日刊IWJガイド「本日午後4時30分より、カショギ氏殺害、安田氏解放で注目を集める中東情勢について、岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー!」2018.10.27日号~No.2235号~(2018.10.27 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 今日午後4時30分より、カショギ氏殺害、安田氏解放で注目を集める中東情勢について、岩上安身による高橋和夫・放送大学名誉教授インタビューを冒頭のみフルオープンで生中継します! 祝・安田純平氏生還・3夜連続再配信の3弾目! 午後8時からは、このたび無事生還された安田純平氏が2014年7月に登壇した際のイラク緊急報告会を再配信!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】自公支援の現職の内堀・福島県知事は、「原発ゼロ」は「国と事業者の責任で検討されるべき」と丸投げ! 今月28日投開票の福島県知事選と新潟市長選で、原発再稼働にノーを突きつけられるか!
┠―【2】米国が欧州に中距離核ミサイルを配備すれば、ロシアも「同等の措置を取らざるをえない」ゲームにかわる! ロシアは米国のINF全廃条約離脱が「諸地域を新たな軍拡競争に引き込むリスク」をもたらすと警告! 他方でロシアはINF全廃条約維持を求めて国際社会に訴えると表明!
┠■<お知らせ>
┠―■第8期の決算詳細をIWJのサイトにてご報告させていただいています。8月から始まった第9期のご寄付・カンパの金額は8・9月の2ヶ月分で目標額の55%です。岩上さんは自らの報酬を50%削りましたが、それでもこのままではIWJが苦境を乗り切るのは困難です!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
┠―■ IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビュー DVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!
┠―■スタッフ募集~ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?
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■はじめに~ 今日午後4時30分より、カショギ氏殺害、安田氏解放で注目を集める中東情勢について、岩上安身による高橋和夫・放送大学名誉教授インタビューを冒頭のみフルオープンで生中継します! 祝・安田純平氏生還・3夜連続再配信の3弾目! 午後8時からは、このたび無事生還された安田純平氏が2014年7月に登壇した際のイラク緊急報告会を再配信!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 2015年にシリアで武装組織に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平氏が10月25日、トルコから帰国しました。安田氏の解放はカタールとトルコの支援によって実現し、カタールが身代金約約300万ドル(約3億3700万円)を支払っていたという証言が、在英NGOシリア人権監視団のアブドルラフマン代表から出ており、日本の主要メディアもこのアブドルラフマン代表の証言を各紙報じています。

※解放へ「カタールが身代金3億円」…監視団体(読売新聞、2018年10月24日)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181024-OYT1T50068.html

 安田氏がこのタイミングで解放されたことは、サウジアラビアのジャーナリスト・ジャマル・カショギ氏殺害事件とも関係しているのではないか、という見方もあります。岩上さんは10月24日、トルコのエルドアン大統領が国会演説で、サウジの政府調査報告書の結論が出る前に釘を刺すように、「カショギ氏は暴力的に残酷に殺害された」と断定したことを受けて、トルコとカタールの動向を次のように整理しました。

 「トルコとカタールは、安田純平さんの解放を進めながら、サウジアラビア政府による同国のジャーナリスト・カショギの殺害事件の全容を明らかにして、この国会演説で、一区切りつけたところで、安田純平さんの解放を表沙汰にした。そのトルコは脱ドル化を進め、ロシアとの貿易をそれぞれの通貨で行う」

※岩上安身ツイート(2018年10月24日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1055265888239214592

 実際に、ロシアの農業コンサルティング企業SovEconは10月2日、トルコがロシアルーブルで小麦を購入することを発表しています。

※トルコがロシアルーブルを貿易決済に使用(Pars Today、2018年10月3日)
http://parstoday.com/ja/news/world-i48385

 岩上さんは今日午後4時30分より、高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビューを行い、11月6日に中間選挙を控えた米国の思惑も射程に入れて、安田氏解放やカショギ氏殺害事件をめぐる中東情勢を読み解いていきます。岩上安身による高橋名誉教授インタビューは、冒頭のみフルオープンで、その後は会員限定に切りかえて生中継します。ぜひ、以下のURLよりご覧ください。

