日刊IWJガイド「共産党暴露の自衛隊内部資料、余波続く。一方、国会軽視の安倍総理は審議をほっぽらかして『ミヤネ屋』出演」2015.9.5日号~No.1088号~


■■■ 日刊IWJガイド「共産党暴露の自衛隊内部資料、余波続く。一方、国会軽視の安倍総理は審議をほっぽらかして『ミヤネ屋』出演」2015.9.5日号~No.1088号~■■■
(2015.9.5 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 先週の日刊ガイドのこの欄で私は、「だいぶ涼しくなりましたね」「もう秋ですね」と書きました。ところが、この数日、東京はまたしても残暑が厳しい日々に逆戻り…。季節の変わり目に特有のこの寒暖差に耐え切れず、私はちょっと体調を崩し気味です。皆さんも、風邪など引かぬよう十分注意してくださいね。

 さて、そんな暑さ残る今日このごろですが、昨晩も大学生有志によるSEALDs(シールズ)のメンバーが国会前で抗議行動を行いました!
8月30日、国会前に約12万人が集結した大抗議行動から6日。スタイリッシュな側面ばかり強調されがちなSEALDsですが、このエネルギッシュでパワフルでタフな側面を見落としてはいけないと思います。本当に地道に粘り強く頑張っています。この持続力には、頭が下がります。彼らのボルテージはまだまだ熱く、冷めることを知りません!

 我々IWJも、負けじと食い下がり続けています。総力投入取材体制を維持し続けており、昨夜の抗議行動の様子も早速記事としてアップしましたので、ぜひ、チェックしてください!

・【スピーチ全文掲載】「従順さと物分かりの良さがファシズムに加担しないために、私は学ぶことをやめません」ーー8.30国会前大行動直後の金曜日 SEALDs紅子さんスピーチ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261605

・2015/09/04 「安保法案…バルス!」脳科学者・茂木健一郎氏が国会前で忌野清志郎の名曲「FM東京」の替え歌を披露 歌詞で安保法制を痛烈批判
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261598

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■昨日敢行した、第11回目の福島第一原発入構取材を、20時よりCh2で配信!

 昨日4日に行われた、福島第一原発入構取材。IWJからは、箕嶋記者と音声を担当した阿部が取材にあたりました。

 この入構取材は、昨日夜に録画配信する予定でしたが、映像の変換に時間を要してしまったため、本日20時からの配信とさせていただきました。昨日よりお待ちいただいていた視聴者の皆さま、申し訳ございません。

 今回の入構取材動画の尺は、3時間38分にも及びました。取材班は、原子炉建屋西側高台(1~3号外観)やフランジ型タンク解体現場などをまわり、廃炉作業等にあたる作業員向けの大型休憩施設の様子も記録しています。

 IWJは、この取材映像をノーカットでお届けします。

 配信時間は、本日20時からです。以下のURLからご覧いただけます。是非、ご視聴ください。
Ch2→ http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2

※これまでIWJが行ってきた、福島第一原発入構取材のアーカイブは、以下のURLからご覧いただけます。
http://bit.ly/1fZB5IL

※東電会見のアーカイブ記事はこちらからご覧いただけます。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tepcopress

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.9.5 Sat.**

【録画配信・IWJ_KYOTO1】10:00~「『子どもをまもる学習会 憲法9条を学ぼう』by 山室信一先生(学者の会)×ママの会@京都」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※2015年8月29日、京都大学人文科学研究所大会議室で行われた、ママの会と山室信一・京都大学人文科学研究所教授(学者の会)による安保法制に関する勉強会の模様を録画配信します。

【IWJ_OSAKA1】10:00~「安保法案に反対するパレードinみのお」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※安保関連法案に反対するパレードを大阪・芦原公園から、中継します。

【Ch4】17:20~「真実をあぶりだそう! 安倍政権&メディア仲良しパレード」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※ 「マスコミに公正な報道を求める市民の会」主催。マスコミに公平な報道を求める市民らによる、抗議行動を新宿柏木公園から中継します。

【再配信・Ch5】19:00~「ヨハン・ガルトゥング博士来日イベント・記者発表」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250205
※6月22日に行われた、「ヨハン・ガルトゥング博士来日イベント・記者発表」を再配信します。明日行われる「岩上安身による政治学者・ヨハン・ガルトゥング博士インタビュー」の前に、是非御覧下さい!

