■■■ 日刊IWJガイド・番組表「報道の自由度ランキング、日本はG7最下位の72位！国境なき記者団は『安倍晋三による脅し』と正鵠を射た論評！／共謀罪に反対するジャーナリストらが会見し、岩上安身も出席！／共謀罪運用のための準備か!? スノーデン文書により明らかになったXKEYSCOREとは？／本日15時から、混迷を極める米・中東関係を探るべく、岩上さんが放送大学教授・高橋和夫氏にインタビュー！イスラエルの果たしている役割は！」2017.4.28日号～No.1687号～ ■■■
（2017.4.28 8時00分）

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします！

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■＜はじめに＞報道の自由度ランキング、日本はG7最下位の72位！国境なき記者団は「安倍晋三による脅し」と正鵠を射た論評！／共謀罪に反対するジャーナリストらが会見し、岩上安身も出席！／共謀罪運用のための準備か!? スノーデン文書により明らかになったXKEYSCOREとは？／IWJは今期1200万円の赤字に直面…期末まで残り3ヶ月半！緊急のご支援をお願いします！（林俊成）
┠■【中継番組表】
┠■＜ニュース・フラッシュ！＞（林俊成）
┠――【1】空母カール・ビンソン派遣や米韓訓練に「突然の先制攻撃を含む」　緊迫する北朝鮮情勢、アメリカと北朝鮮の応酬が続く
┠――【2】極右政党・国民戦線のルペン氏、フランス大統領選決選投票に向けて好スタート!?
┠■＜★本日の岩上さんのインタビュー★＞トランプ政権によるシリア攻撃はイスラエルのため!?混迷を極める米・中東関係を探るべく、岩上さんが放送大学教授・高橋和夫氏にインタビュー！（城石エマ）
┠■＜★新着記事予告★＞日本獣医師会顧問として、「動物愛護」の観点から安倍政権の「加計学園疑獄」を批判する元衆議院議員の北村直人氏。岩上安身のスクープインタビューに、想像以上の反響が！（城石エマ）
┠■＜IWJ書店からのお知らせ＞豊洲移転「推進派」は、世論の風向きが変わるのを虎視眈々と待っている!? 今こそ読んでおきたい『築地移転の闇をひらく』（IWJ編集部）
┠■わとはぷ～What happened today？〜英国でボクシングの試合に9万人もの観客が集結！ 18戦18勝18KOの怪物に元3団体統一世界ヘビー級チャンピオンが挑戦！（サルサ岩渕）
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＜はじめに＞報道の自由度ランキング、日本はG7最下位の72位！国境なき記者団は「安倍晋三による脅し」と正鵠を射た論評！／共謀罪に反対するジャーナリストらが会見し、岩上安身も出席！／共謀罪運用のための準備か!? スノーデン文書により明らかになったXKEYSCOREとは？／IWJは今期1200万円の赤字に直面…ご支援をお願いします！
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　おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

　4月26日、国際NGOの国境なき記者団が2017年の「報道の自由度ランキング」を発表しました。日本は調査対象となった180カ国・地域のうち、72位。順位は前年と同じですが、イタリアに抜かれ、G7最下位となりました。

・報道の自由度ランク、日本は72位　Ｇ7最下位に（朝日新聞、2017年4月26日）
http://www.asahi.com/articles/ASK4V5VV7K4VUHBI02S.html

　国境なき記者団はホームページにランキングとともに、各国の評価を掲載しています。日本についての論評のタイトルは「安倍晋三による脅し（The threat from Shinzo Abe）」。実に正鵠を射たタイトルだと思います。名前は挙げていませんが、安倍政権を批判したテレビのキャスターやアンカー（国谷裕子氏、岸井成格氏、古舘伊知郎氏など）が相次いで降板したことに触れ、さらに記者クラブ内で広がる自己検閲に言及し、ジャーナリストが民主主義の監視人（democracy’s watchdogs）としての役割を果たすうえで支障が出ていると述べています。さらに、政府役人によるジャーナリストへの嫌がらせや、ソーシャルメディア上でのネトウヨによる嫌がらせについても言及しています。