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【IWJ_Youtube Live】16:30~「ジャマル・カショギ氏殺害事件、安田純平さん解放で注目を集める中東情勢!ジャーナリストの命運から変転極まる国際情勢に迫る!~岩上安身による放送大学 高橋 和夫名誉教授インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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 岩上さんがこれまでに行ってきた高橋名誉教授インタビューは、以下のURLよりご覧ください。

※米軍のシリア攻撃、背後にイスラエルの影! 混迷を極める中東情勢を読み解く~岩上安身による放送大学教授・高橋和夫氏インタビュー 2017.4.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/376065

※イラン核合意から離脱し、エルサレムに大使館を移したトランプ政権の「異常」な中東政策は、キリスト教福音派の預言成就願望とユダヤロビーに答えたもの!? 〜 岩上安身による放送大学・高橋和夫名誉教授インタビュー 2018.5.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421493

 また、今日午後8時からは、2014年7月に東京都で行われたイラクの現状を伝える緊急報告会を再配信します。登壇者の一人である安田純平氏は、2014年4月から5月にかけてイラクを取材し、ISIS(イラクとシリアのイスラム国)による被害状況を伝えています。IWJは、安田氏が登壇したシンポジウムを25日から3夜連続で再配信してきました。今日の第3弾目の再配信は、ぜひ、以下のURLよりご覧ください。

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【タイムリー再配信 279・IWJ_Youtube Live】20:00~「【祝・安田純平氏生還!】 病院でさえも10回以上の空爆、被害者の多くは女性や子ども~ イラクを取材したジャーナリスト・安田純平氏がイラクの現状を語る! 7.23 緊急報告会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/155488
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 安田氏が帰国した10月25日、岩上さんは、ジャーナリストの志葉玲氏とともに安田氏が到着した成田空港へ取材に向かいました。岩上さんは、安田氏の妻・深結(Myu)氏による記者会見に参加し、質問もしています。ただ今、録画を公開していますので、ぜひ、ご覧ください。

※岩上安身による状況レポートと、ジャーナリスト・安田純平氏の帰国を受け妻・安田深結(Myu)氏によるお礼の挨拶会見
https://twitcasting.tv/iwj_ch5/movie/502366284

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◆中継番組表◆

**2018.10.27 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】14:00~「第109回草の実アカデミー #ケチって火炎瓶その2『安倍首相・下関暴力団スキャンダルの現代史的検証』~警察・政治家・ヤクザの三角関係~」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「草の実アカデミー」主催の講演会を中継します。講師は、月刊『紙の爆弾』2018年10月号で「安倍晋三『下関暴力団スキャンダル』の全貌を暴く」を執筆したフリーライターのタケナカシゲル氏。#ケチって火炎瓶その1である、ジャーナリストの山岡俊介氏と寺澤有氏が講師の、今年7月に開催された第106回草の実アカデミーの記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428527
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【IWJ・OKINAWA1】14:00~「沖縄の環境を考える 沖縄環境ネットワーク結成20周年記念シンポジウム」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

「沖縄環境ネットワーク」結成20周年を記念して開催される「沖縄の環境を考える」シンポジウムを中継します。内容は、「沖縄の今」と題し辺野古・大浦湾の海やジュゴン訴訟についての報告、ミニコンサート、基地からの環境汚染をテーマに、調査報道ジャーナリストのジョン・ミッチェル氏の基調講演などが予定されています。
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【IWJ_Youtube Live】16:30~「ジャマル・カショギ氏殺害事件、安田純平さん解放で注目を集める中東情勢!ジャーナリストの命運から変転極まる国際情勢に迫る!~岩上安身による放送大学 高橋 和夫名誉教授インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身による放送大学名誉教授・高橋和夫氏インタビューを、冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で中継します。IWJがこれまで報じてきた高橋和夫氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%92%8C%E5%A4%AB
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【IWJ・エリアCh4・広島】17:00頃~「IWJ記者によるイスラム思想研究者・飯山陽氏インタビュー」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach4

