日刊IWJガイド「統計偽装と違法な辺野古埋め立てを強行する安倍政権!事実を捻じ曲げているのはどっちだ!」 2019.2.19日号~No.2350号~(2019.2.19 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~小川淳也議員が国会で厳しく追及「『国際基準への適応』、『その他項目』に加えて、『基幹統計の見直し』によってGDPはかさ上げされた疑惑がきわめて高い!」/「ソノタノミクス」命名の明石順平弁護士も加わった「2.8『賃金偽装』野党合同ヒアリング」を、本日19時よりタイムリー再配信
┠■【中継番組表】
┠■<昨日のインタビュー>「辺野古埋立 積み出し港で砕石と赤土を 混ぜ合わせ! 防衛省は『知らないふり』!? 『事実誤認』は東京新聞・望月衣塑子記者 ではなく官邸側なのは明らか! 岩上安身による 会派『沖縄の風』幹事長 伊波洋一参議院議員 インタビュー」を収録・配信しました!
┠■ <お知らせ>
┠■外交政策と経済統計の虚偽を暴く!日本の直面する難問と IWJの財政難に最前線で立ち向かう岩上さんとIWJに、どうかご支援をよろしくお願いいたします!
┠■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!
┠■フリージャーナリストの横田一さんのように、社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。また中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください!
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■はじめに~小川淳也議員が国会で厳しく追及「『国際基準への適応』、『その他項目』に加えて、『基幹統計の見直し』によってGDPはかさ上げされた疑惑がきわめて高い!」/「ソノタノミクス」命名の明石順平弁護士も加わった「2.8『賃金偽装』野党合同ヒアリング」を、本日19時よりタイムリー再配信

 おはようございます。IWJ編集部です。

 勤労統計不正問題の本質は「アベノミクス偽装」にあるのではないか、と舌鋒鋭く追及をする立憲民主党・市民クラブの小川淳也衆議院議員が、2月18日衆議院予算委員会で質疑を行いました。

 小川淳也議員は質疑の冒頭、安倍晋三総理がトランプ米大統領をノーベル平和賞候補に推薦したとされることに言及。「トランプ氏はINF全廃条約、イランの核合意から離脱を表明、パリ協定から離脱、エルサレムに大使館を移転し中東は混乱、米中での貿易戦争、自国第一主義、排外主義、壁の建設等、どれ一つとってもノーベル平和賞に推薦する事はあり得ないし、日本国として恥ずかしいと思いますが」、と安倍総理に迫りました。

 これに対して安倍総理は、「(小川議員は)同盟国の大統領に口を極めて批判したが、米国は日本にとって唯一の同盟国であり、一定の敬意を払うべきだ」と強調。その上で「ノーベル委員会は推薦者と被推薦者を50年は明らかにしないとしており、私もコメントは控えたい」と語り、トランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦した理由について、自らの口で説明しようとしませんでした。

 また、小川議員は「第二次安倍政権になって53件の基幹統計を見直し。そのうち38件がGDPに影響する。さらにそのうちの10件は、統計委員会への申請がないのにも関わらず、トップダウンで未諮問審査事項だと言って見直させた」ことを指摘。その上で、「これまで指摘した『国際基準への適応』、そして『その他項目』に加えて、この『基幹統計の見直し』によってきわめてこのGDPはかさ上げされた疑惑が高い」と指摘しました。

 答弁に立った石田真敏総務大臣は、小川議員の指摘には直接答えようとせず、手元の書類を長々と読み上げたことなどから、野田聖子衆院予算委員長から「簡潔に答弁を」と注意される場面もありました。

 質疑の最後には、小川議員は声のボリュームを一段上げ、厳しい表情で安倍総理に訴えました。

 「私、いろいろ数字調べました。統計の中身も調べた。でも途中からね、なんでこの政権と数値論争でもがいているんだろうと、私は途中からそう思うようになったんです」

 小川議員はさらに厳しい表情で続けました。

 「もし、この国の総理大臣が、(官僚が)いい(経済統計の)数値を持ってきたらですよ、『いい数字はもういいから』と、『それはもうお前たちで勝手にやっててくれ。どっかに悪い数字はないのか? そこで困っている国民はいないのか? そこに社会の矛盾が生まれていないか?』と言うような総理大臣だったら、そもそもこんな数値論争は起きていないじゃないか(議場内で拍手)。自分の政策のあたかもすべてが効果であるかのように喧伝(けんでん)し、統計のルールを変えたことの説明も不十分で、そういう総理大臣の姿勢である限り、国民は救われないし、正しい経済政策は打たれませんよ!」