・The threat from Shinzo Abe（国境なき記者団）
https://rsf.org/en/japan

　これまでの「報道の自由度ランキング」で日本は、2010年、民主党鳩山政権時に11位を記録し、過去最高となったものの、震災対応等により2012年には22位に低下。そして民主党政権から安倍政権に変わり、秘密保護法が制定された2013年に53位に急落し、以後59位（2014年）、61位（2015年）、72位（2016年）と低下が続き、「問題のある状態」とされています。

　しかしたとえ日本が「問題のある状態」であったとしても、民主主義を守るために、ジャーナリストは声をあげ続けなくてはなりません。

　昨日、参議院議員会館で「ジャーナリスト・表現者による共謀罪法案（「テロ等準備罪」）に関する記者会見」が開かれ、IWJは中継に入りました。

　会見に臨んだのは、岸井成格氏、大谷昭宏氏、金平茂紀氏など、政権に批判的な「大御所」ジャーナリスト。さらにインターネットメディア・ポリタス編集長の津田大介氏、差別や貧困問題に取り組む安田浩一氏も出席しました。意外（？）なところでは、小林よしのり氏も参加しました。

　会見にはIWJ代表として岩上さんも参加し、「共謀罪の対象になるのは、メディアや表現活動に関係している人間だけではない。SNSをはじめ、一般の人の日常のコミュニケーションの自由が侵害される」と、共謀罪に対する危機感を表明しました。

　会見の模様は以下の記事に掲載しています。

※「共謀罪は自由な情報発信を殺す」――ジャーナリストら14人が共謀罪に反対する共同声明を発表！岩上安身「密告の横行で個人的な人間関係も破壊される」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375780

　仮に共謀罪が制定されたとして（絶対に止めたいと思いますが）、実際に運用するためには、常に市民を監視し続ける必要があります。そんなこと可能なのか？と疑問に思いますが、どうやら可能なのかもしれません。

　4月24日、スノーデン氏が持ち出した機密文書の中に、NSA（アメリカ国家安全保障局）が日本政府に「XKEYSCORE」という通信監視システムを提供したと記載されていることが判明。アメリカのインターネットメディア「The intercept（インターセプト）」とNHKが報じました。

・スノーデン文書の中に日本情報 ネットメディアが公開（NHK、2017年4月24日）
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170424/k10010959721000.html

　現在審議中の共謀罪法案では、民進党の山尾志桜里衆議院議員の質疑により、メールやLINEであっても「共謀」となり得ることが明らかになっていますが、メールやLINEを入手する方法については（当然ですが）不明でした。しかし、この「XKEYSCORE」という監視システムを日本政府に提供したというスノーデン文書の記述が事実であれば、すでに共謀罪を運用する準備は整っている可能性があります。

　IWJはスノーデン文書について、内部告発直後から報道してきました。ここまでの取材内容を、最新の報道と合わせて記事としてまとめましたので、ご一読ください。

※アメリカの諜報費用を日本が負担？アメリカが電子メールや通話の大量監視システムを日本政府に提供!? アメリカ・そして日本政府による市民監視の実態は!? 大量無差別監視は共謀罪とセット!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376043

　記事の中でも紹介していますが、監視社会を取材・研究し、警告を発してきたジャーナリストの一人が小笠原みどり氏です。小笠原氏は、日本のジャーナリストとして初めてスノーデン氏へのインタビューに成功しています。

　岩上さんはその小笠原氏に直接インタビューをおこなっています。インタビューでは、米軍三沢基地にあるという衛星通信傍受システム「エシュロン」、マイクロソフトやグーグル、ヤフー、アップルといった名だたるIT企業が協力しているというNSAの盗聴プログラム「PRISM」、スノーデン氏が語る特定秘密保護法の制定背景など、様々なテーマについてお話をうかがいました。

　5時間半に渡る超ロングインタビューです。共謀罪と米国の監視システムのリンケージが明らかになった今こそ、ぜひご覧下さい！

※「日本政府も企業も個人もすべて米国NSAに盗聴されている！」元NSA職員スノーデン氏が暴く！米国による巨大監視システムの実態とは――スノーデン単独取材に成功した小笠原みどり氏に岩上安身がインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/354108