 IWJ記者によるイスラム思想研究者・飯山陽(あかり)氏インタビューを中継します。飯山氏はタイ在住ですが、10月26日におこなわれた広島大学での講演のため帰国中。貴重なインタビューをご覧ください。
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【IWJ・エリアCh1・大阪】18:30~「前川喜平さんと考える 公共と教育の“未来図”大阪を知り・考える市民大集会 PART3」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「大阪を知り・考える市民の会」主催、「公共政策ラボ」共催の市民集会を中継します。 登壇者は、前川喜平氏(現代教育行政研究会代表)、住友剛氏(教育学・京都精華大学教授)、司会は平松邦夫氏(公共政策ラボ代表)。これまでIWJが報じてきた前川喜平氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%89%8D%E5%B7%9D%E5%96%9C%E5%B9%B3
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【タイムリー再配信 279・IWJ_Youtube Live】20:00~「【祝・安田純平氏生還! 】病院でさえも10回以上の空爆、被害者の多くは女性や子ども~ イラクを取材したジャーナリスト・安田純平氏がイラクの現状を語る! 7.23 緊急報告会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏の解放を受けて、2014年7月に収録した「イラク 緊急報告会 ~イラクでは何が起きているのか?~」をフルオープンで再配信します。これまでIWJが報じてきた安田純平氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%B4%94%E5%B9%B3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/155488

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◆中継番組表◆

**2018.10.28 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

※調整中

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■<ニュース・フラッシュ>
【1】現職の内堀・福島県知事は、「原発ゼロ」は「国と事業者の責任で検討されるべき」と丸投げ! 今月28日投開票の福島県知事選と新潟市長選で、原発再稼働にノーを突きつけられるか!

 任期満了に伴う福島県知事選が10月28日に投開票されます。福島県知事選は、安倍晋三政権が強行する原発再稼働に歯止めをかける上で非常に重要な選挙ですが、各メディアはすでに10月11日に告示されている福島県知事選をあまり取り上げていません。

 県知事選の立候補者は、現職で無所属の内堀(うちぼり)雅雄氏、新人で共産党県委員長の町田和史(かずし)氏、新人で自営業の金山屯(かなやま・じゅん)氏、新人でIT関連会社社長の高橋翔氏の4氏です。

※福島県知事選、28日投開票 再選狙う現職に3新人挑む(共同通信、2018年10月26日)
https://this.kiji.is/428463925756920929?c=39546741839462401

 自民、国民民主、公明、社民から支援を受けている内堀氏は、福島民友によるアンケートで、「国内の原発ゼロ」を目指すべきかどうかは「どちらともいえない」と曖昧にぼかし、「国と事業者の責任で検討されるべき」と丸投げしています。さらに、安倍政権については、「福島復興の加速化をけん引している」という認識を示し、現政権を「評価する」と答えました。

※福島県知事選・立候補者アンケート(上) 「争点」13項目紹介(福島民友、2018年10月16日)
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20181016-316330.php

※福島県知事選・立候補者アンケート(下) 「争点」13項目紹介(福島民友、2018年10月17日)
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20181017-316688.php

 一方、共産党が推薦する町田氏は福島民友のアンケートで、「国と東京電力に県民の立場ではっきりと物を言い、全国に原発ゼロを発信する」ことを明言しています。また、安倍政権を「評価しない」と答えた町田氏は、「首相は民意に反して憲法9条を変え、消費税を10%に増税しようとしている。森友、加計(かけ)疑惑にふたをして国政を私物化し、許せない」と批判しました。