【録画配信・Ch2】20:00~「福島第一原発入構取材 第十一弾」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※昨日行われた、「福島第一原発入構取材 第十一弾」をノーカットでお送りいたします。配信時間は、3時間38分です。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.9.6 Sun.**

【Ch未定】12:00~「築地で、ええじゃないか!vol.7」
※「守ろう!築地市場パレード実行委員会」主催。新宿駅東口アルタ前で街頭宣伝、その後、柏木公園を出発地点としてパレードが行われる。

【IWJ_KYOTO1】10:00~「さよなら原発全国集会 in京都」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「『さようなら原発』一千万署名、市民の会他」が主催。嘉田由紀子氏、鎌田慧氏らが登壇予定。

【Ch未定】13:00~「『早稲田から止める!戦争法案 安保関連法案に反対する 早稲田大学全学集会』9.6」
※安保関連法案に反対する早稲田大学関係者有志らによる集会を中継予定。水島朝穂氏(早稲田大学法学学術院教授)が講演を行う。

【IWJ_HYOGO1】14:00~「武装解除のプロ伊勢崎賢治が語る 日本人と戦争のこれから」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※「九条の会・兵庫県医師の会」主催。世界各地の武装解除を手がけた“紛争屋”こと伊勢崎賢治氏(東京外国語大学大学院教授)が、戦争のリアリティと平和国家・日本が進むべき道について、講演を行う。

【IWJ_IBARAKI1】14:00~「9.6千波湖PEACE WALK」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※平和を願う市民らによる、「ポジティブワードで明るく楽しく」をテーマにした、好文カフェ→千波大橋を往復するパレードを中継します。

【Ch未定】16:00~「安全保障関連法案に反対する学生と学者による街宣行動@新宿伊勢丹前 歩行者天国」
※「SEALDs・安全保障関連法案に反対する学者の会」主催。蓮舫・民主党代表代行、志位和夫・日本共産党委員長/吉田忠智・社民党党首/ 二見伸明・公明党元副委員長らが発言予定。

【初公開・撮りおろし録画配信・Ch1】20:00~「岩上安身による政治学者・ヨハン・ガルトゥング博士インタビュー」
視聴URL:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年8月19日、世界的な政治学者 ヨハン・ガルトゥング博士に岩上安身がインタビュー。日本語字幕を付し、録画配信いたします。

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(前半の続き)…

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■国会をサボって「ミヤネ屋」出演。安倍総理は何をやっているのか?

 昨日、お昼に日本テレビ/読売テレビ系列(4チャンネル)を見ていた方は驚いたのではないでしょうか?
というのも、安倍総理が、国会での審議が行われているまっただ中にも関わらず、宮根誠司氏が司会を務めるワイドショー番組「情報ライブ ミヤネ屋」に出演していたからです。

 番組内で安倍総理は、安保法制がいかに必要なものであるか、そして日米同盟が日本にとっていかに重要であるかを熱弁。しかし、国会審議のまっただ中に国会を抜けだしてテレビ出演をするというのは、国会軽視以外の何物でもないのではないでしょうか。これまでに2度も野次を飛ばして注意され、そのつど謝罪した安倍総理ですが、立法府である国会の審議を軽く考えていることは間違いがありません。

 しかも、コメンテーターとして出演していた日本テレビの青山和弘解説委員は、締めのコメントとして「この法案が廃案にされては困りますから」などと発言。日米同盟をヨイショする安倍政権をヨイショして見せました。大手メディアによる「印象操作」も、ここに極まれり、といった感じです。

 さて、安倍総理が留守にしていた国会ですが、「国会も国民も文民統制もすっ飛ばした米軍と自衛隊の直接的な一体化の証明」(岩上さんによる指摘)する文書について、昨日も、大紛糾しておりました。9月2日に日本共産党の仁比聡平議員が質問で明らかにした自衛隊の内部文書です。

 自衛隊の河野克俊統合幕僚長が、予算成立前にもかかわらず、アメリカ軍の無人偵察機について「導入を決めた」と米軍相手に発言していることについて、民主党の蓮舫代表代行が「国会軽視だ」と中谷元(げん)防衛相に迫りました。

