■■■日刊IWJガイド・番組表「【本日！】泉田新潟県政の継承者・米山隆一・新知事にIWJ岩上安身代表が緊急インタビュー！／大阪府警の20代機動隊員が沖縄県民に対して『ボケ！土人』『シナ人』と差別的な罵倒！／本日18時から岩上安身による沖縄平和運動センター議長・山城博治氏インタビューを再配信！」2016.10.20日号～No.1497号～■■■
（2016.10.20 8時00分）
おはようございます。IWJでテキスト系の仕事をしている原佑介と申します。
大阪府警の機動隊による沖縄県民に対する「土人！」との暴言に、全国から非難が集まっています。
沖縄・高江で一昨日10月18日、大阪府警の機動隊員が沖縄県民に対し、「どこつかんどんじゃ、ボケ！土人が！」と怒鳴っていたのです。また、別の大阪府警機動隊員も「黙れ！こら！シナ人！」と暴言を吐いていたことも明らかになりました。
これは到底許せない差別的な暴言であり、看過できません。大阪から沖縄に乗り込み、県民を力でねじ伏せ、民意に反する米軍ヘリパッドの建設を有無言わさず押しつけ、そして県民が抗議すれば「ボケ！土人が！」と暴言を吐き捨てる。この大阪府警の機動隊員の発言は、まるで沖縄を植民地のように扱う日本の国家としての姿勢そのものを象徴していたようにも思います。
このような、沖縄県民を侮辱する差別暴言は絶対に許されてはなりません。大阪府警には、この機動隊員に対して厳しい処分をするよう、強く求めたいと思います。この件については後ほど、ぎぎまき記者がまた詳しくお伝えします。
■【本日！】泉田新潟県政の継承者・米山隆一氏にIWJ岩上安身代表が当選後初の緊急インタビュー！
さて、さっそくですが本日は12時より、IWJ岩上安身代表が県知事選に勝利し、新潟県の新知事となることが決まった米山隆一さんに緊急インタビューします！昨日、岩上さんが直接、米山さんと電話で話して決定しました！
突如、泉田裕彦新潟県知事が撤退を宣言したことで一時は混迷を極めた新潟県知事選。当初は対立候補が立たず、自公推薦の森民夫候補が無投票当選するのではないかとも囁かれましたが、その後、市民らと共産・社民・生活（現・自由）の野党3党の要請を受け、米山氏が立候補を表明。しかし大幅に出遅れたこと、民進党が「自主投票」を決めたこと、そして連合新潟がなんと森民夫候補の「支持」に回ったことなどが重なり、米山さんの当選はほとんど不可能に近いと思われていました。
結果は奇跡の逆転劇となりましたが、勝因はなんだったのでしょうか。本日は米山さんご本人に選挙戦をふり返っていただくとともに、今後の新潟県政をどのように考えているのか、お聞きできるかと思います。
米山さんは柏崎刈羽原発の再稼働の是非を判断する際、「最終的な意思決定という場合、県民投票は考慮すべき選択肢のひとつだ」と住民投票実施の可能性にも言及しています。これに対し、ネットでは「さっそく変節か？」などと指摘する書き込みもみられますが、本当にそうでしょうか？
6割の県民が原発再稼働に反対しているといわれている新潟県で、あえて住民投票を行うことは、政府や東電に民意を示す意味では有効ではないかとも思われます。米山さんにはこうした点もぜひ、おうかがいしたいところですね。
さて、IWJはこの新潟県知事選、かなり力を入れて報道してきました。
告示日前日には、岩上さんが新潟県庁で米山さんご本人にインタビューし、選挙にかける思いをお聞きしています。
※新潟県知事選挙でさっそく露呈した「蓮舫路線」のリアル！野党共闘候補の容認を頑なに拒否した民進党の内部事情に迫る！～「泉田路線」の継承を鮮明にした米山隆一候補への岩上安身による緊急単独インタビュー！ 2016.9.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334635
告示日には、米山さんの第一声も取材・中継し、詳細なテキストも含めて記事化しています。「勝ち目のない戦いだとは思っていない」と米山さんは語っていましたが、あの時点ではその言葉を（少なくとも僕は、そして僕以外の多くの人は）真に受けることができませんでした。しかし、本当に当選してしまったわけです。ふり返ってみると、随分、昔のことのように感じます。感慨深いとしか言いようがありません。
※混迷する新潟県知事選！泉田路線を継承する米山隆一候補者、民進党からそっぽを向かれるも、気にせず第一声！「勝ち目のない戦いだとは思っていない」 2016.9.29
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334902