 共産党単独 VS 与野党相乗りという構図は、地方選では珍しいことではありません。10月21日投開票の京都府・大山崎町長選は、共産党が支持した前川光氏が、自民、立憲民主、国民民主、公明が推薦した山本圭一氏を僅差で破り、初当選しました。大山崎町長選では、共産党が単独で支持した候補が、国政与野党が「相乗り」で推薦した候補に勝利したのです。

※大山崎町長選、支持の新人当選で共産は「成果」、自民は警戒(京都新聞、2018年10月23日)
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20181023000015

 福島県知事選が投開票される10月28日は、新潟市長選の投開票日でもあります。

 市長選に立候補したのは、元官僚の飯野晋氏、立憲、共産、自由、社民、国民民主が支援する小柳聡(さとし)氏、自民党系会派に所属していた前新潟市議の吉田孝志氏、自民が支持する中原八一(やいち)氏で、4氏とも無所属新人です。

※新潟市長選終盤 4陣営過熱 組織引き締めや無党派層への浸透に全力(新潟日報、2018年10月24日)
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20181024427684.html

 今年6月10日に投開票された新潟県知事選では、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が大きな争点となり、自民、公明が支援した花角英世氏が、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民が推薦し、脱原発を明言していた池田千賀子氏を破って、接戦を制しました。新潟県知事選については、ぜひ、ジャーナリスト・横田一氏による以下の寄稿記事をご覧ください。

※【特別寄稿】新潟県知事選で池田候補にエールを送った小泉元総理!進次郎氏は花角候補の応援を断る!? 公明は自主投票撤回!? 菅官房長官と柄沢自民県連幹事長の極秘面談で創価学会と関係修復か!?(ジャーナリスト・横田一) 2018.6.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/423856

※【特別寄稿】新潟県知事選応援演説での女性差別発言であらわになった花角英世候補の「親子ギャップ」!? 柳瀬唯夫元首相補佐官と瓜二つの記憶喪失!? 「むすめ」のタスキをかけて隠蔽・改竄の父親を応援する花角氏の娘(ジャーナリスト・横田一) 2018.6.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424177

 今回の新潟市長選は、立候補者全員が「将来的には」原発をなくすべきだと表明していますが、与党支持の候補が、与党が民意を顧みずに推し進める原発再稼働に対し、市長としてきっぱりとノーを突きつけることができるのか、疑問符がつきます。

新潟市長選については、本日中にジャーナリスト・横田一氏による緊急寄稿をアップする予定です。ツイッター等でお知らせいたしますので、ぜひご一読ください。

【2】米国が欧州に中距離核ミサイルを配備すれば、ロシアも「同等の措置を取らざるをえない」ゲームにかわる! ロシアは米国のINF全廃条約離脱が「諸地域を新たな軍拡競争に引き込むリスク」をもたらすと警告! 他方でロシアはINF全廃条約維持を求めて国際社会に訴えると表明!

 トランプ米政権が中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明した問題で、ロシアのプーチン大統領は10月24日、米国が欧州にミサイルを配備すれば「同等の措置を取らざるをえない」と表明しました。

※プーチン氏「対抗」の構え 米の核条約破棄方針で(日本経済新聞、2018年10月25日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36895720V21C18A0000000/

 トランプ大統領は10月20日、「ロシアがINF全廃条約に何年も違反してきた」と主張して、条約からの離脱を宣言、23日にはボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がロシアを訪問してプーチン大統領と会談し、条約から離脱する方針であることを伝えました。

 トランプ大統領の主張に対してプーチン大統領は10月24日、「米国はロシアによる違反の証拠を示さず、自ら違反している」と批判。ロシア外務省のザハロワ報道官も、米国の条約離脱が「諸地域を新たな軍拡競争に引き込むリスク」をもたらすことを指摘し、「INF全廃条約の破壊は、国際安全保障と戦略的安定分野の状況へと最も否定的に影響する非常に危険な動きだ」と警告しました。

※米がINF全廃条約から離脱なら軍拡競争のリスク=露外務省(スプートニク、2018年10月26日)
https://jp.sputniknews.com/russia/201810265503368/

