日刊IWJガイド「安倍政権が本気で狙う「明文改憲」の完遂はまだまだ先?…甘いです!「最初の一手」で「王手」を目指す恐ろしい自民党改憲草案を世界に周知させよう!プロジェクト…始動します! 皆さん、ご協力を!」2015.10.31日号~No.1144号~


■■■ 日刊IWJガイド「安倍政権が本気で狙う「明文改憲」の完遂はまだまだ先?…甘いです!「最初の一手」で「王手」を目指す恐ろしい自民党改憲草案を世界に周知させよう!プロジェクト…始動します! 皆さん、ご協力を!」2015.10.31日号~No.1144号~ ■■■
(2015.10.31 4時30分)

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します!

 さっそくですが、維新の党の「分裂劇」の舞台が、いよいよ法廷の場へと移ります。「維新のニュースなんて興味ないんだよな…」という方も少なくないかと思いますが、橋下氏が言い逃れできない「ウソ」をついていた決定的な証拠が明らかになったので、少々お付き合いください!

【「そもそも分裂劇ってなんじゃい!」という方はこちら!】

※2015/10/22 「改革勢力の結集」という理念はどこへ カネと看板をめぐる前代未聞のゴタゴタ! 内紛勃発の維新の党で今、何が? ~岩上安身が維新の党・松木謙公衆議院議員に緊急直撃インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271577 

※【IWJブログ】維新の党「臨時党大会(?)」前日! 「代表は任期切れ!」と言いながら松野代表名義で政党交付金を申請していた「大阪維新系」が党を解党へ!? 泥沼化した「維新」の内部抗争を検証!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271833

 維新の党は昨日30日、維新の党の「党員名簿」の返還を求め、党を除名した大阪維新の会の総務会長・東徹参議院議員と大阪本部の事務職員の島松洋一氏(事務局長)の2名を相手どり、大阪地裁に提訴しました。さらに、東議員と島松氏が政党交付金などの引き出しに必要な「印鑑」と「通帳」も囲い込んでいるとして、「威力業務妨害」の罪で東京地検特捜部に刑事告訴もしました。

 維新の党は松野頼久代表の任期満了に伴う代表選を12月6日投開票で実施すると決めており、代表選を国会議員、地方議員、一般党員も含めた「1人1票方式」で行うためにも「党員名簿」が必要です。また、分裂劇の影響で代表選が延期されたことで、党は、党員に党費を返還すると約束していましたが、党費の引き出しには当該銀行口座の「印鑑」と「通帳」が必要となります。

 記者会見では提訴について、「党務に支障が出ている。断腸の思いだが、党員名簿を返してもらいたいということで提訴に踏み切った」と説明しましたが、一方で、東議員らが党員名簿を開示さえすれば、すぐに提訴を取り下げるとの見解を示しました。

 しかし、何よりも驚いたのは、橋下徹大阪市長の「詐欺」まがいのペテン行為の「新証拠」が見つかったことです・・・!

 橋下さんたち「大阪系」の言い分は、「松野頼久は正規の手続きで代表として選ばれたわけではない!江田憲司が代表を辞任した5月16日以降、維新の党は代表・執行部は不在である!」というものです。

 しかし、法務局が昨日開示した衝撃の「文書」によると、松野頼久氏を代表に据えたのは他ならぬ橋下徹氏自身! 文書には橋下氏の真っ赤な実印も! もはや言い逃れできない、完全なる動かぬ証拠です。

 橋下氏はすでに8月27日に維新の党を離党しているので、これらの法的責任を負わないのかもしれませんが、しかし、松野氏が代表であると十分承知のうえで「松野は代表じゃない!」と声高に叫び、周囲をそそのかしたものと考えられます。その責任は重大ではないでしょうか。

  しかし、法務局が昨日開示した衝撃の「文書」によると、松野頼久氏を代表に据えたのは他ならぬ橋下徹氏自身!文書には橋下氏の真っ赤な実印も…!もはや言い逃れできない、完全なる動かぬ証拠です。

 橋下氏はすでに8月27日に維新の党を離党しているので、これらの法的責任を負わないのかもしれませんが、しかし、松野氏が代表であると十分承知のうえで「松野は代表じゃない!」と声高に叫び、周囲をそそのかしたものと考えられます。その責任は重大ではないでしょうか。

 しかし、橋下氏が松野代表の選出を認めていたという「新証拠」は、おそらくIWJ以外はちゃんと報じず、このままではあまり話題とならず、水面下で「手打ち」が図られるかもしれません。それでいいのでしょうか?さっそく記事化しましたので、詳しくはそちらをご覧ください!

※橋下徹氏が「真っ赤」なウソをついていた決定的「新証拠」!――橋下氏の「真っ赤」な実印が押された松野代表選出の「決定書」が存在した! 維新の分裂劇はいよいよ法廷へ!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272891

 そんななか、今日11時、新たに橋下氏が立ち上げる国政政党「おおさか維新の会」が結党大会を開きます。IWJももちろん中継します!そもそも12月には政界を引退すると明言している橋下氏が、暫定とはいえ代表に就任するというのは何かのギャグでしょうか・・・?

