日刊IWJガイド 「天皇は元首で、国民に主権なし、人権は制限、拷問もOK?――安倍政権に憲法改悪されたら万事休す! 手も足も出なくなるその前に! 『憲法鼎談』再び! 『前夜・増補版』出ます!」2015.10.27日号~No.1140号~


■■■ 日刊IWJガイド 「天皇は元首で、国民に主権なし、人権は制限、拷問もOK?――安倍政権に憲法改悪されたら万事休す! 手も足も出なくなるその前に! 『憲法鼎談』再び! 『前夜・増補版』出ます!」2015.10.27日号~No.1140号~ ■■■
(2015.10.27 8時00分)

 おはようございます。IWJの原です。

 どうも安倍政権はマジで臨時国会を開かないつもりっぽいですね。民主、維新、共産などの野党は、国会議員の4分の1以上の要求があれば「内閣は、その召集を決定しなければならない」と定めている憲法53条にもとづいて、政府に臨時国会の召集を求めました。しかし、政府は過去にも開かなかった例があるとして、消極的な姿勢を示しています。

※臨時国会、菅官房長官「必ずしも開くものではない」 産経 2015.10.20
http://www.sankei.com/politics/news/151020/plt1510200018-n1.html

 今回のような召集要求は過去に36回出されていますが、内閣が拒否したのはこれまで2回だけで、いずれも衆院解散に伴う特別国会が開かれており、通常国会以外の実質審議が行われていることになります。もし今回、安倍内閣が本当に要求を拒むようなら、通常国会以外の実質審議が行われず、異例中の異例という事態になります。

 怒った市民の方々が「臨時国会開けデモ」を企画しているとお聞きしていますが、IWJは絶対に中継に行きますので、存分に声をお上げになってください。

■参院選の次はいよいよ「憲法改悪」!? IWJでは今日「憲法再鼎談」開催、『前夜・増補改訂版』も出版されます!

 それにしても、国会を軽視し、憲法をまるで尊重・擁護しない安倍政権の姿勢は、一貫してブレることがないですね。意図的に憲法を蔑ろにしている、「確信犯」に思えてなりません。IWJにも度々登場していただいている慶応大名誉教授・小林節さんが、著書『憲法改正の覚悟はあるか 主権者のための「日本国憲法」改正特別講座』の中で、こんなお話を紹介されています。

 「衆議院に参考人として呼ばれた私が、自民党議員の質問に答えて、憲法の『定義』に論及した途端に、その議員は『私はそういう憲法観を取りません!』と私の発言を遮った。しかし、これは『“好み”の選択』の問題ではない。あくまでも『“常識”を共有するか、しないか』の問題である。この常識を共有しない議員は、今、大臣である」

 …背筋が凍るようなお話ですが、これが彼らの共通の本音なのでしょう。そんな彼らの「憲法観」というものは、「自民党改憲草案」に記されています。

 天皇を「元首」に据え、国民と国家の主従関係は逆転。基本的人権が踏みにじられ、今では「絶対に」禁止されている拷問が可能となる、そんな自民党改憲草案。こうした様々な問題点を、岩上さんと梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士が、全12回にわたって行った「憲法鼎談」の中で、詳しく解き明かしてきました。

 この鼎談は書籍『前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』にまとめられていますが、大変ご好評いただいておりまして、現在、在庫切れの状態となっております・・・。

 そこで本日! 『前夜・増補改訂版』の出版に向けて、新たに「憲法再鼎談」を開催するに至りました! もちろん、中継します! 梓澤弁護士の体調不良で一度はリスケジュールとなったこの企画ですが、梓澤弁護士の体調も回復! 安倍政権の誤った憲法観を粉々に打ち砕いてくれると思います!

 安倍総理は総裁選の再選を受け、9月24日、来夏の参院選で憲法改正を公約に掲げると明言しました。しかし、世論の逆風を警戒したのか、今月23日の総務会で、船田元・憲法改正推進本部長の後任に森英介元法相を起用すると決定。これまで憲法問題に積極的に関わってきたわけではない森氏の起用は、党内で、「安倍総理が来年夏の参院選までは改憲でアクセルを吹かせるつもりはないというメッセージ」との見方が出ているといわれています。

※自民:改憲論抑制へ 憲法本部長に森氏、参院選争点避け 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20151024k0000m010124000c.html

 思えば、昨年末の衆院選でも、自民党は「争点はアベノミクスだ」と打ち出し、公約に「集団的自衛権」の一文字も入れませんでした。それが選挙で大勝した途端、まるで「集団的自衛権の行使容認」まで信任されたかのように振る舞い、ここぞとばかりに安保関連法を「強行成立」させました。今回も同じ手法を繰り出してくると思っていたほうがいいですね。

 今日の「憲法鼎談」では、『前夜』出版からこの間の安倍政権による憲法破壊(秘密保護法、マイナンバー、安保関連法案などなど)を総ざらいしつつ、安倍政権とそれに共鳴する一部の野党が参院選後に描いている改憲スケジュールについても話を展開する予定です!

