■■■ 日刊IWJガイド日曜版・番組表「【IWJが報じた一週間総まとめ!】神奈川県議会で『レッドパージ』!/沖縄でまた…元米海兵隊員の32歳の男を遺体遺棄容疑/『刑訴法改定案』参院で成立、週明けにも衆院で可決/東京五輪で『裏ガネ』疑惑浮上!」2016.5.22日号~No.1347号~ ■■■
(2016.5.22 8時00分)
おはようございます。IWJ記者の原です。
参院選に関連して、香川県で初めて共産党候補に(事実上の)一本化されたことが注目を集めていますが、民進党の議員がここにきてまたしても、野党共闘に冷や水を浴びせる配慮のない言葉をツイートし、多くの市民から落胆や怒り、失望を買っています。
「昨日、民進党として参議院選挙に出馬を予定していた岡野朱里子氏の擁立を断念しました。共産党候補者との調整が決裂したことが最大の理由です。香川県の有権者の皆様に選択肢を提示できず心からお詫び申し上げます。なお『一本化』と報じられていますが、共産党候補を推薦するようなことはありません」
※https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/733781027689140224
これは香川選出の玉木雄一郎衆議院議員の昨日のツイートです。これはどういうつもりなのでしょうか?地元の有権者に「反共」姿勢をアピールしたいのかもしれませんが、「共産党候補者との調整が決裂」「共産党候補を推薦するようなことはありません」というこのツイートを見た玉木議員の支持者、そして、香川県の民進党の支持者は、参院選で自民党候補者と共産党候補者、どちらに票を投じるべきか迷うのではないでしょうか?あるいは棄権する有権者も出てくるかもしれない。それがお望みなのですか、と玉木議員にはお聞きしたい。
「安保法制の廃止」などを掲げ、対安倍政権を標榜しながらもやっていることは結局、自民党へのアシストなのではないか!?――ツイッターでは、そんな批判が市民から山のように玉木議員に届いています。「国民とともに進む、民進党」と訴えておきながら、実際に肝心の選挙協力の場面では、自分たちは他の選挙区で共産党に協力してもらいながら、自分たちが譲る番になると、協力しない、利己的な打算ばかりが見えてくる。これが相変わらず小賢しい打算がちらつく「民主党クオリティー」と言われるものでしょうか。野田政権のもとで、一度、国民の期待を裏切った政党ですからね。国民の間にはまだまだ「共産党アレルギー」以上に「民主党アレルギー」があることを大いに自覚していただきたい。国会での質問や院内の集会などでは活躍している姿を目にしているだけに、今回の玉木議員のツイートは、非常に残念です。
民進党はこんな中途半端な姿勢で参院選に臨んで本当によいのか、参院選まで2カ月切った今、「覚悟」が問われています。
さて、本日から毎週日曜日は、日刊IWJガイドの「日曜版」として、先週一週間でIWJが報じてきたニュースをダイジェストで整理してお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■【IWJが報じた一週間総まとめ!】神奈川県議会で「レッドパージ」!/沖縄でまた…元米海兵隊員の32歳の男を遺体遺棄容疑/「刑訴法改定案」参院で成立、週明けにも衆院で可決・・・これでいいのか!?/東京五輪で「裏ガネ」疑惑浮上!
┠■【岩上さんインタビュー一週間総まとめ】立命館大学環太平洋文明研究センター・高橋学教授に第二弾インタビュー/参院選・福井選挙区の野党統一候補・横山龍寛氏にインタビュー/高市早苗総務大臣の「925万円闇ガネ疑惑」に迫る、上脇博之神戸大学大教授インタビュー/『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』矢部宏治さんインタビュー
┠■岩上さんの今後のインタビューと講演会スケジュールのお知らせ
┠■わとはぷ~What happened today?