 とにかく、思い出してみてください。維新の党の分裂騒動の発端は、柿沢未途議員が山形市長選で「オール野党」の集会に参加し、連帯を表明したことです。そして、橋下氏ら大阪組が、維新の野党連帯の動きに反発して、党を飛び出したんですよね。

 つまりは、橋下氏らの目的は、「第二自民党」としての自らの役割をしっかり果たすこと。野党共闘を阻止し、安倍政権を延命させることにあるのではないでしょうか。

 彼ら大阪組は、安保法制の国会論戦でも、法案に一定の理解を示し、法案の採決に協力的な動きを見せていました。そして忘れてはならないのが、彼らが、野党きっての「改憲勢力」であるということです。結局は、安倍政権を利するため…そういう視座で見れば、この分裂騒動も、シンプルに理解できますね。その意味でも、本日のこの結党大会は重要です!

 また、明日は橋下氏が記者団との質疑に応じる可能性もあります! 現在、大阪市長、大阪府知事のダブル選挙を理由として、橋下氏は大阪市長としての定例会見を開かずにきました。しかし、今日はもしかしたら会見に応じるかもしれません。

 IWJは、橋下氏自身が松野氏を代表であると認めていた事実について質問し、「松野氏は代表ではない! 執行部も不在だ!」とする、一連の橋下氏らの主張の齟齬を問いただしてみたいと思います。柏原資亮記者の質問にご注目ください!

【IWJ大阪ch1はこちら】
http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1

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※維新の分裂劇の「本質」が分かるインタビューはこちら!!

・2015/10/22 「改革勢力の結集」という理念はどこへ カネと看板をめぐる前代未聞のゴタゴタ! 内紛勃発の維新の党で今、何が?
~岩上安身が維新の党・松木謙公衆議院議員に緊急直撃インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271577

・【IWJブログ】維新の党「臨時党大会(?)」前日!
「代表は任期切れ!」と言いながら松野代表名義で政党交付金を申請していた「大阪維新系」が党を解党へ!? 泥沼化した「維新」の内部抗争を検証!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271833

・【IWJ特別寄稿】「第二自民党の旗揚げ」でしかない「おおさか維新」立ち上げ会見
〜離党という名の「敵前逃亡」!安倍政権の“下僕”(補完勢力)を買って出た橋下徹氏(ジャーナリスト・横田一)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268419

・【岩上安身のツイ録】維新の党の「分裂劇」で「偽計業務妨害」の疑いを指摘された橋下徹大阪市長、内心ドキドキ? 短時間で7回も「一弁護士の“スカスカ”の意見書」と必死の反論
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272243 

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■自民党改憲草案は憲法で保障された最も基礎的な権利を破壊する「壊憲」!

 それにしても、もうすっかり寒くなってしまいましたね。もはや冬。冬ということはもう年末。ということは、すぐに来年。さらにすぐに夏になって、参院選を迎えることになります。9カ月くらいあっという間!

 ここで自民、公明、さらにおおさか維新など自民補完勢力を加えた改憲勢力が3分の2の議席を占めるようなことになると、改憲の発議が可能になります。その時、改憲のたたき台となるのは、あのクレイジーな自民党改憲草案です!安倍政権による一世一代の日本改造プロジェクト「明文改憲」着手が現実に迫ってくる、ということです。
 「明文改憲」と言っても、9条2項だけ改憲するような部分的改憲ではありません。安倍政権の、文字通りのファシズムへのあくなき欲求が凝縮された全面的な改憲、いや、憲法で保障された最も基礎的な権利を破壊する「壊憲」であるというところがミソです。

 国民のあらゆる権利、自由、基本的人権を「規制」し、異を唱える者には「公の秩序」の敵とみなし、弾圧も加えうるという、明治憲法もナチスの全権委任法も真っ青の独裁憲法です。そんなものがひたひた迫ってきている、ということです。

 どこがどう危険で、どんなふうにヤバイのかについては、梓澤弁護士と澤藤弁護士、そして岩上さんとで、逐条で改憲草案を解説、批判した書籍『前夜』に、全て詰まっています。現在、絶賛売切れ中のため、急ぎ「増補改訂版」の制作に取りかかっています。版元は猛烈に急いでいるため、11月中にはみなさまのお手元に届く予定ですので、今しばらくお待ちください!

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※『前夜・増補改訂版』予約フォームはこちら!!

※そんな…待ちきれない、という方は以下の記事の後半に、この『前夜』の基となった逐条鼎談インタビューの動画記事がすべて紹介されているので、ぜひ、IWJのサポート会員となり全編ご覧下さい!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272582

【IWJの会員登録はこちらからできます!】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 「いや、自民党は一条ずつ国民投票にかけるとしているし、一条につき長い議論の時間を設けると言っているのだから、徐々に徐々に注意喚起をし、一つずつ反対していけば良いのでは?つまりもう少し時間があるのでは?」

 …などと思っている方、それは、甘いです…。安倍政権が来年夏の参院選で結果を得た暁に、まず真っ先に取りかかるとしているのが、【緊急事態条項の新設】です。これ…もし盛り込まれてしまうと、その後の改憲議論など全て吹っ飛ぶほど、危険なものなのです。

