日刊IWJガイド・ウィークエンド版「安倍総理、『リーマン・ショック』言及で消費税増税の再延期が決定的に!/14時30分より岩上さんが中央大学名誉教授・富岡幸雄氏にインタビュー!」2016.5.28日号~No.1352号~


■■■日刊IWJガイド・ウィークエンド版「安倍総理、『リーマン・ショック』言及で消費税増税の再延期が決定的に!/14時30分より岩上さんが中央大学名誉教授・富岡幸雄氏にインタビュー!」2016.5.28日号~No.1352号~ ■■■
(2016.5.28 8時00分)

 おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。今後、土曜日朝発行の「日刊IWJガイド」は、「ウィークエンド版」として、1週間の総まとめをお届けいたします。

 昨日、G7伊勢志摩サミットが閉幕しました。今回のサミットで安倍総理は、来日した各国の首脳に対し、世界経済の現状について「2008年のリーマン・ショック直前と似ている」との認識を表明。会合後での記者会見では、「今回のサミットで、世界経済は大きなリスクに直面しているという認識については一致することができた」と語りました。

 しかし日本政府は、5月23日(月)に発表した月例経済報告では、世界経済について「全体としては緩やかに回復している」としていました。各国の首脳も、安倍総理の認識に対して、決して同意していません。なぜ急に、現在の世界経済が「2008年のリーマン・ショック直前の状況」ということになってしまったのでしょうか。

 これまで安倍総理は、消費税増税について、「リーマン・ショックや大震災のような事態が発生しない限り実施する」と述べていました。今回のサミットで安倍総理が「リーマン・ショック」に言及したことで、消費税増税の再延期はほぼ確実になったと言えます。近く、正式に表明する見通しです。つまり安倍総理は、消費税増税を再延期するために、世界経済の危機をでっち上げたのです。茶番以外の何ものでもありません。

 消費税増税が再延期となったことで、日本経済が最悪の状態に突入することは、とりあえず避けられたと言えるでしょう。それはそれで、よかったと喜ぶこともできますが、安倍総理に恩を着せられる覚えはありません。消費税増税が「中止」となったのではなく「延期」となっただけであることを忘れてはならないと思います。

 タックスヘイブンに富を持ちだして租税回避しているような大企業や超富裕層とは違い、私たちのような大多数の納税者は、不公平な税制によって首を締められ続けており、その手が一時的に緩められたに過ぎません。

 「パナマ文書」が明らかにしたタックスヘイブンの問題については、日本政府は独自の調査すら行おうとしていません。一部の個人・法人が租税逃れをしている状況を根本的に改める様子は、安倍政権からは微塵もうかがえません。

 この後、城石エマ記者に告知してもらいますが、本日14時より、消費税増税と「タックス・ヘイブン」の問題点について、『税金を払わない巨大企業』(文春新書)の著者である中央大学名誉教授・富岡幸雄氏に岩上さんがインタビューを行います。どうぞご注目ください!

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<★本日の配信告知★>本日14時30分より、『税金を払わない巨大企業』著者・富岡幸雄氏に岩上さんがインタビュー!消費増税問題と、パナマ文書によって暴かれた「グローバル経済の闇のメカニズム」を徹底解剖します!(城石エマ)
┠■<★岩上さんによる1週間のインタビュー総まとめ★>『日本はなぜ「戦争ができる国になったのか」』矢部宏治氏インタビュー/「次の地震の準備が始まっている!」立命館大学教授・高橋学氏インタビュー第2弾/「日米核密約」の隠された真実に迫る!春名幹男氏インタビュー第3弾!(平山茂樹)
┠■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>「軍事研究の解禁」を日本学術会議が検討/経産省主催・高レベル放射性廃棄物の「地層処分」シンポジウム/オリンピック「裏金」問題で電通を直撃取材!/元SPEED・今井絵理子さんが事務所開き(平山茂樹)
┠■<★注目の配信告知★>5月29日(日)19時から、岩上さんが奈良県生駒市で行った講演を配信!「緊急事態条項」の危険性に迫る!
┠■<★新記事アップ!★>「私たち沖縄の人間がどれだけ殺され、どれだけ涙を流しても、どうすることもできない」――沖縄選出・糸数慶子議員らが不平等な「日米地位協定」の改訂を訴え(原佑介)
■<★お知らせ★>あからさまな「主従関係」にある日米関係を見直さなければ何も解決しない!IWJ書店でアレもコレも学び直そう!(原佑介)
┠■岩上さんの今後のインタビューと講演会スケジュールのお知らせ
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
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◆中継番組表◆

