日刊IWJガイド「国会で明石順平弁護士が公述人として意見陳述!『算出方法の異なるものを比較した伸び率は、端的にいって嘘の数字であると思います』と、統計不正問題を猛批判! 総務省は問題をごまかすために文書を『捏造』した!?」 2019.2.27日号~No.2358号~(2019.2.27 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~国会で明石順平弁護士が公述人として意見陳述!「算出方法の異なるものを比較した伸び率は、端的にいって嘘の数字であると思います」と、統計不正問題を猛批判! 総務省は問題をごまかすために文書を「捏造」した!?
┠■【中継番組表】
┠■沖縄の民意が明示されても辺野古新基地建設を止めない安倍政権!「民意に軽重があるのか」!?/明日午後8時より「『最低でも県外』を翻させた外務省の『極秘文書』の存在に『虚偽』疑惑!官僚が総理をワナにはめた!? 岩上安身が鳩山由紀夫・元総理にインタビュー!真相に迫る!」を冒頭のみフルオープンで、その後は会員限定で再配信!
┠■<昨日のインタビュー>東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限! 圧力に迎合する一部記者! 記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基 記者、新聞労連・南彰氏インタビュー
┠■<お知らせ>
┠■メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を発行しました! 2月号は、2018年6月と7月に行われた田代秀敏氏インタビューです! 岩上さんによる今後のインタビューも続々と決まっています!
┠■2月は月末まであと2日となりました!26日までのご寄付・カンパが月間目標額の52%にとどまっています!たいへん厳しい結果となっています! どうぞ、独立メディア・IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!
┠■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!
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■はじめに~国会で明石順平弁護士が公述人として意見陳述!「算出方法の異なるものを比較した伸び率は、端的にいって嘘の数字であると思います」と、統計不正問題を猛批判! 総務省は問題をごまかすために文書を「捏造」した!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 「アベノミクス偽装」を浮き彫りにした毎月勤労統計の不正調査問題をめぐって、野党合同ヒアリングなどで重要な指摘を続けてきた明石順平弁護士が、昨日26日の衆議院予算委員会の公聴会に公述人として出席しました。

◇<明石順平弁護士が国会で公述人として意見陳述!「端的にいって嘘の数字であると思います!」>

 2018年1月から毎月勤労統計調査の算出方法が変わり、算出方法変更後の方が賃金が高く出るようになっていることが、様々な識者に批判されていますが、明石弁護士は、いち早くこの問題に警鐘を鳴らしていました。

 公述人として昨日26日の衆院予算委で意見陳述を行った明石弁護士は、毎月勤労統計の公表値における前年比伸び率が、「2013年から2017年の5年間で、1.4%しか伸びなかった名目賃金が、2018年のわずか1年間で1.4%伸びるという異常な結果になっています」と、疑問を呈しました。

 この結果について、「算出方法の異なるものを比較した伸び率は、端的にいって嘘の数字であると思います」と述べ、統計法60条2号に違反する可能性を指摘しました。

※統計法(平成19年法律第53号)(総務省ホームページ)
http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/houbun2n.htm

 さらに明石弁護士は、「アベノミクス以降の消費税増税(2014年4月1日)に加えて、無理やり円安にして円安インフレを起こして、物価は急上昇しています。それが名目賃金の伸びを大きく上回った結果、実質賃金が大きく落ちているんです」と、アベノミクスを正面から批判しました。

 実質賃金指数は、名目賃金指数を消費者物価指数で割って100をかけた値です。たとえ名目賃金が上昇しても、それよりも物価が上昇すれば、実質賃金は下がります。実質賃金は物価を考慮に入れた賃金であり、私たちの生活の実態をより正確に反映した賃金を示しているといえます。

 実質賃金の推移の実態は、アベノミクスの「アキレス腱」なのでしょう。明石弁護士は次のように指摘しました。

 「総務省統計委員会は、賃金の伸び率については、(抽出サンプルを変更しなかった)『共通事業所』同士を比較した『参考値』を重視せよと言っています。しかし、厚労省はなぜか参考値の名目賃金伸び率のみ公表し、実質賃金伸び率についてはかたくなに公表しません」

 毎月勤労統計調査における参考値とは、2018年と2017年で連続して調査対象となった事業所の賃金を、前年同月比で比較した数値のことです。参考値で実質賃金を試算すると、2018年の実質賃金がマイナスになる可能性を野党側は指摘しています。