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・2015/05/01 自民党が憲法改正で盛り込む「国家緊急権」はナチス以上!?
大震災の被災地で動いた弁護士らが全権委任法も含まれた国家緊急権の「正体」に迫る!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/244316
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どういうものかと言うと、まず総理は「我が国に対する外部からの武力攻撃」や「社会秩序の混乱」「大規模な自然災害」、いやもはや「その他の法律で定める緊急事態」…つまりだいたいの緊急事態に、【緊急事態宣言】を「事前又は事後の国会承認」…つまり勝手に!発令することができます。

 で、この宣言が発令されると、内閣は「法律」を、「事後の国会承認」…つまり勝手に!ぼんぼん制定でき、そして国民はこの法律に「従わなければならない」のです。この間、憲法停止状態が続くでしょう。おまけに、この宣言が発令されている間は、「衆議院は解散されない」し、両議員はずっと議員の座にとどまります。ということは、総理もずっと総理の座に居座り続けられるのです。

 つまり、ひとたび原発事故や地震災害が起きれば、それを口実に、その災害が収束するまでずっと、戦争などの有事が起きればそれが終戦に至るまでずっと、時の政権は独裁政治を敷くことができるのです。

 原発事故など、福島を見ればわかる通り、収束などいつまで経ってもしませんから、この緊急事態の解除は、期限を区切られていても、延長に次ぐ延長でいつまで経っても解除されない可能性すらあります。

 この【緊急事態条項の新設】さえ叶えば、自民党改憲草案に盛り込まれている「国民を縛る」ための改憲項目は、すべて実現できてしまうことでしょう。どこからどう見ても、これは自由でも、民主主義でもない。ファシズムそのものです。

 ということで、実は、もう待ったなしの、ギリギリの瀬戸際に日本人は置かれているわけです。気づかないのは、今や安倍総理の広報局となってしまったNHKだけを見ているような人だけでしょう。

 日本がもし「戦時独裁国家」になったら、日本だけでなく、近隣のアジア諸国、それどころか米国やヨーロッパを巻き込み、たいへんな影響を世界に及ぼします。日本だけの問題ではなく、世界にとっての問題です。

 しかし、この危険な改憲草案は、英語に訳されていないため、海外の方はほとんど知りません。しかし外国人の知人・友人に「日本の自民党は、憲法を大きく変えようとしていて、拷問は絶対にしないという36条の『絶対に』を外そうとしているよ」などと説明すると「え⁉︎ 正気か!?」とたいへん驚かれます。
 米国は、常日頃、リベラルデモクラシーの価値を謳い上げています。その米国にひたすら追従する日本も、外に一歩出ると、我が国はリベラルデモクラシーの国であり、中国などとは違うと胸を張ります。

 日米関係は共通の価値観で結ばれた同盟であると、日頃、安倍総理なども強調していますが、自民党の改憲草案が現実になると、どこにリベラル(自由)があるのか、どこにデモクラシー(民主主義)があるのか、さっぱりわからなくなります。

 米国の中の「安保村」の「日本屋」は、自衛隊が米軍の下請けにさえなってくれて、日本政府が便利なATMでさえあってくれれば、日本国内の体制がリベラルデモクラシーを犠牲にしようとも目をつぶろうと思ってきたのかもしれません。

 だから、米国にとって好都合な安倍政権の暴走をこれまで容認してきたのかもしれませんが、しかしその「容認」にも限界があるはず。米国にとっても、こんな危険な「明文改憲」が行われて「大日本帝国」の亜流のファシズム国家が登場してしまったら、そんな余裕はなくなるはずです。

 対米追従右翼の一部には、米国も愛国者法を制定してネオコンが幅を利かせてきたんだから、同じことを日本が模倣してもいいだろうと考えている節があります。が、それは頭の悪すぎる勘違いというものでしょう。米国の一極主義、例外主義は、世界に帝国は米国のみ、という態度なのであって、日本がその態度を真似れば面白かろうはずはありません。

 対中国で共同戦線を張る限り、日米関係は不変で永久的なもので、だから米国と同じようなワルになっても大丈夫なのだ!…というのは、愚かすぎる話です。

 日本が自民党改憲草案にもとづいて改憲し、ファシズム国家化するということは、日本国民とってだけの問題ではなく、広く世界に影響を与える問題であり、つまり日本が世界の爪弾き者、危険なお荷物国家になるということです。世界にこの問題の深刻さを訴えていく必要があります。

 ということでIWJでは、この危険な自民党の改憲草案を、すべて、英語訳するという緊急プロジェクトを立ち上げることにしました!

 この企画は、間宮陽介氏が、岩上さんのインタビューに応じた時に、ぜひとも翻訳をやるべきだ、と勧められたことに端を発しています。

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・2015/09/26 「米国は従属国の独裁を好む」――基本的人権を停止する自民党「国定憲法」で日本の独裁国家化に王手をかける安倍政権! 「学者の会」呼びかけ人・間宮陽介氏に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/267190 
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 詳細はまた別途、お知らせしますが、全国、いや世界中の翻訳家の方、英語がご堪能な方、ぜひお力を貸していただけないでしょうか?

 何しろ、膨大な条文を訳し、さらにその英文が本当に正しいかというチェックも、急ピッチで進めなければなりません。また、英語発信していくための、別途ページを設ける必要もあるので、Web班的な人員の人手も必要になります。とにかく人手が必要です! ぜひ我こそは、という方、ご一報ください!

