┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~日ソ共同宣言調印の日に『戦後史の正体』を再読
┠■【中継番組表】
┠■<新記事紹介>勢いに乗るオール沖縄勢の「勝ちムード」に釘を刺した!? 那覇市長選の最中に安倍政権が沖縄県の出した辺野古埋め立て承認撤回への対抗措置を発表!
┠■都職員の妨害を「文字どおり、乗り越えた!」東京都による築地市場正門閉鎖後初の「場内お買い物ツアー」大盛況! 「すぐ再稼働できるんですよ築地は!」
┠■<昨日の岩上さんインタビュー>「国内世論最優先のトランプ大統領と『改革開放』堅持の習近平国家主席!米中の覇権争いの激動の中で日本はどうなる!?岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー」を冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で配信しました!
┠■学校法人森友学園前理事長の籠池泰典の妻・諄子氏が獄中記を刊行!改めて森友問題を振り返り臨時国会を注視するためにも岩上さんのインタビューをご視聴ください!
┠■<お知らせ>
┠―■8月から始まった第9期のご寄付・カンパの金額は8・9月の2ヶ月分で目標額の55%です。岩上さんは自らの報酬を50%削りましたが、それでもこのままではIWJが苦境を乗り切るのは困難です!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
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■はじめに~日ソ共同宣言調印の日に『戦後史の正体』を再読
本日10月19日は、1956年に日ソ共同宣言が調印された日になります。これにより日本とソ連の国交が回復しましたが、北方領土問題という未解決の問題を残しました。IWJではおなじみの、『戦後史の正体』(創元社、2012年)(https://amzn.to/2PGk9Ke)の著者である孫崎享氏は、同書において次のように述べています。
「実は北方領土の北側二島、国後島、択捉島というのは第二次大戦末期に米国がソ連に対し、対日戦争に参加してもらう代償として与えた領土なのです。しかもその米国が冷戦の勃発後、今度は国後、択捉のソ連への引き渡しに反対し、わざと『北方領土問題』を解決できないようにしているのです。日本とソ連のあいだに紛争のタネをのこし、友好関係を作らせないためにです」
こうした孫崎氏の主張は、条約や公開された外交文書など明確な裏付けをもつものです。また孫崎氏は同書で戦後史の構造を理解するために、「対米自主」と「対米追随」の系譜を丹念にたどっています。現在、そうした意味での戦後史が新たな段階に入りつつあります。
現在の国際情勢で生じている大きな動きは、米国のトランプ政権が孤立主義的でかつ保護主義で強引な通商外交に走る一方で、中国の習近平国家主席は「貿易投資の自由化を進め、多角的貿易体制を保護する」と表明し、更に「中国は国際秩序の守護者であり続ける」と主張していることです。あたかも現在の中国は、第二次世界大戦直後に新たな覇権国となった米国と同様の役割を果たそうとしているかのようです。
昨日の岩上さんによる孫崎氏のインタビューでは、そうした国際情勢の激変を理解するためのヒントが多く含まれています。下記のインタビュー報告もご覧ください。一方で安倍政権は国際情勢の変容を無視し、かつ沖縄県の民意にも逆行して辺野古新基地を強行しようとしています。那覇市長選の最中に安倍政権は、沖縄県の出した辺野古埋め立て承認撤回への対抗措置を発表しました。この件については記事にまとめましたので、<新記事紹介>のURLより記事本文をご覧ください。
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◆中継番組表◆
**2018.10.19 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch4】10:30頃~「#築地市場存続イベント『場内お買い物ツアー』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
築地市場営業権組合が呼びかける築地市場解体に対するアクションイベント「場内お買い物ツアー」の模様を中継します。これまでIWJが報じてきた築地市場移転問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%AF%89%E5%9C%B0%E5%B8%82%E5%A0%B4%E7%A7%BB%E8%BB%A2%E5%95%8F%E9%A1%8C
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【IWJ・Ch6】14:45~「あっせん利得『口利き』野党合同ヒアリング ―内容:片山さつき大臣の口利き問題について、法務省と国税庁よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6
10月18日発売の週刊文春が、税務調査を受けた企業の経営者が2015年、片山さつき氏側に国税庁への働きかけを依頼し、見返りとして片山氏の私設秘書の税理士に100万円を支払っていたことを報じました。片山さつき地方創生担当大臣は、同日会見を開き疑惑を否定していますが、企業経営者は朝日新聞の取材に対し100万円の支払いを認めています。
野党5党1会派(立憲民主党、国民民主党、日本共産党、無所属の会、自由党、社民党)による、あっせん利得「口利き」野党合同ヒアリングを中継します。内容は、この度の片山さつき大臣の口利き問題について、あっせん利得処罰法を所管する法務省と、口利きの有無に関して国税庁よりヒアリング。