**2016.5.28 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_HYOGO1】14:00~「憲法違反の『安保法制』&『特定秘密保護法』廃止 兵庫大集会・パレード」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※「兵庫県弁護士会」主催の集会とパレードを中継します。

【IWJ_NARA1】14:00~「統一予定候補前川きよしげ氏決定!参議院選挙勝利大決起集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-nara1
※「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合・奈良」主催の決起集会を中継します。

【Ch1】14:30~「『グローバル経済の闇のメカニズム』を暴く!パナマ文書から消費増税まで~『税金を払わない巨大企業』の著者・富岡幸雄氏に岩上安身がインタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※『税金を払わない巨大企業』著者、富岡幸雄・中央大学名誉教授へ岩上安身がインタビューします。

【IWJ_OSAKA1】18:00~「非戦の市民講座第17回講座 ゲスト 蓮池透さん『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷酷な面々』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「いま9条と私たち 非戦の市民講座」主催の市民講座を中継します。

【Ch4】19:00~「丹羽大さんとおおさか維新を知る会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「@湘南市民連絡会事務局」主催による「候補者に聞こう!」シリーズを中継します。今回招かれるのは、おおさか維新の会 丹羽大氏(参院選・神奈川選挙区立候補予定)。特別ゲストのミナセンおおさか事務局・内海洋一氏とのトークセッションも予定。

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◆中継番組表◆

**2016.5.29 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_KYOTO2】13:00~「『軍学共同』反対シンポジウム」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto2
※「安全保障関連法に反対する学者の会」が主催するシンポジウムを中継します。第1部の基調講演では池内 了・名古屋大学名誉教授が登壇します。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「講演会『日本の原発と地震・津波・火山』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
※書籍『日本の原発と地震・津波・火山』の著者 竹本修三・京都脱原発原告団長による講演会を中継します。報告は渡辺輝人・京都脱原発弁護団事務局長。

【IWJ_OSAKA1】14:00~「政治討論会 市民と創る 新政権のマニフェスト」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=osaka1
※「生活フォーラム関西」主催により開催される政治討論会を中継します。パネリストは、服部 良一氏(社民党)、辻 恵氏(無所属)、中村哲治氏(民進党)、豊田 潤多郎氏、村上 史好氏、渡辺 義彦氏(生活の党と山本太郎となかまたち)ら。ゲストは、参院選 大阪選挙区立候補予定者の民進党・おだち源幸氏と共産党・わたなべ結氏を予定。

【録画配信・Ch1】19:00~「真実を報道し続けるジャーナリスト IWJ代表・岩上安身講演会」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※5月15日に収録した、岩上安身による講演会を録画配信します。

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■<★本日の配信告知★>本日14時30分より、『税金を払わない巨大企業』著者・富岡幸雄氏に岩上さんがインタビュー!消費増税問題と、パナマ文書によって暴かれた「グローバル経済の闇のメカニズム」を徹底解剖します!

 おはようございます。IWJ記者の城石エマと申します!

 安倍総理が、消費税増税延期の方針を固めたと報じられています。消費税は、2017年4月より10%に引き上げられる予定でしたが、引き続き8%のままとなりそうです。

 消費税増税は、すでに野党から何度も延期を求められていました。4月には熊本・大分大地震が起きましたが、その後も安倍総理は「リーマン・ショックや東日本大震災など、経済に重要な影響が出ることがない以上、消費税は予定通り2017年4月に引き上げる」と主張し、熊本・大分大地震でさえ、消費税増税延期の口実にはならない、予定通り増税するという態度をとってきました

 ところが、5月26日、27日の伊勢志摩サミットで、安倍総理はそうした自らの発言などすっかり忘れたかのように、「世界経済はリーマン・ショックの前と似た状況だ」と述べ、増税延期の方針を固めたのです。

 消費税増税を強行すれば、経済が急速に悪化し、デフレ脱却ができなくなる、というのが増税延期の理由だそうですが、そんなことはこれまでも明らかだったわけで、なぜ、今になって急に気がついたのか、不思議でなりません。消費税増税によってデフレ脱却ができなくなるほど、日本経済は今深刻な状況にあるということを認めたわけです。これは、アベノミクスの失敗を総理自らが認めたことに他なりません。

 安倍総理が、わざわざ伊勢志摩サミットの後まで増税延期の発表を引っ張ったのは、各国首脳との間に、「世界経済は大きなリスクに直面している」という認識を共有しているかのように演出し、増税がけっして国内経済の悪化によって延期になるわけではない(アベノミクスは失敗していない)というポーズが必要だったからでしょう。