 今日の「憲法鼎談」の内容を盛り込んだ『前夜・増補版改訂』は、遅くとも11月下旬には発売予定! 売り切れ必至です! すでに予約を受けつけていますので、どしどしご予約ください!

※ご予約はこちら
http://goo.gl/forms/K1GiAd3VHN

■日本社会の「ブラック化」を象徴する「ブラック企業大賞2015」今日決定!

 憲法鼎談以外にも本日は、「ブラック企業大賞2015 ノミネート企業発表記者会見」を中継します!
IWJ Ch4:http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi4

 IWJでは今年6月、岩上さんがブラック企業問題に取り組む共産党・吉良よし子議員と笹山尚人弁護士にインタビューし、戦争法案の裏側で進む日本社会の「合法的なブラック化」を取り上げました。今国会では多くの批判をよそに、労働派遣法改正案が可決・成立。さらなる社会のブラック化に大きな一歩を踏み出しました。

 昨年のブラック企業大賞はヤマダ電機で、特別賞は東京都議会(笑)でしたが、今年はどこが選ばれるのでしょうか? 蔓延する労働者の使い捨てに歯止めをかけるためにも、今日の中継は要注目です!

【関連記事】
※2015/06/26 “ブラック社会”の合法化に王手!? 破壊される「労働者保護」の“戦後レジーム” 世界的な派遣大国、長時間労働国・日本の未来を問う――吉良よし子議員、笹山尚人弁護士に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250646

※2015/06/19 労働者派遣法改正案が衆院で可決 「派遣労働者125万人の声が生かされていない」ボーナスも手当も交通費も退職金も福利厚生もない派遣を増やし正社員を減らす流れに弁護士らが抗議
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249753

■国が「私人」になりすます行政不服審査制度の濫用に行政法研究者が抗議!

 IWJでは毎日毎日、骨太の記事をアップしまくっています! 最近の注目記事をご紹介します!

 辺野古埋め立て承認を取り消した沖縄県に対し、沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき国土交通大臣に審査請求と執行停止措置の申し立てをした問題で、10月23日、国内の行政法研究者が連名で抗議声明を発表しました。

 声明に賛同する研究者の数は10月23日時点で94人にのぼっているとのことですが、IWJは、行政法研究者の一人である龍谷大学の本多滝夫教授に電話インタビュー! 声明発表に至った思いをお聞きし、記事化ました!

 そもそも行政不服審査法とは、国民の権利を救済するために制定されたもので、今回のように、国の行政機関が行政処分の審査を請求することなど想定されていません。声明は、「私人」になりすました沖縄防衛局の請求を国交省が審査するのは「国の一人芝居」にほかならず、国民の権利救済を目的とした制度の濫用は「法治国家に悖(もと)るもの」だと厳しく批判しています。

 本多教授はインタビューで、政府の手法を「不誠実で悪質」だと批判。「本来、国は『行政的関与』という仕組みを使うことができたはず。でも、使わなかった。第三者委員会の介入や裁判を避けたかったのではないか」と指摘されました。

 国が、いかに卑屈なやり方で辺野古工事を強行しようとしているのか。IWJは行政法研究者の声明も全文アップしていますので、是非、記事をご確認ください!

※94人の行政法研究者が声明を発表! 国が「私人」になりすます行政不服審査制度の濫用に抗議!――「辺野古埋立承認問題における政府の行政不服審査制度の濫用を憂う」声明文全文掲載
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/40528

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.27 Tue.**

【Ch4】11:00~「高木毅・復興大臣 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※高木毅・復興大臣の定例会見を中継予定です。

【Ch5】14:00~「ブラック企業大賞2015 ノミネート企業発表記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※ブラック企業大賞2015 ノミネート企業の発表とノミネート理由の説明等を予定。

【Ch4】15:00~「村山談話を継承し発展させる会 『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』に関する記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「村山談話を継承し発展させる会」による記者会見を中継します。

【Ch1】15:30~「『国民主権、基本的人権を制約する憲法改悪の企みが迫っている!』 ~自民党の憲法改正案についての緊急鼎談・梓澤和幸弁護士×澤藤統一郎弁護士×岩上安身」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士、岩上安身による緊急鼎談を中継します。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.28 Wed.**

【Ch未定】13:30~「10.28 生活保護アクション in 日比谷 25条大集会」
※「10.28 生活保護アクション in 日比谷」実行委員会主催の集会を中継予定。

【Ch未定】14:00~「日本外国特派員協会主催 SEALDs 本間信和、芝田万奈、諏訪原健、千葉泰真 記者会見」
※日本外国特派員協会主催のSEALDsメンバーによる記者会見を中継予定。

