日刊IWJガイド・番組表「国内から、海外から、次々に表明される共謀罪に対する懸念の声――抗議集会には連日多数の市民が参加!/『読売新聞は死んだに等しい』巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事を検証!本日17時から、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビュー!/ジャーナリスト保護委員会が安倍政権に宛て、表現の自由についての対応に懸念を表明する書簡を送付!」 2017.6.12日号~No.1732号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「国内から、海外から、次々に表明される共謀罪に対する懸念の声――抗議集会には連日多数の市民が参加!/『読売新聞は死んだに等しい』巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事を検証!本日17時から、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビュー!/ジャーナリスト保護委員会が安倍政権に宛て、表現の自由についての対応に懸念を表明する書簡を送付!」 2017.6.12日号~No.1732号~ ■■■
(2017.6.12 8時00分

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>国内から、海外から、次々に表明される共謀罪に対する懸念の声――抗議集会には連日多数の市民が参加!(林俊成)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>
┠――【1】ジャーナリスト保護委員会が安倍政権に宛て、表現の自由についての対応に懸念を表明する書簡を送付!(林俊成)
┠――【2】稲田防衛大臣がネトウヨ御用達の極右雑誌・『月刊Hanada』に寄稿!「『東京裁判史観』の克服」を主張!(IWJ編集部)
┠――【3】天皇の「お言葉」を無視した「生前退位」一代限り容認の「特例法」が可決、成立!女性宮家創設など本気でやる気がない自民党!?(ぎぎまき)
┠――【4】英下院総選挙でメイ首相の与党・保守党が議席数を減らし事実上の「惨敗」!原因は「警察官の大幅人員削減」と最近頻発するテロ!?(城石エマ)
┠■<本日のインタビュー!>「読売新聞は死んだに等しい」巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事を検証!本日17時から、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビュー!(原佑介)
┠■<お知らせ>「共謀罪」の次はいよいよ憲法改正論議!本丸はやっぱり「緊急事態条項」の創設!?『前夜・増補改訂版』でこの「独裁条項」の危険性を知って&広めてください!(城石エマ)
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<はじめに>国内から、海外から、次々に表明される共謀罪に対する懸念の声――抗議集会には連日多数の市民が参加!
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 おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

 安倍政権の横暴に対し、抗議の声が高まっています。

 6月9日金曜日夜に開かれた「未来のための公共」主催の国会前抗議行動には、4000人以上の市民が参加。若者とともに、国会議員や文化人がスピーチしました。

 スピーチしたうちの一人、慶応義塾大学教授の金子勝氏は、加計学園問題で存在が明らかになった「総理のご意向」文書を、政府が確認できないとしていることについて、「あったものがなかったものにされている」と批判。その一方で、文書の実在を証言した文科省の前川喜平前事務次官に対し、官邸が人格攻撃をしていることを挙げ、安倍政権は「自分に都合のいい奴は、あらゆる犯罪をもみ消すけど、自分に反対する奴は犯罪に陥れようとしてきています」と指摘しました。

 金子氏はさらに、韓国総領事が一時帰国した際に、私的な会話の中で安倍総理の方針を批判しただけで更迭されたことを挙げ、「密告社会じゃないか!」と批判。次のように続けました。

 「今なぜ私たちが、加計(学園問題)にこだわるのか。それは、加計で起こっていることは、共謀罪で起こることだからです!」

※「『おかしい』と思ったら声を上げていくことができる、この普通の生活がいつまでも続いてほしい!」政治の私物化に怒る4000人超の市民が参加!――「未来のための公共」国会前抗議行動
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382657

 また、翌日の6月10日土曜日に開かれた、総がかり行動実行委員会主催の「止めよう!辺野古埋立て 共謀罪法案は廃案に!6.10国会大包囲」には1万8000人もの市民が参加しました。

※沖縄の市民弾圧は共謀罪の先取り!? 安倍政権は市民の活動に共謀罪を真正面から使ってくる!? ~1万8千人が国会を大包囲!! 2017.6.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382811

 そして昨日11日日曜日には、渋谷駅前で「未来のための公共」主催の「共謀罪に反対する緊急渋谷街宣」が開かれ、4000人の市民が参加しました。国会議員では、民進党の菅直人衆議院議員、日本共産党の小池晃参議院議員、社会民主党の福島瑞穂参議院議員、自由党の森ゆう子参議院議員らが参加しました。