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◆中継番組表◆
**2016.5.22 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_HYOGO1】14:00~「政治を市民に取りもどす 福島みずほ×内田樹」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※福島 みずほ氏(社民党参議院議員・弁護士)と内田 樹氏(思想家・神戸女学院大学名誉教授)が登壇する国政報告会を中継します。主催は「国政報告会2016『政治を市民に取りもどす』実行委員会」ら。
【録画配信・Ch5】15:00~「『種たねSeed』種が危ない2」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※5月4日に、講師として野口勲氏(野口のタネ・野口種苗研究所)、アーサー・ビナード氏(詩人・翻訳家)、天笠啓祐氏(ジャーナリスト)らを迎えて開催されたシンポジウムを録画配信します。
【録画配信・Ch4】16:00~「ストップ・リニア訴訟 提訴後の記者会見と院内集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※5月20日に収録した、ストップ・リニア訴訟 提訴後の記者会見と院内集会を録画配信します。
【再配信・Ch4】19:00~「5.20 シンポジウム 北朝鮮は脅威なのか、どう対応すべきか」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※5月20日に収録した、「自衛隊を活かす会」主催のシンポジウムを再配信します。
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◆中継番組表◆
**2016.5.23 Mon.**
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
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■【IWJが報じた一週間総まとめ!】神奈川県議会で「レッドパージ」!/沖縄でまた…元米海兵隊員の32歳の男を遺体遺棄容疑/「刑訴法改定案」参院で成立、週明けにも衆院で可決・・・これでいいのか!?/東京五輪で「裏ガネ」疑惑浮上!
先週は他にも重大ニュースが多々ありました。
【1】「殴って乱暴した」「ナイフで刺した」沖縄でまた…米軍関係者が逮捕
先月4月下旬から行方がわからなくなっていた、沖縄県うるま市の会社員の女性が、沖縄県内の雑木林にて遺体で発見されました。沖縄県警は19日午後、現在嘉手納基地で軍属として働く元米海兵隊員の32歳の男を遺体遺棄容疑で逮捕。現在、「わいせつ目的で女性を狙い、殴って乱暴した」「ナイフで刺した」などと供述しているということです。米軍基地が集中する沖縄では、米軍の軍人・軍関係者による事件が絶えません。相次ぐ悲劇をなくすためには、本当に「米軍基地問題」を見なおさなければなりません。そのためには日米安保条約の、その「闇の奥」にある「密約」に迫らなくてはなりません。
ちょうどこのタイミングで、岩上さんが「密約」中の「密約」、「指揮権の密約」の謎を解き明かした矢部宏治さんにインタビューしていました。なぜ米軍基地はなくならず、なぜ米兵は犯罪を繰り返し、そのたび軽い処罰ですまされるのか。なぜ自衛隊は、憲法を強引にねじ曲げて、米軍に追随して世界中で不要な戦争に駆り出されていくのか、そうした謎を解く鍵は、戦後直後の吉田茂首相(麻生副総理の祖父にあたる)口頭による密約にまでさかのぼるのです!!このスクープには初公開の資料ものっています!ぜひ、インタビューを御覧になってください!
・岩上安身による『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』著者・矢部宏治氏インタビュー 2016.5.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302909
また、IWJは現地で行われた抗議行動を取材・中継していますので、そちらもぜひ、ご覧ください!
【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】
20歳女性の遺体遺棄事件に対する嘉手納基地ゲート前抗議行動
[日時] 2016年5月20日(金)7:30~
[場所] 嘉手納基地ゲート前
http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1/movie/272487087
【2】神奈川県議会で「レッドパージ」?公然と「いわゆるムラ社会の陰湿ないじめ」
神奈川県議会で行われようとした「レッドパージ」も、先々週から先週にかけて起きた特筆すべき異常事態でした。
神奈川県の共産党県議団がミスや不手際を続けているという理由で、自民、民進などの他会派が共産党の代表質問の制限をしようと画策し、これに共産党が反発。神奈川県民だけでなく、県外からも多くの市民が、議会制民主主義に反する横暴だとして猛反発し、議会運営委員会に詰めかけました。
世論の盛り上がりにたじろいだのか、代表質問制限の提案は見送られましたが、5月16日月曜日、「猛省を促す決議案」なる気持ちの悪い決議を多数派が可決。ひとまず沈静化したものの、注視し続けなければいけない状況に変わりありません。IWJは現地取材を行い、レッドパージに踏み切ろうとする県議会議員の醜悪さも含めて記事化しましたので、ぜひご覧ください。
※「いわゆるムラ社会の陰湿ないじめだ」 神奈川県議会でも少数会派狩り〜共産党県議団の質問権を剥奪!? 自民・民進らの傍若無人な勘違い――他会派の県議会議員にも直接取材! 2016.5.18
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301375
【3】週明けにも刑訴法改定案が衆院で可決・成立へ!懸念される監視・密告社会化
一昨日20日金曜日には、参院法務委員会で刑事訴訟法の改正案が可決されてしまいました。24日にも衆院で採決され、今国会で成立する見通しです。
警察と検察の取り調べを録音・録画する可視化の義務化などが柱のこの法案。冤罪防止につながるとしてこの法案を歓迎する声もあります。しかしその一方で、可視化は事件全体の3%未満しか義務づけられないことや、法案には「盗聴法」の大幅な拡大や「司法取引」制度の導入まで含まれていることもあって、日本が監視社会化、密告社会化するのではないかと懸念されています。マスメディアがこの重要法案可決の問題を、ほとんど黙殺する中、IWJは連日、この法案に対する抗議行動を中継・取材し、記事などもアップし、警鐘を鳴らしてきました。明日以降も全力で報じますので、ぜひIWJをご支援ください!