【Ch3】 14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による定例会見を中継します。

【Ch未定】14:30~「公表された議事録作成の経緯の検証と当該議事録の撤回を求める研究者・弁護士等有志による合同記者会見」
※東京大学名誉教授の醍醐聰氏他が出席予定の記者会見を中継予定。

【録画配信・Ch6】17:00~「第37回 教科書を考えるシンポジウム 特別な教科『道徳科』の学習指導要領『解説』を読解く」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※2015年10月24日収録「子どもと教科書全国ネット21」主催のシンポジウムを録画配信します。

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(前半の続き)…

■「日本では法律が通ってしまうと、運動が鎮静化する。それではダメ」

 「私たち憲法研究者のみならず、多くの学生や市民が、国会周辺や全国で声を上げたという、この新しい日本の民主主義の動きを支持し、連帯を続ける決意を声明に込めた」――。

 2015年10月9日、東京都千代田区の参議院議員会館で、「安保関連法の常軌を逸した強行採決に抗議し、その速やかな廃止を求めるとともに、法律の発動を許さず、廃止までたたかう市民と連帯することを決意する憲法研究者の声明」についての記者会見が行なわれました。IWJはこれを中継し、一昨日、改めて記事化しました!

 憲法研究者たちが共同で作り上げた声明には、現在までに208名が賛同し、名を連ねているといいます。安倍政権の反知性主義に対し、全国のありとあらゆるジャンルの知識人が怒りの声を上げているんですね。

 日本体育大学の清水雅彦教授(憲法学)は、安保関連法廃止に向けて、「私たちは戦争法の廃止を求め、発動させないことを個人でやっていくと同時に、そういう取り組みをしている人たちと連帯していく。日本では法律が通ってしまうと、運動が鎮静化する傾向があった。それではダメ。声を上げ続ければ、法律はできても一定の歯止めをかけられる」と訴えました!

 他にも会見では東京慈恵医科大学の小沢隆一教授、東海大学の永山茂樹教授、聖学院大学の石川裕一郎教授らが発言し、日本の民主主義を守るために市民と連帯し、声を上げ続けていく覚悟を語られています! こちらもご一読ください!

※2015/10/09 「日本では法律が通ってしまうと、運動が鎮静化する。それではダメ。声を上げ続けて戦争法を廃止に持ち込む」 ~憲法研究者208名が声明を発表
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269673

■原発推進は日本の「核武装化」を見据えたもの! 小出裕章講演!

 さらに昨日は、元京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏の『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』の出版記念講演の記事をアップしました!

 小出氏は、原子力政策が「エネルギーを目的としたものではなかった」と述べ、1992年の朝日新聞に掲載された記事を紹介。記事は、「日本の核武装の選択の可能性を捨ててしまわない方がいい。保有能力は持つが、当面、政策として持たない。そのためにもプルトニウムの蓄積と、ミサイルに転用できるロケットは開発していかなければならない」と主張する外務省幹部の談話を載せたものでした。

 つまり、核武装を公式の政策の枠外で進めるべきだと表明していたということですね。実際に日本は、1990年代の初めから着々とプルトニウムの保有量を伸ばし続け、現在までに48トン分を保有するようになったと小出氏は指摘。これは長崎原爆にして4000発分とのことです。

 さらに小出氏は、政府が核兵器の開発を意図している決定的な証拠として、2012年に改定された「原子力基本法」に、「我が国の安全保障に資することを目的として、行う」との文言が含まれていることを指摘。原発の維持の裏で核兵器保持の思惑があるとの見解を示されました。

 こうした核保有の潜在的な能力確保について、岩上さんは様々なインタビューで証言を得ています。

※【IWJブログ】東京都知事選 「脱原発」という争点を巡って 原発と核兵器技術の保有はコインの裏表~岩上安身による京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏インタビュー全文掲載
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124093

※2014/02/04 日本から「中庸」は消えるのか 米国からのプルトニウム返還要求について考える ~岩上安身による文芸評論家・加藤典洋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123524

※2014/02/12 核燃料サイクルと「核技術抑止」政策のこれから 日米原子力協定の交渉担当者・遠藤哲也氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124876

※2013/07/12 「自民党の原発再稼働推進、背景には『核兵器保有論』」 ~岩上安身による生活の党・小沢一郎代表インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90095

※【IWJブログ】米国から日本政府への研究用プルトニウム「返還」要求について、外務省「ノーコメント」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/122289

 小出氏は、第二次世界大戦下でナチス・ドイツにより強制収容所へ送られ、奇跡的に生還したニーメラー牧師の境遇を紹介しつつ、「一人一人の頭でちゃんと考えて、考えるだけではなく行動していくという責任、そのことだけが今求められているんだろうと思います」と締めくくりました。

 安倍政権が強固に推進する原発政策は、日本にとって本当にふさわしいものなのか、小出氏の講演をみて、改めて向き合ってみてください!