 しかし、この追及に対し中谷防衛相は「資料につきましては現在、防衛省が作成したか否かも含めて調査中でございますし、中身等につきましては、これについては私も言及できないことでございますので」などと、はぐらかすようにのらりくらりと答弁。結局、この日の国会でも、仁比議員が示した文書について、防衛省が作成したものであることを最後まで認めませんでした。

 IWJでは、一昨日の9月3日に行った岩上さんによる仁比聡平議員への超緊急インタビューを、現在フルオープンで公開しています!自衛隊と米軍がほとんど一体化し、国会を飛び越えて意思の疎通を行っているという驚きの現状を知ることができます。

 これを見ると、あまりの仲睦まじさに、自衛隊が独立国の実力組織なのだろうかと疑わしくなるほどです。仲睦まじいのはよいことではないか、という人もいるでしょうが、この米国が、同盟国である日本をがっちり盗聴し、スパイし、その情報をファイブアイズと呼ばれる他の友好国にシェアしている、という現実も、忘れるわけにいきません。

 また、IWJでは、仁比議員が「暴露」した内部資料もPDF化して緊急アップしていますので、ぜひ、こちらもご覧ください!

・2015/09/03 新たな「内部資料」を暴露! 国民無視で米国への従属を進める「軍軍間」合意の中身とは!?
共産党・仁比聡平議員に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261463

・【全文公開!】共産党・仁比議員が暴露した新たな防衛省「内部資料」全文入手
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261545

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■「戦争法案」に関する寄稿・コメントをお寄せください!

 さて、このように国会で審議されている集団的自衛権にもとづく安全保障関連法案に反対しているのは、野党の国会議員やSEALDsのメンバーだけではありません。「安全保障関連法案に反対する学者の会」への賛同人数は、なんと13,000人を突破。全国の学者からも、「戦争法案」の廃案を求める声が相次いでいるのです。

 IWJでは、全国の学者の方々、そして一般の市民の皆様から、この「戦争法案」に対する寄稿・コメントを募っています。これまでにお寄せいただいた寄稿・コメントは、下記のページに集約していますので、ぜひご一読ください。

※安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ
http://bit.ly/1Dctmg0

 本日は、多数お寄せいただいたメッセージの中から、福島県立医科大学医学部の末永恵子さんのメッセージをご紹介したいと思います。

 「先の戦争の際『暴支膺懲』(『暴虐な中国を懲らしめよ』の意)というスローガンが新聞・ラジオで喧伝され、国民はこれに踊らされました。そして、『聖戦』に命をかける気運がみなぎっていったのです。

 そして、現政権が安保法制をゴリ押しする際に挙げるのが、まさに『中国の脅威』です。相手を非難して自己を正当化する脅威論(『こちらは平和を望んでいるのに、敵側が一方的に戦争を望んでいる』)は、戦争を始めたがる政権が世論を操る時に使ってきた古典的常套手段でした。

 ナチの国民啓蒙・宣伝大臣だったヨーゼフ・ゲッベルスは、「もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう」と述べていました。

 このような宣伝手法を含めて現政権がナチスに学ぼうとしていることは、『ナチスの手口を学んだらどうか』という麻生発言や、自民党若手有志による『文化芸術懇話会』(「心を打つ『政策芸術』の立案」を設立目的とする)の結成からも容易に推測できます。

 先の敗戦と原発震災の悲惨さに思いを致せば、このような宣伝に煽られて、三度目の『だまされていた』を言うわけにはいきません。たくさんの人々が、現政権の嘘と無責任さに気付き、安保法制案の目指すものが戦争であることを見抜いています。廃案しかありません」

・【安保法制反対 特別寄稿 Vol.250】 だますものとだまされるものとがそろわなければ戦争は起こらない
「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 福島県立医科大学医学部・末永 恵子さん
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00250

 末永さんは、政府・自民党によって「中国の脅威」がうたわれている現在の状況に、「暴支膺懲」が唱えられた戦前の状況との類似を見つつ、「相手を非難して自己を正当化する脅威論」の危険性を訴えています。

 そのうえで、このような「脅威論」にだまされず、「現政権の嘘と無責任さ」に気づくことの重要性について語っています。

 福島第一原発事故によって、私たちは政府や東電によって「だまされていた」ことに気づいたはずだ、だからもう「だまされる」のはやめよう。末永さんは、福島の地でそう訴えているのだと思います。