 小川議員のこの国会質疑の動画は、下記で視聴することができます。

※小川淳也(立憲民主党・無所属フォーラム)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_select.php?deli_id=48653&file_exist=11&speaker_id=22270&time=05:15:08.4&time_b=99:00:00.0&LINK_TYPE=3&deli_year=20190218&REF_TIME=11

 弁護士の明石順平氏は自身のツイッターで、小川議員の国会質疑について、次のように投稿していました。

 「小川淳也議員の国会質問を書籍化したら売れると思うし,ドキュメンタリー映画として編集し,上映しても面白いと思う。ほんと,サスペンスドラマみたいですな 迫力満点の追及ですからね。あれはたくさんの人に見てほしい」

※2019年2月17日、明石順平弁護士ツイッター
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1097100151242407937

 明石弁護士は、新著 『データが語る日本財政の未来』(インターナショナル新書)のなかで、「アベノミクスの失敗をごまかす『ソノタノミクス』」と題する章を設け、「アベノミクス偽装」について解説。野党合同ヒアリングにおいても、その明瞭な切り口で、政府の問題点を追及しています。

 2月8日にこの明石弁護士も参加して行われた「賃金偽装」野党合同ヒアリングの動画を本日は19時よりタイムリー再配信します。ぜひ、この機会にご視聴ください。

【タイムリー再配信 323・IWJ_Youtube Live】19:00~「明石順平氏『ソノタノミクス。GDP改定の際、国際的GDP算出基準と全く関係ない「その他」という項目でアベノミクス以降を「かさ上げ」し1990年代を「かさ下げ」した』~2.8『賃金偽装』野党合同ヒアリング」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2月26日には岩上さんが明石弁護士にインタビューします。どうぞご期待ください。

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◆中継番組表◆

**2019.2.19 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】15:00~「勤労統計不正『賃金偽装』野党合同ヒアリング ―内容:毎月勤労統計の不正問題等について厚生労働省、総務省、財務省、内閣府よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 勤労統計不正「賃金偽装」野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた省庁ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9C%81%E5%BA%81%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
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【録画配信・沖縄 IWJ_Youtube Live】15:00~「石垣島駐屯地(仮称)における建設工事に伴う住民説明会について ―説明者:防衛省、沖縄防衛局、陸上幕僚監部」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 防衛省・沖縄防衛局が2月13日に開催した、石垣島への陸上自衛隊配備に関する住民説明会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた石垣島関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9F%B3%E5%9E%A3%E5%B3%B6
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【IWJ・Ch5】17:30~「『官邸による取材・報道の自由侵害に抗議する緊急声明』発表記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 官邸による質問制限問題に関する記者会見を中継します。呼びかけ人は、梓澤和幸氏(弁護士)、田島泰彦氏(早稲田大学非常勤講師・元上智大学教授)、服部孝章氏(立教大学名誉教授)。
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【タイムリー再配信 323・IWJ_Youtube Live】19:00~「明石順平氏『ソノタノミクス。GDP改定の際、国際的GDP算出基準と全く関係ない「その他」という項目でアベノミクス以降を「かさ上げ」し1990年代を「かさ下げ」した』~2.8『賃金偽装』野党合同ヒアリング」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2月8日に収録した、賃金偽装問題 野党合同ヒアリングを、冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%87%8E%E5%85%9A%E5%90%88%E5%90%8C%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441585