※2015/09/19 日本の原子力政策、その背景に「核兵器保有の隠された欲望」~小出裕章氏 『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』出版記念講演会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265700

■宮城県議選で自民党が過半数割れ! 共産党は倍増! 野党再編どうなる!

 注目ニュースを紹介します。

 宮城県議選が一昨日25日に投開票されました。定数59議席のうち、自民党は選挙前の31議席から27議席と、4議席減で過半数割れ! 公明党の4議席と合わせてどうにか過半数を確保しました。一方で、僕のTLでは皆さんが「おおお!」と沸いていますが、共産党は8議席を獲得。改選前の4議席から倍増させ、第2党に躍進しました。

 選挙の主な争点となったのは、東日本大震災からの復興加速や、地域振興策。与党側が経済政策や復興事業の成果を強調したのに対し、野党側は安保関連法や、TPPなど、安倍政権への批判で対抗しました。土地柄的にも、特にTPPへの批判票が集まったのではないかと推察されます。

 自民党の失速と共産党の躍進は、どの地域でも見られる現象と化してきましたね。共産党・志位委員長が提案する「国民連合政府構想」もどうなるか、注目です!

【岩上さんによる志位委員長インタビューはこちら!】
※2015/10/08 日本共産党が提唱する「国民連合政府」、その狙いと実現可能性に迫る!世界的に追い風が吹く左派への支持を共産党は取りつけられるか? ~岩上安身による志位和夫委員長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269515

 そして昨日、民主党の松本剛明元外相が離党する意向を固めたことが報じられました。松本氏は周辺議員に「民主党は今のままでは駄目だ。政権中枢にいた人間として、原点に返ってやり直したい」と伝えており、岡田克也代表の党運営に不満を抱く保守系議員らの行動に影響を与える可能性もあると見られています。

 さて、共産党が提唱する選挙協力などに批判的な細野豪志議員、金子洋一議員、前原誠司議員など、その他の議員はどう動くでしょうか。維新の分裂とともに、野党再編に向けたきっかけとなるか、自民党の勢いが削がれていくなか、野党の動きに大注目です! これに関しては岩上さんが民主党の最右派・長島昭久議員にインタビューしていますので、彼らの思考を理解するためにも、大いに参考にしてください!

※2015/10/06 共産党の「野党共闘」に反対し「7.1閣議決定の解釈改憲」を合憲と主張する民主党右派・長島昭久議員にインタビュー!日本会議、櫻井よしこ氏、アーミテージとの関わりも直撃!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268897

■IWJの取材活動をお支えください!

 こうしたIWJの取材活動は、皆さんのご支援で成り立っています!

 連日ご案内をさせていただいていますが、IWJは8月に新しい期が始まって早々、赤字に転落してしまいました。戦後最長の245日にわたる国会会期中、IWJは全力で安保関連法案や派遣法改正案など、様々な「悪法」の正体を全力で報じ続けてきました。その努力を認めていただけたのか、会員数も5700人と一時は過去最高に到達しました。

 皆さんからいいただいた会費やカンパをもとに、慢性的に人員不足だったスタッフ数も増やし、報道量も増やしたのですが、やはり人件費の増大や活動が増えた分の諸経費、そして買い増しした機材費が重くのしかかり、結果、赤字のスタートとなってしまったのです。

 このままではIWJの規模も再び縮小させなければならないのですが、国会も終わって「ホッとひと息」・・・などとはいきません。冒頭で触れた通り、来夏の参院選後には「改憲」が待っているかもしれず、本当の勝負はここからです。報道量は落とせません。最低でも、今の報道量、配信規模をキープさせてください!

 どうか、まだ、無料サポーターのままの方は、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの取材活動をご支援ください! 会員登録したけど、会費の支払いをお忘れの方、思い出して、どうか、ご納付して、会員として視聴・購読を再開してください!

 「月払い」ですと、どうしても「あ、会費を納め忘れてた…」ということがありえます。そこで、「年払い」にしていただけましたら会費は2ヶ月分もおトクになりますし、毎月のお振込の手間も振り込み手数料もかからなくなります! 我々からしても、事務の作業量が12分の1になりますので、とても助かります!

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 まったく信用のない駆け出しのころから、どうにかこうにか信用を獲得し、お取引を拡大していくというのは、並々ならぬ努力と辛抱、苦労が必要です。ここまでお取り扱い機関を増やすまでに、経営者の岩上さんと担当スタッフは大変な苦労をしてきました。ぜひ、ご利用いただけると、その苦労も報われます! よろしくお願いします!