※共通事業所の実質賃金伸び率を頑なに出さない厚労省!長妻昭議員「アベノミクスの肝の肝の数字。これを出していただかないと、私たちは不信感を持ちますよ!」1.29勤労統計不正「賃金偽装」野党合同ヒアリング 2019.1.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/440816

※上振れ統計、発表文の記載形式を変更 厚労省の勤労統計調査(西日本新聞、2018年10月6日)
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/455510/

◇<統計不正問題をごまかすために総務省が文書を「捏造」した!?>

 この参考値を重視せよという統計委員会は、政府にとって都合の悪すぎる存在なのでしょうか。

 統計委員会の西村清彦委員長が国会に参考人として出席するのは困難であるとする文書を、総務省職員が西村委員長に無断で作成し、総務委員会の野党理事らに配布していました。2月25日の衆院予算委で明らかになりました。

※「統計委員長 国会に協力しない」 総務省、無断で文書作成(東京新聞、2019年2月26日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201902/CK2019022602000147.html

 文書には、「統計委員長は非常勤の時間給のアルバイト公務員でしかなく、私は本務として研究教育、企業関連の取締役や顧問の仕事を抱えて」おり、「これ以上、本務に支障をきたす形では協力できない」と記されていたといいます。しかし、西村委員長は2月25日、「そのような『文書』を提出するように指示したことはない。極めて遺憾だ」「(国会の)重要性は強く認識している。支障のない限り、国会には協力する」と書面で発表しました。西村委員長本人に無断で国会招致を断るような文書を総務省は作成していたことになります。信じがたい「文書捏造」がまたも、です。

 岩上さんはこの総務省の悪質な「文書捏造」について、以下のようにツイートしています。

 「な、なんだとぉ? そんな連絡文書まで偽造しちゃうの!? 通常のルーティンすらまともにできない政府。末期的。クビが飛ぶのが当たり前だろうが。命じられて偽造を実行した官僚は、誰からの命令だったか、洗いざらい吐け!」

※岩上さんのツイート(2019年2月26日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1100307986356944896

◇<岩上さんは3月1日に明石弁護士にインタビュー! 日程は未定ですが、小川淳也衆院議員にもインタビューを行います!>

 岩上さんは、昨日国会で意見陳述した明石順平弁護士に、3月1日にインタビューを行います! 統計不正問題と日本財政の危うさについて、明石弁護士の新刊『アベノミクスによろしく』で知られ、新刊『データが語る日本財政の未来』(集英社インターナショナル、2019年2月7日発売)(https://amzn.to/2SpMLvG)に沿ってお話をうかがう予定です。

 また、岩上さんは立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆院議員にもインタビューを行う予定です! ぜひ、会員登録の上、岩上さんによるインタビューの全編をご覧ください!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

**2019.2.27 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】13:00~「勤労統計不正『賃金偽装』野党合同ヒアリング ―内容:前回の宿題返しなどについて厚生労働省、総務省、財務省、内閣府よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 勤労統計不正「賃金偽装」野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%87%8E%E5%85%9A%E5%90%88%E5%90%8C%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
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【IWJ・Ch5】14:00~「沖縄県民は答えを出した 私たちはそれにどう応えるのか ―元山仁士郎さん(「辺野古」県民投票の会 代表)ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 [国民投票/住民投票]情報室が主催で開催される院内集会を中継します。登壇者は「辺野古」県民投票の会 代表の元山仁士郎氏ほか、首都圏で働き暮らす市民、杉尾秀哉参議院議員ら沖縄議員懇の国会議員、堀茂樹氏(慶應義塾大学名誉教授)、武田真一郎氏(成蹊大学法科大学院教授)を予定。
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【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【ツイキャス・エリアCh1・京都】16:15~「アーティストブリッジ2019 in 京都『封鎖に抗して ガザ・アーティストは語る』」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 完全封鎖下のパレスチナ ガザ地区から、3名のアーティストが来日。貴重なトークイベントの模様を中継します。3名のプロフィールは以下をご参照ください。
・ムハンマド・アル=ハワージュリー氏(1976年、ガザ、ブレイジュ難民キャンプ生まれ。ガザの現代アーティスト集団「エルティカー」創設メンバーの一人。国外の多くの国から展覧会に招待される。作品はコレクションされている)
・ソヘイル・サーレム氏(1974年、ガザで生まれる。「エルティカー」創設メンバーの一人。アル=アクサー大学美術学士号取得。フランス他、国外から招待出品)
・ラーエド・イーサー氏(1975年、ガザのブレイジュ難民キャンプ生まれ。国外でも活躍。イタリア・ローマの国際美術賞を受賞)