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◆中継番組表◆

**2019.2.20 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【IWJ・Ch5】15:00~「辺野古基地建設反対ホワイトハウス署名提唱者 ロバート・カジワラ氏による記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「辺野古米軍基地建設のための土砂投入の停止」を求めて米国ホワイトハウスへの請願署名を呼びかけたロバート・カジワラ氏が来日。衆議院第一議員会館でおこなわれる記者会見を中継します。IWJによる、ロバート・カジワラ氏インタビュー記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441100
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【IWJ・Ch5】16:30~「辺野古基地建設反対ホワイトハウス署名提唱者 ロバート・カジワラ氏と沖縄議連・国会議員による公開面会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「辺野古米軍基地建設のための土砂投入の停止」を求めて米国ホワイトハウスへの請願署名を呼びかけたロバート・カジワラ氏が来日。沖縄議連・国会議員との公開面会の模様を中継します。
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【IWJ・Ch5】17:30~「沖縄を考えよう!辺野古ホワイトハウス署名 ロブカジワラ来日講演」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 ロバート・カジワラ氏による来日講演を中継します。ロバート・カジワラ氏のほか、浅野健一氏(同志社大学教授 ※最高裁で地位確認訴訟中)、キャサリン・ジェーン・フィッシャー氏(在日米軍による性暴力を実名で告発)が登壇予定。
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【録画配信・京都 IWJ_Youtube Live】19:00~「自衛隊について学ぶ市民集会~変わらないのに変えるの?~ 講師:井筒高雄氏(元陸自レンジャー隊員、ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン共同代表)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月2日収録。元陸上自衛隊レンジャー部隊で、ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン共同代表の井筒高雄氏を講師に招いて開催された市民集会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた井筒高雄氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BA%95%E7%AD%92%E9%AB%98%E9%9B%84

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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

明石順平氏「ソノタノミクス。GDP改定の際、国際的GDP算出基準と全く関係ない『その他』という項目でアベノミクス以降を『かさ上げ』し1990年代を『かさ下げ』した」~2.8「賃金偽装」野党合同ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441585

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■<昨日のインタビュー報告>「辺野古埋立 積み出し港で砕石と赤土を 混ぜ合わせ! 防衛省は『知らないふり』!? 『事実誤認』は東京新聞・望月衣塑子記者 ではなく官邸側なのは明らか! 岩上安身による 会派『沖縄の風』幹事長 伊波洋一参議院議員 インタビュー」を収録・配信しました!

 24日に投開票される、名護市辺野古の新基地建設を理由にした埋め立ての賛否を問う県民投票について、沖縄タイムスと共同通信、琉球新報は16、17日の2日間、合同で電話世論調査を実施し、その結果を発表しました。

※沖縄県民投票「行く」90%前後 不参加一時表明の5市でも関心高く(沖縄タイムス、2019年2月18日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/386078

 「行く」と答えたほぼ9割の県民(宮古・八重山は89.6%)のうち、「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択の中からどれを選ぶかという質問に対して「反対」と回答した者が、全ての地域で最も多く、普天間飛行場がある宜野湾市、およびその近隣の浦添市・中頭(なかがみ)郡では71.6%に達しています。

 県民投票を控え、県民および国民全体に真実が知らされる必要があります。しかし、報道と政府の関係はおよそ「正常」とは言えない状況が続いています。とりわけ菅義偉官房長官の会見においては、それが顕著であり、よく知られています。

 2018年12月28日、首相官邸が報道室長名で内閣記者会「東京新聞の特定記者」の質問について、「事実誤認等」だとして、「事実に反する質問が行われたことは極めて遺憾である」と申し入れました。官邸報道室長・上村秀紀氏はIWJの取材に「特定の記者」が望月衣塑子記者であることを認めています。

※菅官房長官会見で「東京新聞の特定の記者」による質問を官邸が「制限」!? 官邸報道室長・上村秀紀氏は「特定の記者」が望月衣塑子記者であることを認め、「排除する意図はない」と口を濁す!IWJが上村氏に直撃取材! 2019.2.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441476

 官邸側の言うところの「事実に反する質問」とは何なのでしょうか?