 なお、一般会員の方は、これを機に、ぜひともサポート会員に切り替えをご検討いただけますよう、よろしくお願いします! アーカイブの検索システムの再構築、リフォームもコツコツ手がけており、今期中には、随分、サイトの使い勝手がよくなるはずです。

 このアーカイブを使う資格があるのはサポート会員の皆様です! せっかくアーカイブの使い勝手を良くしても、サポート会員の皆様が増えて実感していただけないともったいない限りです! ぜひ、サポート会員に思いきってお切り替えください!

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 どうかガチンコスタイルを貫き通しているIWJを、よろしくお願いいたします! 現状の8月の赤字、予想される9月の赤字分について、お助けいただけるよう、緊急のご寄付・カンパをお願いさせていただきたいと存じます!

「これからもIWJがいないと困るかもなあ」とお感じになった方々は、どうか、このピンチに救援のカンパをお寄せいただければと思います! よろしくお願いします!

 スタッフは増えたとはいえ、もうみんなフル回転です! 先ほど紹介した小出裕章氏の記事を書いた安道幹記者も、11月から本格的にIWJ本部で働くことになる新人スタッフです。人員削減なんて考えられない、考えたくもない状態! むしろさらに増員しなければ、政権の暴走に太刀打ちできないほど、暴走列車は速度を上げていっています! ぜひ、IWJのパワーアップにお力添えください!

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 また、日刊ガイドをご覧いただいているサポーターのみなさんの中にも、「IWJ会員になりたいけど、会員申込の仕方がわからない…」という方がいらっしゃると思います! 「やってみたけど、うまく登録できなかった…」という方も、IWJスタッフが丁寧にご説明いたしますので、遠慮なくお問い合わせください!

 また、会員登録の際は、会員情報の登録内容に、サブの連絡手段として、Twitterアカウント、フェイスブックアカウント、サブのメールアドレスなどをご登録(携帯メールアドレスの欄)いただけると、複数の回路で速やかにお問い合わせに対応できますので、よろしくお願いします!

※お問い合わせはこちら!
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■IWJの頼みの綱、「TVUパック」の維持費にご協力ください

 また、IWJのUstream中継は、テレビなどの回線とは違い、微弱な電波をポケットWi-fiでキャッチして行っているため、現場の電波状況によっては、映像や音声が途中で途切れてしまい、ご視聴中の皆様にご不便をかけてしまうことが多々あります。以前は、始終、電波が途切れたと、お叱りを受けていたものでした。

 そうした電波の問題を解決すべく、僕らは機材を改善し、電波を取るためのテクニックの向上につとめてきましたが、それでも難しい現場があります。その問題を解決すべく、導入したのが、「TVUパック」という、無線によるポータブルタイプの映像伝送システムです。このTVUパックを使用すると、微弱な電波しか届かない場所でも、回線を何本も束ねて配信することができます。

 この機器は、素晴らしい優れものなのですが、国内の業者は製造しておらず、値段が当時、約300万円もして、岩上さんは、イチかバチかの賭けに出る覚悟で決断して、導入した経緯があります。結果的には、その時の経営判断は大成功だったのですが。

 このTVUパックのソフトウェアと回線の更新期限が迫っているのですが、これから先、2年間にわたり新たに使用するには、ソフトウェアの更新と回線契約料およびメンテナンス費として、合計198万円が必要なのです(!)。

 なんとか、この数日、皆さんからご寄付・カンパがお寄せられ始め、おかげでさまで、ひょっとしたら継続できるかもしれない、少し明るい兆しが見えてきました。もちろん、まだまだ希望額には届きませんが…、どうか引き続き、ご支援のカンパをよろしくお願いします!

【TVUパックの写真とカンパのお願いページはこちら!】
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 IWJは「ニュースの産直メディア」として、デモや抗議行動、院内集会、シンポジウムなどの現場で発せられる市民の声を、可能な限りダイレクトに、綺麗な映像と音声で中継したいと考えています。そのためには、このTVUパックの力がどうしても必要です。

 僕も現場で何度となく助けられてきました。特に原発や米軍基地は、その危険性から過疎地に作られることが多く、ネットの電波もどうしても弱くなりがちです。IWJがこの先、市民の声を中継・配信していくためには、しっかりとした財政的基盤が必要です。どうか、IWJの定額会員にご登録いただき、私たちの取材活動をお支えください!

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■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ!

 10月と11月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューアポ中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!