 もっとも、サミットに先立って行われた先進国蔵相会議でも、各国の足並みはそろいませんでした。日本は各国そろって財政出動が必要だと持ちかけても、財政規律を重んじるドイツは首を縦にふりませんでした(ドイツは健全財政を維持しています)。

 前提となる世界経済の認識も違いました。安倍総理は「リーマン級直前」という表現で、各国首脳に同意を求めましたが、「直前」という点がミソです。「リーマン級」の事態が、現在、世界経済に起きているといったら、誰も同意できないからです。「直前」ならば、世界経済が恐慌に陥るかいなかはわからないので、曖昧にうなづくくらいはできる、というわけです。

 そもそも、「世界経済の状況」に関係なく、日本ではこれ以上の消費増税は必要ないのではないでしょうか?必要ない、どころか、有害なのではないでしょうか?

 本日岩上さんがインタビューをする中央大学名誉教授で商学博士の富岡幸雄氏は、「消費税は元の5%に戻し、これ以上の増税をしてはならない」と警鐘を鳴らします。安倍総理が決断した消費税の増税の延期、ではなく、増税の中止、そして減税を求めています。現実には起こりえないことを安倍政権の閣僚も認めたインチキのトリクルダウンの理論にもとづく法人税減税を非難し、消費税減税による「内需の拡大」こそが、日本経済を活性化させると述べます。

 さらに、富岡氏によれば、法人税の「欠陥」さえ正せば、9兆4065億円もの「財源」が確保できるとも・・・!もはや、消費増税をする「大義」は何もありません。

 また、4月に明らかにされた「パナマ文書」によっては、世界各国の富裕個人や大企業のがタックスヘイブンを利用して税逃れをしていた実態が暴かれました。その中には、「電通」や「NHK」、「三菱商事」、「イオン」など、日本の大企業との関連が疑われる企業の名も多数含まれていました。

 ふつうなら、こんな大規模な税のがれがあれば、いったい総額いくらの税収が、国外に流れてしまったのか、ただちに調査し、税制の穴をふさぐべく迅速に対処すべきところですが、いまだに対処どころか調査すら行おうとしません。租税逃れを、政府自らが黙認しているとしか思えません。

 本日のインタビューでは、こうした「グローバル経済の闇のメカニズム」にも、岩上さんが切り込んで富岡氏にお聞きします!御年91歳にして、昨年末の「饗宴VI」にもご登壇いただいた富岡氏は、パナマ文書に関するご自身の見解を、どこよりも早くIWJでお話してくださるとのこと!どうぞご期待ください!

 インタビューは、本日14時30分から、チャンネルは1番です!

 富岡氏には、2014年の衆院総選挙直前にも、岩上さんがインタビューしています。ぜひ、こちらもご参照ください!

※【大義なき解散総選挙16】「所得税と法人税の欠陥を直せば、消費税はなくてもよい」――『税金を払わない巨大企業』著者、富岡幸雄・中央大学名誉教授に岩上安身が聞く 2014.12.1
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/210287

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 城石エマ記者でした。次は平山より、岩上さんのインタビューとIWJの取材成果について、1週間分の振り返りをお届けします。

■<★岩上さんによる1週間のインタビュー総まとめ★>『日本はなぜ「戦争ができる国になったのか」』矢部宏治氏インタビュー/「次の地震の準備が始まっている!」立命館大学教授・高橋学氏インタビュー第2弾/「日米核密約」の隠された真実に迫る!春名幹男氏インタビュー第3弾!

【1】新刊『日本はなぜ「戦争ができる国になったのか」』を刊行した矢部宏治氏に岩上さんがインタビュー!

 5月20日、岩上さんが新刊『日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか』を刊行した矢部宏治氏にインタビューしました。矢部氏の新刊およびインタビューの中でポイントとなったのが、「指揮権密約」そして「マグルーダー原案」です。矢部氏は、旧安保条約の原案の執筆にカーター・B・マグルーダー少将という軍人が関わっており、そこに現在に至る日本の対米従属構造の起源を見出しています。

 矢部氏は、日米安保の改定が、「密約」を巧みに用いながら、この「マグルーダー原案」の「アピアランス(見かけ)」を変え続けたものに過ぎないということを、詳細に実証しています。

 驚くべきことに、シビリアンコントロール(文民統制)を抜きにして、自衛隊と米軍の間で着々と進められてしまっている軍事的一体化(米軍の司令官の指揮のもと、自衛隊が下請け化すること)は、そのシナリオが自衛隊がまだ存在しない段階の、旧安保条約の締結以前から青写真が描かれていたのです!!