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◆中継番組表◆

**2019.2.28 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・エリアCh1・大阪】18:30~「学者の会シンポジウム『大阪都構想』の危険性を考える~都構想が万博の『障害』となるリスクを見据えて~」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「豊かな大阪をつくる」学者の会が主催のシンポジウムを中継します。登壇者は、藤井聡・京都大学大学院教授(公共政策論)、森裕之・立命館大学教授(地方財政学)、薬師院仁志・帝塚山学院大学教授(社会学)を予定。
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【タイムリー再配信 327・IWJ_Youtube Live】 20:00~「『最低でも県外』を翻させた外務省の『極秘文書』の存在に『虚偽』疑惑!官僚が総理をワナにはめた!? 岩上安身が鳩山由紀夫・元総理にインタビュー!真相に迫る! 2016.2.16」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2016年2月に収録した、岩上安身による山由紀夫・元総理、川内博史・立憲民主党常任幹事会議長インタビューを再配信します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「年々減少傾向」!? 福島第一原子力発電所・原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果を公表した東電、昨年同時期の評価結果と比べると放出量増加の指摘も!~2.25東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443273

福島第一原子力発電所で1月9日に落下した1・2号機排気筒足場は未だ回収できず!「どういう風に取ってこようか、確認も取れていない」排気筒の解体工程は不透明に!! ~1.17東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439831

委員長吠える!!「あれだけヘタを打っておいて、カンパニー化が良い事ですとどうして言えるのか!」東電が社内カンパニー化の申請を取り下げたことについて~12.12原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437464

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■沖縄の民意が明示されても辺野古新基地建設を止めない安倍政権!「民意に軽重があるのか」!?/明日午後8時より「『最低でも県外』を翻させた外務省の『極秘文書』の存在に『虚偽』疑惑!官僚が総理をワナにはめた!? 岩上安身が鳩山由紀夫・元総理にインタビュー!真相に迫る!」を冒頭のみフルオープンで、その後は会員限定で再配信!

◇<多くの海外メディアが辺野古県民投票の結果を報道! 英ガーディアン、米ワシントン・ポストはタイトルに「 new U.S. military base (米軍新基地)」と表記!>

 2月24日に投開票が行われた、沖縄県名護市辺野古の米軍の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票について、多くの海外メディアが報じています。投票前には米NBCニュース、英紙ガーディアン、シンガポールのストレーツ・タイムズが県民投票が行われることになった経緯や沖縄県の立場、日本政府、米国の姿勢などを報じました。

※きょう県民投票 海外メディアも注目 米・英・シンガポール報道(琉球新報、2019年2月24日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-879997.html

 さらに、投票結果が明らかになると、AP通信や米紙ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、FOXニュース、英ガーディアン、デーリー・テレグラフ、フランスのAFP通信や、ロシアのニュース専門局、ロシア・トゥデイなどが、住民投票の結果、新基地建設に反対する得票数が7割を超えても、安倍政権は建設を進める方針を変えないことなどを報じています。

 注目すべきは、ガーディアンとワシントン・ポストが記事タイトルに「 new U.S. military base (米軍新基地)」と書いていることです。辺野古は「移設」や「代替施設」ではなく、「新基地」だと、はっきり書いています。

※「新基地ノー鳴り響く」 海外メディア高い関心 県民投票 反対7割超 建設強行も報道(琉球新報、2019年2月26日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-880884.html

※Okinawa rejects new US military base but Abe vows to push on (The Guardian、2019年2月25日)
https://www.theguardian.com/world/2019/feb/24/okinawa-referendum-rejects-new-us-military-base-but-abe-likely-to-press-on

※In Japan’s Okinawa, voters deliver a resounding no to new U.S. military base(The Washington Post、2019年2月24日)
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/in-japans-okinawa-voters-deliver-a-resounding-no-to-new-us-military-base/2019/02/24/95283a46-3858-11e9-b786-d6abcbcd212a_story.html?noredirect=on&utm_term=.7a0c99c1a693