・10月27日(火)15:30~
澤藤統一郎、梓澤和幸、岩上安身『前夜』鼎談

・11月5日(木)15:00~
元自衛官・末延隆成氏インタビュー

・11月12日(木)14:30~
社民党党首・吉田忠智氏インタビュー

・11月14日(土) 13:00~
ジャーナリスト・浅野健一氏インタビュー

・2015年11月19日(木)13時~
木村朗氏・植草一秀氏・川内博史氏クロストーク

・11月24日(火)16:00~
共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー

・11月26日(木)15:00~
岡山大学大学院教授・津田敏秀氏インタビュー

【講演情報】
・11月06日(金)18:30~20:15(うち講演は90分)
これから日本はどこに向かうのか~改憲前夜~
※参加料無料
場所:北海道国際ホテル(北海道函館市大手町5-10)
主催:北海道教職員組合函館支部・平和運動フォーラム)
お問い合わせ先::htu-hakodate@bz01.plala.or.jp
0138-51-2254

 11月12日には、岩上さんが初めて社民党党首・吉田忠智氏にインタビューします! 福島みずほ氏には何度もインタビューしているので、吉田氏にこれまでしていなかったというのは意外ですよね。

 社民党は任期満了に伴う党首選を12月4日告示、19、20両日投票、21日開票で実施します。吉田氏は「党の再建は道半ばという思いだ」として、出馬に意欲を示しています。幹事長会議で吉田氏は来年夏の参院選に関し「比例代表で250万票、2議席以上獲得」との目標を掲げました。比例では吉田氏と福島瑞穂副党首を公認しています。

 国会では安保特別委の委員として安倍政権と対峙し、党首としては共産党の選挙協力にも前向きな姿勢を示す吉田氏ですが、社民党の支持率は、お世辞にも明るいとは言えません。国会議員数もわずか5人。この窮地をどう脱し、どのように国会で存在感を放っていくのか、吉田氏インタビューに注目です!

 また、11月14日にはジャーナリストの浅野健一さんにインタビューします! 浅野さんは元共同通信記者で、メディアと権力の問題をずっと追ってきた気鋭のジャーナリストであり、本物のメディア論の専門家です。大マスコミ出身で、かつ大学の研究員でもある人物で、「記者クラブ解体論」を唱えたのは浅野氏しかいないそうです。

 浅野さんは9月25日に新著『安倍政権・言論弾圧の犯罪』を上梓されたばかり。そのなかで、浅野さんは、「第二次安倍政権が誕生した後、主要新聞と放送局は安倍政権を鋭く批判することはなかった」として、辛辣に的を射ているメディア批判を展開されています。

 「民主主義を理解できない読売、産経、日経の安倍美化は論外だが、安倍氏のNHK女性国際戦犯法定番組を事前検閲したと告発した記事(二〇〇五年)に関して、取材が不十分だったと表明し、本田雅和、高田誠両記者を左遷した朝日新聞は、一四年の日本軍慰安婦・東電吉田証言記事の取り消し、謝罪で歴史修正主義者に完全屈服した。(略)毎日新聞の論説の中には対米追従、安倍賛美の記事も少なくない」

 こうした今のメディア状況を、大政翼賛会の大本営発表報道と同罪であると断じ、「治安維持法下の時代と違って、報道の自由が保障されているのに、ジャーナリズムの権力監視機能を果たしていないのだから罪はさらに重い」とピシャリ。

 反骨のジャーナリスト・浅野健一さんのインタビューは、僕としても今から待ち遠しく思います。ご期待ください!

■良書のお買い求めは「IWJ書店」をご利用ください!

 冒頭でご紹介した小林節教授のご著書『憲法改正の覚悟はあるか 主権者のための「日本国憲法」改正特別講座』もIWJ書店でご本人のサイン入りで販売していたのですが…すでに完売御礼の状態です…ありがとうございます!

 また、元外務省の情報局長である孫崎享さんが大会委員長を務める第5回国際大使館フレンドリーランが11月8日に近づいていますが、IWJとともにマラソンを走ってくださる、元レンジャー・井筒高雄さんのご著書も取り扱っています! もちろんこちらもサイン入りです! 先日、一緒にランニングの練習をしました。こちらの動画も近日中にアップします!

※【井筒高雄さんサイン入り】 日本と日本人を危うくする 安保法制の落とし穴
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=151

 また、IWJに寄稿もしてくださった、ボクサーのサルサ岩渕さんからも、こんなメールを頂きました!

「土日に伴流ボクシングジムの強化合宿に参加し、駅伝に向けて練習を致しました。
低酸素トレーニングマスクをつけ、1日約10kmのUpdownを含めた山道コースでのランニング、ダッシュを行いました。タイムは5kmで20分弱くらいでした。
ちなみに、フレンドリーランでは何kmのコースを走るのでしょうか?
その距離に照準をあてて走り込みの練習をして行きたいと思いますので、ご連絡頂けましたら助かります。
よろしくお願いします」

 超気合入っています。僕も燃えてきました! 岩渕さんのご寄稿はこちらです!