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【タイムリー再配信 270・IWJ_Youtube Live】20:00~「国際法違反の『琉球処分』はアジア侵略の礎だった!『沖縄の自己決定権』に迫る!『東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会』鹿児島大・木村朗教授と琉球新報・新垣毅編集委員に岩上安身が訊く!(中編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2016年12月に収録した、岩上安身による鹿児島大学・木村朗教授、琉球新報・新垣毅編集委員インタビューの中編を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/349501
▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲
【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「首都圏反原発連合」の呼びかけで毎週金曜日に開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0
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【IWJ・エリアCh6・岩手】18:30頃~「第188回 脱原発盛岡金曜デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach6/
毎月第1および第3金曜日に岩手県盛岡市で開催される「脱原発盛岡金曜デモ」(盛金デモ)を中継します。これまでIWJが報じてきた脱原発盛岡金曜デモ関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%84%B1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E7%9B%9B%E5%B2%A1%E9%87%91%E6%9B%9C%E3%83%87%E3%83%A2
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◆中継番組表◆
**2018.10.20 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【録画配信・福島 IWJ_Youtube Live】17:00~「リアルタイム線量測定システムの配置の見直しに関する住民説明会(福島県・いわき市 勿来市民会館)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
原子力規制委員会が撤去する方針を示しているモニタリングポスト(リアルタイム線量測定システム)について、福島県内各地で住民説明会が開催されています。今回は10月13日に収録した、いわき市 勿来市民会館での住民説明会の模様を録画配信します。説明者は武山松次氏(原子力規制庁 放射線防護グループ監視情報課長)ほか。
IWJがこれまで中継した住民説明会と「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会」による要請書提出に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88
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【タイムリー再配信 271・IWJ_Youtube Live】20:00~「国際法違反の『琉球処分』はアジア侵略の礎だった!『沖縄の自己決定権』に迫る!『東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会』鹿児島大・木村朗教授と琉球新報・新垣毅編集委員に岩上安身が訊く!(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2016年12月に収録した、岩上安身による鹿児島大学・木村朗教授、琉球新報・新垣毅編集委員インタビューの後編を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/349501
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
【全文文字起こし】「築地に帰る運動は決してやめない!」「廃止の認可」がない限り築地解体事業は違法!? 築地仲卸業者・関連事業者は今までどおり営業してよい!? ~10.10築地市場営業権組合による記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434067
#築地市場存続イベント「場内お買い物ツアー」(2018.10.16)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433984
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
「競り場には魚が山になってる。売れてねえんだと思う」豊洲市場では早くも「築地に戻ろうぜ」の声が! 東京都による解体期日が迫る築地市場で連日の「場内お買い物ツアー」が続く!(2018.10.15)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433940
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■<新記事紹介>勢いに乗るオール沖縄勢の「勝ちムード」に釘を刺した!? 那覇市長選の最中に安倍政権が沖縄県の出した辺野古埋め立て承認撤回への対抗措置を発表!