◇<沖縄の民意が明示されても辺野古新基地建設を止めない安倍政権!「民意に軽重があるのか」!?>

 安倍晋三総理は25日朝、沖縄の県民投票で辺野古埋め立てへの反対票が72.15%に達したことに対し、「単に辺野古に新たな(米軍)基地をつくるということではなく、普天間基地を全面返還し、移設するための基地であることもご理解いただきたい」と述べ、沖縄県民の「新基地建設反対」の民意が明確に示されたにもかかわらず、辺野古新基地建設を推進する意向を表明しました。

※安倍首相「真摯に受け止め負担軽減取り組む」 県民投票(朝日新聞、2019年2月25日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM2T2PP2M2TULFA005.html

 また、岩屋毅防衛相は同じく25日、「一つの沖縄の民意だと思う」と述べながらも「普天間基地を返還してもらいたいということも、沖縄のみなさんの強い民意だ」と記者団に答え、辺野古の工事を進める考えを明らかにしています。

※沖縄県民投票:岩屋防衛相、工事進める考え示す 「普天間返還も強い民意」(沖縄タイムスプラス、2019年2月25日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/389047

 琉球新報の普久原均編集局長は、東京新聞への寄稿の中で、現在の米軍普天間基地辺野古移設計画の基本になった2006年の在日米軍再編に関する日米合意について、次のように書いています。

 「この日米交渉をめぐり、沖縄県以外ではほとんど知られていない事実がある。在沖縄米海兵隊について、米側が九州や北海道などへの移転を提案していたことだ。これは当時の在日米大使館安全保障部長で、交渉の実務責任者の一人だったケビン・メア氏が講演で明らかにした事実である。

 2004から2006年の間、防衛庁(当時)担当として日米交渉を取材していた筆者は当時、別の筋からその情報を得ていた。そこで、なぜ沖縄県外移設を検討しないのか防衛庁首脳にたずねた。

 今もはっきり覚えている。首脳の答えはこうだった。『本土はどこも反対決議の山だ。どこに受け入れるところがあるか』

 だが実際は当時、海兵隊移設への反対決議をしていたのは沖縄の市町村議会だけだった。そもそも米側の打診を政府が明かしていないのだから、他県では知る由もない」

※沖縄2紙編集局長 県民投票で寄稿 「琉球新報・普久原均氏 民意 他県同様尊重して」(東京新聞、2019年2月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019022602000138.html

 ちなみに、この寄稿のタイトルは、最終版では「民意 他県同様尊重して」となっていますが、一部の早刷り版では「民意に軽重があるのか」と、より直接的な表現となっていました。沖縄に対する構造的な差別が露骨にわかる逸話です。

◇<明日午後8時より「『最低でも県外』を翻させた外務省の『極秘文書』の存在に『虚偽』疑惑!官僚が総理をワナにはめた!? 岩上安身が鳩山由紀夫・元総理にインタビュー!真相に迫る!」を冒頭のみフルオープンで、その後は会員限定で再配信します!「岩上安身による『知ってはいけない2』著者・矢部宏治氏インタビュー」もぜひご覧ください>

 2009年に普天間の移設について、「最低でも県外」の公約を掲げて政権の座に就いた鳩山由紀夫元総理は、外務省の「虚偽文書」により、2010年5月には公約を撤回せざるをえなくなりました。ここでもまた、官僚による「文書捏造」が行われていたのです。時の総理を欺いてまで、沖縄へ基地負担を押しつけた外務省の「虚偽文書」については、岩上さんが2016年2月16日に、鳩山由紀夫元総理と川内博史氏(現衆議院議員)にインタビューを行っています。ぜひ、ご覧ください。

※「最低でも県外」を翻させた外務省の「極秘文書」の存在に「虚偽」疑惑!官僚が総理をワナにはめた!? 岩上安身が鳩山由紀夫・元総理にインタビュー!真相に迫る! 2016.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287473

 この2016年の鳩山元総理へのインタビューを、明日午後8時より冒頭のみフルオープンで、その後は会員限定で再配信いたします。このインタビューの時、岩上さんのインタビューの後も鳩山元総理には1時間刻みで取材が続いていました。ところが、大手メディアはどこも記事にせず、報じたのはIWJだけでした。必見のインタビューです!