※2015/07/13 【安保法制反対 特別寄稿 Vol.2】心が折れそうになっても、再び立ち上がることについて(サルサ岩渕さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252780

 IWJでは、他にも素晴らしい先生方の書籍の数々を、著者のサイン入りで販売しています! 是非、「IWJ書店」を覗いてみてください! 購入はIWJ会員限定ですので、会員登録がまだお済みでない方は、この機会に会員登録し、IWJの取材活動をご支援ください!

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【間宮陽介さんサイン入り】『社会科学における善と正義:ロールズ「正義論」を越えて』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=153

【間宮陽介さんサイン入り】『市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=152

【井筒高雄さんサイン入り】『日本と日本人を危うくする 安保法制の落とし穴』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=151

【山口二郎さんサイン入り】『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=150

【山口二郎さんサイン入り】『いまを生きるための政治学』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149

【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=125

【再入荷!】【矢吹普さんサイン入り】『尖閣問題の核心 日中関係はどうなる』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=99

【再入荷!】【矢吹普さんサイン入り】『チャイメリカ 米中結託と日本の進路』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=97

【再入荷!!】【矢吹普さんサイン入り】『尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=98

【水島朝穂さんサイン入り】『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=143

【笹山尚人さんサイン入り】『ブラック企業によろしく 不当な扱いからあなたを守る49の知識』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=135

【笹山尚人さんサイン入り】『パワハラに負けない!―労働安全衛生法指南』

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=134

 また、小林教授は年末に開催予定の「饗宴VI」にもご登壇頂く予定です! 「饗宴VI」の情報も近日中に、少しずつリリースできると思いますので、ご期待ください!

■IWJスタッフ募集のお知らせ

 財政難ではありますが、まったく骨がない、ふにゃっふにゃでだらしない大手メディアに「三行半」をつきつけるべく、IWJはまだまだスタッフを募集中です! ふるってご応募ください!

<一般事務および会員管理スタッフ>

 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの屋台骨を支える、とても大切なお仕事です。

 IWJでは現在、特にこの一般事務の人手が不足しています。一般事務がしっかりしていないと、IWJの足腰は立ちません。少しでも事務の仕事にご関心をお持ちの方がいれば、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。

 一方、会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなどPC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。

◆応募条件
※「【職種1】 -事務スタッフ-」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

<経理・総務スタッフ>

 IWJでは、経理・総務スタッフも募集しています。経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うことや計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもやる気があれば大丈夫です。ご応募、お待ちしています。

◆応募条件
※「【職種3】-経理・総務スタッフ-」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>

 IWJでは、記者およびテキストスタッフも募集しています。最初は何もかもをダダ漏れ中継するメディアとして注目されたIWJですが、今ではブログやメルマガなどのテキストにも力を入れています! インターネットメディアとしては、配信しているテキスト量はナンバーワンであると自負しています。

 IWJのテキストスタッフの基礎となる仕事は、現場に行って取材をし、それを原稿にまとめることです。さらにそこから派生して、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成なども行っていただきます。

 もちろん、すべてを一人でこなさないといけない、というわけではありません。本人の適性に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 勤務形態は、在宅でも可能です。地方在住の方でも、パソコンさえあればお手伝いいただくことが可能ですので、どうぞふるってご応募ください。

◆応募条件
※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!

※【スタッフ応募フォーム】

http://bit.ly/1ALJypQ

■会員の更新と継続に関するお知らせ

 ここで、しばしばダジャレを発しては滑りまくっているものの、100点満点の笑顔でセルフカバーするという芸当で人気を博している事務スタッフ・中山ゆうきからお知らせがあります!

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 IWJ事務局の中山裕規と申します。

 会員様へ、ご更新時期やご継続のお手続きについて、私からご連絡をさせていただいております。

10月15日に、10月以降分の会費が未納であった268名の会員様へご利用を停止する手続きをとらせていただきました。

 先日、IWJは過去最高の有効会員数を5722名様まで伸ばしましたが、15日の措置後、有効会員数は5474名様まで落ち込んでしまいました。

 もし、ご継続のお手続きをお忘れでご利用が停止となってしまっておられましても、会費を納入いただけましたら、ご利用を再開していただけます。

 ご継続、ご利用再開のお手続きはこちらからお願いいたします。

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/?p=23022

 下記URLから、ログイン後のMYページにて、ご自身の会員期限(更新時期)をご確認いただけます。

https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

ログインID:ご登録メールアドレス

パスワード:(ご自身で設定されたもの)

 MYページより、ご継続のお手続きにも進んでいただけますので、何卒、よろしくお願いいたします。

※ご入金方法によって、ご利用再開の時点が異なりますので、ご了承ください。

 銀行振込の場合はご入金の確認ができ次第(口座の確認を銀行営業日の15時以降に行います)、クレジットカード決済の場合は、即時、会員情報の更新・ご利用再開となります。