 スピーチに立った「未来のための公共」の馬場ゆきの氏は「『政府に監視されているかも』という感覚や、何がアウトなのか分からない状況は、『よくわからないけど、これをしたら危ないんじゃないか。だったらしないでおこう』といったように、言論をはじめとする社会の萎縮を生み、結果として私たちの声を上げる権利が奪われてしまいます」と述べ、「政府のやっていることにおかしいといえない状況ができあがり、そうした中で政府が暴走していけば、そのうち、戦前みたいに政府を批判したものは弾圧されてしまう世の中になってしまうかもしれません」と危機感を表明しました。

 共謀罪に対する懸念や批判の声は、国内だけでなく、国連からもあがっています。

 国連人権理事会の特別報告者ジョセフ・カナタチ氏は5月18日、安倍総理に宛てて、現在審議中の共謀罪法案はプライバシーや表現の自由を制約するおそれがあると懸念を示す書簡を送りました。

※「共謀罪」を強行した安倍総理に国連特別報告者が重大警告! 条約批准を大義名分に掲げてきた政府の主張が足元から崩壊!? 「法案の審議はストップするべき」――海渡雄一弁護士が指摘! 2017.5.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/379360

※【全文掲載】「日本政府の『抗議』は怒りの言葉が並んでいるだけで中身はなかった」〜共謀罪に懸念示した国連特別報告者が怒りの反論! 海渡弁護士は菅長官を「驚くべき無知の産物」と糾弾! 2017.5.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/379992

 カナタチ氏は9日金曜日に弁護士会館で開かれたシンポジウムに、スカイプを通して登場しました。このシンポジウムをIWJは中継しました。

 カナタチ氏は、安倍政権が提出している共謀罪法案を「鞍や手綱などの安全器具を付けずに馬に乗るようなもの」と例えた上で、「落馬して怪我をする危険を友人(日本人)に警告する義務を感じた」と述べました。

 最後にカナタチ氏は、「日本の人々は自らどのようにありたいかを決める権利がある」と日本人に向けてメッセージを送り、「日本の社会をより健全な社会にしていくお手伝いができればと思っています」と語りました。

 このシンポジウムの模様は、以下の記事でご確認いただけます。また本日18時から【IWJ Ch5】で再配信します。後段の中継番組表をご確認いただき、ぜひ、多くの人に気づいてもらえるように、拡散をお願いいたします!

※国連特別報告者カナタチ氏が「共謀罪」の問題点を指摘!「非常に特異なやり方が取られている!」――いわゆる共謀罪に関する法案に反対する国際シンポジウム 2017.6.9
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382650

 安倍総理は、国内外の批判の声に一切耳を貸さず、国民の声を無視して思うがままに国会審議を強行し、自らを縛る鎖である日本国憲法の改定を主導しています。さらに、加計学園問題で明らかなように、権力を用いて縁故者に便宜を図り、自分を持ち上げる太鼓持ちジャーナリストのレイプ犯罪をもみ消すのまでためらわないのであれば、それは「国家の私物化」であり、「法治社会」から「独裁」への、恐るべき逸脱以外の何物でもありません。

 6月9日、弁護士と経済学者の有志が、安倍政権による国家の私物化を憂慮し共謀罪法案に反対する緊急声明を発表しました。

・「弁護士と経済学者有志の声明」発表のご報告(南山法律事務所、2017年6月9日)
http://www.nanzanlaw.com/column/1044

 声明では、現在の日本の状況について「法の支配が脅かされ、『人による支配』というべき状況が生じている」とし、「政権と近い者、政権と縁故を持つ者に対し恣意的に利益が誘導されるという状況は、客観的な予測可能性が乏しくリスク管理が機能しなくなるため、ビジネスにとっても重大な悪影響を及ぼす」と、ビジネス畑で活躍する弁護士、経済学者らしい観点から批判。声明は次のように結ばれています。

 「法の支配や行政の公平性など、近代国家の土台そのものが、首相官邸によって蝕まれているのではないかという疑惑が国民の間に広がる根強いなかで、強引に国会を閉じて事態の幕引きを測ることは許されない。まずは、共謀罪審議を停止し、森友学園・加計学園問題に関する公権力と公有財産私物化の疑惑を、国会で徹底的に究明することを求める」