　なお、この岩上さんによる小笠原氏インタビューのフルテキストは、先月より有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報！」で発行しています。米NSAによる生々しい監視の実態について、ビジュアル素材や注釈をふんだんに盛り込み、非常に読み応えのあるテキストに編集していますので、ぜひご購読ください！

※メルマガ「岩上安身のIWJ特報！」ご購読はこちらから
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

　そして4月30日（日）には、共謀罪について、岩上さんが京都大学法学研究科の高山佳奈子教授にインタビューする予定です。高山教授は「公権力による犯罪」が共謀罪の処罰対象から除外されていることを衆議院法務委員会で参考人として指摘。国会ハイライトとして掲載しています。

※【国会ハイライト】暴かれた共謀罪の正体！　「公権力による犯罪」と「賄賂」などの「組織的経済犯罪」が処罰対象から除外されている!?　京大大学院・高山佳奈子教授が衆院意見陳述で暴露！ 2017.4.26
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375654

　こうした重要質疑の国会ハイライト、沖縄の基地問題についての現地取材、様々なテーマでおこなわれるデモや勉強会の取材、さらには森友学園問題など、IWJには独自のコンテンツがたくさんあります。しかし、IWJのメインコンテンツは、やはり「岩上安身によるインタビュー」。

　本日15時から、岩上さんは国際政治学者・高橋和夫放送大学教授にインタビューをおこないます。高橋教授にはシリアでの化学兵器の使用とアメリカのミサイル攻撃など、主に中東情勢についてうかがいます。後段で城石エマ記者が詳しくお知らせいたします。

　岩上さんは先週16日から21日まで、怒涛の連続インタビューをおこないました。その後もインタビューや記者会見などが続き、現在でも激務の疲れが取れていないようです…。寝ようと思っても神経が張り詰めて眠れない様子です。

　私がIWJに入る以前のことですが、岩上さんは冠攣縮（れんしゅく）性狭心症で倒れられたということで、とても心配です。

　そんな中、さらに悪い知らせが。今期に入ってからご寄付・カンパが低迷し、現状のままですと、IWJは今期末7月末に、約1200万円の赤字が出てしまうという見通しが伝えられました。

　IWJはスタッフ規模を削減し、経費を切り詰めています――といっても私は新参者で、以前のIWJと比較することはできないのですが、実際、スタッフ規模を縮小した影響で、事務所で使っているタイムカードラックには空きが目立ちます。

　現在の日本社会には、報道すべきことがたくさんあり、そしてマスメディアが萎縮し、報道すべきことがさらに増えていく以上、スタッフを削りすぎてもIWJがパンクしてしまいます。岩上さんはこの矛盾を抱えたまま、経営者としてギリギリの判断をしているのだと思います。

※【岩上安身のツイ録】岩上安身からの緊急ご支援のお願い！IWJが今期末で約1200万円の赤字見通し！7月末まであと3ヶ月半！「いずれ独立メディアにも及ぶ報道規制。本当に身動きが取れなくなるまで伝え続けたい」どうぞ緊急のご支援をお願いいたします！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375457

　これまでもIWJの経営危機の折に、岩上さんは私財を投げうって運営経費に充ててきましたが、岩上さんは億万長者ではありません。このままでは、IWJの事業を継続することができなくなってしまいます。

　どうか、ご寄付によるご支援をお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

　まだ会員登録がおすみでないかたは、この機会にぜひご登録ください。IWJは特定のスポンサーに頼らない、市民の皆様に直接支えられた独立系メディアであり、皆様の会費が運営の柱になっています。

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

＊＊2017.4.28 Fri.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch7】10：30～「民進党・森友学園への国有地売却問題解明PT ―森友学園問題について、籠池泰典氏（森友学園前理事長）よりヒアリングほか」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※民進党・森友学園への国有地売却問題解明プロジェクトチームによるヒアリングを中継します。

【IWJ_YouTube Live】15：00～「岩上安身による放送大学教授 高橋和夫氏インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による放送大学教授 高橋和夫氏インタビューを中継します。

【録画配信・IWJ_IBARAKI1】16：00～「茨城県庁薬務課にひたちなか市の安定ヨウ素剤引き渡しについて申し入れ後の記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=ibaraki1
※4月26日に収録した「安定ヨウ素剤の事前配布を求める市民15団体」による記者会見を録画配信します。