「私は、法的措置ではなく、対話によって解決策を求めていくことが重要と考えており、去る10月12日の安倍総理や菅官房長官との面談においても、直接、対話による解決を求めたところであります。しかし、そのわずか5日後に対抗措置を講じた国の姿勢は、県知事選挙で改めて示された民意を踏みにじるものであり、到底認められるものではありません」
玉城デニー沖縄県知事の対話への呼びかけも一切無視した、安倍総理との面談からわずか5日後の、政府による対抗措置の発表に、一昨日10月17日、玉城知事がコメントを読み上げました。
※辺野古撤回 沖縄・玉城知事コメント全文(毎日新聞、2018年10月17日)
https://mainichi.jp/articles/20181018/k00/00m/010/083000c
同じ17日、岩屋毅防衛相が、沖縄県が辺野古新基地の埋め立て承認を撤回したことへの対抗措置として、防衛省沖縄防衛局が行政不服審査法にもとづく不服審査請求と撤回の効力停止を石井啓一国土交通相に申し立てたことを発表したことを受けてのコメントでした。
安倍総理は10月9日の翁長雄志前知事の県民葬に「これからも沖縄県民の皆様の気持ちに寄り添いながら、沖縄の振興、発展のために全力を尽くして参ります」と追悼の辞を寄せ、菅官房長官が代読したばかりです。
また10月12日には官邸で菅官房長官とともに玉城知事と会談した安倍総理が、「戦後70年たってなお、米軍基地の多くが沖縄に集中している。この現状は到底是認できるものではない。今後とも県民の気持ちに寄り添いながら基地負担の軽減について一つ一つ着実に結果を出していきたい」とカンペを読みながらではあるが、口にしました。
※【特別寄稿】翁長前知事の沖縄県民葬で菅官房長官に『嘘つき!』と怒号の嵐! 安倍総理との初面談では辺野古強行姿勢に玉城知事は「訪米宣言」と野党連携で対抗!(ジャーナリスト・横田一) 2018.10.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433999
玉城知事はコメントの中で、「国民の皆様におかれましては、これまで日本の安全保障のために大きな役割を果たしてきた沖縄県において、辺野古新基地建設反対の圧倒的な民意が示されたにもかかわらず、その民意に対する現在の政権の向き合い方があまりにも強権的であるという、この現実のあるがままを見ていただきたいと思います」と、すべての国民に訴えかけています。
玉城知事のいうとおり、辺野古新基地建設の是非は沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題であることは明らかです。安倍政権の沖縄への向き合い方は強権的であるばかりでなく、法廷闘争にまで発展した2015年当時と全く同じ対応を繰り返しているところに、沖縄への露骨な差別意識がうかがえます。
安倍政権が強権を振りかざす独裁政治について、岩上さんは以前、「もう『前夜』でなく、当日の朝です。正午近くかもしれない」とツイートしています。
※岩上さんのツイート(2016年8月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/760918849772367872/
IWJでは岩上さんが梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年に発表された自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。ぜひお買い求めください。
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
沖縄では現在、那覇市長選の真っ只中。自民・公明・維新・希望が推薦する無所属新人で前県議の翁長政俊氏と、オール沖縄が支援する無所属現職の城間幹子氏の一騎打ちは、21日の投開票に向けて、選挙戦最終盤の重要な局面のはずです。このタイミングで政府が有権者の反発を覚悟で、対抗措置に出たのはなぜなのでしょうか。IWJ沖縄中継市民に、現地での受け止めや那覇市長選の見通しなどを聞き、記事にまとめました。ぜひご覧ください。
※勢いに乗るオール沖縄勢の「勝ちムード」に釘を刺した!? 那覇市長選の最中に安倍政権が沖縄県の出した辺野古埋め立て承認撤回への対抗措置を発表!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434169
■都職員の妨害を「文字どおり、乗り越えた!」東京都による築地市場正門閉鎖後初の「場内お買い物ツアー」大盛況! 「すぐ再稼働できるんですよ築地は!」
豊洲市場が開場した10月11日以後も築地市場では、「築地市場営業権組合」に加盟する店舗の業者の方が交代で、営業を続けています。IWJは10月11日、15日、16日に、一級建築士の水谷和子氏らの呼びかけで始まった「場内お買い物ツアー」を取材し、豊洲開場後の築地市場から中継を行ってきました。
※営業権があるのに法的根拠もなく脅してくる東京都!?「東京都は法律を守れ!」~10.11 #築地市場存続イベント「場内お買い物ツアー」 2018.10.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433549