 本当は、この作業に見合うそれ相応のペイをお支払いしたいところなのですが、IWJは人手不足に輪をかけて財政不足…とても高額の翻訳料をお支払いすることはできません。お気持ち程度のお礼はもちろんさせていただきますが、実質、ボランティアでの作業となります。

 IWJも、もちろん持ち出しの赤字(破産はしないようにしますが)覚悟で作業にあたります。今日もお一人、このプロジェクトに積極的に参加したいという翻訳家の方と、岩上さんとテキスト班スタッフが打ち合わせをしたところです。ぜひ、我こそはという方、お力をお貸しいただける方、ご連絡をください!よろしくお願いします!

【連絡先はこちら!】
office@iwj.co.jp 

 これを世界に周知し、海外の識者にも警鐘を鳴らしてもらい、海外の世論を喚起しないことには、(日本国民の目よりも海外の目を気にする安倍総理に)この明文改憲を躊躇させるのは難しいと感じています。ぜひ、ご協力のほど、よろしくお願い致します!

 また、このプロジェクトに賛同していただける方で、財政面でご支援いただける方、どうぞIWJの会員に登録していただき、またカンパやご寄付を通じて、直接IWJを支えていただければ幸いです。

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※カンパもお願いしています!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 そして、本日もIWJの配信は盛り沢山の内容です…!どういうラインナップかと言うと…それは本ガイド後半で!!まずは以下の中継番組表をご覧下さい!

(後半へ続く)…

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.31 Sat.**

【IWJ_OSAKA1】11:00~「おおさか維新の会 結党大会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「おおさか維新の会」結党大会の模様を中継します。

【IWJ_KYOTO1】13:30~「米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2015」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」「米軍基地反対丹後連絡会集会」らが主催の集会とデモの模様を中継します。

【Ch4】14:00~「東京法律事務所60周年記念 連続セミナー第4回・国と企業の責任を問い続ける ~原発・アスベスト~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「東京法律事務所」主催で行われる、連続セミナーの第4回目。第1部「福島原発事故被害の実態と集団訴訟のいま」、第2部「アスベスト被害の実態と集団訴訟の到達点」を中継します。

【録画配信・Ch6】16:00~「豊洲市場の建設工事現場初公開」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※10月29日に行われた、「豊洲市場の建設工事現場初公開取材」を録画配信します。

【再配信・Ch5】18:00~「学者と学生によるシンポジウム『岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義――大学人の使命と責任を問い直す』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※10月25日に行われた、安全保障関連法に反対する学者の会(共催:SEALDs/協力:立憲デモクラシーの会)が主催する、「学者と学生によるシンポジウム」を再配信します。

【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】18:00~「全国シンポジウム『いま改めて考えよう地層処分』岡山会場」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※10月29日に収録した、経済産業省・資源エネルギー庁、原子力発電環境整備機構(NUMO)が主催のシンポジウムを録画配信します。シンポジウム終了後には、小林大和氏(資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策課長)、梅木博之氏(原子力発電環境整備機構 理事)2名へのぶら下がり取材も行いました。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.11.1 Sun.**

【IWJ_AOMORI1】 10:00~「全国から佐井村に集まって知恵を絞ろう! ~無医村解消シンポジウムin 佐井村~」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1
※「青森県保険医協会」が主催するシンポジウムを中継します。主催者挨拶として、青森県保険医協会・大竹 進氏が登壇。パネルディスカッションには、佐井村長・樋口秀視氏、大間病院院長・岩村 暢寿氏、延岡市健康福祉部・千坂 恒利氏、前 高田病院院長・石木 幹人氏、青森県臨床整形外科医会・大竹 進氏、阿部 知子・衆議院議員らが登壇予定。

【IWJ_EHIME1】12:30~「STOP 伊方原発再稼働!11・1全国集会 in 松山」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ehime1
※「伊方原発をとめる会」が主催する、伊方原発再稼働反対を訴える集会を中継します。

【IWJ_OSAKA1】13:30~「豊かな大阪をつくる~『大阪市存続』の住民決断を踏まえて~」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※橋下維新が推進する「大阪市大と府大の統合」がいかに不当な学問の侵害であるかを中心としたシンポジウム。

【IWJ_EHIME2】14:30~「STOP 伊方原発再稼働!11・1全国集会 in 松山 ―デモ行進」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ehime2
※「伊方原発をとめる会」が主催する、伊方原発再稼働反対を訴えるデモ行進を中継します。

【Ch未定】14:45~「辺野古の海を埋め立てるな!11.1緊急デモ-沖縄県知事の埋め立て承認取り消しを支持します-」
※新宿アルタ前で行われる、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」が主催の辺野古新基地建設反対を訴えるデモを中継予定。

【録画配信・Ch5】18:00~「2015年 ブラック企業大賞 ノミネート企業 徹底解剖!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※10月27日に行われた、阿佐ヶ谷ロフトでのイベントを録画配信します。ゲストは、山井和則議員(民主党)、辰巳孝太郎議員(日本共産党)ほか。

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…(前半の続き)

■デモクラシーを体現する学者と学生のシンポジウムを、熱気とともに再配信!

 また本日は18時から、10月25日に行われたSEALDsと、「安保法制に反対する学者の会」が共同開催したシンポジウム「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義――大学人の使命と責任を問い直す」を、18時より再配信します!

