■■■日刊IWJガイド・ウィークエンド版「安倍総理、『リーマン・ショック』言及で消費税増税の再延期が決定的に!/14時30分より岩上さんが中央大学名誉教授・富岡幸雄氏にインタビュー!」2016.5.28日号~No.1352号~ ■■■
(2016.5.28 8時00分)
おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。今後、土曜日朝発行の「日刊IWJガイド」は、「ウィークエンド版」として、1週間の総まとめをお届けいたします。
昨日、G7伊勢志摩サミットが閉幕しました。今回のサミットで安倍総理は、来日した各国の首脳に対し、世界経済の現状について「2008年のリーマン・ショック直前と似ている」との認識を表明。会合後での記者会見では、「今回のサミットで、世界経済は大きなリスクに直面しているという認識については一致することができた」と語りました。
しかし日本政府は、5月23日(月)に発表した月例経済報告では、世界経済について「全体としては緩やかに回復している」としていました。各国の首脳も、安倍総理の認識に対して、決して同意していません。なぜ急に、現在の世界経済が「2008年のリーマン・ショック直前の状況」ということになってしまったのでしょうか。