IWJは、米山さんに対して冷淡な態度を示し続けた民進党執行部に疑問を呈し、この選挙戦の深層も掘り下げてきました。自主投票を決定した事実上の責任者である黒岩宇洋議員に岩上さんが直撃インタビューもしていますし、選挙後には、「連合新潟」の幹部にもインタビューし、「いったい連合は何を考えているのか？」という真実に迫っています。
※米山隆一氏解任に「他意はない」、民進党が「離党届をしっかり受け止め、処理している」と説明！それでも残る、新潟県知事選に対する民進党本部の冷淡さの謎 2016.10.5
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/336358
※火花散る新潟県知事選！「自主投票」決め込んだ民進新潟県連トップ・黒岩宇洋議員が一転、米山隆一候補応援へ！この後、岩上安身が黒岩氏に直撃取材敢行！取り残された蓮舫代表は最後まで米山候補応援に行かないのか?? 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337865
※【岩上安身のツイ録】米山支持を鮮明にした、民進党新潟県連の黒岩宇洋代表に岩上安身が直撃！連合新潟の圧力は如何に⁉︎ 新潟県知事選は「オール原子力ムラ」と民意の全面対決に！ 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337991
※【IWJ検証レポート】「民進党が米山さんを推薦するなら、連合も調整する余地は十分あった」知事選翌日、IWJが連合新潟事務局長に直撃取材！民進党と連合の間で何が!?今、明かされる「本音」!! 2016.10.17
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/339577
さらに、現・新潟県知事である泉田裕彦さんにも岩上さんが単独インタビューしています！柏崎刈羽原発再稼働を食い止める「障壁」として立ちはだかった泉田知事に対し、どのような圧力がかけられてきたのか、その大きさが垣間見えるインタビューです。
※「ドラム缶に入って川に浮かぶ」という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上安身が単独インタビュー！ 地元紙「新潟日報」との確執や米山隆一・野党統一候補の応援の可能性にせまる！ 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337783
IWJのこうした報道には、多額の取材費がかかっています。今回の新潟県知事選でも、ここで紹介したように、大手メディアが報じないような角度から丹念に取材し、報じてきました。どうか今後もこうした取材を継続できるよう、皆さんに会員登録していただき、継続的にご支援していただければと存じます！どうかご支援をよろしくお願いいたします！
※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
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現実問題として、IWJの活動費は会費だけでは賄うことができません。あらゆる経費を削減し、配信規模を縮小し、さらに人件費を含めて支出を見直している最中です。しかし、それだけではまだ追いつかず、皆さまのご寄付・カンパによるご支援を切実に必要としています。どうかこれからもIWJが活動を続けられるよう、ご寄付・カンパをよろしくお願いします！
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IWJは現在、深刻な経営難に直面しており、今年の「饗宴」の開催の見送りも検討している最中です。近日中に、皆さまに岩上安身から饗宴開催に関するアンケートをお送りさせていただきますが、何卒ご返信のほど、よろしくお願いします。
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【本日！】泉田新潟県政の継承者・米山隆一氏にIWJ岩上安身代表が緊急インタビュー！（原佑介）
┠■【中継番組表】
┠■＜★ニュース・フラッシュ！★＞山本有二農林水産相が「強行採決」発言を謝罪！／県知事選の混乱の責任をとって民進党新潟県連・黒岩代表が辞任！／小沢一郎代表「勝ちそうになったから応援に行くのは主体性がなさすぎる」／自民党総裁の任期延長が事実上決定！3月正式決定へ（原佑介）
┠■またもや「大阪」発の差別!? 大阪府警の20代機動隊員が沖縄県民に対し「ボケ！土人」と差別的な罵倒！本日18時から沖縄平和運動センター議長・山城博治氏インタビューを再配信！（ぎぎまき）