 なお、共謀罪には、田原総一朗氏や金平茂紀氏、そして岩上さんらジャーナリストも反対する声明を発表しています。

※【全文文字おこし掲載】「共謀罪は自由な情報発信を殺す」――ジャーナリストら14人が共謀罪に反対する共同声明を発表!岩上安身も呼びかけ人として参加「密告の横行で個人的な人間関係も破壊される」 2017.4.27
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375780

 この声明には、これまでに70名以上のジャーナリストや表現者が賛同しています。また、以下のページで広く署名を呼びかけています。まだ署名されていない方は、ぜひご協力ください。

・「私たちは『共謀罪』法案に大反対です」署名ページ
https://www.change.org/p/%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF-%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA-%E6%B3%95%E6%A1%88%E3%81%AB%E5%A4%A7%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%A7%E3%81%99?recruiter=721985360&utm_source=share_petition&utm_medium=twitter&utm_campaign=share_petition

 また、1週間前の6月5月・月曜日には、ペンクラブの国際団体「国際ペン(PEN International)」のジェニファー・クレメント会長が「『共謀罪』に関する声明」を発表しました。

 声明では、「共謀罪は日本の表現の自由とプライバシーの権利を侵害する。国際ペンは、いわゆる共謀罪という法律を制定しようとする日本政府の意図を厳しい目で注視している」とし、「日本国民の基本的な自由を深く侵害することになる(共謀罪の)立法に反対するよう、国会に対し強く求める」と結んでいます。

※今度は「国際ペン」会長が共謀罪批判!! 世界から次々に忠告される事態に浅田次郎日本ペンクラブ会長は「主権国家として恥ずかしい」!? ~「共謀罪」に関する国際ペン会長声明発表記者会見 2017.6.5
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/381974

 権力の横暴を抑制するための大きな砦となるのが、行政・立法・司法に次ぐ第四の権力とも呼ばれる報道(メディア)です。

 東京新聞記者の望月衣塑子氏が、記者会見でひとり菅官房長官を果敢に追及し、話題となる一方で、読売新聞は「自民党の機関紙」として、必死で安倍政権を庇っています。

 こうした読売新聞の姿勢を強く批判しているのが、弁護士の郷原信郎氏です。郷原氏は6月5日、「読売新聞は死んだに等しい」と題した記事をブログに掲載。前川前文科省時間の出会い系バー通いを大きく報じて、印象操作を行った同前次官のイメージを失墜させる、読売の5月22日付の「前川前次官 出会い系バー通い」という記事を、「巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事」と、厳しく批判しています。

・読売新聞は死んだに等しい(郷原信郎が斬る、2017年6月5日)
https://nobuogohara.com/2017/06/05/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%AF%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%AB%E7%AD%89%E3%81%97%E3%81%84/

 そして、本日17時より、岩上さんが郷原氏に単独インタビューをおこないます。インタビューでは、読売新聞が「死んだ」理由に加えて、この前川前次官バッシング記事の掲載の陣頭指揮を執ったとされる、読売新聞社長の山口寿一氏についてもお話をうかがう予定です。ぜひご覧ください!

★【IWJ_YouTube Live】17:00頃~
「読売新聞は死んだに等しい」巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事を検証!岩上安身による郷原信郎弁護士インタビュー
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 また、先週9日には岩上さんが民進党の有田芳生参議院議員にインタビューをおこなっています。有田議員は政治家であり、かつ辣腕のジャーナリストでもあります。

 インタビューでは、前述の読売新聞の悪質な人格攻撃記事のほか、レイプ疑惑がもたれている御用ジャーナリストの山口敬之氏や、「そこまで言って委員会NP」で前川前事務次官を貶める「印象操作」をおこなった須藤慎一郎の、スクープでっち上げ前科など、「腐った権力と腐ったメディアの癒着」問題にについて、有田議員にお話をうかがいました。

 こちらのインタビューの模様は、以下の記事でご確認いただけます。また、明日13日の19時から再配信する予定です!

