日刊IWJガイド「1929年の大恐慌の再来が現実になるか!? IMFが2020年の世界全体が3%のマイナス成長になると発表!!」2020.4.15日号 ~No.2771号

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~1929年の大恐慌の再来が現実になるか!? IMFが2020年の世界全体が3%のマイナス成長になると発表!!
┠■【中継番組表】
┠■共同通信世論調査で「国が休業補償すべきだ」が82%! 内閣不支持率も43.0%と支持率40.4%を上回る!!
┠■14日、埼玉県で新型コロナウイルスに新生児と母親が感染! 東京都の新たな感染者は161人! 大阪59人! 米国では死者2万3000人! トランプ米大統領がドイツ向けのマスク20万枚を朝鮮戦争時の法律を根拠に差し押さえたという未確認情報も!
┠■感染の大蔓延が現在都市部で起こっているのではないか?との問いに加藤厚労大臣は充分に答えず!あいも変わらず「必要な検査はされている」の一点張り~4.14 加藤勝信厚生労働大臣定例記者会見
┠■IWJはながらく扉を閉ざされていた内閣府の西村康稔経済再生担当大臣、新型コロナ対策担当大臣会見に参加できることになりました!
┠■コロナ禍のドサクサまぎれに多国籍企業による種苗の独占支配が進む! 種苗法改正案がゴールデンウィーク明けにも審議入り! 「日本の種子を守る会」アドバイザーの印鑰智哉氏がIWJに情報提供! 「新型コロナウイルス非常事態宣言で農家が議論に参加できない中、拙速な審議に反対する」!
┠■<本日の再配信>本日午後8時より「『ナチスの手口』『緊急事態条項』の正体に迫る!岩上安身によるインタビュー 第602回 ゲスト 升永英俊弁護士」を再配信いたします!
┠■「緊急カンパ」のお願い!! 本日で4月も前半が終わりますが、ご寄付・カンパはいまだ4分の1に止まっています! コロナ禍による緊急事態宣言下で、なお粘り強く情報発信活動をするためには、在宅テレワークを大幅に増やさなければならず、PCや通信機器を買い増しする必要も出てきました! 改めて緊急カンパのお願いを申し上げます!! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します! 
┠■IWJへの応援のメッセージを感謝を込めて掲載させていただきます。今後ともIWJをお支えください! よろしくお願いします!
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■はじめに~1929年の大恐慌の再来が現実になるか!? IMFが2020年の世界全体が3%のマイナス成長になると発表!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 IMF(国際通貨基金)は、昨日、14日、2020年の世界全体の成長率が3.0%減のマイナス成長になると見通しを発表しました。

※世界経済、3%のマイナス成長見通し 大恐慌以来の不況(朝日新聞、2020年4月14日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN4G6S72N4DUHBI009.html

 朝日新聞は、「新型コロナウイルスの感染拡大で、世界経済は1920~30年代の大恐慌以来最悪の同時不況に直面している」と報じています。

 マイナス成長とは、経済の縮小、あるいは、経済の衰退です。2009年のリーマン・ショックの時ですら、世界経済の縮小は、0.1%どまりでした。ですから、今回のコロナショックによる世界経済へのダメージはリーマン・ショックの30倍相当の恐ろしいものになるというのです。

 朝日新聞はまた、「冷戦終結後、世界規模のサプライチェーン(製品供給網)の効率化と貿易拡大を繁栄につなげてきた過去数十年の経済成長は大きな転機を迎えた」とも報じています。

 コロナは世界経済をズタズタに切り裂きました。私達の生きる世界は今、忍び寄る大恐慌の不安、暗雲が立ち込める「時代の転換期」に立たされているのかもしれません。
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