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【タイムリー再配信 327・IWJ_Youtube Live】 20:00~
「『最低でも県外』を翻させた外務省の『極秘文書』の存在に『虚偽』疑惑!官僚が総理をワナにはめた!? 岩上安身が鳩山由紀夫・元総理にインタビュー!真相に迫る! 2016.2.16」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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 なぜ日本はそうまでして対米従属を続けるのか? 第二次大戦後、米国は日米安保条約、日米地位協定、日米合同委員会を通して巧妙に日本政府、ことさら自民党政権を支配してきました。この問題については、『知ってはいけない2 』著者で編集者の矢部宏治氏に岩上さんが今年2月7日と17日にインタビューを行っています。ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

※旧安保と新安保は同じ!米軍占領統治が今も続く日本の闇の核心!~新刊『知ってはいけない2』『天皇メッセージ』著者・矢部宏治氏への、2.7岩上安身によるインタビュー! 2019.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441535

※「日米安保体制に指一本触れるな」はCIAからの巨額資金提供と引き換えに自民党結党時に合意された密約だった!?~新刊『知ってはいけない2 』 岩上安身による 作家・編集者 矢部宏治氏インタビュー(第2弾) 2019.2.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442568

■<昨日のインタビュー>東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限! 圧力に迎合する一部記者! 記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基 記者、新聞労連・南彰氏インタビュー

 昨日、岩上さんは神奈川新聞の田崎基(もとい)記者、新聞労連中央執行委員長で朝日新聞記者でもある南彰氏にインタビューを行いました。

 2月21日、神奈川新聞の<時代の正体>に、「質問制限 削られた記事『8行』 忖度による自壊の構図」という記事が載りました。田崎記者の署名記事です。記事は「2月18日午後9時57分、共同通信が配信記事の一部を削除することを通知してきた」という内容です。削除されたのは、「官邸要請、質問制限狙いか 『知る権利狭める』抗議」と題した記事の以下の文言だったと、同紙は伝えています。

 「メディア側はどう受け止めたのか。官邸記者クラブのある全国紙記者は『望月さん(東京新聞記者)が知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される。官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている』と困惑する」

※<時代の正体>質問制限 削られた記事「8行」 忖度による自壊の構図(神奈川新聞、2019年2月21日)
http://www.kanaloco.jp/article/389690

 共同通信のこの記事を見た田崎記者は、削られたこの8行について、「記事全体の論調から浮いているな」と思ったそうです。この記事の執筆者が、常識的におかしなこの記者クラブ内の一記者の意見を「『どうかと思う』という意味で意図的に晒した、という印象を受けた」と語りました。

 また、朝日新聞の政治部記者で、官房長官番も経験した南記者は、この記事を読んだ感想を「記者クラブには確かにこういう人、いるなと思いました。『機嫌をそこね』と。知る権利を履き違えています。それを、共同通信は更に削ってしまったかと」と語りました。 

 田崎記者は21日の記事を、「会見の場で質問を遮る妨害、さらには記者クラブに対し要請文をもってかける圧力。権力者によってこれほどあからさまに私たちの報道の自由が抑圧されたことが戦後あっただろうか。

 『権力は常に暴走し、自由や権利を蹂躙する』という歴史的経験を忘れてはならない。
 
 次なる闇は、その片棒を報道の側が担ぎ始めるという忖度による自壊の構図だ。その象徴は、削られた8行に込められていた」と締めくくっています。

 ここからインタビューは、記者クラブの排他性や権力側との関係について、その内側を知る現役記者であるお二人に、詳しくお話をうかがいました。

 そもそも昨年12月26日の東京新聞・望月記者の質問に対し、「事実にもとづかない質問は厳に慎むよう」にと、官邸側が内閣記者会に申し入れたことが問題の発端です。この官邸の質問制限に、東京新聞は2月20日、検証記事を出しました。

※【検証と見解/官邸側の本紙記者質問制限と申し入れ】(東京新聞、2019年2月20日)
https://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/list/19022001.html
https://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/list/19022002.html
https://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/list/19022003.html

 IWJはインタビューに先立ち、東京新聞に望月記者と編集局の見解を質問しました。東京新聞からは望月記者への取材を断られましたが、編集局からの回答は得られました。インタビューの中で公開していますので、会員登録の上、ぜひご覧ください。

※東京新聞・望月衣塑子記者への官邸からの質問制限! 圧力に迎合する一部記者! 記者クラブメディア現役記者が官邸権力と内閣記者会の内情を明らかにする!~岩上安身による神奈川新聞・田崎基 記者、新聞労連・南彰氏インタビュー 2019.2.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443339

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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■<お知らせ>
■メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を発行しました! 2月号は、2018年6月と7月に行われた田代秀敏氏インタビューです! 岩上さんによる今後のインタビューも続々と決まっています!