※築地市場存続イベント「場内お買い物ツアー」 2018.10.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433984
10月18日から築地市場解体工事の本格着工に入ると表明していた東京都は、前日10月17日の午後8時に、築地市場の正門を封鎖しました。そしてその瞬間を、大手マスコミ各社は、あたかも豊洲市場への平穏な市場機能移転のための「築地市場の幕引き」であるかのように報じました。
※築地市場が完全に閉鎖 引っ越し作業終了、正門をふさぐ
https://www.asahi.com/articles/ASLBK3H1HLBKUTIL00J.html
しかし豊洲市場は、開場直前に汚染地下水の複数個所での噴出が発覚するなど、新たな深刻な環境問題を抱えるのみならず、市場としての構造的欠陥が以前から指摘されてきました。開場からわずか一週間足らずで、「狭い、危ない、使い勝手が悪い」という指摘が、決して杞憂でなかったことが、明らかになりつつあります。多くの業者が東京都からの圧力により、やむなく豊洲市場に移って営業を始めているものの、現場ではすでに、「築地に戻りたい」という声があがっています。
※「競り場には魚が山になってる。売れてねえんだと思う」豊洲市場では早くも「築地に戻ろうぜ」の声が! 東京都による解体期日が迫る築地市場で連日の「場内お買い物ツアー」が続く! 2018.10.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433940
東京都が築地解体工事の本格着工期日と宣言した10月18日にも、「場内お買い物ツアー」は予定どおりに行われました。午前10時20分、築地市場駅から地上に出ると、築地市場正門前は多くの市民とマスコミでごった返していました。
東京都による築地市場解体事業が違法であることを明確に指摘した、明治学院大学・熊本一規名誉教授や、築地で「茶屋番」と呼ばれる品質管理に関わる仕事に従事してきた猿渡(さわたり)誠氏が、前日17日の夜に東京都が閉鎖した正門の、向こう側にいる東京都職員に対し、市場に市民が入れるよう懸命の呼びかけを始めました。しかし、都職員らは「閉場しています」「警察を呼びます」などど機械的に応えるのみでした。
正門前での、都職員に向けての呼びかけが30分ほど続けられた後、何人かの市民メディアとお買い物ツアーの参加者は、工事関係者用の通用門から、なんとか市場の敷地に近づくことができました。ゾロゾロとついて来た大手マスコミ各社は、通用門から先は中には入らず、そのまま、外で出待ちをしていました。
通用門から入ったものの、工事現場でも、工事業者による阻止線に阻まれました。「営業権のある人が入ろうとするのを、どういう法的根拠で妨害してるんですか?」と、お買い物ツアーの参加者が問いかけても、工事業者は顔をそむけるばかりでした。しかし、15分ほどの押し問答の末、狭くて不安定なブリッジを通って、1人ずつ、順番に市場の敷地に入ることができました。
ようやく市場の施設に近づくことができましたが、今度は都職員が手をつないで人間の鎖を作って待ち構えており、参加者の中からは、都職員に対する抗議の声とともに、「まだやってんの?」というあきれ声も飛びました。築地市場営業権組合の共同代表であり、有限会社ムラキの取締役である村木智義氏が、都職員に語りかけました。
村木氏「『入れない』って、子供の喧嘩じゃないんだ。法的根拠を示してください。警察呼ぶって言うんなら呼んでくださいよ。あなた方が威力業務妨害なんだから。『閉場してない』って農水省も言ってるの。あなたたちは築地廃止の手続きを取ってません。申請すらしていないの。閉場だと言ってるけど、あんたがた、責任とれるの?
我々は話し合いを求めてるんだよ。何か月も前から。それに何も答えないから、こんなことになるんでしょう? 一般市民、消費者、それから関係事業者の利益を損なうようなことを、都がやっちゃいけなんだよ」
その阻止線には、都職員のほかに多数のガードマンも動員されていました。ガードマンの中には、市民や業者からの訴えに、うつむく人もたくさんいました。ツアー参加者の中からは「(小池)百合子がガードマンをやれよ」という、末端の業者にこのような役回りを押しつける東京都政に対する、怒りの声も聞こえました。
結局、三か所での合計一時間にわたる押し問答の末、150人近くの参加者はようやく、市場に入ることができました。この日は、有限会社杉原水産と、有限会社ムラキの2店舗が合同で出店し、袋詰めの粕漬けの販売がおこなわれました。参加者が次々に商品を購入しましたが、中には「おつりはいいよ、カンパだよ」という人もいました。
20分ほどで商品は売り切れ、店舗の前は歓声と拍手に包まれました。村木氏が「みなさんのご声援あって、この日を乗り越えられました。(都職員による)門のカベも乗り越えたんじゃないかと思います。文字どおり、乗り越えましたよね! 皆さんが一緒に身体を張ってくださったお陰だと思います。これから、もっと正規の営業を、大規模な営業をできるように、がんばっていきますんで、またひとつお願いします!」と、挨拶すると、ひときわ大きな拍手が沸き起こりました。