※「前川潰し」に「レイプ事件抹殺」!権力とメディアの腐敗した癒着の罪~岩上安身による民進党参議院議員・有田芳生氏インタビュー 2017.6.9
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382649

 このように、政権による国家の私物化が進み、権力とメディアの癒着が深刻化する中、癒着とも忖度とも無縁の独立メディアとして、IWJが報道すべき事実や、取材すべき現場は山積みです。しかし、IWJの経営の見通しも厳しい状況です。

 4月21日に、今期の決算見通しを発表し、このままでは1200万円の赤字となってしまうことをご報告しました。

 皆様のご厚意により、少し明るい兆しが見え始めていましたが、改めて収支予想を試算しなおしたところ、取材用カメラの修繕費や社用車の修理費などの取材に関わる支出の増加により、依然として600万円もの赤字の見通しであることがわかりました。

※【岩上安身より】600万円赤字の見通し!ご寄付・カンパをお願いします!~IWJ第7期決算の途中ご報告
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/information/donation/31057#more-31057

 予想されていな赤字幅が圧縮されたことは、皆様からのご支援のおかげです。本当に有難うございます。改めて御礼申し上げます。

 しかしながら、期末まで2ヶ月を切った現時点で黒字の見通しが立っていないのも現実です。まだ会員にご登録いただいていない方は、この機会にぜひ会員にご登録いただき、会費でIWJをお支え下さい。

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、600万円という赤字の見通しを覆すためには、皆様からのご支援が欠かせません。岩上さん個人の資材で赤字を支えるのは限界があります。どうかご寄付・カンパによるご支援を、何とぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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◆中継番組表◆

**2017.6.12 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】15:30~「民進党 国会対策委員会『加計学園疑惑調査チーム会合』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※民進党の国会対策委員会「加計学園疑惑調査チーム会合」を中継します。

【「腐った権力と腐ったメディアの癒着」シリーズ 第二弾・IWJ_YouTube Live】17:00~「『読売新聞は死んだに等しい』巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事を検証!岩上安身による郷原信郎弁護士インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身が郷原信郎弁護士にインタビューします。

【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による記者会見を中継します。

【「共謀罪」阻止のための怒りのシリーズ特集5・再配信・Ch5】18:00~「国連特別報告者カナタチ氏が『共謀罪』の問題点を指摘!『非常に特異なやり方が取られている!』―いわゆる共謀罪に関する法案に反対する国際シンポジウム」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※6月9日収録。「日本弁護士連合会」主催のシンポジウムを再配信します。

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◆中継番組表◆

**2017.6.13 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】14:30~「森友・加計問題を考えるシンポジウム ―パネリスト 小川敏夫・民進党参議院議員、宮本岳志・日本共産党衆議院議員ほか」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「森友問題の幕引きを許さない市民の会」主催によるシンポジウムを中継します。

【Ch5】18:30~「共謀罪を廃案に!安倍改憲NO! 6・13市民集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「共謀罪NO!実行委員会」「総がかり行動実行委員会」共催。日比谷野外音楽堂でおこなわれる集会の模様を中継します。

【「腐った権力と腐ったメディアの癒着」シリーズ 第一弾・再配信・IWJ_YouTube Live】19:00~「『前川潰し』に『レイプ事件抹殺』!権力とメディアの腐敗した癒着の罪~岩上安身による民進党参議院議員・有田芳生氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※6月9日収録の岩上安身による民進党参議院議員・有田芳生氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382649

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「共謀罪のある日本なんて出ていきたい!」加計学園問題・共謀罪に見る政治の私物化に怒る4000人超の市民が参加!――「未来のための公共」共謀罪法案に反対する国会前抗議行動
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382657

沖縄の市民弾圧は共謀罪の先取り!? 安倍政権は市民の活動に共謀罪を真正面から使ってくる!? ~1万8千人が国会を大包囲!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382811

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<本日のインタビュー!>「読売新聞は死んだに等しい」巨大新聞による新聞史上最悪の不祥事を検証!本日17時から、岩上安身による郷原信郎弁護士インタビュー!
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 おはようございます。IWJテキスト班の原佑介です。

 大学野球日本一を決める全日本大学選手権で、立教大学が59年ぶりに優勝しました。

 立教大学の優勝は、「ミスター」こと読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄氏が立教大学を卒業した昭和33年以来です。