 詳しくはぜひ、インタビューの動画アーカイブをご覧いただくか、新刊『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』をお買い求めください!IWJ書店でも、一般の店頭に並ぶのと同じタイミングである5月26日に発売を開始しましたので、IWJ会員の方は、ぜひ、著者のサイン入りの同書をお買い求めください!

※2016/05/20 岩上安身による『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』著者・矢部宏治氏インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302909

※【矢部宏治さんサイン入り】『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=244

【2】「次の地震の準備が始まっている!」岩上安身による立命館大学・高橋学教授インタビュー第2弾!原発、新幹線、リニア・・・日本のインフラ「安全神話」の嘘が浮き彫りに!

 震度7の地震に続けて2回も見舞われるという、前代未聞の熊本・大分大地震の発災から、1カ月以上が経過しました。今も90カ所以上で地滑りが予測され、余震の懸念から復旧作業も思うように進まない状況です。大地震は、今も続いていると言えます。しかしその一方で、この地震に関する報道は目に見えて減ってきています。

 「沈静化してきたのでは」——そんな認識が生まれようとしています。しかし、「これは始まりに過ぎないのではないか」と指摘するのは、立命館大学環太平洋文明研究センター教授・高橋学氏です。

 高橋教授は岩上さんによるインタビューで、巨大地震が全国様々な場所で起こりうることを、根拠を示しながら一つひとつ紹介。そのなかには、南海トラフ巨大地震も、東日本大震災を引き起こした東北・太平洋沖地震の揺り返し(アウターライズ型地震)も、首都圏直下型地震も含まれていました。

 また、起こりうるのは地震だけでなく、東日本では火山の巨大噴火リスクも高まってきていると言います。会員限定配信部分では、原発の問題はもちろん、リニアや新幹線など、高速鉄道の危険性も。耳を塞ぎたくなるような話ばかりなのですが、しかし、多くの国民に聞いて欲しい内容です。ぜひ、下記URLより動画アーカイブをご覧ください。

※2016/05/16 熊本・大分大地震の今後はどうなる!?  岩上安身による立命館大学環太平洋文明研究センター教授 高橋学氏インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301880

【3】『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上さんが3回目となるインタビュー!「日米核密約」の隠された真実に迫る!

 5月26日、岩上さんが国際ジャーナリストで早稲田大学客員教授の春名幹男氏にインタビューを行いました。春名氏の新刊『仮面の日米同盟~米外交機密文書が明かす真実』に即し、1月28日、3月5日に続く、3回目のインタビューとなりました。

※2016/01/28 「米軍は日本を守らない!」という事実が米公文書によって明らかに! 政府が日米新ガイドラインに施した翻訳上の姑息な仕掛けとは!? ~『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー第1弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284665

※2016/03/05 東アジアで5回の核戦争を起こそうとした米軍を押しとどめたのは、日本の市民の「反核運動」だった!『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290501

 今回のインタビューでは、新刊の内容だけにとどまらず、春名氏が岩波書店の雑誌『世界』6月号に発表した「核密約」に関するスクープ記事についても岩上さんがお話をうかがいました。

 春名氏は今回新たに、「核密約」に言及した国防総省の文書を発見しました。今、米国防総省が、「核密約」に関してあえて明記したのはなぜなのでしょうか。続きはぜひ、下記URLよりアーカイブ動画をご覧ください!

※2016/05/26『仮面の日米同盟 米外交機密文書が明かす真実』~米軍が再び日本に核を持ち込むという密約をスクープ!岩上安身による国際ジャーナリスト・春名幹男氏インタビュー第3弾(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/304000

■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>「軍事研究の解禁」を日本学術会議が検討/経産省主催・高レベル放射性廃棄物の「地層処分」シンポジウム/オリンピック「裏金」問題で電通を直撃取材!/元SPEED・今井絵理子さんが事務所開き

【1】「軍事研究の解禁」を日本学術会議が検討!進行する「戦前回帰」〜科学者たちも日本の「戦争遂行態勢」に絡めとられるのか!?