 1300人以上、会場に収まらない数の市民が駆け付け、熱気溢れるものとなったこのシンポジウム。登壇した参加者も豪華で、広渡清吾(日本学術会議前会長)さんや樋口陽一(日本学士院会員)さん、小林節(慶応義塾大学名誉教授)さんに、長谷部恭男(早稲田大学教授)さん、中野晃一(上智大学教授)さん、小熊英二(慶応義塾大学教授)さんと、そうそうたる顔ぶれでした。

 さらにSEALDsからは、SEALDs KANSAIの大澤茉実さんがスピーチをしたほか、千葉泰真さんや奥田愛基さんが、報告を行いました。

 当初このシンポジウムは立教大学で行おうと大学側と協議していましたが、「政治的」と会場使用を拒否されたため急遽、法政大学で行われることになったという(安倍政権から見たら)「いわくつき」のものとなりました。これについて小林節さんはスピーチで、「こういったことが方々で起きている。どんどん色分けされて我々の言論空間が狭まっている」と警鐘を鳴らしました。

 そして、このシンポジウムでひときわ来場者の心を打ったのが、立命館大学2回生の大澤茉実さんのスピーチでした。

 小さい時から「良い子」であることへの期待に応えてきたという大澤さんは、「空気を読み、長いものに巻かれ、議論を避け、ルールは疑わない、学校に通い続けることが正義」だと考えていたそうです。そんな、自分の感覚や感情を押し込むことで社会に順応してきた彼女が、その生き方を変えたのが、多くの若者たちが立ち上がり、安保法制反対の声をあげた2015年の夏だったと振り返りました。

 彼女の等身大の一言一言に、集まった来場者のなかには、涙を流す姿も多く見られました。

 そして大澤さんはスピーチで、自民党が掲げる「改憲草案」にも言及。国家権力を縛るための憲法が、改憲草案では「国民を縛ろうとしている」ことに危機感を示しつつも、最後は、「中身のない言葉では、もう私たちを動かすことはできません」と力強く宣言しました。

 再配信に先立ち、彼女のスピーチの動画を抜き、全文起こししたテキストとともに記事で公開しましたので、ぜひ、ご覧になってみてください!

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・【スピーチ全文掲載】「中身のない言葉では、もう私たちを動かすことはできない」SEALDs KANSAI・大澤茉実さん
憲法改正で「国民を縛ろう」とする安倍政権の退陣を求めスピーチ!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272784
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■次の参院選で「落とすべき」議員は彼らだ! 安保法制賛成・反対議員を全リスト化しました!!

 国民は、「中身のない言葉」で動かされてはいけませんし、それは国会議員もそうですよね。

 しかし、安保法制の議論では、安倍総理や中谷防衛相らが繰り出す、「中身のない言葉」の数々に踊らされ、心酔し、法案成立を助けた議員が数多くいました。そして彼らはことごとく、安倍政権の改憲草案にも、賛成の立場を取るでしょう。

 彼らの行動、姿勢を、我々は忘れてはいけません。参院選では、このことを国民は投票するうえでの、大きな目安にして欲しいとIWJは考えています。

 ということでIWJでは、岩上さん指揮のもとweb班が徹夜を重ね、安保法制成立に加担した、または食い止めようと反対した「全議員」をリスト化しました!!!!

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・【特設ページ】絶対忘れない!「強奪された票決」~次の参院選では「明文改憲」が現実に…安保法制・秘密保護法 賛成反対議員リスト&検索
http://iwj.co.jp/feature/anpo-giin/
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 こちらは、ページを見てもらえれば分かりますが、県別に検索できるようになっているので、お住まいの県の議員の法案に対する動向がすぐに分かります。かなり便利です。

 政党別にも検索できるので、例えば党議拘束でガチガチに固められた自民党でも、「欠席」という行動に出た村上誠一郎のような人もいることが分かります。

 この特設ページは、参議院選挙に向けて、さらに情報を追加していく予定です。そこでみなさまにお願いがあります!このリストの「特記事項」に掲載できる各議員の情報を募集しています。

 例えば、この議員はかつて「政治とカネ」の問題で追及されている、というものや、個人的に出席した講演会でかつてこんなことやあんなことを言っていた、という些細なものから、とにかく投票行動の参考になる情報を、どんどんお寄せください!
情報提供は下記のフォームよりお願い致します。

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・安保法制・秘密保護法 賛成反対議員リストへの情報提供フォーム
https://form.jotform.me/52192429254456
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 いただいた情報は、IWJできちんと裏取りをしてからアップ致します。確証を得られない場合は、掲載できない場合もありますので、ご了承ください。

また、近日中に、来年の参院選の改選議席にあたる議員個々の分析をする特別番組を考えています。実際、どんな議員がいるのか、誰は落とすべきで、誰は残すべきなのか。岩上さんがプロデューサーとして番組の秘策を練っておりますので、ご期待ください!

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■衝撃!慰安婦問題で朝日に「捏造だ!」と迫る産経自身が朝日と同じ論調を、しかも朝日に先駆けて報じていた!? 産経は朝日並みの謝罪訂正会見をフルオープンで開け!