 私たちが、私たちをだまそうとする国家権力に対し、縛りをかけるために使うことができるのが、憲法です。SEALDsのメンバーが「安倍政権は、憲法守れ!」とコールしているように、権力が暴走している時、私たちは憲法を盾に取ることでストップをかけることができます。

 自民党は、そんな憲法の精神を骨抜きにすべく、自民党改憲草案というとんでもない代物をすでに用意しています。この草案が現在の憲法に置き換わってしまったら、平和主義はもちろん、私たちの基本的人権は尊重されなくなってしまうでしょう。自民党憲法草案の「トンデモ」ぶりに関しては、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士、そして岩上さんによる鼎談を収録した『前夜~日本国憲法と自民党改憲草案を読み解く』を、ぜひお読みいただければと思います。

 『前夜』は、全国の書店、Amazonの他、IWJのホームページでもご購入いただけます。憲法改正に「No!」の声をあげ続けるためにも、ぜひ『前夜』をご一読いただければと思います。

※前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
http://bit.ly/1jWh3da

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■TPP違憲訴訟の情報拡散にご協力ください!

 安倍政権が前のめりで推進しているTPP。この危険性を訴えるべく、岩上さんは、山田正彦元農水相が幹事長を、岩月浩二弁護士弁護団共同代表を務める「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」の原告に名前を連ねています。

 9月7日(月)の13時半から、東京地方裁判所で、この違憲訴訟の第一回口頭弁論が行われます。その後、15時からは、弁護士会館5階502会議室で、報告集会が行われます。

 「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」では、この口頭弁論の傍聴および集会への参加を募集しています。以下がその概要です。

・第一回 口頭弁論

日時 9月7日(月)13:30~
場所 東京地方裁判所 101法廷
   12:40 正面入口前で門前集会
   ※傍聴券配布、先着順の可能性あり。
内容 1.代理人(弁護団)による訴状要旨の陳述
2.原告による意見陳述
   15:00~報告集会 弁護士会館5階502会議室
   ※時間は変更となる場合があります。

 日本の「国のかたち」を丸ごと米国式に変えてしまうTPPは、生存権、幸福追求権、司法主権、知る権利などといった点で、日本国憲法に違反しています。ぜひ、口頭弁論を傍聴していただくとともに、報告集会に参加していただき、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」の活動にご助力ください。

 同会は、こちらのページで、会員・原告を募っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

※TPP交渉差止・違憲訴訟の会
http://tpphantai.com/

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■復刻版「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、大好評発売中!

 大好評をいただいている「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、まだまだ発売中です!

 こちらの「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、デモや集会などの現場で、ご着用いただいている方の姿を多く見かけるようになりました!
私は、現場にはあまり行かず、事務所でモニタリングして記事作成している役回りが多いのですが、画面を通じても、「TRUE DEMOCRACY」Tシャツはとてもよく目立ち、目にするとやはりとても嬉しくなります! ご愛用いただきまして、誠にありがとうございます!

 現場になかなか出られない私もこの「TRUE DEMOCRACY」Tシャツを、プライベートで愛用して、さりげなく「民主主義ってなんだ?」と、道行く人に問いかけています。

 民主主義って、それを我々国民が自らを主権者として意識しているときにだけ、存在し、機能するものなのだと思います。我々が忘れてしまった時には、民主主義も、眠ってしまう。目覚めさせるかどうかは、私たち自身にかかっているのだと思います。

 たかがTシャツですが、されどTシャツです。表現し、意識できる機会は、なんでも活かそうではありませんか。

 よろしければ、この「TRUE DEMOCRACY」Tシャツを、ぜひ、この機会にお買い求めください。秋めいてはきましたが、上にパーカーをはおるのもあり、逆にTシャツの下に長袖のロングTシャツを着込むのもありです。

 色は、ブラック×レッド、生成り(ナチュラル)×エンジ、ネイビー×イエローの3色を用意しています。サンプルはIWJのホームページからご覧いただけますので、ぜひチェックしていただきたいと思います。

 IWJのホームページで絶賛発売中です!この機会にぜひ、お買い求めください!

・ブラック×レッド
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=140

・生成り(ナチュラル)×エンジ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=141

・ネイビー×イエロー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=142

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■事務スタッフ、テキストスタッフを大至急募集しています!