続いて村木氏が先導しての、市場案内が始まりました。マグロの卸売場を通るときには、村木氏は「ここ、結構広いんですけど、全部マグロで埋まっちゃうんです」と解説しました。そこには、冷凍マグロの解体機が2台設置されており、初めて見る解体機を前に、多くの市民が、その巨大さに驚きの声を上げました。
村木氏は「今も電気は来てますから、いつでも動かせるんです」と説明し、「再稼働するとなれば、といっても原子炉じゃないですよ、すぐ再稼働できるんですよ築地は! 築地はすぐ再稼働できるんですよ!!」と強調しました。
買い物ツアーが終了し、参加者一人一人への挨拶を終えたばかりの、杉原水産の代表取締役である杉原稔氏にも話を聞きました。「東京都は門を閉めて、強硬な構えで来ましたが、明日以降はどのようにされますか?」という質問に、杉原氏は「どういう風にするか、仲間と相談しようと思います。どうしても、これは遂行したいですから」と答えました。
ところで、この「場内お買い物ツアー」について、NHKが「築地でトラブル」と報じています。
※豊洲開場1週間 築地でトラブル(NHKニュース、2018年10月18日)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181018/0020160.html
驚いたことに、この記事には、「東京都によると午前11時ごろ、移転に反対し旧築地市場での営業継続を求めている業者や支援者などおよそ100人が、都側が立ち入りを禁止する中で敷地内に入ったが、都の担当者が説得を行い、敷地の中に入った人たちは午後2時までにすべて敷地の外に出たという」と、まるで業者や支援者が法を犯して敷地内に侵入し、都の担当者の説得に非を認めて退場したかのように書かれています。平然と法律違反を行っているのは東京都の方であり、敷地の外に出たのは商品が完売し、「場内お買い物ツアー」が完了したからであって、決して「都の職員が説得」したからではありません。明らかな「フェイクニュース」です。
これについて岩上さんは、「よくこんな嘘をしゃあしゃあと。IWJのカメラは今日、市場内に入った仲卸さんと買い物客に密着して「お買い物ツアー」の様子をすべてとらえている。どのくらいNHKがデマを流すエセ「報道機関」なのか、明日朝のIWJ日刊ガイドと比較してください」と、ツイートしています。
※岩上さんのツイート(2018年10月19日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1052996190827044864
今日も、築地市場では「場内お買い物ツアー」がおこなわれる予定です。問題が噴出している豊洲新市場の問題とともに、築地市場を生き返らせようとする人々の営みに、IWJは今後も注目していきます。
■<昨日の岩上さんインタビュー>「国内世論最優先のトランプ大統領と『改革開放』堅持の習近平国家主席!米中の覇権争いの激動の中で日本はどうなる!?岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー」を冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で配信しました!
アーミテージ元国務副長官とナイ元国防次官補による日米両政府への提言「これまでになく重要 21世紀における日米同盟の刷新」(「第4次アーミテージ・ナイレポート」)が、10月3日にCSISより発表されました。
この文書はトランプ政権を批判する一方で、日本政府に対しては防衛費の増額(GDP比1パーセント以上)や米軍と自衛隊の一体化を求める「司令書」然とした文書です。他方で、トランプ政権の通商政策を代表するロス商務長官は、10月5日のロイターの取材に対し、「日本の自動車貿易の対米黒字を解決するための最善の方法は製造拠点を米国に移転させることだ」と述べ、対日強硬姿勢を明らかにしました。
こうした、別々の路線からの米国からの対日圧力それ自体はもちろん、それをきちんと取り上げない大手メディアに対して「激おこ」の岩上さんは、元外務省国際情報局長・孫崎享氏への急遽インタビューを申し込みました。
※【岩上安身のツイ録】激おこ!事実上の日米FTAを「TAG」という造語で国民を欺こうとする日本政府!トヨタ(以下略)ら、外貨を稼ぐ輸出産業を守るために米国の要求に従い犠牲を払ってきた日本は米国にすべてを収奪される!? 2018.10.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433399
冒頭のフルオープン配信では、「第4次アーミテージ・ナイレポート」が、もはや米国内で力を失った勢力によって書かれた文書であり、日本政府がありがたく拝読して言うとおりにすべき「司令書」ではないことを、孫崎氏がビシッと指摘しています。中間選挙でトランプ氏が弾劾に追い込まれないと見る孫崎氏は、「読むに値しない」とバッサリ切り捨てました。