┠■＜IWJ書店のススメ＞『高橋源一郎×SEALDs 民主主義って何だ～まだこの国をあきらめないために』／IWJ青木浩文記者制作『三上亮 作陶ドキュメンタリー STARDUST』（DVD）をご紹介！（本田望）
┠■＜★お知らせ★＞見どころ満載！今後の岩上さんインタビュー・ラインナップ！（原佑介）
┠■わとはぷ～What happened today？（福田玲子）
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◆中継番組表◆
＊＊2016.10.20 Thu.＊＊
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
■□■□■衆院補選関連■□■□■□■□
【Ch4】14：40～「東京10区補選 自由民主党公認 若狭勝候補 街頭演説と徒歩遊説 ―応援弁士 野田聖子元自民党総務会長、小池百合子東京都知事」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※東京10区補選 自由民主党公認 若狭勝候補の街頭演説を中継します。
【Ch4】19：00～「東京10区補選 野党統一候補 鈴木庸介氏 演説会―応援弁士 民進党 安住淳代表代行、辻元清美衆議院議員、長妻昭都連会長代行、山尾志桜里国民運動局長」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※東京10区補選 野党統一候補 鈴木庸介氏の演説会を中継します。
【IWJ_FUKUOKA1】10：00～「福岡6区補選 無所属 蔵内謙氏 街頭演説」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=fukuoka1
※福岡6区補選 無所属 蔵内謙氏の街頭演説を中継します。
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【Ch1】12：00～「岩上安身による新潟県新知事米山隆一氏インタビュー」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※新潟県新知事・米山隆一氏へ岩上安身がインタビューします。
【Ch8】17：00～「守ろう！築地市場パレード実行委員会主催『専門家会議批判 記者会見』」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=8
※「守ろう！築地市場パレード実行委員会」主催の記者会見を中継します。
【Ch2】17：30～「東京電力 定例会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
【緊急再配信・Ch1】18：00～「『命どぅ宝』沖縄も日本も戦争はできない ～岩上安身による山城博治氏インタビュー」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※ 2013年8月31日収録の岩上安身による山城博治氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちら] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/99179
※（お知らせ）本日、再配信を予定していた「岩上安身による『「日本スゴイ」のディストピア』著者・早川タダノリ氏インタビュー」は、日時を変更して配信いたします。ご了承願います。
【Ch6】19：30～「ReDEMOS（リデモス）Presents Vol.1 『TPPはこのまま可決して大丈夫なのか？』」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※ゲストは、山田正彦氏（元農林水産大臣、弁護士）、竹内彰志氏（TPP違憲訴訟弁護団事務局長、弁護士）、吉田由美子氏（品川区議会議員、生活クラブ東京元理事長）、玉木雄一郎氏（衆議院議員、民進党）。
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◆中継番組表◆
＊＊2016.10.21 Fri.＊＊
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】9：00～「第33回 日本環境会議沖縄大会『環境・平和・自治・人権―沖縄から未来を拓く』第6分科会 第1部・第2部『青年と環境』」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※沖縄で開催される、第33回目の日本環境会議沖縄大会第6分科会第1部・第2部の模様を中継します。現在、環境・平和・自治・人権の問題が最も先鋭的に現れている沖縄から日本本土、米国、そして世界の人々へ問題提起を行い、そこでの世代間交流を含む人々の交流、意見交換を通じて未来を切り拓いていきたいとの趣旨で開催されます。
▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲
【Ch5】18：30～「再稼働反対！首相官邸前抗議」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
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■＜IWJ書店のススメ＞『高橋源一郎×SEALDs 民主主義って何だ～まだこの国をあきらめないために』／IWJ青木浩文記者制作『三上亮 作陶ドキュメンタリー STARDUST』（DVD）をご紹介！
おはようございます。Web班で研修中の本田望と申します。本日はIWJ書店から、私のおすすめ書籍と、おすすめのDVDを紹介させていただきます。
まずは、対談本『高橋源一郎×SEALDs 民主主義って何だ～まだこの国をあきらめないために』です。
高橋源一郎・明治学院大学国際学部教授に、「ギャンブラー」の息子である牛田悦正（よしまさ）氏と牧師の息子である奥田愛基（あき）氏のコンビ、そして米国籍を持つ芝田万奈（まな）氏が加わった本書は、SEALDsの結成秘話や、日本の民主主義、そして市民運動のあり方などをテーマに話をはずませてゆきます。内容を一部引用します。
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高橋「デモをやりながら、サウンドカーの上でスピーチ。これは新しいスタイルだったね。誰が考えたの？」
奥田「いろいろ見て。けっこう海外のスピーチは参考になりました。チャップリンのスピーチとか。海外じゃないけどいとうせいこうさんとかも、半分音楽みたいな感じで。あと、キング牧師のスピーチもすごいリズムがついてる。何回も韻を踏んだりとかリフレクションがあって。俺ら的にはやってることがヒップホップだみたいな（笑）」
牛田「『これ、コール＆レスポンスじゃん！』って」
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本書はまさに「コール＆レスポンス」…ヒップホップの掛け合いかと思わせるほど楽しげで、テンポよい会話がつづいていきます。
大きな問題にクリエイティブに対処してく4人の姿が痛快で、サクサクと読めるのですが、読み応えたっぷりで、つい何度も読み返してしまいます。いろんなことを考えさせられるのに歯切れがよく、楽しく読めるおすすめの一冊です。
※『高橋源一郎×SEALDs 民主主義って何だ～まだこの国をあきらめないために』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=195
続いては、IWJの青木浩文記者が7年かけて陶芸の世界の奥深さに迫ったすばらしいドキュメンタリー作品のご紹介です。
今年、東京芸術大学美術学部工芸科の准教授に就任した陶芸家の三上亮氏は青木記者の中学の先輩で、ともにバンドを組んでいた仲でした。
「中学時代に一緒にバンドをやっていた時と同じような居心地のよさ、楽しさをそのまま撮れた。彼の家に集まって遊んでいる感じがそのまま撮れたと思います」と青木記者は語ります。
大病からの復帰、米国ニューメキシコ州サンタフェ市での個展、東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故の発生を経るたびに三上氏は、その作風を変化させてゆきます。
「焼き損じや、ゴミになった中にもいいものがあるのではないか」――。
作品の芸術性を徹底して追求する三上氏。そうした試行錯誤の積み重ねによる三上氏の作風の変化を見ていると、見ている私たちの側にも変化が生じてゆくのを感じます。そんな気にもなってきます。
銀幕の派手さはありませんが、青木記者のドキュメンタリーは、観る者に言いしれぬ期待を起こさせつつ、静かに影響を与えることができる、「本物」の力作だと思います。まだ少々在庫がありますので、御覧になっていない方は、この機会にぜひ、お買い求めください！
※1月7日17時半から―自称「輪郭のはっきりしない変なおじさん」IWJスタッフ青木浩文作品「陶芸家三上亮作陶ドキュメンタリー『STARDUST』」IWJで一度限りのネット配信 2016.1.6
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281419