 また、こうして、日刊ガイドをご覧いただけている方には、直接の問題はございませんが、9月16日以降、IWJ日刊ガイドの配信の受信エラーが大量に発生し、不着のお問い合わせが相次いでおります。

※IWJ日刊ガイドの配信不着についてのご案内(2015年9月16日号以降)

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22730

 ご更新時期やご継続のお手続きについても、同様の事例が発生しております。

 お心当たりや、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、何なりとご連絡くださいませ。

 また、月末でご更新をお迎えの会員様へは、当該月の中旬より、順次、ご更新・ご継続のお手続きについてのご案内メールをご登録いただいているメールアドレスへお送りしております。

 対象の会員様へは、近日中にご案内メールをお送りいたしますが、更新のお手続き方法をご存じの方は、ご案内のメールを待たずに、お手続きいただいてもかまいません。こちらで更新させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 お手続き方法についてなど、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、お気軽にお問い合わせください。

 よろしくお願いいたします。

■日刊IWJガイドの訂正とお詫び

 昨日10月25日発行分の日刊IWJガイドに誤りがありました。下記のように訂正いたします。

誤「また、現在、維新の党の印鑑と判子は、大阪組が握って離さないそうですが、それを取り返すべく、単身、大阪に乗り込んだ執行部側の松木謙公議員に、岩上さんが超タイムリーなインタビューを敢行しています!」

正「また、現在、維新の党の印鑑と通帳は、大阪組が握って離さないそうですが、それを取り返すべく、単身、大阪に乗り込んだ執行部側の松木謙公議員に、岩上さんが超タイムリーなインタビューを敢行しています!」

 「判子」ではなく「通帳」の誤りでした。訂正して、お詫びいたします。

■わとはぷ~What happened today?

 1975年の今日、タブロイド紙「日刊ゲンダイ」が創刊したそうです! 今日で40周年ということですね、おめでとうございます! 舌鋒鋭く政権批判を展開している日刊ゲンダイさんに、僕もいつも勉強させていただいています。

 2013年11月、秘密保護法が臨時国会に上程され、世間で「いよいよ日本はヤベェんじゃねぇか…」というムードが蔓延していた頃、鳥越俊太郎さんなどのジャーナリストが、永田町で「『特定秘密保護法案』の廃案を求めるメディア関係者総決起集会」を開きました。

※2013/11/20 「『右翼軍国主義者』と自ら名乗って恥じないこの男に、秘密保護法を与えたら日本はどうなる!?」~「『特定秘密保護法案』の廃案を求めるメディア関係者総決起集会」を開催!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/112468

 IWJでは、僕が取材に行っていたのですが、鳥越さんの他にも高野孟さんや田勢康弘さんなど、名だたるジャーナリストが挨拶した中に、日刊ゲンダイの取締役社長・下桐治さんの姿もありました。

 下桐さんは、「去年の後半から、つくづくこの国が嫌になってきた。こんな大事な法律が国民全体の中で問題にされず、デモも200人程度で終わっている。ケネディーのお嬢さんのパレードにはあんなに人が集まっているのに、お馬鹿な国になってしまったと思う」と眉をひそめました。

 さらに「これはメディア、ジャーナリズムにも責任がある」と、痛烈なメディア批判を展開。

 「『国民の知る権利』というが、民主主義は言論・報道・報道の自由だと思う。国民の知る権利は確かに大事だが、それはメディアの見栄。自分たちよりも国民のために反対というのは、新聞やテレビの報道は、まだまだ本気ではない。もっと本気でやってもらわないと大変なことになる。国民も懲役を覚悟で喋らなければならない、ということになってしまう」

 そのうえで「新聞はちょっと甘い。軽減税率の問題も関わっているのかな、という体制的なものになっている」と記者クラブメディアを批判し、声を荒げました。

 会場内では困り顔で笑っているメディア人もちらほら見受けられましたが、僕は、「おおお、かっけぇ…」と背筋が伸びる思いでした。

 また、会場には俳優の故・菅原文太さんの姿も。「こういう法律が出てくるなんてことは、私のような馬鹿でも考えもしていなかった」と話し、「戦争中の時代を私はちらっとかすっています。その頃はもう戦争という異常な時代だから、いろんな考えられないようなことがたくさんあった。しかし、ずいぶんと戦後、時代が変遷してきていたところへ、どうもこれ(秘密保護法)。“とどめ”になるのかと思うくらい悪法だ」と嘆いておられました。

 秘密保護法もひっくり返さなければならない課題ですが、自民党による憲法改悪は、いよいよ民主主義を破壊する「とどめ」になり得る暴挙です。これを通してしまえば、菅原文太さんも浮かばれません。

 とにかく、日刊ゲンダイさん、おめでとうございます! IWJも負けじと、40周年、50周年と続けていきたいと思います! 皆さん、支えてください!

 それでは今日も1日、よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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