 現在、IWJでは事務スタッフ、テキストスタッフを絶賛大募集しています。

 テキストスタッフとは、現場で取材して記事を書く、いわゆる「記者」にとどまりません。各種リサーチ、パワーポイントの作成、Twitterでの実況、メールマガジン用原稿のリライトや注釈付けなどといった作業も含まれます。

 勤務形態は、必ずしもIWJの事務所に出勤というかたちに限りません。地方在住で「タイピングは得意!」という方には、文字おこしの作業やTwitterでの実況の作業を担当していただくケースもあります。

 また、英語をはじめ、中国語、フランス語、ドイツ語など、外国語に堪能な方も募集しています。IWJは、日本国内だけでなく、情報をワールドワイドに発信していきたい、と考えています。翻訳などの能力に長けているかたの応募をお待ちしています。

 IWJの活動を理解し、「我こそは!」という方、ぜひ、IWJのスタッフ募集にご応募ください!

 応募条件の詳細は、以下の通りです

<総務・営業事務スタッフ>
 契約など一般的な総務の業務の他、営業事務、事務所内庶務、資料のファイリング、そして経理の補助的なお仕事もお願いする場合があります。

■応募条件
・ワード・エクセル・メール送信などの基本的なPC操作ができる方
・責任感・協調性のある方
・IWJスタッフを裏で支えたいと思ってくださる方
・未経験者可。経験者や専門知識のある方歓迎

<一般事務スタッフ>
 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理。イベント開催の準備、ファイリングやその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。

■応募条件
・事務経験のある方
・PC操作に不安のない方
・柔軟性があり、協調性のある方
・責任感のある、真面目な方
・IWJの報道に関心や理解があり、政治・社会問題にも興味のある方
・できれば運転ができる方。できれば、です。
・できれば長期にわたって勤められる方。これもできれば、です。

<テキストスタッフ>
 取材前・企画立案段階からのリサーチャー(資料収集・調査)、取材・記事の執筆、実況・報告ツイート、記事の編集・作成・校正・アップロード・告知、筆力がある方は他のライターの記事のリライト、メールマガジン「岩上安身のIWJ特報」、「IWJウィークリー」の編集、注釈の作成、発注管理、校正など、テキスト作成に関わる業務全般。(すべてできなくても可。得手不得手によって部分的担当だけもあり)

■応募条件
・IWJのコンテンツに理解があり、方向性に共感できる方
・読解力と論理的な文章力のある方
・マスコミ、出版業界経験者歓迎
・未経験者でも素直に仕事を覚えようという方なら歓迎
・人とのコミュニケーションスキルがあり、明るく、協調性のある方(チームワークで動くので)
・パソコンが使える方
・知的好奇心旺盛な方
・地道に粘り強く仕事のできる方
・外国語が堪能な方、大歓迎
・運転ができる方、気力、体力、機動力のある方、歓迎

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。IWJは今、本当に人手を必要としています!ぜひ、ふるってご応募ください!

【スタッフ応募フォーム】
http://bit.ly/1ALJypQ

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■本屋さん始めました! 本のお買い物は「IWJ書店」をご利用ください!

 あなたには、お気に入りの本屋さんはありますか?
一応、読書が趣味の私は、ジュンク堂や紀伊國屋書店、丸善といった巨大書店から、地域密着型の小さな書店まで、色々な本屋さんに行きます。

 IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の書籍を、著者のサイン入りで販売する新しいサービスを始めました!
その名も「IWJ書店」。この「IWJ書店」を、ぜひ、皆様のお気に入りの本屋さんの一つに加えていただければ、と思います。

 この「IWJ書店」は、おかげさまで、オープン以来、大変なご好評をいただいてきました。これまで、孫崎享著『日米開戦の正体~なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』、長谷部恭男著『憲法と平和を問いなおす』、小林節著『憲法改正の覚悟はあるか~主権者のための日本国憲法改正特別講座』、古賀茂明著『国家の暴走~安倍政権の世論操作術』などなど、数多くのサイン入り書籍を販売し、いずれもすぐに完売となりました。お買い求めいただいた皆様、誠にありがとうございました。