会員限定に切り替えた後は、トランプ政権の貿易政策や、11月6日の米国議会選挙(中間選挙)に関する分析を詳細にうかがいました。孫崎氏は具体的なデータを交えつつ、トランプ大統領による民主党の有力議員であるエリザベス・ウォーレン上院議員に対する人種差別・性差別的な言動が一定の支持をつかんでおり、トランプ政権は予想以上に強固である点を指摘しています。トランプ政権・共和党は「ウォーレン議員が先住民の子孫だと主張してキャリアを有利に進めてきた」との中傷を繰り返してきましたが、これを真に受けたり、喝采を送ったりする支持者が一定する存在するというのです。一時予想された中間選挙での民主党勝利からの「トランプ弾劾」は容易には実現しないというのが孫崎氏の見立てです。
※米民主党の有力議員、先住民の祖先示すDNA鑑定公表 トランプ氏の挑発に対抗(BBC Japan、2018年10月16日)
https://www.bbc.com/japanese/45872364
米中貿易摩擦に関しては、米国が独善的で敵対的な交渉を各国に仕掛ける中で、中国がどのような姿勢を表明しているのかという点を取り上げました。具体的には、習近平国家主席は2018年4月10日の海南島の博鰲(ボーアオ)アジアフォーラムにおいて、「中国は国際秩序の守護者であり続ける」ために「今年、中国は自動車の輸入関税を大幅に下げる」と発表したことです。さらに習主席は「自動車産業への外資出資率制限を2022年までに撤廃する」と宣言しています。孫崎氏が指摘するように、米国との通商交渉で「いじめられた国」が、新たな「国際秩序の守護者」と胸を張り始めた中国との経済関係を構築していくのかが、今後の国際情勢を考える上で見逃せない要素となります。もちろん、日本も例外ではありません。
本インタビューの録画は現在、急いでアップ作業中です。録画をアーカイブにアップできるまで、もうしばらくお待ちください。なお岩上さんによるインタビューの全編動画をご視聴いただくには、会員登録が必要です。会員登録は、以下のURLのページでご案内しています。
※https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
一般会員にご登録していただくと、インタビューの全編動画を1ヶ月間、お好きなときにご視聴できます。サポート会員にご登録していただくと、インタビューの全編動画を期間無制限でご視聴できます。ぜひこの機会に、会員登録のご検討をお願いいたします。
なお米中貿易戦争に関連して、22日午後2時より岩上さんは、エコノミストの田代秀敏氏にインタビューします。国際金融の現状とともに、中国の電気自動車(EV)やIT技術などの産業力について田代氏にうかがっていく予定です。ご期待ください!
■学校法人森友学園前理事長の籠池泰典の妻・諄子(じゅんこ)氏が獄中記を刊行!改めて森友問題を振り返り臨時国会を注視するためにも岩上さんのインタビューをご視聴ください!
学校法人森友学園前理事長の籠池泰典の妻・諄子氏が17日、『許せないを許してみる 籠池のおかん「300日」本音獄中記』(双葉社、2018年)(https://amzn.to/2QY3AcJ)を刊行しました。
タイトルにあるように籠池夫妻は2017年7月に大阪地検特捜部により逮捕され、長期にわたり勾留されました。その期間は2018年5月に保釈が認められるまで大阪拘置所で300日以上におよびました。
そうした長期勾留は「人質司法」と呼ばれ、国際社会においても「日本の司法は中世なみ」と苦言を呈されています。2013年5月、ジュネーブの国連拷問禁止委員会で、モーリシャスの委員から「(日本の刑事司法は)中世」と指摘されましたが、上田秀明人権人道大使が「日本はこの分野で最も進んだ国のひとつ」と強弁したために周囲から失笑を買いました。さらに上田氏は「笑うな。シャラップ!」と叫ぶなど信じがたい態度に終始しました。
そうした司法制度の問題点やその背景となっている日本の人権意識の低さについては、岩上さんが元東京高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授へのインタビューで扱いました。下記URLよりご視聴ください。
※日本の司法の根幹にある「統治と支配」と「人権軽視」!日本の司法水準は近代以前!~岩上安身による元東京高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授インタビュー 2018.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420338
むろん、教育勅語を園児に暗唱させるなどといった森友学園の特異な教育方針や、籠池夫妻と安倍晋三総理と昭恵夫人との親密な関係は追及すべきです。改めて問題の発端や根本的な問題について確認するは、やはりこの問題を当初から追及してきた木村真・豊中市議への岩上さんによるロングインタビューが必見です。こちらもあわせてご覧ください。
※「市民レベルの追及はやり尽くした」財務省強制捜査と昭恵総理夫人の証人喚問を!岩上安身による木村真 豊中市議インタビュー(前編) 2017.12.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408662