※DVD 三上亮 作陶ドキュメンタリー『STARDUST』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=192
■＜★お知らせ★＞見どころ満載！今後の岩上さんインタビュー・ラインナップ！
再び原です。
現在決定している岩上さんインタビュー・ラインナップをご紹介いたします！本日の米山隆一・New新潟県知事インタビューのあとも見逃し厳禁のインタビューが続きます！
▼10月27日（木）14:30～ 近現代史研究者・辻田真佐憲氏インタビュー
『大本営発表』『ふしぎな君が代』などの著者で、近現代史研究家の辻田真佐憲（まさのり）氏に岩上さんがインタビューします。
「大本営発表」と言えば、今では「あてにならない当局発表」「当局に都合の良い情報」の代名詞となりましたが、第二次世界大戦中の日本で、大本営発表はどのようにして強大な力を持つようになっていったのか、辻田氏は歴史をさかのぼり読み解いています。
撤退を「転身」と、全滅を「玉砕」と言い換え、戦局の悪化を隠蔽し続けた「大本営発表」。インタビューでは、現在も続く「プロパガンダ」の実態について、岩上さんがお聞きします。
▼11月3日（木）14:00～宗教学者・島薗進氏インタビュー
『愛国と信仰の構造～全体主義はよみがえるのか』『日本仏教の社会倫理』の著者であり宗教学の第一人者である島薗進・上智大教授に岩上さんが再びインタビューします。
10月3日には、安倍政権が目指す国家神道への回帰について、安倍政権を支える「日本会議」の実態や、その源流である宗教団体「生長の家」、さらには「天孫降臨」「神武東征」といった神話にもとづく「国家神道」の実像について、岩上さんがインタビューしました。今回は、その続編として、10月3日のインタビューでは掘り下げきれなかった様々なテーマについて改めてお聞きします。
※「改憲」の先にあるもの――日本会議と神社本庁は何を目指しているのか!?
安倍政権下で進む右傾化の真実に迫る！岩上安身による上智大学教授・島薗進氏インタビュー 2016.10.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/335795
▼11月上旬 歴史学者・井上寛司氏インタビュー
『「神道」の虚像と実像』 や『日本の神社と「神道」』の著者である、島根大学名誉教授の井上寛司氏に岩上さんがインタビューします。
井上氏は『「神道」の虚像と実像』の中で、「神道は三度つくられた」という見方を提出。そのうえで、「神道は太古の昔から連綿と続く、自然発生的な日本固有の民族的宗教である」という考えを「戦後最大のドグマ」として批判しています。
安倍政権が回帰しようとしている「国家神道」の虚偽性について、岩上さんが井上氏にじっくりとお話をお聞きしますので、どうぞご注目ください。
▼11月中旬 山崎雅弘氏インタビュー
『日本会議・戦前回帰への情念』の著者で、戦史／紛争史研究者の山崎雅弘氏に岩上さんがインタビューします。
強烈に、異常とも言える執着をもって改憲への道をひた走る安倍政権。それを焚き付け、先導する日本会議。その情念は、どこから湧き上がり、何を成し遂げようとしているのでしょうか。
戦史／現代史研究者である山崎氏は同書の中で、「日本会議」を「肉体」（人脈・組織）と「精神」（戦前戦中を手本とする価値観）に分けて分析し、日本会議が国家神道を拠り所として戦前回帰しつつあることを指摘。安倍政権を支える極右団体に、肉薄しています。日本のメディアが決して触れようとしない、安倍政権最大のタブーに、岩上さんが切り込みます！
▼日時未定 西崎雅夫氏インタビュー
関東大震災における朝鮮人虐殺の「語り部」として、荒川河川敷沿いにある追悼碑を守り続け、先日、『関東大震災朝鮮人虐殺の記録：東京地区別1100の証言』（現代書館）という大部の証言集を刊行した社団法人ほうせんか代表の西崎雅夫氏に、岩上さんがインタビューします。
関東大震災における朝鮮人虐殺に関しては、一昨年の2014年8月、『九月、東京の路上で』を刊行した加藤直樹氏とともにIWJスタッフが都内各所でロケを敢行し、特別番組を製作しました。西崎氏には、荒川土手でロケをした際、加藤氏とともにご登場いただきました。この特別番組のアーカイブは、下記URLよりぜひご視聴ください！
※2014/08/29 【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』～関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/165254