 日本の科学者で構成される「日本学術会議」が、2016年5月20日の幹事会で、「安全保障と学術に関する検討委員会」の設置を決定しました。戦後、一貫して「軍事目的の研究を否定」する立場をとり続けてきた日本学術会議ですが、その大原則の「見直し」を検討するというのです。

 今回の日本学術会議の検討委設置の報を受け、IWJは大学の軍事研究解禁に反対の声をあげた小寺隆幸・京都橘大教授に話をうかがい、第一報として記事化しました。

 「自衛隊による集団的自衛権の行使だけでなく、米国が日本の軍事技術を欲しがっています。武器輸出三原則も解禁されました。軍事技術の開発も含め、日米の軍事関係は今まで以上に踏み込んでいくでしょう」と懸念を示す小寺教授。科学者たちまでもが「科学の平和利用」の誓いを破り捨て、戦争遂行態勢へと向けた動きに絡めとられていくのでしょうか。ぜひご一読ください!

※2016/5/22「軍事研究の解禁」を日本学術会議が検討!あらゆる分野で進行する「戦前回帰」?科学者たちも日本の「戦争遂行態勢」に絡めとられるのか!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/303440

【2】高レベル放射性廃棄物は地下300メートル以下に埋めてしまえば安心!?非常に危ないのは、”たったの”1000年!?国民は、国の方針に対して「理解」と「同意」しか求められていない!? 経産省などが主催の「地層処分」シンポジウム

 「トイレなきマンション」と言われる原発の”トイレ”を地下300メートル以下の地層につくろうという、高レベル放射性廃棄物の「地層処分」に関するシンポジウムが5月9日、経産省と原子力発電環境整備機構(NUMO)主催で、東京都内で開かれました。

 シンポジウムでは、国、国の諮問機関、原子力発電環境整備機構(NUMO)など、登壇者は、地層処分の安全性を説明できていないのに、口々に「安全だ」と繰り返しました。

 たとえば、経産相の諮問機関・総合資源エネルギー調査会の地層処分技術ワーキンググループの杤山修(とちやま・おさむ)委員長は、地層に埋設したガラス固化体(高レベル放射性廃液と溶かしたガラスを混ぜて固めたもの)が地震に直撃されたときのリスクについて、「あまり好ましいことじゃありませんから、活断層を避けましょうと言っている。それでも(直撃しても)非常に危ないことにはなりませんという評価をしている」などと意味不明の「説明」をしました。

※2016/05/09 高レベル放射性廃棄物は地下300メートル以下に埋めてしまえば安心!?非常に危ないのは、“たったの”1000年!?国民は、国の方針に対して「理解」と「同意」しか求められていない!? 経産省など主催の「地層処分」シンポジウム http://iwj.co.jp/wj/open/archives/300983

【3】東京オリンピック、「裏金」関与疑惑の広告代理店最大手・電通に直撃取材!「検証レポート」第4弾をアップ!そして近日中に電通内部からの告発も配信する予定!

 国会で取り上げられただけでなく、フランス検察も捜査に乗り出すなど、国際問題に発展しつつある2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致をめぐる「裏金」問題。

 今回の疑惑に関して、非常に重要な役割をはたしているにも関わらず、既存大手メディアの報道にまったくといっていいほど登場しないのが、日本の大手広告代理店・電通です。

 IWJでは、一連の疑惑に関して、電通本社に直撃取材を行った記事を「IWJ検証レポート」としてアップしました。スイスにおける電通の子会社が果たしていた役割とは?我々の問いに電通は何と答えたか。ぜひ、ご一読ください!

※【IWJ検証レポート】「東京オリンピック裏金問題」徹底追及シリーズ第4弾!「ペーパーカンパニー」疑惑の「ブラック・タイディングス社」と電通の関係は!?世界反ドーピング機関報告書に登場するスイスの電通子会社の役割は!?電通本社に直撃取材!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/303632

 また、近日中にマスコミにとってタブー中のタブーの存在である電通の、内部からの告発を配信いたします!お見逃しなきよう!この日刊ガイドや、サイトでのご案内、岩上さんのツイートなどで告知しますので、ご注目ください!