※「森友問題の本質は『カルト右翼学園』に政権中枢と維新の会が肩入れした事件だ」~通常国会開会直前!財務省の数々の嘘を検証!岩上安身による木村真 豊中市議インタビュー(後編) 2018.1.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409009
また森友問題に関して、公文書改竄にまでおよんだ財務省は新たな疑惑に揺れています。週刊文春は、片山さつき地方創生担当相が財務省に口利きをしたと報じています。片山氏の秘書が依頼人から財務省への税務調査の口利きを依頼され、見返りとして100万円を受け取ったという疑惑です。本件に関し、菅義偉官房長官は18日午前の会見で、片山氏自身が説明責任を果たすと述べたとのことです。
※片山さつき地方創生担当大臣に100万円国税口利き疑惑(文春オンライン、2018年10月17日)
http://bunshun.jp/articles/-/9365
※本人が説明責任果たすと思う=片山地方創生相の報道で官房長官(ロイター、2018年10月18日)
https://jp.reuters.com/article/suga-katayama-idJPKCN1MS08Y
片山地方創生担当相といえば、2016年8月18日のNHK「ニュース7」が子どもの貧困をテーマにし、カメラの前に顔出しで登場した女子高生に対して「捏造」などとインターネット上で激しいバッシングがあった際に、いち早く反応し、貧困叩きに加担し、煽動したことを忘れるわけにはいきません。
※貧困家庭を叩き、生活保護受給のハードルを上げる~片山さつき氏の国会議員としての品格とは?4年前も芸人バッシングの旗振り役で法改正へ 取材を求めるも、片山さつき議員事務所からは回答なし!! 2016.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/330116
安倍政権と与党の自民党は、10月24日召集の臨時国会の会期を12月10日までの48日間とする方針を固めたようです。来る臨時国会においては、安倍政権が抱える数々の疑惑がどのように追及されるのか注視していかなくてはなりません。
※臨時国会、12月10日までの48日間 政府・与党方針(朝日新聞、2018年10月18日)
https://www.asahi.com/articles/ASLBK7H51LBKUTFK025.html
■<お知らせ>
■8月から始まった第9期のご寄付・カンパの金額は8・9月の2ヶ月分で目標額の55%です。岩上さんは自らの報酬を50%削りましたが、それでもこのままではIWJが苦境を乗り切るのは困難です!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
連日お伝えしておりますが、IWJは今期より支出を厳しく締め、かわりに1ヶ月のご寄付・カンパの目標金額を450万円に引き下げました。
今期第9期に入ってからの実績は、8月は目標額の32%、9月は目標額の77%。8月1日から9月30日までにいただいたご寄付・カンパは348件、492万7556円、目標額2ヶ月分の合計である900万円の55%にとどまっています。10月は1日から16日までのご寄付・カンパは、101件、175万9065円、目標額の39%となっており、10月も半月が経過してもまだ目標額の半分に届いておりません。第9期のスタート早々、大変厳しい状況です。
目標額の半分程度のペースで第9期が続いていくと、約3,000万円の赤字となってしまいます。こうなると、岩上さん個人で穴埋めできる損失ではなくなり、IWJの存続にかかわります。
私たちの呼びかけに温かいご支援で応じてくださったみなさまには、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。IWJではみなさまからいただいた大切な会費やご寄付・カンパを無駄にしないようあらゆる経費を削減するように努力を重ねています!
どうぞ、もう一段のご支援を、よろしくお願いいたします!
IWJは現在、必要経費の7割近くをスタッフへの報酬など人件費が占めています。非常に労働分配率の高い会社であると自任しています。
IWJは、メディア業界内の常識であった裁量労働制を採用せず、法規に則り、サービス残業などの違法な働き方もさせずにこれまでやってまいりました。現政権が推進しようとはかる裁量労働制の拡大に強く異を唱え、労働者の権利の保護を訴えてきたIWJとしては、自社の労働環境を損なうわけにはまいりません。
しかしそうなると、もう他に削るところがありません。岩上さんは、代表取締役としての自らの役員報酬を、今期は50%カットすることを決断しました。それでもご寄付・カンパが目標額の半分というペースでは、穴を埋めることができそうにありません。
そこで、あらためて2つのお願いをさせていただきたいと存じます。
ひとつは、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討ください!