 長嶋茂雄氏、王貞治氏といった伝説的なスター選手を擁し、長く球界をリードしてきた読売ジャイアンツ。読売ジャイアンツを擁する読売新聞も、販売部数では世界一と大活躍ですが、最近の読売新聞のマスメディアとしての「活躍」には疑問を持たざるを得ません。

 本日17時より、岩上さんが読売新聞の報道姿勢を厳しく非難している郷原信郎弁護士にインタビューするのでご紹介します。

 加計学園の獣医学部新設をめぐる一連の疑惑には様々な論点があり、情報の流れも早いため、ついつい忘れてしまいそうですが、読売新聞が政府の広報と化して、安倍政権に弓ひく前川喜平・前文科事務次官を「人格攻撃」したことを決して忘れてはなりません。

 「出会い系バー通い」という、違法でも何でもない行為を大問題とばかりに騒ぎ立て、さも前川氏が売春や援助交際でもしていたかのような印象操作を行った読売新聞。後に週刊文春などが、前川氏は売春していたどころか「足長おじさん」的な支援活動を行っていたことを報道し、読売の面子は丸つぶれとなりました。

 この読売新聞の暴挙に対し、「読売新聞は死んだに等しい」と痛烈に批判し、話題を集めているのが、郷原信郎弁護士です。確かに今回の読売新聞の報道は、報道としての「自殺」だったともいえます。郷原弁護士は自身のブログで、読売の記事全文を引用し、どの記述がどうおかしいかを徹底的検証。6月5日に公表されたブログは、一週間経った今も拡散され続けています。

・読売新聞は死んだに等しい(2017年6月5日「郷原信郎が斬る」)
https://nobuogohara.com/2017/06/05/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%AF%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%AB%E7%AD%89%E3%81%97%E3%81%84/

 「今回、読売新聞が行ったことは、安倍政権を擁護する政治的目的で、政権に打撃を与える発言をすることが予想される個人の人格非難のため、証言をでっち上げたか、事実に反することを認識しつつ印象操作を行ったか、いずれにしても、政治権力と報道・言論機関の関係についての最低限のモラルを逸脱した到底許容できない行為である。しかも、そのような記事掲載は、上層部が関与して組織的に決定された疑いが強く、まさに、読売新聞社という組織の重大な不祥事である」

 そう厳しく批判し、読売新聞の上層部を批判する郷原弁護士ですが、なんと、郷原氏は検事時代に、当時は司法記者クラブの敏腕記者だった現在の読売新聞グループ本社社長・山口寿一氏とかなりの親しい間柄だったそうです。しかし2009年ころから徐々に連絡が途絶え、2014年、山口氏に関して週刊文春のあるスクープ記事が報じられた際に、郷原氏から1度連絡を取ろうとしたのですが、まったく応答はなかったそうです。

 「類まれな傑出した司法記者だった山口氏が、今回の前川氏に関する記事に主体的に関わるような人物になったのだとすれば、彼がグループ社長になるまでの間に大きな変節が会ったことになる。その背景には、読売新聞という組織の病理があるのであろう」「山口氏には、今一度、司法記者時代の『原点』に立ち返ってもらいたい」と、郷原弁護士は強く訴えています。山口氏の耳に、今の郷原弁護士の言葉はどのように届いているのでしょうか……?

 今回の「読売自殺事件」を郷原弁護士はどうみているのか、改めてうかがうとともに、山口・読売新聞社長の過去についてもお話をお聞きしたいと思います。

 また、郷原弁護士へのインタビューに合わせて、近日中に読売新聞の「押し紙問題」に関するインタビューのタイムリー再配信も行いたいと思います。

 「新聞の押し紙とは、押し売りのようなもの。たとえば、新聞販売店に2000人の新聞契約者がいたら、予備と称して1000部多い3000部が納品され、新聞社は3000部の料金を販売店に請求する。その余分に届いた新聞を、押し紙と呼ぶ」──。

 2012年5月30日(水)、東京都港区にある初沢スタジオで、岩上安身がフリーライターの黒薮哲哉氏にインタビューを行ないました。黒薮氏は、新聞の「押し紙問題」について独自の取材を続けており、新聞販売店の実態、新聞社と一体化する広告代理店、新聞社相手の訴訟などについて語りました。まもなくタイムリー再配信する黒薮氏インタビューもぜひご覧ください!