【4】「おんなじウチナンチュとして、女性として、胸がとても痛む。ウチナンチュの負担を軽減したい」元SPEED・今井絵理子さんが事務所開き~候補者、ファン、国民を欺く自民党のあくどい手口

 自民党から参院選全国比例区での出馬表明をした今井絵理子さんが5月23日、東京・八重洲で事務所開きを行いました。

 取材に訪れ、事務所の入り口を入ると、壁にはカラフルなバルーンで「LOVE HOPE JOY SMILE」の文字が。いわゆる「おカタい選挙事務所」とは少しイメージが違いますが、向かいの壁には「祈必勝」の文字とともに、「安倍晋三」「谷垣禎一」「稲田朋美」などの署名がありました。

 今井氏は沖縄での米軍属による事件について、「沖縄のみなさん、一緒に頑張っていきましょう。あきらめちゃいけません。きっと解決する糸口が、出口があると思います」と語りましたが、その内容はきわめて具体性に乏しいものでした。

 「日米地位協定」という言葉すら出てきませんでしたし、今井氏自身、議論以前に基本的な知識が欠け、問題の所在がどこにあるのか、理解できていないのでは?と思わざるをえませんでした。

※2016/05/23 今井絵理子・後援会「笑顔の会」事務所開き‎
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/303478

■<★注目の配信告知★>5月29日(日)19時から、岩上さんが奈良県生駒市で行った講演を配信!「緊急事態条項」の危険性に迫る!

 岩上さんが5月15日に奈良県生駒市で行った、元参議院議員・中村哲治氏主催の講演会を、明日5月29日(日)の19時からCh1で録画配信します。

 この日の講演で岩上さんは、「我々は大きな歴史の曲がり角にさしかかっている~2016年夏参院選を前に」と題し、夏の参議院選挙が改憲をかけた「天王山」であることを力説しました。

 菅義偉官房長官は、熊本・大分大地震という「惨事」に便乗し、4月15日の記者会見で「緊急事態条項」に言及。安倍政権が参院選で、自民、公明、そしておおさか維新の改憲勢力で3分の2議席を占め、改憲を発議して「緊急事態条項」の創設を狙っていることが改めて明らかとなりました。

 岩上さんは「緊急事態条項」ついて、基本的人権が制限されることや、総理大臣が予算措置を行えること、地方自治がなくなることなど、問題点を列挙。さらには、「緊急事態条項」に関して”自称ジャーナリスト”の櫻井よし子氏がふりまいている根拠なきプロパガンダについて厳しく指弾しました。

 参院選を前に、必見の講演となっています。5月29日(日)の19時からCh1で配信しますので、ぜひ、ご視聴ください!

※IWJ・Ch1のご視聴はこちらから!
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

■<★新記事アップ!★>「私たち沖縄の人間がどれだけ殺され、どれだけ涙を流しても、どうすることもできない」――沖縄選出・糸数慶子議員らが不平等な「日米地位協定」の改訂を訴え

 おはようございます。IWJの原です。

 「言葉が見つからない。しかし、私たちは沈黙するわけにはいかない」

 元海兵隊員で、現在は米軍属として沖縄県・嘉手納基地で働くシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者が2016年5月19日、うるま市在住の20歳の女性・島袋里奈さんの遺体を遺棄したとして逮捕されました。シンザト容疑者は「わいせつ目的で女性を探し暴行した」「殺害し、遺体をスーツケースに入れて運んだ」などとも供述しているといいます。

 暴行目的で凶器をあらかじめ所持して、殺害におよんだことを自供しているのに、警察はいまだに「遺体遺棄事件」容疑のままで、「暴行・殺人」容疑に切り替えていません。このこと自体、「異様」であると言わざるをえません。

 またも防げなかった米軍関係者の凶悪犯罪を受け、5月26日、参議院議員会館で「女たちは怒っている! 沖縄女性殺害に関する緊急集会」が開催されました。集会で講演した沖縄選出の糸数慶子参議院議員は登壇後、言葉を詰まらせ、「痛ましい現実に怒りや痛みが湧き上がってきて、おさえることができない」と事件に抗議しました。

 参加者らは涙をこらえられず、黙祷時にはすすり泣く声が静かに響きました。

 集会には、米兵によるレイプ被害者・キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんも参加。いかにひとりで闘ってきたかを涙ながらに振り返り、「沖縄は70年間、ずっと見過ごされてきた。私も見過ごされてきたが、一緒に声を上げていこう。地位協定は間違っている。この悪の循環を壊さなければいけない」と訴えました。

 昨日、この集会の模様を記事化!記事では、事件の舞台となった沖縄県うるま市出身議員・玉城デニー議員の独自コメントも掲載。ぜひ、記事をご一読ください。

※2016/05/26 「私たち沖縄の人間がどれだけ殺され、どれだけ涙を流しても、どうすることもできない」――また米軍関係者による凶悪事件発生〜沖縄選出・糸数慶子議員らが「日米地位協定」改訂を要求!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/304012

■<★お知らせ★>あからさまな「主従関係」にある日米関係を見直さなければ何も解決しない!IWJ書店でアレもコレも学び直そう!