 ロシアのリャプコフ外務次官は10月23日、「ロシアはINF全廃条約維持のために国際的支持を結集し、国連などの場で対処していく」ことを表明しています。米国は、貿易問題やカショギ氏殺害事件のみならず、INF全廃条約をめぐっても孤立を深め、その一方でロシアは、米国と緊張関係にある国々との連携をますます深めていきそうです。

※ロシアINF条約維持へ支持結集(スイスインフォ、2018年10月24日)
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%EF%BD%89%EF%BD%8E%EF%BD%86%E6%9D%A1%E7%B4%84%E7%B6%AD%E6%8C%81%E3%81%B8%E6%94%AF%E6%8C%81%E7%B5%90%E9%9B%86/44494620

 ロシアは国際社会に条約を維持する努力を続けると表明し、他方で米国は、話し合いによる条約維持のための努力も尽くそうとはせず、さっさと離脱して中距離核ミサイル配備に走るという強引さで、どちらが「核なき平和」を志向しているのか、拒絶しているのか、今回は一目瞭然です。

 プーチン大統領は日本を含む西側メディアの「悪魔化」キャンペーンによって、すっかり「悪魔」然としたイメージが定着していますが、それ以上に世界を核戦争の淵へと追い込むような危険な賭けに出ているのはトランプ大統領の方です。このことは強調しておかなくてはなりません。日本政府も、対米追従一点張りではなく、米国のこうした決断に対してははっきりと批判し、地域核戦争のリスクを低減すべく、外交努力を尽くすべきです。

■<お知らせ>
■第8期の決算詳細をIWJのサイトにてご報告させていただいています。8月から始まった第9期のご寄付・カンパの金額は8・9月の2ヶ月分で目標額の55%です。岩上さんは自らの報酬を50%削りましたが、それでもこのままではIWJが苦境を乗り切るのは困難です!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 第8期(平成29年8月1日~平成30年7月31日)の決算状況について監査を受けたあとの詳細をIWJのサイトにて、ご報告させていただいております。

※IWJ第8期の決算状況のご報告(平成29年8月1日~平成30年7月31日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/37944

 皆さまにはたくさんのご支援をいただいたにもかかわらず、第8期は赤字となってしまいました。IWJでは設立当初より、活動にご賛同いただいている多くの方からの会費・ご寄付・カンパが、活動のための大事な収入源となっています。今後はより一層経費削減に努め、第9期は赤字にならぬよう、今以上に気を引き締めてまいりたいと存じます。今後とも変わらぬご支援を何とぞよろしくお願い申し上げます。

 連日お伝えしておりますが、IWJは今期より支出を厳しく締め、かわりに1ヶ月のご寄付・カンパの目標金額を450万円に引き下げました。

 今期第9期に入ってからの実績は、8月は目標額の32%、9月は目標額の77%。8月1日から9月30日までにいただいたご寄付・カンパは348件、492万7556円、目標額2ヶ月分の合計である900万円の55%にとどまっています。

 10月は1日から25日までのご寄付・カンパは、142件、237万0065円、目標額の53%となっており、10月も3分の2が過ぎ、残りあと5日となりましたが、まだ目標額のやっと半分です。第9期も第一四半期が終わろうとしていますが、非常に厳しい、見通しの立たない状況が続いています。

 岩上さんは、代表取締役としての自らの役員報酬を、今期は50%カットすることを決断しました。それでもこのまま現状の目標額の半分程度のペースで第9期が期末まで続いていくと仮定すると、約3,000万円の赤字となってしまいます。こうなると、岩上さん個人で穴埋めできる損失ではなくなり、IWJの存続にかかわります。

 私たちの呼びかけに温かいご支援で応じてくださったみなさまには、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 その上でお願いをいたしますが、どうぞ、もう一段のご支援を、よろしくお願いいたします!

 そこで、あらためて2つのお願いをさせていただきたいと存じます。

 ひとつは、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討ください!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます!

