?」と門川候補に直接迫った、フリージャーナリストの横田一氏の寄稿記事はもうお読みになりましたでしょうか。

※【特別寄稿】「福山和人候補が市長になれば京都市庁舎に赤旗が立つ」!? 京都市長選で現職・門川大作候補の総決起大会で支持団体会長の立石義雄・京都商工会会頭が「反共」新聞広告に続き、嘘八百の反共演説! 2020.2.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466411

 横田氏は、IWJへの常連の寄稿者ですが、先月、IWJに初登場してくださったのは、元共同通信記者でフリージャーナリストの加治康男氏です。 加治氏からは「改憲への意欲は、安倍首相の最大の虚言だ」という驚くべき内容の記事が寄せられました。

 安倍晋三氏の改憲への執着は、右翼を欺くための虚言・ポーズに過ぎず、「改憲をやる」と言って右派・保守をひきつけておいて、決して改憲はせず、米国の指示に従い続けている。右派は安倍晋三氏の「改憲やるやる詐欺」に欺され続けている、という驚愕の指摘を綴ったレポートです。

※【特別寄稿】驚愕の分析!! 改憲への執着ポーズは安倍総理最大のハッタリ!? 安倍晋三の「正体」は「右翼」をも裏切る売国奴!? 2020.1.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465850  

 このようにIWJは、外部のライターからの寄稿、写真や動画の投稿、情報の提供やネタ・企画の持ち込みなどもお待ちしています。

 もちろん掲載する責任はIWJが負いますので、ネットの掲示板のように中身が何であろうと、自由に投稿・掲載できるというわけではありません。内容に関しては事前に打ち合わせ、確認等をした上で、IWJのウェブサイト等で公開させていただいています。また、寄稿してくださった方には、原稿料などの謝礼もお支払いしています。

 寄稿記事、写真、動画情報などがございましたら、まずは下記のメールにてご連絡ください。お待ちしております。

※IWJお問い合わせメールアドレス
office@iwj.co.jp

■【スタッフ募集・テキスト班】「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・動画班】YouTube用動画編集の経験者優遇! 時給1300円~にアップしました!

 動画班ではYouTubeにアップする動画の編集経験者を募集しています。取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

 経験・技術のある方はこれまで時給1200円からのスタートでしたが、新年から時給1300円からのスタートにアップしました!

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】週休2日、深夜割増あり、契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などはありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

 前記の通り、本日の5時半より、明石順平弁護士のインタビュー後編を行います。

■【スタッフ募集・在宅テレワーク】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能です。ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班はリサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などをお願いします。

 動画班は、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、YouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などをお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、國府田響、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】