 安倍総理が「右向け右」といった瞬間に「おまえら右向け!!」と絶叫し、もちろん安倍政権の改憲にも諸手を上げて賛成する、ネトウヨと安倍総理周辺にとっての「クオリティペーパー」として有名な産経新聞ですが、その「ブーメラン」ぶりは、メディア界では広く周知されるところです。

 まさに「おまえが言うか!」と誰もがツッコミたくなるような書籍を、昨年の10月17日に発刊しました。その名も、『歴史戦朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』です。

 その書き出しは凄まじいものです。

 「事実に基づかない積年の慰安婦報道を通じ、日本の国際的な地位と名誉を傷つけ、国民の誇りを奪い続けてきた朝日新聞がついに“決壊”した」
 「朝日新聞はいまだに、慰安婦問題で自社が犯した過ちの数々、自社の歴史を直視するつもりはないようだ」
 「産経新聞は長年にわたり、歴史問題に取り組んできた。特に、日本の国際的名声を大きく毀損してきた慰安婦問題に関しては朝日新聞など他紙との論戦も辞さず、徹底的に検証を重ねてきた」
 「手前みそになるが、産経新聞による地道な検証記事の積み重ねが、慰安婦問題に関する韓国や左派メディアによる『洗脳』を解いた部分もあると自負する」

 朝日新聞への恨みつらみが、じわじわと伝わってきますね。この「序章」を書いているのは、安倍総理も全幅の信頼を置く阿比留瑠比記者。この批判の何がすごいって、この文章が今、全部「ブーメラン」として自らの身に降り掛かっているんです。

 阿比留記者と産経新聞は、元朝日新聞記者の植村隆氏が1991年8月11日付の朝日新聞大阪版に書いた、慰安婦に関する記事が「日本の国際的な地位を名誉を傷つけた」としてバッシングを繰り返しています。

 主な批判の柱の一つは、「『女子挺身隊』と『従軍慰安婦』を混同し、強制連行されたかのように誤解させた」というものです。

 しかし、この批判がまったく的外れなことは、今年1月に岩上さんが植村氏へ行ったインタビューで明らかにされています。

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・2015/01/10 「捏造記者」という捏造 「不当なバッシングには屈しない 」~ 岩上安身による元朝日新聞記者・植村隆氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/224004
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 植村氏は慰安婦に関する記事で、「強制連行」とは一言も書いたことはありません。むしろ、産経新聞の方が、1991年12月7日付の産経新聞(大阪版)で「日本軍に強制的に連行され、中国の前線で、軍人の相手をする慰安婦として働かされた」とはっきり書いているんですね。

 むしろ植村氏は、「(軍による強制連行を認めた)吉田証言を裏付ける証拠はない」と朝日新聞本社にメモを送るなど、日本軍の組織的な強制連行には懐疑的な立場の人間だったんです。

 阿比留記者は昨年夏、植村氏を論破し糾弾すべく、植村氏にインタビューを行っているのですが、逆に上記の点や、その他諸々の(産経側の)矛盾を指摘され、「完全論破」されています。

※【元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(1)】「阿比留さんだからと逃げることはない」
http://www.sankei.com/premium/news/150829/prm1508290007-n1.html

 この歴史的な「赤っ恥」「失態」などまるでなかったかのように、しれっと「歴史戦」などという大仰なタイトルの書籍を発表するのですから、産経新聞には羞恥心というものが存在しないのでしょうか。

 ニュースサイト「リテラ」が詳しくその本の中身を報じているので、もし興味のある方は、本を購入される前にぜひ、この記事をご一読されることをオススメします。

※女子挺身隊と慰安婦の混同も…慰安婦「誤報」の元祖は朝日新聞でなく産経新聞だった! 阿比留記者また赤っ恥(リテラ)
http://lite-ra.com/2015/10/post-1626.html

 植村氏に「産経新聞こそが『強制連行』と報じていた」という事実を突きつけられた際、阿比留記者は「(この産経新聞記事は)間違いですね」とだけコメント。自社の誤りを渋々認めています。自社には甘い態度ですね。朝日に向ける舌鋒とは段違いです。

 冒頭の朝日新聞へのバッシングにあった、「(産経新聞は)徹底的に検証を重ねてきた」というのが真っ赤な嘘であり、産経新聞が朝日新聞に向けた「事実に基づかない積年の慰安婦報道」を、そのまま産経新聞が行っていたということになります。

 産経新聞が「歴史戦」で戦っていたのは、産経新聞自身だったんですね…。

 産経のこんなマヌケな茶番に付合っている暇は、本当はありませんが、しかし、「朝日新聞はいまだに、慰安婦問題で自社が犯した過ちの数々、自社の歴史を直視するつもりはないようだ」とまで言ってのけているのですから、我々も、産経新聞がきちんと「自社が犯した過ちの数々、自社の歴史を直視する」かどうかを見届けなくてはなりません。

 産経新聞は、朝日新聞が吉田証言を「誤報」と認め、謝罪会見を開いた際に、戯画めいたおわびの連発などもうよい。国際社会の誤解を正す努力をすることが、本当のおわびだろう」などと、痛烈に批判しました。

※朝日新聞おわび連発…うわべの謝罪は不要、自ら蒔いた「強制連行」の誤解を世界で取り消せ(2014.9.21 産経新聞)
http://www.sankei.com/west/news/140921/wst1409210020-n1.html

 そこまで言うのなら、産経新聞も「国際社会の誤解を正す努力」以前に、最低限、朝日新聞レベルの謝罪会見くらいは開くべきではないでしょうか。もし産経新聞が、「自社が犯した過ちの数々、自社の歴史を直視する」良心が少しでもあれば。そしてその際は、IWJなどネットメディア、フリーランスを含めた「フルオープン」での開催を、今のうちから強く要請しておきます。

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■メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」、まもなく発行します!