 望月衣塑子記者は、12月26日に行われた菅義偉官房長官の会見で、沖縄県名護市の米軍辺野古新基地に関して、「(辺野古の)埋め立ての現場では、今、赤土が広がっています。琉球セメントは県の調査を拒否してまして、防衛省沖縄防衛局が実態把握できていないとしております」「(埋め立てが)適法かどうかの確認をしていない」「(赤土が投入されている可能性について)発注者の国が事実確認をしていない」と、質問しています。

 菅官房長官は「琉球セメントは県の調査は拒否していない」、「沖縄防衛局は実態を把握している」と答え、だから望月記者の質問は「事実誤認」だというのですが、本当でしょうか?

 そこで菅官房長官が「事実に反する答弁」をしている可能性を検証すべく、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一参議院議員に岩上さんが昨日午後4時よりインタビューしました。電波の調子が悪かったためインタビューの模様は中継ではなく録画収録し、昨夜9時から配信しました。ウェブサイトへのアップは今しばらくお待ちください。

 岩上さんの「望月記者の質問に際しての前提の説明によって、事実が広まることを官邸は恐れているのですか?」との質問に対し、伊波議員は「(事実を)隠したいからでしょうね。望月記者に対してだけ6秒に1回のペースで『簡潔にお願いします』と言うのは、いろんな指示が(官邸の上層部から)あるのかな思いますけど」と答えました。

 また伊波議員は「望月記者は県のほうにも問い合わせていますし、私たちの事務所にも取材しています。そうしたことを受けて菅長官に直接問いただしたということでしょうね」とも述べました。そうであれば、菅官房長官が「事実に反する質問」をしている、と望月記者を非難する根拠は薄弱となります。

 さらに岩上さんは「辺野古の海を汚していることと、それによって汚いカネを手にしているのは誰か」という質問を伊波議員に投げかけました。これに対し伊波議員は「儲けが出ていることは確かだが、キックバックは政治的リスクが大きい」と慎重な回答でしたが、「どんな土砂を投入してでも早期に埋め立てたいと思っているからこそ防衛省は赤土も容認しているのではないか」という点を強調しました。

 望月記者と菅官房長官のどちらが「事実誤認」をしているのかは、もはや明白のように思われます。しかしながら疑惑の浮上、それに対する追及などおかまいなしに、安倍政権は説明責任を果たすどころか、むしろ非常識な手段を繰り返し実行してきました。県民投票が迫る中、国際社会へ訴えること、海外からの声を日本国民に伝えることも重要になってきます。

 その一環として、2月21日、岩上さんが「辺野古米軍基地建設のための土砂投入の停止」を求める署名運動を始めたロバート・カジワラ氏の来日にあわせ、インタビューを行います。インタビューは録画で行い、編集が終わり次第、後日録画配信します。詳細は決まり次第お知らせいたします!

 IWJの質問に対する、カジワラ氏からのメールでの回答は、下記URLよりご覧ください。

※「安倍首相が日本の民主主義と沖縄の環境を破壊する前に、ただちに権力の座から引きずり降ろしてください」辺野古基地建設反対の国際的な署名運動の提唱者、ロバート・カジワラ氏へIWJが独占インタビュー! 2019.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441100

■ <お知らせ>
■外交政策と経済統計の虚偽を暴く? 日本の直面する難問と IWJの財政難の危機に最前線で立ち向かう岩上さんとIWJに、どうかご支援をよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。

◇岩上さんは昨日と今日、2連続インタビューを敢行!さらに今週はあと2本のインタビューを予定しています!

 岩上さんは一昨日、矢部宏治氏へのインタビューを行ったばかりですが、昨日は午後4時から伊波洋一参議院議員へ、2日連続となるインタビューを行いました。そして21日には、「辺野古米軍基地建設のための土砂投入の停止」を求めて米国ホワイトハウスへの請願署名を始めたロバート・カジワラ氏へのインタビューを行います。こちらは録画での収録となり、準備が出来次第、録画配信する予定です。詳細は決まり次第お知らせいたしますので、お待ちください。

 さらに岩上さんは今週、今、もっとも注目を集めているテーマといえる、「アベノミクス偽装」(統計不正問題)について、国会での鋭い追及を行っている、立憲民主党の小川淳也衆議院議員へインタビューを行う予定です。小川議員へのインタビューは日程が未定ですが、今週中の実施に向け鋭意準備を進めています。