 他にもこの「IWJ書店」では、集団的自衛権にもとづく安全保障関連法案に対して警鐘を鳴らしている早稲田大学教授の水島朝穂氏の著書『ライブ講義 徹底分析!集団的自衛権』や、新国立競技場建設問題をコンパクトにまとめた森まゆみ氏の著書『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』、IWJではすっかりお馴染みで、日中関係に詳しい横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏の書籍なども販売中です。

 「IWJ書店」は、IWJの定額会員にご登録いただいた方のみ、ご利用いただけます。この機会にぜひ、IWJの定額会員にご登録いただき、サイン入りの書籍を「IWJ書店」でゲットしてみてください!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

再入荷!【矢吹普さんサイン入り】『敗戦・沖縄・天皇~尖閣衝突の遠景』
http://bit.ly/1J9mm6e

再入荷!【矢吹普さんサイン入り】『チャイメリカ~米中結託と日本の進路』
http://bit.ly/1E8SZ6W

再入荷!【矢吹普さんサイン入り】『尖閣問題の核心~日中関係はどうなる』
http://bit.ly/1JaNAtK

再入荷!【矢吹普さんサイン入り】『尖閣衝突は沖縄返還に始まる~日米中三角関係の頂点としての尖閣』
http://bit.ly/1yAOWy0

【水島朝穂さんサイン入り】『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』
http://bit.ly/1Dj0GaN

【笹山尚人さんサイン入り】『ブラック企業によろしく 不当な扱いからあなたを守る49の知識』
http://bit.ly/1JCpqHB

【笹山尚人さんサイン入り】『パワハラに負けない!―労働安全衛生法指南』
http://bit.ly/1Oq1tqN

【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
http://bit.ly/1Kgr6vU

 この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。

 こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。ぜひ、お買い求めください!

※IWJグッズのご購入はこちらから
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■IWJ定額会員登録のご案内~まわりの方々にもオススメしてください!

 参議院での審議が進む安保法制。「進む」といっても、政府側の答弁は滅茶苦茶な訳ですから、審議を「進めている」のは、あくまで政府・与党側だけに過ぎません。8月30日には、この滅茶苦茶な審議が行われている「戦争法案」に反対して、国会前を中心に多くの市民が抗議行動や集会を開き、「戦争法案、絶対反対!」「安倍はやめろ!」といったコールを響かせました。

 この空前の抗議集会に関して、大手メディアの報じ方はどのようなものだったのでしょうか。東京新聞は一面ぶち抜きで大きな空撮の写真入りで報じ、朝日新聞、毎日新聞も一面の半分を使って空撮写真付きで報じましたが、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞の報じ方は、社会面だけで小さく扱うというきわめて不当な扱いでした。

 NHKに至っては、60年安保以来と言われるこの人々の熱気をほとんど伝えませんでした。これがジャーナリズムと言えるのでしょうか??
民意よりも、眼前の事実よりも、安倍政権へ擦り寄り、米国追従のこの法案成立のアシストが優先、という意図があからさまでした。

 誰の目にも明らかになったと思いますが、現在の日本には、大手メディアが決して報じない問題が多々あります。IWJは、そのような日本の閉鎖的な情報空間に風穴を開けるべく、日米関係の歪み、原発、TPP、安保法制、ヘイトスピーチ、子宮頸がんワクチン問題など、大手メディアが正面から報じない様々な問題を報じ続けてきました。これからも、この姿勢には変わりありません。

 しかし、そのためには、組織としての足腰、すなわち財政事情がしっかりしていなければなりません。中継をするためのカメラ、インタビューのためのピンマイク、原稿を書くためのパソコンなど、すべて経費がかかっています。

 広告収入をあてにできる既存大手メディアと違い、IWJは会員の皆様からのご支援が頼りです。ぜひ、会員にご登録いただければと思います。

 また、「もう会員です!」という方にお願いです。周囲の方に、IWJのことを紹介していただけないでしょうか。Twitterでつぶやいたり、Facebookでシェアしてくださるだけでも構いません。私どもは、市民の皆さんが本当に必要としている情報を伝え続けるために、できるだけ多くの方にIWJのことを知っていただき、会員になっていただきたいと願っています。

 IWJの会員数はおかげさまで、先日、5000人を回復することができました。会員に登録してくださった皆様、誠にありがとうございました。しかし、この数字で満足することなく、IWJスタッフ一同、6000人、7000人、いや10000人を目標に頑張っていきたいと思っております。

 どうか、IWJに活動にご支援いただくとともに、会員にご登録いただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■わとはぷ~What happened today?