 昨日の本ガイドでも平山記者が紹介しましたが、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号をまもなく発行いたします。

 今回、まず発行するのが、「元NHKプロデュ―サー・永田浩三氏インタビュー」の第2弾。前回発行した第1弾に続き、安倍政権がNHKをはじめとするメディア各社にかけている圧力の実態をはじめ、永田氏が当事者として関わった「NHK番組改編事件」の内幕まで、メディアと権力の問題について、徹底してお聞きしていますので、ぜひ、ご購読いただければと思います。

 さらに今月は、「前ニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラー氏インタビュー」の発行も予定しています。ニューヨーク・タイムズをはじめ、海外メディアは現在の安倍政権をどう見ているのか。このインタビューでは、安保法制、辺野古新基地建設問題、TPP、日中韓の歴史認識問題、AIIB(アジアインフラ投資銀行)など、幅広い問題について、ファクラー氏に忌憚のないコメントをしてもらいました。こちらも読み応えたっぷりの内容ですので、ぜひ、ご購読ください。

 なんと、このメルマガは【初月無料】です! 今ご購読申込みをしていただければ、これらのラインナップを読めるだけでなく、今月初旬に発行した「安倍政権の歴史修正主義に加担するNHK
~永田浩三氏インタビュー第1弾」もご覧いただくことができます。なんとお得な…。ぜひぜひ、お試しでご購読してみてください!

★メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから!
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0001334810.html
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※永田氏とファクラー氏への岩上さんによるインタビューの動画記事はこちら!!

・2014/10/22 「みんなのNHK」から「安倍政権のNHK」へメディアへの政治権力の介入〜元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/188812

・2014/11/12 「説得する言葉を持たないけれど、権力は持っている」NHK番組改変事件でかいま見た、安倍晋三という政治家の本質
元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が再びインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/205343

・2015/04/23 没落する日米と急速に台頭する中国 安倍政権はいつまで「従米路線」を続けるのか?
岩上安身がニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラー氏に聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243439
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■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ

 11月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューアポ中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!

・11月5日(木)15:00~(録画)
元自衛官・末延隆成氏インタビュー

・11月12日(木)14:30~
社民党党首・吉田忠智氏インタビュー

・11月14日(土) 13:00~
ジャーナリスト・浅野健一氏インタビュー

・【録画】11月17日(火)
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー
※来日したウォルフレン氏にインタビューを行います。こちらは録画で撮影し、後に全文日本語字幕を付けて配信しますので、それまでお待ちください!

・11月19日(木)13時~
木村朗氏・植草一秀氏・川内博史氏クロストーク

・11月24日(火)16:00~
共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー

・11月26日(木)15:00~
岡山大学大学院教授・津田敏秀氏インタビュー

【講演情報】
・11月06日(金)18:30~20:15(うち講演は90分)
これから日本はどこに向かうのか~改憲前夜~
※参加料無料
場所:北海道国際ホテル(北海道函館市大手町5-10)
主催:北海道教職員組合函館支部・平和運動フォーラム)
お問い合わせ先::htu-hakodate@bz01.plala.or.jp
0138-51-2254

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■新刊『米国が隠す日本の真実』(詩想社)発売のお知らせ!!なんという気になるタイトル…

 ここで皆様にお待ちかねのビッグなお知らせがあります。鹿児島大学教授の木村朗氏、政治経済学者の植草一秀氏、元衆議院議員の川内博史氏と岩上さんのクロストークをテキスト化して収録した書籍が11月18日(予定)に発売されます。

 タイトルは『米国が隠す日本の真実』。すごい気になるタイトルですね。まずもって、日本の真実をなんで米国が隠すのでしょうか。気になります。発売元は詩想社です。

※詩想社ホームページ
http://www.shisosha.com/

 このクロストークでは、IS(イスラム国)による日本人人質殺害事件にはじまり、辺野古新基地建設問題、日米共同軍事演習「ヤマサクラ」、消費税増税などの問題に関して、徹底して討議を行いました。

 また本書には、岩上さんの単独原稿「安保関連法案はなぜ強行採決されなければならなかったのか~背景にある米国の『オフショア・バランシング戦略』とは何か」も掲載されます。

 「西太平洋以西の中国覇権を容認、日米同盟破棄、日本の核武装も容認」という驚きの主張を掲げる米国の戦略家・クリストファー・レイン。彼が主張するこの米国の「オフショア・バランシング戦略」について分析した、2万字を超える重厚な論考です。ぜひ、ご一読いただければと思います。

 この木村氏、植草氏、川内氏と岩上さんのクロストークの模様は、IWJのホームページで動画記事としてご覧になることができます。本書とあわせて、また本書を購入する前に、ぜひ観てみてください!