 2018年の6月と7月に岩上さんが連続して行った、エコノミスト・田代秀敏氏へのインタビューのフルテキスト版を、有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」として発行しています。

※異次元金融緩和の重大かつ深刻な弊害!出口を模索しようにもわずかな金利上昇で日本経済は大混乱!? アベノミクスの無残な最期!~6.18岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー 2018.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424996

※失敗したアベノミクス・異次元金融緩和の副作用!? 人口減少にも関わらずバブル化する不動産市場・サブリース契約の地獄!~日銀が発表した英語論文の謎に迫る!岩上安身が田代秀敏氏に7.1インタビュー第2弾! 2018.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426176

 「岩上安身のIWJ特報!」田代氏インタビューは、1月までにその1からその8までを発行済みです。2月はその1からその5までをまとめた ePub版(前編)と、その9からその11までを順次、発行しました。

 アベノミクスの弊害は全国の地方銀行を蝕み、ついには預金通帳の数字を改竄するという事実上の「偽金」作りまで横行! 必読です!!

◇<「岩上安身のIWJ特報!」第417号から第419号は以下の内容でお届けしています>

※岩上安身のIWJ特報! 第417号「スクープ! 日銀が発表した英語論文の謎 アベノミクス・黒田バズーカによる副作用の責任を逃れようと裏で金融緩和の出口を模索!? 岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー(中編)」(その9)(2月24日配送)

・40年で人口が50%以上減少する地域が続出するのに、住宅ローン市場が過熱する不思議。不況下で過酷化するローン取り立て!!
・人口減少へ向かうことが明らかなのに相続税対策で乱立するアパート!気軽に「サブリース契約」に手を出すと取り返しのつかない事態に追い込まれる危険が!!

※岩上安身のIWJ特報! 第418号「スクープ! 日銀が発表した英語論文の謎 アベノミクス・黒田バズーカによる副作用の責任を逃れようと裏で金融緩和の出口を模索!? 岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー(中編)」(その10)(2月25日配送)

・シェアハウス「かぼちゃの馬車」運営会社の破綻した問題で、金融庁は資金を融資していたスルガ銀行に、書類改竄の上融資した疑いで立ち入り検査を実施した。健全名門銀行でさえ逃れられなかった蹉跌
・スルガ銀行事件の背景~安倍政権が誕生し、アベノミクスによる異次元金融緩和以降、劇的に悪化した金融機関の経営現状!預金通帳の数字の操作は偽金作りに等しい!
・「ノルマ」は元々はロシア語!計画経済のソ連で用いられていた!ソ連崩壊のミニミニ版が日本各地で起きつつある!?会社の承諾なしに死んだら損害賠償請求されるかもしれない鬼過ぎる未来!?
・ブラック企業大東建託に見る犯罪まがいの闇。これもただの事件ととらえるのではなくアベノミクスの副作用と見るべき

※岩上安身のIWJ特報! 第419号「スクープ! 日銀が発表した英語論文の謎 アベノミクス・黒田バズーカによる副作用の責任を逃れようと裏で金融緩和の出口を模索!? 岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー(中編)」(その11)(2月26日配送)

・需要が縮小しているのに節税対策としてアパートが急増している異常!他方で全国で急増する空き家!止められない「共有地の悲劇」の果てに日本はどうなるか!?
・2015年の相続税増税が招いたアパート空室率の急上昇!安倍政権の成長戦略の政策の失敗!神奈川県はすでに空室率4割に!
・14年後の2033年には全国で空き家が2000万戸、空室率30%に!3軒に1軒が空き家!放置された廃屋は野ネズミが駆け回る事態に!?
・コンパクトシティ化で、ターミナル駅上にタワーマンション建設の愚!!自治体が建設費を補助するも、地方債を発行した債務の行方はどうなるのか!?国と同様、破産必至!?