【緊急特集！共謀罪（テロ等準備罪）法案シリーズ 18・再配信・Ch4】18：00～「米国の同盟国をやめた瞬間に、CIAのマルウェアが日本中のインフラを崩壊させる!? その真偽は!? ――映画『スノーデン』のオリバー・ストーン監督に岩上安身が直撃質問！」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※1月18日収録の、オリバー・ストーン監督記者会見を再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/357253

【Ch6】19：30～「『未来のための公共』安倍政権に反対する金曜国会前抗議」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「未来のための公共」、「T-nsSoul」、ほか有志が共催の抗議行動を中継します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【IWJ_TOKYO8】18：00～「原発反対八王子行動」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8

【Ch5】18：30～「再稼働反対！首相官邸前抗議」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

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◆中継番組表◆

＊＊2017.4.29 Sat.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJ_KYOTO1】13：30～「揺れ動く極東アジアにおける 原発事故とプルトニウム利用・核拡散・核テロの懸念」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
※「グリーン・アクション」主催で開催されるフォーラムの模様を中継します。

【ツイキャス・IWJエリアCh1・大阪】18：30～「沖縄・南西諸島を標的にするな ～宮古島市議・石嶺 かおりさん、楚南 有香子さんを囲んで～ 第一部『島の子の平和な未来をつくる－陸上自衛隊ミサイル新基地建設反対の闘い』」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_areach1
※「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」共同代表の石嶺かおりさん（宮古島市議）、楚南有香子さんを招いて開催される集会の模様を中継します。（プログラムより、第一部のみの中継となります。ご了承ください）

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

日本の長者番付トップ40の総資産額が日本の全世帯の52.5％の資産額と同じに!?　一方で改善の兆しの見えない貧困者の生活――アベノミクスの「歪み」が浮き彫りに
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375760

「被災者の声を政府の内部から届けていくのが私の役割」――津波で自宅も選挙事務所も失った吉野正芳衆院議員が新復興相に就任！ 今村元復興相の暴言で失った信頼を回復できるか!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375683

「『常陽』審査申請は、ナナハン・バイクを30キロ以下で走るから原付免許で許可してというレベルの話。原子力研究開発機構の態度には呆れた」――原子力規制委員会 田中俊一委員長定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375644

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＜★本日の岩上さんのインタビュー★＞トランプ政権によるシリア攻撃はイスラエルのため!?混迷を極める米・中東関係を探るべく、岩上さんが放送大学教授・高橋和夫氏にインタビュー！
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　おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

　シリアへの爆撃により、一層複雑を極める米・中東関係。トランプ政権が、一般市民に猛毒サリンを使用したのはアサド政権だと決めつけ、攻撃を強行した一方で、冷静な識者らからはアサド政権がサリンを所有しているはずがないとする指摘が出てきています。岩上さんが4月19日にインタビューをした、軍事ジャーナリストの田岡俊次氏や、元外務省国際情報局長の孫崎享氏もそうした指摘をしています。

※空母カール・ビンソンはインド洋にいた!?　それでも予断を許さない朝鮮半島情勢 「金正恩よりトランプ大統領の方が危ない」――岩上安身が軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏にインタビュー！ 2017.4.19
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374670

※北朝鮮の弾道ミサイル、上空から日本への着弾までわずか3秒!? トランプ政権の変質と緊迫するシリア・北朝鮮情勢に迫る！岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー 2017.4.22
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375108

　それではなぜ、米国はシリア政府を犯人に決めつけたいのでしょうか？選挙中のトランプ氏は、ロシアとの融和をうたい、アサド政権潰しの姿勢をとっていたオバマ前大統領の態度から、IS潰しの態度に変更するとしていました。ところが、今回のアサド政権への攻撃により、ロシアを敵に回した形になります。