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・2014/01/20 「日本の真実を語る」沖縄問題から原発まで ~クロストーク 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身-前半
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120550

・2014/01/20 東京都知事選はシングル・イシューなのか? 脱原発候補一本化をめぐり白熱討論 ~クロストーク 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身-後半
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120992

・2014/06/01 「日本の真実を語る~思考停止に陥らないために」 クロストーク:木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/144261

・2015/01/23 いかにして、絶望を希望に転化させるか~クロストーク「日本の真実を語る」第3回 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226919
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 また、先ほどの【岩上安身のインタビュー予定】でも紹介しましたが、11月19日にも、この3人のクロストーク第5弾が予定されています。こちらもぜひ、チェックしてみてください!

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■会員の更新と継続に関する大切なお知らせ

 ここで、会員管理チーフの中山裕規より、大切なお知らせがあります。

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 IWJ事務局の中山裕規と申します。

 会員様へ、ご更新時期やご継続のお手続きについて、私からご連絡をさせていただいております。

 10月15日に、10月以降分の会費が未納であった268名の会員様へご利用を停止する手続きをとらせていただきました。

 先日、IWJは過去最高の有効会員数を5722名様まで伸ばしましたが、15日の措置後、有効会員数は5474名様まで落ち込んでしまいました。

 もし、ご継続のお手続きをお忘れでご利用が停止となってしまっておられましても、会費を納入いただけましたら、ご利用を再開していただけます。

 ご継続、ご利用再開のお手続きはこちらからお願いいたします。

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/information/23022

 下記URLから、ログイン後のMYページにて、ご自身の会員期限(更新時期)をご確認いただけます。

https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

ログインID:ご登録メールアドレス

パスワード:(ご自身で設定されたもの)

 MYページより、ご継続のお手続きにも進んでいただけますので、何卒、よろしくお願いいたします。

※ご入金方法によって、ご利用再開の時点が異なりますので、ご了承ください。

 銀行振込の場合はご入金の確認ができ次第(口座の確認を銀行営業日の15時以降に行います)、クレジットカード決済の場合は、即時、会員情報の更新・ご利用再開となります。

 また、こうして、日刊ガイドをご覧いただけている方には、直接の問題はございませんが、9月16日以降、IWJ日刊ガイドの配信の受信エラーが大量に発生し、不着のお問い合わせが相次いでおります。

※IWJ日刊ガイドの配信不着についてのご案内(2015年9月16日号以降)

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22730

 ご更新時期やご継続のお手続きについても、同様の事例が発生しております。

 お心当たりや、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、何なりとご連絡くださいませ。

 また、月末でご更新をお迎えの会員様へは、当該月の中旬より、順次、ご更新・ご継続のお手続きについてのご案内メールをご登録いただいているメールアドレスへお送りしております。

 対象の会員様へは、近日中にご案内メールをお送りいたしますが、更新のお手続き方法をご存じの方は、ご案内のメールを待たずに、お手続きいただいてもかまいません。こちらで更新させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 お手続き方法についてなど、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、お気軽にお問い合わせください。

 よろしくお願いいたします。

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■わとはぷのコーナーです!

 1884年(明治17年)の今日、10月31日、埼玉県秩父郡の農民が政府に対して起こした武装蜂起事件、いわゆる「秩父事件」が起きました。これは、薩長藩閥政府(明治政府)による政治に対して、憲法の制定、議会の開設、地租の軽減、不平等条約改正の阻止、言論の自由や集会の自由の保障などの要求を掲げた社会運動「自由民権運動」の流れを組む事件です。

 武装蜂起と言いますが、暴力行為は行わず、高利貸や役所の帳簿を滅失し、租税の軽減等につき政府に請願することを目的としていました。これに対し当時、明治政府は政府主導による憲法制定・国会開設を着々と準備する一方で、こうした民権運動に対しては、弾圧を強化していました。これに耐えかねた民権派の一部が“「真に善美なる国会」を開設するには、圧制政府を実力で転覆することもやむなし”として急進化。各地で対立が起きました。「秩父事件」もその一つです。

 最終的には、彼ら民権派は捕らえられ、蜂起は鎮圧され、事態は収束していきます。武装蜂起が正しいかどうかは別にして、日本でも、すでに「自由を規制しようとする専制的な権力」と、それに抗う「自由を求める国民」の戦いがあったということを歴史に銘記すべきでしょう。

 興味深いのは、この秩父事件を起こした民権派が、増税や借金苦に喘ぐ農民とともに作った「困民党(文献により、秩父困民党・秩父借金党・負債党とも)」という組織です。「困民党(こんみんとう)」、まさに安倍政権の圧政と経済衰退政策にあえぐ現代の日本国民にうってつけの政党ですね。

 民権運動の盛り上がりに対し、明治政府は1875年(明治8年)には讒謗律(ざんぽうりつ)新聞紙条例の公布、1880年(明治13年)には集会条例などなど、言論弾圧の法令で対抗しました。これも、現代の安倍政権と瓜二つです。

 1886年には自由民権運動は再び盛り上がりを見せましたが、政府の沈静化政策などを経て、1889年(明治22年)の大日本帝国憲法制定を迎えてしまいました。そして翌1890年(明治23年)には第1回総選挙が行われ、帝国議会が開かれました。以降、政府・政党の対立は議会に持ち込まれることになります。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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