 おはようございます。続いて原です。

 沖縄での事件は、改めて「米軍基地があるということはどういうことか」を日本国民に見せつけました。こうした事件の背景には、在日米軍に様々な特権を与えている日米地位協定があるにも関わらず、安倍総理は一向に根本的な問題解決…つまり地位協定の改訂に乗り出すつもりはないようです。

 こうまで踏みにじられ続けながらも、なぜまだ下手(したて)に出て、米国に追従しなければならないのか。その答えを探し求め続けているのが作家で編集者の矢部宏治さんです。先日、新著『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』がついに発売されました。

 「戦争の脅威が生じたと米軍司令部が判断したときは、すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された最高司令官の統一指揮権のもとにおかれる」

 米軍に、好き勝手に基地を使ってもらおうという「基地密約」だけでなく、戦争の際は米軍が自衛隊を使うという「指揮権密約」が、当時の吉田茂首相のもと、日米両国のあいだで密かに結ばれていたというのです。もう、前提が「属国」なんですね。日米関係がこのような主従関係にあるがゆえに、米軍特権が保障され、米兵による犯罪が起きても根本的な改善策を講じようとしないのでしょう。

 我々は今、改めて歴史を学び直し、あるべき日米関係を考えていかなければならないのではないでしょうか。

 先日は、新著発表を受け、岩上さんが矢部さんにロングインタビューを行いました!新刊とインタビューでは、隠された日米関係を紐解きながら、この国に根深く浸食する対米従属構造を浮き上がらせています。

 詳しくはぜひ、インタビューの動画アーカイブをご覧いただくか、新刊『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』をお買い求めください!IWJ書店でも、昨日から販売を開始しておりますので、IWJ会員の方は、ぜひ、著者のサイン入りの同書をお買い求めください!

【インタビューの動画記事はこちら!】
・2016/05/20 岩上安身による『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』著者・矢部宏治氏インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/302909

【IWJ書店での新刊販売ページはこちら!】
・【矢部宏治さんサイン入り】『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=244

 さらにIWJ書店では、岩上さんと梓澤弁護士、澤藤弁護士が自民党の改憲草案と、現行憲法を逐条で比較、分析し、改憲草案の危険性と身の毛もよだつ恐ろしさを分かりやすく暴いた『前夜・増補改訂版』も、岩上さんのサイン入りで販売中です!

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 まだあります!IWJ書店では、岩上さんと植草一秀氏、木村朗氏、川内博史氏によるクロストークを収録した『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』や、岩上さんによる早稲田大学での講演を収録した『「今を伝える」ということ』もあわせて販売していますので、ぜひ、お買い求めください!

※【岩上安身サイン入り】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

※『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=158

※【岩上安身サイン入り!】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194

 それだけではなく、IWJ書店では、岩上さんが過去にインタビューした専門家、著名人のご著書も、なんと本人のサイン入りで、販売しています!こちらは、どれも人気の品薄状態で、再入荷も繰り返しているのですが、以下のラインナップを見てもらえれば分かる通り、「残り僅か!」のものばかりです。

 この機会に、急ぎ購入していただければと思います。今がチャンスです!

再入荷‼
【春名幹男さんサイン入り】 仮面の日米同盟
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=204

再入荷!!
【3冊セット】立憲フォーラムブックレット
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=232

残り僅か!!
【島村英紀さんサイン入り】直下型地震―どう備えるか
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=239

残り僅か!!
【合田寛さんサイン入り】タックスヘイブンに迫る―税逃れと闇のビジネス
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=237

残り僅か!!
【安川寿之輔さんサイン入り】さようなら!福沢諭吉
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=231

残り僅か!!
【井戸謙一さんサイン入り】 「子ども脱被ばく裁判」の弁護士が、ふくしまの親たちに送るメッセージ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=229

残り僅か!!
【海渡雄一さんサイン入り】 原発訴訟
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=223

残り僅か!!
【上脇博之さんサイン入り】 告発!政治とカネ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=222

残り僅か!!
【上脇博之さんサイン入り】 安倍改憲と「政治改革」 【解釈・立法・96条先行】改憲のカラクリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=221

残り僅か!!
【上脇博之さんサイン入り】 自民改憲案 VS 日本国憲法 緊迫! 9条と96条の危機
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=220

残り僅か!!
【上脇博之さんサイン入り】 誰も言わない政党助成金の闇 「政治とカネ」の本質に迫る
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=219

残り僅か!!
【上脇博之さんサイン入り】 財界主権国家・ニッポン 買収政治の構図に迫る
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=218