※【特集】マジありえない共謀罪・盗聴法・マイナンバー
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA
【4】安倍政権最大の危機?東京オリンピックに「裏ガネ」疑惑発覚
先週はさらに、東京オリンピックに「裏ガネ」疑惑が浮上。
2020年の東京オリンピック開催をめぐり、日本オリンピック委員会(JOC)が国際オリンピック委員会(IOC)委員と関係が近いシンガポールの「ブラック・タイディングス社」に約2億2000万円の「裏金」を支払い、そこから総会間近のIOCに「ワイロ(高級時計)」が送られた、という一連の疑惑。日本国内で、そしてそれ以上に、世界中で波紋を呼んでいます。
現在、フランス当局などが捜査を進めていますが、フランス当局の発表を待たずとも、そもそもIOC委員に近いコンサル会社に多額のお金を支払った事実がすでに大問題であり、この点一つとっても、電通やJOC、東京都や安倍政権への責任追及は免れません。
IOC倫理規定には、「いかなる性質の報酬、手数料、手当、サービスを間接的にも直接的にも受領、提供してはならない」と記されています。この倫理規定に違反した場合は「五輪開催の取り消し」もありえます。IWJはさっそく記事を多数リリース。ぜひご覧ください!
・【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第1弾!国際的大スキャンダル発覚!疑惑告発の”発火点”となった報道を一挙仮訳!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302346
・【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第2弾!竹田恒和JOC会長、2億3千万円の使途について「確認していない」とア然答弁!民進党・玉木雄一郎衆議院議員による質疑全文掲載!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302352
・【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第3弾!IOC委員への「贈賄」疑惑で日本の検察は動くのか?オリンピック「返上」の可能性は?元検事・落合洋司弁護士に直撃取材!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/303087
【5】次々発覚する舛添都知事の税金私物化!異様に「攻める」マスメディアの怪
そんな東京五輪のスマート化、経費削減を模索していた舛添要一・東京都知事は今、大手メディアの批判の集中砲火を浴びています。多すぎる海外出張費や、公用車での湯河原通い、政治資金の不正使用疑惑などなど、様々な問題が浮上しています。
20日に行われた会見で舛添都知事は、改めて現段階での辞任を否定。「第三者の複数の弁護士による調査」を受けて、すべての疑念を払拭したいと述べました。これに対し集まった記者たちは、「それで説明責任を果たしたと言えるのか」「グレーな状態で居座り続けるのか」と、口々に批判しました。
※2016/05/20 舛添要一 東京都知事 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302900
今、このコーナーで振り返った沖縄での米軍関係者による殺人事件と、その背景にある「日米安保」「地位協定」と「密約」の存在、「刑訴法改定案」の参院成立、東京五輪の「裏ガネ」疑惑、高市総務相の「闇ガネ」刑事告発、神奈川県議会で「レッドパージ」未遂などなど、そのどれよりも、この舛添都知事の問題への大手メディアの追及、批判、そして紙面やテレビ番組での扱いは大きいのが、日本の現状です。舛添都知事の税金私物化は大問題ですが、「舛添都知事スキャンダルへの全メディア足並みそろえての『メディアスクラム』は、一種のスケープ・ゴートではないか」という視点も必要です。
そうした意味でも、今週は日本の報道の異常さと異様さを浮き上がらせた1週間でもありました。
■【岩上さんインタビュー一週間総まとめ】立命館大学環太平洋文明研究センター・高橋学教授に第二弾インタビュー/参院選・福井選挙区の野党統一候補・横山龍寛氏にインタビュー/高市早苗総務大臣の「925万円闇ガネ疑惑」に迫る、上脇博之神戸大学大教授インタビュー/『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』矢部宏治さんインタビュー
16日(月)は岩上さんが京都入りし、立命館大学環太平洋文明研究センター・高橋学教授に第2弾となるインタビューを行いました。今も全国の至るところで頻発している地震や火山活動が、今後どのような展開を見せるのか、高橋教授に見解をうかがいました。また、今回のインタビューは岩上さんの判断で会員限定でご視聴いただける「クローズド」部分があります。被災現場に関わるお話で、かなりディープな内容だということですので、会員限定となりますが、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひ会員登録のうえ、ご覧ください。近日中に配信します。
高橋教授には第一弾インタビューも行なっていますので、合わせてご視聴ください。
※M7.3の熊本地震は南海トラフ地震の前兆か!? 岩上安身による立命館大学環太平洋文明研究センター・高橋学教授インタビュー! 2016.4.17