　米・中東関係の問題をより深く考察すべく、岩上さんは本日、放送大学教授の高橋和夫氏にインタビューをします！

　前回、12月23日にインタビューをした際、高橋教授はこんな言葉を残しました。

　「米国が駐イスラエル大使館をエルサレムに動かすかどうかというのが、最初の試験です」

　現在、イスラエルとパレスチナが領有を主張するエルサレムに大使館を置く国はなく、イスラエルに大使館を移転すれば、米国は事実上、パレスチナの独立を認める「2国家共存」の姿勢を捨てたことになります。国際情勢に大きな変化をもたらしかねない、重要な判断のはずですが、トランプ大統領は就任直後から、大使館のエルサレム移転を表明してきました。トランプ政権の態度は、親イスラエルのための「シオニズム」が前面に表れた結果ともとれます。

　シリアを攻撃したのも、イスラエルのためでしょうか―？岩上さんが高橋教授に詳しくお話をお訊きしますので、ぜひ、本日の配信にご注目ください！

★岩上安身による放送大学教授 高橋和夫氏インタビュー
[日時]4月28日15時～
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

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＜★新着記事予告★＞日本獣医師会顧問として、「動物愛護」の観点から安倍政権の「加計学園疑獄」を批判する元衆議院議員の北村直人氏。岩上安身のスクープインタビューに、想像以上の反響が！
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　愛媛県今治市の約36億7500万円相当の市有地が、岡山理科大学の獣医学部新設用地として、加計学園グループに無償譲渡された問題で、今月4日、岩上さんは日本獣医師会顧問の北村直人・元衆議院議員にインタビューをしました。

　元自民党議員の北村氏は、IWJ以外のすべてのメディアに対し顔出しの出演を断ってきたものの、岩上さんやIWJの報道を見て、「IWJなら」とご出演くださったため、岩上さんのインタビューは「独走スクープインタビュー」に。

　そんな北村氏へのインタビューを見たある視聴者の方が、岩上さんのもとにとても心のこもったご投稿文を送ってくださいました。

　ご投稿者は、2006年に広島と大阪を舞台に発生した、「ひろしまドッグぱーく」の犬大量保護事件に関わった、上条茜（かみじょう・あかね）さん。動物愛護に強い思いを抱く上条さんは、北村氏が議員時代に、改正動物愛護管理法の大立役者となったあの「北村センセイ」であると気づき、興奮冷めやらぬ筆致で思いを綴ってくださいました。

　動物愛護管理法の改正まで、「動物虐待の禁止」に対する罰則がなかった当時の日本では、ブリーダーを名乗る悪徳業者が横行。その状況をなんとか改善しようと奔走したのが、北村氏だったのです。

　幼い頃から、戦時中の日本で馬も犬も動物園の動物たちも徴用され、犠牲になった事実を聞かされてきた上条さんは、加計学園の新設する獣医学部が「動物をヒトのために利用」しようとしていることに気づき、大日本帝国の「陸軍第100部隊」を思い起こします。

　安倍政権と深いつながりを持つ加計学園グループの獣医学部新設は、利権の問題だけではなく、こうした動物への愛護や倫理の観点からも大きな問題をはらんでいる――。

　上条さんの熱い思いや危機感をつづったご投稿文を、現在編集作業中です！近日アップ予定ですので、ご期待ください！

　必見・必聴の北村氏へのインタビューのアーカイブは、以下のURLよりご視聴いただけます。会員登録がまだの方は是非登録を！会費をしばらく未納にしてしまって「休会状態」の方は、会費を納めてこの貴重なインタビューを、ぜひご覧ください！

※「特区の議論はすべて『加計ありき』」――「森友を超える」加計学園の疑惑をIWJだけにトコトンぶちまける！岩上安身が日本獣医師会顧問・北村直人氏（前衆議院議員）に独走スクープインタビュー！ 2017.4.4
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/372080

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＜IWJ書店からのお知らせ＞豊洲移転「推進派」は、世論の風向きが変わるのを虎視眈々と待っている!?今こそ読んでおきたい『築地移転の闇をひらく』
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　おはようございます、IWJ編集部です。

　IWJは今月25日、自民党・下村博文氏講演会の模様を中継しました。IWJの場合、政治家の講演もインタビューも、社民党や共産党、民進党など野党が主体で、自民党の政治家の講演会にカメラが許可されることは、ほとんどありませんので、貴重な取材となりました。皆様は、動画はもうご覧になられたでしょうか。