 また、来週2月26日には、同じく「アベノミクス偽装」について、『アベノミクスによろしく』で知られ、新刊『データが語る日本財政の未来』(集英社インターナショナル、2019年2月7日発売)(https://amzn.to/2SpMLvG)の著者で弁護士の明石順平氏へ、インタビューを行います。

 復調したばかりの岩上さんは、自分が不在の間に売り上げが落ちてIWJが財政危機に陥ってしまったことに強い危機感と責任を感じ、「死にもの狂いで働いてこの危機を突破します!」と宣言しました。ただし、スタッフに対しては「無理をしないように」という言葉を添えています。

◇<岩上さんが体調不良で3ヶ月間休んでいたことが、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました。 IWJの第9期は、半年間でご寄付・カンパが目標額の7割台にとどまっています!>

 昨年8月1日から始まったIWJ第9期は、1月末までの半年間で、ご寄付・カンパの目標額を達成できた月は昨年11月だけでした。

 また、2月1日から15日までのご寄付・カンパは167万6561円で、月間目標額の37%です。半月が経過した時点で目標額の4割も到達していませんので、今月もこのペースで推移していくと目標未達は必至で、IWJの財政はますます苦しくなってしまいます。

 岩上さんが体調不良で3ヶ月間休み、その間はインタビューもできなかったため、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました。

 ご寄付・カンパによるご支援をしていただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます。しかし、ご寄付・カンパが現在のような状況が毎月続きますと、IWJの活動を維持していくことが困難となります。大げさではなく、IWJは会社としての存続も危ぶまれる状態が迫りつつあります。

◇<IWJの危急存亡クラスの危機につきご支援のほどよろしくお願い申し上げます!>

 現在、IWJは活動費の約半分を会員の皆様の会費で、そして残りの半分を皆様からのご寄付・カンパで賄っています。IWJが、独立メディアとして精力的な活動を続けていくためには、皆様からの会費、そしてご寄付によるご支援がどうしても必要となります。

 IWJではこれまで、1年間の活動にかかる経費から計算して、年間のご寄付・カンパの目標額を1ヶ月500万円としていました。しかし、第8期で赤字となってしまったため、今期第9期は緊縮予算に改め、1ヶ月のご寄付・カンパの目標額を450万円に下げました。その分支出を切りつめなければいけません。

 しかし、IWJは、人件費以外に大きな支出費目がありません。とはいっても、「スタッフへの報酬を削るわけにはいかない」と岩上さんは考え、自らの決断で、自身の役員報酬を50%カットしました。岩上さんは、文字どおり身銭を切ってIWJを支えていますが、個人の資力には限界があり、その限界が目前に迫っています。

 IWJの危急存亡の非常事態につき、改めて皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

◇<全編動画ご視聴いただくためには会員登録が必要です! 年間一括のお支払いですと2ヶ月分お得です!>

 また、IWJの会員になっていただくことは、IWJの活動を支えてくださる最も安定したご支援となります。一時は6000名だった会員数も、岩上さんが最前線から「不在」だった間に、徐々に減少しており、2月14日時点で5460名と、厳しい状態が続いています。

 この日刊IWJガイドをお読みの方で、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひこの機会にご登録をご検討ください。また、まわりにまだ会員でない方がいらっしゃったら、ぜひIWJ会員へのご登録をお勧めしてください!

 一般会員にご登録していただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを公開後一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます!入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と、年額にすると2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
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※よくある質問と回答 非会員でも動画は見れますか
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-11
 
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 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

◇<ぜひサポート会員にご登録いただき岩上安身によるインタビューの全編動画をご視聴ください!>

 さらに、IWJサポート会員にご登録いただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを期間無制限でご覧いただくことができます。また、岩上安身インタビューを全文文字起こしして詳細な注釈をつけた「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを、すべて無料で閲覧することができます。さらに、インタビュー以外のシンポジウムや記者会見などの動画やテキスト記事など、様々なIWJのコンテンツをいつでも無制限にご覧いただけます。

 また、一般会員からサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

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 どうか、IWJと岩上さんへの一層のご支援をよろしくお願いいたします!