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/297447
※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
翌17日(火)は岩上さんが福井県入り。参院選・福井選挙区の野党統一候補である横山龍寛氏にインタビューしました。島根・鳥取選挙区の福島浩彦氏、山口選挙区の纐纈(こうけつ)厚氏に続く、野党統一候補インタビュー第3弾です。
インタビューでは、岩上さんが横山氏の掲げる政策を詳しくお聞きしただけでなく、「原発銀座」では語りづらいであろう「原発」に関する話題にも言及。横山氏は「連合内の原発賛成派と反対派のせめぎ合い」や、「原発に関わる労働者の生活の問題や、50年続いた地域コミュニティの今後」を考えた時に即時廃炉ではそれらを崩壊させてしまう懸念、であればこそ、対抗軸ではなく着地点としての「代替エネルギー推進の必要性」などを、しっかりとした口調で語りました。アーカイブをぜひご視聴ください。
※参院選・野党統一候補連続インタビュー第3弾!岩上安身による(福井選挙区)横山龍寛氏インタビュー 2016.5.17
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302070
さらに翌18日(水)、岩上さんは神戸入り。高市早苗総務大臣の「925万円闇ガネ疑惑」を奈良地検に告発した「政治資金オンブズマン」「落選運動を支援する会」の共同代表・上脇博之神戸学院大教授にインタビューしました。
告発状によると、高市大臣が支部長を務める自民党奈良県第2選挙区支部の収支報告書に、合計925万円もの収入の「不記載」が発覚。この告発については、IWJがスクープ報道として以下の記事にまとめましたので、インタビューアーカイブとともにご確認ください。
※【スクープ!】安倍内閣にまた「政治とカネ」高市早苗総務相に計925万円もの「闇ガネ」疑惑が浮上!同じく奈良選出の自民党・奥野信亮両衆議院議員と合わせて市民団体が刑事告発! 2016/05/11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301235
関西連続取材を終えた岩上さんは休む間もなく、20日(金)には矢部宏治さんにインタビュー。新たに『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』を上梓する矢部さんに、新刊の内容について詳しくお聞きしました。
戦争状態になれば日本は米軍の指揮下に入るという、朝鮮戦争に端を発する「統一指揮権密約」の存在と歴史的経緯は、まるでよくできた「ミステリー」ですが、悲しいことにまぎれもない現実社会の真実であって、日本がいかに「法的」に米国の支配下にあるか、嫌というほど見せつけられるインタビューとなりました。
米軍関係者による悲惨な事件がまたもや沖縄で引き起こされてしまったことはすでに述べましたが、こうした痛ましい事件の背景には、常に米軍の「基地密約」や「地位協定」などの特権が原因として隠れています。矢部さんは、日本にいまだに残存するシステム上の「占領」体制についても詳しく語ってくださっています。
しかし、もちろん希望は失ってはいけません。歴史的事実を受け止め、日本が本当の独立国となるにはどうすればいいのか、しかと見きわめましょう。
※2016/05/20 岩上安身による『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』著者・矢部宏治氏インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302909
■いよいよ参院選目前!今こそ、『前夜』をぜひお読みください!
刑訴法改定案が成立目前ですが、「改憲したいがなかなかできない」という状況にしびれをきらせた安倍政権は、「事実上の改憲」を着々と進めてきました。安倍政権は事実上の改憲だけでは飽きたらず、2ヶ月後の参院選(同時選?)で勝利を収め、いよいよ明文改憲に着手しようとしています。
緊急事態条項を新設して国民の基本的人権を停止させつつ、米国につき従って世界中で戦争する国になるのか、それともそうした「暴走」にストップをかけるのか。今年夏に行われる参議院議員選挙は、日本という国にとって、大きな分かれ目となる選挙です。
その選挙が始まる前に、ぜひお読みいただきたいのが、岩上さんと梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士による共著『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』の「増補改訂版」です!本書では、現行の日本国憲法と自民党改憲草案を、逐条で比較し、徹底的に分析しています。自民党が日本をどのような国に変えようとしているか、完全に丸わかりな一冊となっています。
IWJでは他にも、岩上さんと植草一秀氏、木村朗氏、川内博史氏の4人によるクロストークを収録した『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』や、岩上さんの母校である早稲田大学での講義録を収録した『「今を伝える」ということ』も販売しています。ぜひ、あわせてお買い求めください!