 田代氏が日本の経済の歴史をひも解きつつ、多くの国民にとって知られざる日本経済の現在に岩上さんが迫りました! ぜひ「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
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 「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。

※シリーズ: IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

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※会員登録がまだの方へのご案内はこちらです。ぜひご検討ください。
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◇<3月5日、岩上さんによる中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビューの続編が決定! >

 岩上さんによる中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビューが、3月5日に決定しました! 今回は、2月13日に行った田代氏インタビューの続編です。

 前回は約8時間のロングインタビューとなったので、「統計不正によるアベノミクス偽装と東アジアのインバウンド需要について」「デジタル覇権をめぐる米中貿易摩擦について」「カジノよりも自動運転技術の実験区を日本に!」という、3つのテーマに分けて編集し、会員向けのサイトにアップしています。ぜひ、復習もかねて2月13日の岩上さんによる田代氏インタビューをご覧ください!

※統計不正でアベノミクスの失敗を偽装!? 国債危機はもうごまかしがきかない局面に!他方、中・韓・台のインバウンド需要の取り込みに必死の安倍総理は中国向けに春節祝いを発信!~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー1/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442030

※中米貿易戦争はプロレスか!? デジタル覇権を争うスマホ業界の抜き差しならない米中相互依存!トランプ米大統領のオーバーアクションに適応する中国の交渉力と技術力!! ~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー2/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442325

※日本のサバイバルのために、カジノよりも自動運転の開発のための実験区をつくれ!自動車産業の遺産をデジタル時代の成長産業に継承せよ!! ~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー3/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442330

◇<岩上さんは「アベノミクス偽装」について、小川淳也衆議院議員と明石順平弁護士へのインタビューを予定しています>

 これ以外にも、岩上さんによるインタビューの予定が続々と決まっています。

 岩上さんは、今、もっとも注目を集めているテーマといえる、「アベノミクス偽装」(統計不正問題)について、国会で鋭い追及を行っている、立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員へインタビューを行う予定です。詳細な日程は決まりしだいお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

 また、3月1日には、同じく「アベノミクス偽装」について、『アベノミクスによろしく』で知られ、新刊『データが語る日本財政の未来』(集英社インターナショナル、2019年2月7日発売)(https://amzn.to/2SpMLvG)の著者で弁護士の明石順平氏へ、インタビューを行います。

■2月は月末まであと2日となりました!26日までのご寄付・カンパが月間目標額の52%にとどまっています!たいへん厳しい結果となっています! どうぞ、独立メディア・IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 2月1日から25日までのご寄付・カンパは234万972円で、月間目標額の52%にとどまっています。2月は通常の月より短いので、もう月末です。たいへん厳しい結果となりました。

◇<岩上さんが体調不良で3ヶ月間休んでいたことが、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました>

 昨年8月1日から始まったIWJ第9期は、1月末までの半年間で、ご寄付・カンパの目標額を達成できた月は昨年11月だけでした。8月1日から2月26日まで通して見た場合、75%の達成率にとどまっています。

 ご寄付・カンパによるご支援をしていただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます。しかし、ご寄付・カンパが現在のような状況が毎月続きますと、IWJの活動を維持していくことが困難となります。大げさではなく、IWJは会社としての存続も危ぶまれる状態が迫りつつあります。

◇<IWJは皆様の会費とご寄付・カンパのみで活動している独立メディアです!>

 現在、IWJは活動費の約半分を会員の皆様の会費で、そして残りの半分を皆様からのご寄付・カンパで賄っています。IWJが、独立メディアとして精力的な活動を続けていくためには、皆様からの会費、そしてご寄付によるご支援がどうしても必要となります。

 IWJではこれまで、1年間の活動にかかる経費から計算して、年間のご寄付・カンパの目標額を1ヶ月500万円としていました。しかし、第8期で赤字となってしまったため、今期第9期は緊縮予算に改め、1ヶ月のご寄付・カンパの目標額を450万円に下げました。その分支出を切りつめなければいけません。

 しかし、IWJは、人件費以外に大きな支出費目がありません。とはいっても、「スタッフへの報酬を削るわけにはいかない」と岩上さんは考え、自らの決断で、自身の役員報酬を50%カットしました。岩上さんは、文字どおり身銭を切ってIWJを支えています。

 IWJの危急存亡の非常事態につき、改めて皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

◇<全編動画ご視聴いただくためには会員登録が必要です! 年間一括のお支払いですと2ヶ月分お得です!>

 また、IWJの会員になっていただくことは、IWJの活動を支えてくださる最も安定したご支援となります。一時は6000名だった会員数も、岩上さんが最前線から「不在」だった間に、徐々に減少しており、2月25日時点で5348名と、厳しい状態が続いています。

 この日刊IWJガイドをお読みの方で、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひこの機会にご登録をご検討ください。また、まわりにまだ会員でない方がいらっしゃったら、ぜひIWJ会員へのご登録をお勧めしてください!