一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます!
入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!
そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。
サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。
どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。
※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します。」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)
もうひとつ、お願いしたいことがあります。このたび会費にかかる消費税を内税から外税へと変更させていただきたく、会員の皆様にお願い申し上げたいと存じます。
IWJは今日まで会費にかかる消費税を内税とし、2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられた際も会費を据え置いてきました。これにより一般会員の一ヶ月の会費1,000円につき消費税が5%の時には、会費を952円いただき消費税を48円お預かりし、8%に引き上げられてからは会費を926円いただき、消費税を74円お預かりしてまいりました。
つきましては近日中に、一般会費を1,000円から1,080円(会費1,000円、消費税80円)に、サポート月会費を3,000円から3,240円(会費3,000円、消費税240円)とさせていただきたいと思います。
第8期分としてIWJが国に納付した消費税額は578万円にもなりました。零細な会社にとって小さな額とは到底いえない重い負担です。
以上のように外税形式に変更させていただくこと、どうぞご理解たまわりたいと存じます。なお、内税から外税へと切り替える時期についてはシステムの更新などが必要なために未定となっています。期日は後日改めてご連絡差し上げますので、何とぞご容赦ください。
IWJは現在収支全体を徹底的に見直し、削減できるコストは大胆に削減しています。しかしコスト削減だけで経営を維持していくのには限界があります。肝心の取材活動費がまかなえなくなったら、本末転倒です。
財政的には厳しいIWJですが、これまで以上に鋭く粘り強い独自の報道を続けていく所存ですので、一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
IWJでは、ご寄付・カンパをいただいたみなさまのお名前を、匿名希望の方を除いて、IWJサイト上で掲載しております。日刊IWJガイドでも、ご寄付をいただきましたみなさまへの感謝の気持ちを込めつつ、ここにお名前を掲載させていただきます。本日は、2018年9月にご寄付・カンパをいただいた方々をご紹介させていただきます。
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2018年9月
ブログ夢想花様
M.K.様
T.Y.様
saburou katou様
N.K.様
H.M.様
南 公司様
堀内隆様
Y.W.様
k.t.様
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みなさま、本当にありがとうございます。頂戴いたしましたご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
■IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ
IWJではただ今、会員数拡大第一弾キャンペーンとして、10月1日より新規入会、または無料サポーターから会員へお切り替えのみなさまにIWJオリジナルDVDをプレゼントいたしております。
また、10月中に一般会員からサポート会員へのお切り替え、または都度支払いから自動払いにお切り替えいただいた場合にも抽選でプレゼントを差し上げます。
サポート会員へお切り替えいただければ、IWJサイトのコンテンツがいつでも無制限でご覧いただけます。この機会にぜひ、IWJ会員へのご登録をお願いいたします。
※「IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ」
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/37869
■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビュー DVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!
「DVD化のためのIWJ総選挙」の結果を受け、このたび第一弾として、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者である関良基氏へのインタビュー全3巻と、前文部科学省事務次官の前川喜平氏へのインタビュー全3巻を製作中です。いずれも12月上旬発売予定です。
DVDの詳細な内容は下記URLからご覧いただけます。こちらは数量限定となります。ただいまご予約を受付中です。ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!
※IWJグッズ DVD
http://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5
■スタッフ募集~ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?
IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを緊急大募集中です! 事務・ハドル班、ウェブ動画班の新メンバーも引き続き募集しています!
テキスト班は1~2名、事務・ハドル班とウェブ動画班はそれぞれ1名募集しています。
ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!
※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
また、全国各地でIWJの活動を支えていただける中継市民、及びボランティアでお力を貸してくださるという方も募集します!
※IWJボランティアスタッフ募集中
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/11588
さらに、ご自分が撮影された動画の投稿も随時受け付けています。ぜひ、ご応募ください。
また、在宅のサマリーライターから、独自ネタで寄稿したいという現役プロのジャーナリストやライターの方まで、投稿も随時受け付けています。投稿していただいた動画や原稿が採用された場合には、もちろん報酬をお支払いいたします。
それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!
IWJ編集部(岩上安身、上杉英世、小野坂元、城石裕幸、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】