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
※【岩上安身サイン入】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159
※【岩上安身サイン入り】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194
■岩上さんの今後のインタビューと講演会スケジュールのお知らせ
・5月26日(木)13:30~ 春名幹男氏インタビュー 第3弾
▼1月28日、3月5日に引き続き、『仮面の日米同盟~米外交機密文書が明かす真実』の著者で、国際ジャーナリスト・早稲田大学客員教授の春名幹男氏に岩上さんがインタビューします。第3回目となる今回は、主に尖閣諸島の領有権問題について岩上さんがお話をうかがう予定です。過去2回のインタビューに関しては、下記URLより動画アーカイブをご覧ください。
※2016/01/28 「米軍は日本を守らない!」という事実が米公文書によって明らかに! 政府が日米新ガイドラインに施した翻訳上の姑息な仕掛けとは!? ~『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー第1弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284665
※2016/03/05 東アジアで5回の核戦争を起こそうとした米軍を押しとどめたのは、日本の市民の「反核運動」だった!『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290501
・5月28日(土)14:30~ 富岡幸雄氏インタビュー
▼中央大学名誉教授で『税金を払わない巨大企業』著者の富岡幸雄氏は、昨年末の「饗宴VI」にもご登壇いただき、大企業優遇政策を痛烈に批判しました。約1年半ぶりに待望の再インタビューです!前回のインタビューは、以下の記事をご参照ください。今回は、大企業の租税回避を暴いた「パナマ文書」流出に伴い、富岡氏が新情報をまじえて「グローバル経済の闇のメカニズム」を徹底解剖します!
前回2014年のインタビューは、ぜひ以下の記事をご覧ください。
※2014/12/01 【大義なき解散総選挙16】「所得税と法人税の欠陥を直せば、消費税はなくてもよい」――『税金を払わない巨大企業』著者、富岡幸雄・中央大学名誉教授に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/210287
・6月2日(木)19:30~ 尾松亮氏インタビュー
▼ロシア研究者の尾松亮氏は、「避難の権利」を明記したチェルノブイリ法を、日本において初めて体系的に紹介した方です。
『世界』3月号に掲載された「『チェルノブイリ被災国』の知見は生かされているか―『ロシア政府報告書』から読み解く甲状腺癌の実態―」の中では、日本で通説として知られてきた、チェルノブイリ甲状腺がんの実態が、チェルノブイリ被災国のロシア政府が公式にまとめた報告書と明らかに異なっている実態を暴きました。福島原発事故を受け、甲状腺がんの問題が関心を呼ぶ今、必見のインタビューです!
・6月4日(土)15:00~ 杉尾秀哉氏インタビュー
▼参院選・長野選挙区から野党統一候補として立候補を表明している、元TBS報道局記者・解説委員の杉尾秀哉氏に、岩上さんがインタビューします。なぜ、TBS記者から政治家に転身しようと考えたのか。立候補を決断した理由や掲げる主な政策について、杉尾氏に岩上さんが迫ります。
・6月14日(火)15:30~ 大西聡氏インタビュー
▼夏の参院選で徳島・高知選挙区から出馬する大西聡氏は、安保法案を「違憲」と断じ、「安倍政権の暴走を止める」という一点での団結を呼びかけ民進党・共産党が推薦、社民党が支持を表明する、期待の野党統一候補です。5月10日には、支援組織として政治団体「立憲・平和・共生県民連合高知」も発足しました。
中央構造線という日本最大の断層帯が東西を貫く四国には、伊方原発が存在します。熊本・大分大地震の際には、伊方原発の建つ愛媛県西部も震度4の地震に見舞われました。また、確実に来ることがわかっている南海トラフ巨大地震の際には、四国南部は地震だけでなく津波にも見舞われることが確実視されています。
地震・津波の際、最も懸念されるのは、原発の事故リスクです。原発推進政策を「国策」として強硬に進めようとする政府・与党に対し、どうブレーキをかけられるのか。その覚悟をお聞きします。
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それでは、今日も一日よろしくお願い致します!
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