 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します。」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 もうひとつ、お願いしたいことがあります。このたび会費にかかる消費税を内税から外税へと変更させていただきたく、会員の皆様にお願い申し上げたいと存じます。

 IWJは今日まで会費にかかる消費税を内税とし、2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられた際も会費を据え置いてきました。これにより一般会員の一ヶ月の会費1,000円につき消費税が5%の時には、会費を952円いただき消費税を48円お預かりし、8%に引き上げられてからは会費を926円いただき、消費税を74円お預かりしてまいりました。

 つきましては近日中に、一般会費を1,000円から1,080円(会費1,000円、消費税80円)に、サポート月会費を3,000円から3,240円(会費3,000円、消費税240円)とさせていただきたいと思います。

 第8期分としてIWJが国に納付した消費税額は578万円にもなりました。零細な会社にとって小さな額とは到底いえない重い負担です。

 以上のように外税形式に変更させていただくこと、どうぞご理解たまわりたいと存じます。なお、内税から外税へと切り替える時期についてはシステムの更新などが必要なために未定となっています。期日は後日改めてご連絡差し上げますので、何とぞご容赦ください。

 IWJは現在収支全体を徹底的に見直し、削減できるコストは大胆に削減しています。しかしコスト削減だけで経営を維持していくのには限界があります。肝心の取材活動費がまかなえなくなったら、本末転倒です。

 財政的には厳しいIWJですが、これまで以上に鋭く粘り強い独自の報道を続けていく所存ですので、一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 IWJでは、ご寄付・カンパをいただいたみなさまのお名前を、匿名希望の方を除いて、IWJサイト上で掲載しております。日刊IWJガイドでも、ご寄付をいただきましたみなさまへの感謝の気持ちを込めつつ、ここにお名前を掲載させていただきます。本日は、2018年9月にご寄付・カンパをいただいた方々をご紹介させていただきます。

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2018年9月

山口 靖 様
T.H.様
新城 靖 様
S.H.様
駒井 雅之 様

その他匿名希望のみなさま
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 みなさま、本当にありがとうございます。頂戴いたしましたご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

■IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ

 IWJではただ今、会員数拡大第一弾キャンペーンとして、10月1日より新規入会、または無料サポーターから会員へお切り替えのみなさまにIWJオリジナルDVDをプレゼントいたしております。

 また、10月中に一般会員からサポート会員へのお切り替え、または都度支払いから自動払いにお切り替えいただいた場合にも抽選でプレゼントを差し上げます。

 サポート会員へお切り替えいただければ、IWJサイトのコンテンツがいつでも無制限でご覧いただけます。この機会にぜひ、IWJ会員へのご登録をお願いいたします。

※「IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ」
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/37869

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビュー DVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!

 「DVD化のためのIWJ総選挙」の結果を受け、このたび第一弾として、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者である関良基氏へのインタビュー全3巻と、前文部科学省事務次官の前川喜平氏へのインタビュー全3巻を製作中です。いずれも12月上旬発売予定です。

 DVDの詳細な内容は下記URLからご覧いただけます。こちらは数量限定となります。ただいまご予約を受付中です。ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
http://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

■スタッフ募集~ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?

 IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを緊急大募集中です! 事務・ハドル班、ウェブ動画班の新メンバーも引き続き募集しています!

 テキスト班は1~2名、事務・ハドル班とウェブ動画班はそれぞれ1名募集しています。

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 また、全国各地でIWJの活動を支えていただける中継市民、及びボランティアでお力を貸してくださるという方も募集します!

※IWJボランティアスタッフ募集中
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/11588

 さらに、ご自分が撮影された動画の投稿も随時受け付けています。ぜひ、ご応募ください。

 また、在宅のサマリーライターから、独自ネタで寄稿したいという現役プロのジャーナリストやライターの方まで、投稿も随時受け付けています。投稿していただいた動画や原稿が採用された場合には、もちろん報酬をお支払いいたします。

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、川上正晃)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/