※【読売・押し紙問題】「押し紙を告発する者は手段を選ばずにつぶせ、ということ」 ~黒薮哲哉氏、新聞業界のタブーを語る 2012.5.30
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/17213

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<お知らせ>「共謀罪」の次はいよいよ憲法改正論議!本丸はやっぱり「緊急事態条項」の創設!?『前夜・増補改訂版』でこの「独裁条項」の危険性を知って&広めてください!
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 おはようございます、IWJの城石エマと申します。

 国会会期末とされる6月18日まで、残り1週間となりました。「小幅延長」の可能性が濃厚ではありますが、いずれにせよ、残り日数はそう多くはありません。

 残された日数の少なさに比べて、目の前に山積する問題の多さには、改めてため息が出てしまいます。「共謀罪」法案、加計学園問題、森友学園問題、山口敬之氏による準強姦スキャンダルと、公権力によるもみ消し疑惑――。どの問題をとっても、安倍政権が国民に「納得」してもらおうと考えているようには見えず、誠実な回答を避けるような、デタラメ答弁を繰り返してきました。

 とても今国会ですべての問題がすっきり解決!というわけにいかないであろうことは目に見えています。いやむしろ、このあと、さらに大きな問題が立ちはだかってくることになるでしょう。憲法改正問題です。

 5月3日に安倍総理が「憲法9条1項、2項を残し、自衛隊を明記」「教育の無償化」「2020年を新憲法施行の年に」などと突如明言して以来、改憲論議は急速に具体性を帯びてきました。

 しかし、注意しなければなりません。マスコミは、安倍総理の発言した「9条の加憲」ばかりを論点にしていますが、何よりも警戒が必要なのは、「緊急事態条項」の創設です。実際、自民党憲法改正推進本部が6月6日に決めた改憲の議論の方針は、「9条」「教育無償化」「参院選の『合区』の解消」、そして、「緊急事態条項」を柱にしています。

・改憲、9条・教育無償化など4項目 自民方針 (日経新聞、2017年6月6日)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H19_W7A600C1EAF000/

 大災害などを口実に、総理大臣に強大な権限を集中、国民の基本的人権は制限され、期限も設けられていない――ナチスの全権委任法よりも恐ろしいこの「独裁条項」について、IWJはいち早く警鐘を鳴らしてきました。

 岩上さんは、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党改憲草案を逐条で読み解き、「緊急事態条項」をはじめとするこの草案の「怖さ」を徹底解説しています。もし今、安倍総理の「新改憲案」を聞いて、「なあんだ、9条に『自衛隊を明記』するだけだったら、改憲してもいいんじゃない?」「教育の無償化ならむしろ改憲するべきだね!」と妙に納得させられてしまった方がいらっしゃいましたら、ぜひ、書籍『前夜~増補改訂版』をご一読ください。きっと、安倍政権のもとでの「改憲」がどんな危険をはらんでいるか、おわかりいただけると思います。

 ご購入はぜひ、「IWJ書店」で!

※【増補改訂版】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

 初版に比べ、増補改訂版は「緊急事態条項」に焦点を当てて大幅に加筆しています。IWJではこの「独裁条項」の危うさだけでも広めようと、『前夜・増補改訂版』の「まえがき」をアップし、ホームページに掲載しています!書籍を購入しようかどうかお迷い中の方は、まずはぜひ、「まえがき」だけでもご一読ください!

※【特別掲載!】安倍総理による「改憲隠し」にダマされるな! 参院選の真の争点は改憲と「緊急事態条項」の創設である~岩上安身による『前夜・増補改訂版』の「まえがき」を緊急アップ!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/309102

 また、IWJでは「緊急事態条項」特集ページも開設しております。緊急事態条項の危険を早くから訴えてきた、升永英俊弁護士や永井幸寿弁護士、ヒトラーの独裁政権誕生の過程を徹底検証した東大・石田勇治教授への岩上さんのインタビューなど、充実のコンテンツを掲載しております。ぜひ、ご覧ください!

※【特集】これこそ「ナチスの手口」! 9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」  この上ない危険性!!
http://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

 それでは今日も1日、よろしくお願いします!

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