 一般会員にご登録していただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを公開後一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます!入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と、年額にすると2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

◇<クレジットカードでのお支払いが大変便利です!>

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

※よくある質問と回答 非会員でも動画は見れますか
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-11
 
 なおIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

◇<ぜひサポート会員にご登録いただき岩上安身によるインタビューの全編動画をご視聴ください!>

 さらに、IWJサポート会員にご登録いただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを期間無制限でご覧いただくことができます。また、岩上安身インタビューを全文文字起こしして詳細な注釈をつけた「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを、すべて無料で閲覧することができます。さらに、インタビュー以外のシンポジウムや記者会見などの動画やテキスト記事など、様々なIWJのコンテンツをいつでも無制限にご覧いただけます。

 また、一般会員からサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 サポート会員へのご登録、アップグレードをご検討いただき、IWJの活動へのさらなるご支援をいただければ幸いです。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 どうか、IWJと岩上さんへの一層のご支援をよろしくお願いいたします!

■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!

◇<現在、IWJではテキスト班のスタッフを募集しています。>

 IWJでは現在、週5日、フルタイムの専業で働ける方を最優先で募集しています。

 テキスト班は、毎日発行している現在お読みの日刊IWJガイドの執筆や編集、 IWJのサイトの記事の取材や執筆・編集、岩上さんによるインタビューのためのリサーチとパワーポイント作成が主な仕事になります。その他にも、記者会見での現場記者や、時にはインタビューアーも務めます。

 これらの仕事がすべてできる必要はありません。現在のスタッフにもそれぞれ得意・不得意があり、他班のスタッフとも助け合いながら仕事を行っています。

 メディアでの仕事の経験は問いません。経験のない方には、丁寧にご指導いたします。必要な条件は、旺盛な知的好奇心と、当方の指示・当社のルールを守れるチームワークです。

 現在、IWJでは、退職金を会社が積み立てている無期雇用の正社員、退職金はない有期雇用の契約社員、アルバイトの3種類の雇用形態があります。いずれも健康保険、厚生年金、雇用保険など、社会保険が完備されています。そのほかに、他の仕事と兼業するための業務委託、外注、などの働き方もあります。

◇<IWJはメディア界で常態化した裁量労働制=サビ残問題に一石投じます!>

 また、IWJでは、社会保険労務士と顧問契約を結んでおり、労働法規を過失であっても違反しないように気をつけています。残業には、すべて規定どおり割増賃金が付きます。深夜残業により終電を逃した場合は、車を運転できる人には社用車を貸し出し、運転できない人は運転できる人が自宅まで送ります。また、仮眠室も用意しています。週2日の休みは必ず取れるようにし、どうしても休日出勤せざるをえなかった場合には、必ず代休をとれるようにしています。

 IWJは、決してブラック企業ではありません。小さな会社ですが、税理士、社労士、産業医に報酬を払って顧問としてお願いしているのは、珍しいと自負しています。正社員に限らず、スタッフには健康診断を受診できるようにしています。慢性的な体調不良や病気がある場合には、産業医と面談し、適切な病院を紹介してもらうなど、スタッフの健康管理にも、細心の注意を払っています。

 一部の大企業の正社員並の高給が支払えるわけではありませんが、法規やルールはきちんと守り、約束した賃金は滞りなくお支払いしています。企業でも人間でも、一番大切なものは信用です。その信用は大切に守り通しています。

 ぜひ、ご応募ください!お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
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■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。また中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください!

 プロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方も募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。

 外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったワンテーマライターの方も歓迎です。他の仕事(メディア以外の仕事、メディアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!

 フリージャーナリストの横田一氏のIWJへの寄稿回数が増えていますが、日頃から連絡をとりあう回数も増え、企画段階から話し合うことによって、寄稿者と媒体としての良好な関係が次第に築かれてきたものと思っています。こうした外部ライターの登用を、これからも心がけていきたいと思っています。

 また、IWJでは全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々を募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろうと歓迎です。その方のペースで、ご助力いただければと思います。

 ぜひ、ご応募ください!こちらもどうぞご検討よろしくお願いします。

※スタッフ応募フォーム
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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、川上正晃、城石裕幸)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/