 今日は9月5日です。1905年のこの日、ポーツマス条約が締結され、日露戦争が終結しました。同日、このポーツマス条約の内容に不満を持った民衆が暴徒化し、「日比谷焼打事件」が発生しました。

 日露戦争は、日本では一般的に、司馬遼太郎『坂の上の雲』に見られるように、「栄光の明治」の一環として語られます。しかし、日本の明治時代は、本当に「栄光」の時代だったのでしょうか?

 明治維新後、新政府はほとんど間を置くことなく、朝鮮半島に進出。1876年には日朝修好条規を結んで朝鮮を無理やり開国させ、1894年に始まった日清戦争では、朝鮮半島を舞台に、清と激しい戦いを繰り広げます。その際、最も多くの犠牲者を出したのは、日本軍でも清軍でもなく、朝鮮の人々でした。

 日清戦争でいかに日本軍が朝鮮の人々に対して非人道的な行いをしたかということについては、これまでに岩上さんが、奈良女子大学名誉教授の中塚明氏、北海道大学名誉教授の井上勝生氏に長時間にわたるインタビューを行っていますので、ぜひ、この機会にご覧いただきたいと思います。

※2013/02/16 旧日本軍による朝鮮侵略の真実 岩上安身による奈良女子大学名誉教授・中塚明氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/58397

※2013/08/02 陸軍兵站総監が指令した「ことごとく殺戮すべし」~戦慄の殺戮作戦自体を陸軍公式の「日清戦史」から抹消した参謀本部~岩上安身による井上勝生氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/94362

 そして、続けて行われた日露戦争でも、日本は一応「勝利」をおさめますが、この戦争は、クーン・ローブ商会のジェイコブ・シフというユダヤ人から戦費を調達することによって初めて可能になったという、非常に無理のある戦争でした。また、ロシアにはまだまだ余力があり、戦争が継続していれば、日本は勝てなかっただろう、と言われています。

 そして、日本が日露戦争で権益を得た南満州鉄道を足がかりにして、日本は中国大陸へ土足で踏み込んで行きます。日本軍の謀略による線路の爆破事件を中国側のせいにして、一気に侵略戦争へ突入した1931年の満州事変。そして傀儡国家である満州国を建国し、それだけにとどまらず、華北から華中、華南へと中国全土を侵略し続けていき、国際的な非難を浴びて、ついには太平洋戦争に至りました。

 このあたりの事情については、『日米開戦の正体~なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』を発表した元外務省国際情報局長・孫崎享氏に岩上さんが2回に分けて、超ロングインタビューを行っていますので、こちらもぜひ、ご覧いただければと思います。

・2015/06/08 ”史上最悪の愚策”真珠湾攻撃を行った当時の日本と似通っている現在の安倍政権~安保法制、TPP、AIIB、中東情勢について、元外務省国際情報局長・孫崎享氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/248422

・2015/08/03 日中の軍事バランスは核兵器を含めて1対100!?
「真珠湾攻撃の時と同様、戦争にはなり得ない」岩上安身のインタビューで孫崎享氏が「日米開戦の正体」を暴く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256172

・2015/08/18 岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258464

 安倍政権の閣僚には、明治時代の日本を理想として掲げ、現在の日本をその頃の状態に戻そうと考えている人々がいる、と聞きます。自民党が目指す明文改憲は、そのための手段なのでしょう。しかし、それはすなわち、国民に基本的人権が認められない、大日本帝国憲法下の状態へと回帰することを意味します。そうなると、日本は近代民主主義国家の隊列から落伍してしまうことになります。本当に、それでいいのでしょうか?
いいわけがありません。

 IWJは、安倍政権と自民党による、日本を「大日本帝国」化しようとする動きをチェックし、報じ続けます。大手マスメディアが、誰の目にも明らかな通り、安倍政権とべったりの関係となり、権力をチェックするという本来の機能を喪失している今、IWJが果たすべき役割はますます大きいものになっていると思います。どうぞ、IWJの報道に、今後もご注目ください!

 それでは、本日も一日、よろしくお願いいたします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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