※「豊洲は安全」小池百合子批判に終始！ 7月の都議選を前に「都民ファースト」に惨敗の危機？ 有権者置き去りの「自民党ファースト」体質がよくわかる下村博文・自民党都連会長講演会 2017.4.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/375519

　講演の内容は、ざっくり言えば、小池百合子都知事批判と、夏の都議選で「都民ファーストの会」に大幅に議席を持っていかれるのではないかということへの危惧がほとんどですが、小池氏批判にからめて、築地移転問題についても下村氏の話が及んでいます。

　下村氏はもちろん推進派。「盛り土」の有無、「地下水の汚染」などについても、IWJが報道してきたこととは真逆の「解釈」が語られていきます。もちろん、IWJからすれば、いずれも論破可能な内容ですが、あまり知識がなかったり、ワイドショー報道でしか築地問題を知らない人であったら、下村氏のような権威者によって推進の論理が淡々と語られていくと、そちらに理があるように思えてしまうかもしれません。

　現在、築地移転問題については、小池氏も判断を明示しておらず、いったん休止状態になっていますが、豊洲に移転させたくてたまらない人たちはたくさんおり、世論の風向きが変わってくれるのを虎視眈々と待っている、否、どうやって風向きを変えようかと頭をひねっている人たちがたくさんいるのは事実です。

　これからは「推進派」も、「論理的」で、もっともらしい主張をしていき、曖昧な知識しか持っていない人たちを取り込もうとしていくことでしょう。

　どちらが是で、どちらが非か。決めるのは読者ひとりひとりですが、きちんと知識を持ち、様々な情報に触れて、自分なりの考えを構築していくことの大切さを痛感します。

　IWJでは今までもずっと移転の闇について報道してきました。今月7日には、東京中央市場労働組合執行委員長・中澤誠氏、一級建築士・水谷和子氏、宇都宮健児弁護士に岩上さんがインタビューを行いました。このお三方が共同で執筆した『築地移転の闇をひらく』（大月書店、2016）を、IWJ書店で販売しております！

※移転不可能はもはや自明！ 6000億円をドブに捨てた石原氏と猪瀬氏の責任を問え！ 築地市場移転ストップの立役者・宇都宮健児弁護士×水谷和子氏×中澤誠氏に岩上安身がインタビュー！ 2017.2.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/362497

　2月10日にインタビューをした際には、お三方にサインを入れてもらいましたが、今回販売分は中澤氏と水谷氏のサイン入りになります。

　この書籍の良いところは、100ページほどであり、すぐに読め、移転の闇についての基本的事項が網羅されていることです。また築地問題が一般に知られ、ワイドショーなどでさかんに報じられるようになった後に出ていますので、推進派の主張も意識しながら、最新の情報をもとに解説されています。つまり築地問題について、正確な情報を得るには至っていない友人・知人に勧めるにもうってつけかと思われます。

　書籍の帯に記されているのは「なぜこんなウソとデタラメがまかり通るのか」。

　「推進派」の論理に呑まれないためにも…ぜひ読んでいただきたい一冊です。残りわずかとなっておりますのでご興味のある方はお早めにお申し込みください。

＊【中澤誠さん、水谷和子さんサイン入り】築地移転の闇をひらく
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=307

　なお、岩上さんは4月7日に、建築エコノミストの森山高至氏をお迎えし、中澤氏、水谷氏を交えた三者への豪華インタビューも行いました。こちらのアーカイブもぜひ、ご視聴ください！

※豊洲市場の使い勝手の悪さは大手流通も嘆くレベル!? 市場は諦め商業施設に！ 築地市場は約700億円で再整備可能！ ～岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー！（前編） 2017.4.7
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/372661

※闇深き「2001年7月18日」 百条委員会で新事実発覚！ 浜渦元副知事は責任を部下に押しつけ遁走!? 行政文書に偽り!? ～岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー！（中編） 2017.4.7
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373444

※「豊洲の水は飲まないから安全」!? 橋下氏の詭弁に大反論！ 「直接飲まない場合も84.2％の汚染地で除去工事を実施」 ～岩上安身が森山高至氏・水谷和子氏・中澤誠氏にインタビュー！（後編） 2017.4.7
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/373449

　それでは今日も一日、IWJをよろしくお願いします！

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170428

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】