■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!

 ◇<現在、IWJではテキスト班のスタッフを募集しています。>

 IWJでは現在、週5日、フルタイムの専業で働ける方を最優先で募集しています。

 テキスト班は、毎日発行している現在お読みの日刊IWJガイドの執筆や編集、 IWJのサイトの記事の取材や執筆・編集、岩上さんによるインタビューのためのリサーチとパワーポイント作成が主な仕事になります。その他にも、記者会見での現場記者や、時にはインタビューアーも務めます。

 これらの仕事がすべてできる必要はありません。現在のスタッフにもそれぞれ得意・不得意があり、他班のスタッフとも助け合いながら仕事を行っています。

 メディアでの仕事の経験は問いません。経験のない方には、丁寧にご指導いたします。必要な条件は、旺盛な知的好奇心と、当方の指示・当社のルールを守れるチームワークです。

 現在の政治に危機感をお持ちの方、ぜひ、IWJで一緒に働いて、力を貸してください!

 現在、IWJでは、退職金を会社が積み立てている無期雇用の正社員、退職金はない有期雇用の契約社員、アルバイトの3種類の雇用形態があります。いずれも健康保険、厚生年金、雇用保険など、社会保険が完備されています。そのほかに、他の仕事と兼業するための業務委託、外注、などの働き方もあります。

◇<IWJはメディア界で常態化した裁量労働制=サビ残問題に一石投じます!>

 また、IWJでは、社会保険労務士と顧問契約を結んでおり、労働法規を過失であっても違反しないように気をつけています。残業には、すべて規定どおり割増賃金が付きます。深夜残業により終電を逃した場合は、車を運転できる人には社用車を貸し出し、運転できない人は運転できる人が自宅まで送ります。また、仮眠室も用意しています。週2日の休みは必ず取れるようにし、どうしても休日出勤せざるをえなかった場合には、必ず代休をとれるようにしています。

 IWJは、決してブラック企業ではありません。小さな会社ですが、税理士、社労士、産業医に報酬を払って顧問としてお願いしているのは、珍しいと自負しています。正社員に限らず、スタッフには健康診断を受診できるようにしています。慢性的な体調不良や病気がある場合には、産業医と面談し、適切な病院を紹介してもらうなど、スタッフの健康管理にも、細心の注意を払っています。

 労基法に拘束されない経営者であり、IWJのオーナーでもある(資本金も、融資も全額岩上さんが出している)岩上さんは、休みなしで働くことで知られ、それが故に無理をしすぎていて、体を壊したりもしますが、スタッフに対しては労基法を遵守し、健康配慮も怠っていません。

 世間では、熱があるのに会社へ出てこい、などという経営者が少なくないようですが、岩上さんは決してそんな無茶は言いません。口を酸っぱくして、病院嫌いのスタッフに、体調不良ならばすぐ病院へ行くようにと指示。インフルエンザを社内に蔓延させてしまうようなことがないよう、罹患した人には熱が下がっても、ウイルスが抜けるまで在宅を指示するなど、スタッフの健康管理のため、できることは徹底しています。

 一部の大企業の正社員並の高給が支払えるわけではありませんが、法規やルールはきちんと守り、約束した賃金は滞りなくお支払いしています。企業でも人間でも、一番大切なものは信用です。その信用は大切に守り通しています。

 ぜひ、ご応募ください!お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■フリージャーナリストの横田一さんのように、社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。また中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください!

 また、同時にプロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方も募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。

 外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったワンテーマライターの方も歓迎です。他の仕事(メディア以外の仕事、メディアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!

 フリージャーナリストの横田一氏のIWJへの寄稿回数が増えていますが、日頃から連絡をとりあう回数も増え、企画段階から話し合うことによって、寄稿者と媒体としての良好な関係が次第に築かれてきたものと思っています。こうした外部ライターの登用を、これからも心がけていきたいと思っています。

 また、IWJでは全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々を募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろうと歓迎です。その方のペースで、ご助力いただければと思います。

 ぜひ、ご応募ください!こちらもどうぞご検討よろしくお願いします。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/