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【上脇博之さんサイン入り】 追及!民主主義の蹂躙者たち
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=217

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【鳥越俊太郎さんサイン入り】 がん患者
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=216

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【鳥越俊太郎さんサイン入り】君は人生を戦い抜く覚悟ができているか?
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【井筒高雄さんサイン入り】 日本と日本人を危うくする 安保法制の落とし穴
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=151

■岩上さんの今後のインタビューと講演会スケジュールのお知らせ

・5月30日(月)19:00~ 升永英俊氏インタビュー

▼「饗宴VI」にもご登壇いただいた弁護士の升永英俊氏に、岩上さんが3回目となるインタビューを行います。今回のインタビューでは、「言論の自由」について規定した自民党改憲草案第21条の内容を中心に、岩上さんがお話をうかがいます。

・5月31日(火)18:00~ 田中宇氏インタビュー

▼国際情勢解説者の田中宇氏に、岩上さんが3回目となるインタビューを行います。今回のインタビューでは、2001年9月11日の同時多発テロ事件に関して、事件にサウジアラビアが関与していたとされる内容を含む報告書が、米議会で公表される公算が高まっていることを皮切りに、日本と世界の流動する情勢について、岩上さんが田中氏に見解をうかがいます。

・6月2日(木)19:30~ 尾松亮氏インタビュー

▼ロシア研究者の尾松亮氏は、「避難の権利」を明記したチェルノブイリ法を、日本において初めて体系的に紹介した方です。

 『世界』3月号に掲載された「『チェルノブイリ被災国』の知見は生かされているか―『ロシア政府報告書』から読み解く甲状腺癌の実態―」の中では、日本で通説として知られてきた、チェルノブイリ甲状腺がんの実態が、チェルノブイリ被災国のロシア政府が公式にまとめた報告書と明らかに異なっている実態を暴きました。福島原発事故を受け、甲状腺がんの問題が関心を呼ぶ今、必見のインタビューです!

・6月4日(土)15:00~ 杉尾秀哉氏インタビュー

▼参院選・長野選挙区から野党統一候補として立候補を表明している、元TBS報道局記者・解説委員の杉尾秀哉氏に、岩上さんがインタビューします。なぜ、TBS記者から政治家に転身しようと考えたのか。立候補を決断した理由や掲げる主な政策について、杉尾氏に岩上さんが迫ります。

・6月12日(日)10:30~ 伊波洋一氏インタビュー

▼夏の参院選で沖縄選挙区からの立候補を表明している元宜野湾市長の伊波洋一氏に、岩上さんがインタビューを行います。伊波氏は昨年末の「饗宴VI」にもご登壇いただくなど、IWJではお馴染みの存在です。今回のインタビューでは、参院選に臨むにあたっての抱負をお聞きすると同時に、伊波氏が詳しい日本の外交・安全保障政策と米国の世界戦略、そしてそうした大国のエゴにふり回される沖縄の現実について、岩上さんが詳しくお話をお聞きします。

・6月14日(火)15:30~ 大西聡氏インタビュー

▼夏の参院選で徳島・高知選挙区から出馬する大西聡氏は、安保法案を「違憲」と断じ、「安倍政権の暴走を止める」という一点での団結を呼びかけ民進党・共産党が推薦、社民党が支持を表明する、期待の野党統一候補です。5月10日には、支援組織として政治団体「立憲・平和・共生県民連合高知」も発足しました。

 中央構造線という日本最大の断層帯が東西を貫く四国には、伊方原発が存在します。熊本・大分大地震の際には、伊方原発の建つ愛媛県西部も震度4の地震に見舞われました。また、確実に来ることがわかっている南海トラフ巨大地震の際には、四国南部は地震だけでなく津波にも見舞われることが確実視されています。

 地震・津波の際、最も懸念されるのは、原発の事故リスクです。原発推進政策を「国策」として強硬に進めようとする政府・与党に対し、どうブレーキをかけられるのか。その覚悟をお聞きします。

・6月15日(水)14:00~ 田辺健一氏インタビュー

▼夏の参院選で香川選挙区から立候補する田辺健一氏に、岩上さんがインタビューします。田辺氏は、日本共産党の候補として、全国ではじめて野党統一候補となりました。インタビューでは岩上さんが、立候補に至った経緯や掲げる政策などについて、田辺氏にじっくりとお話をお聞きします。

※本日の「日刊IWJガイド」フルバージョンは下記URLよりご覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20160528

それでは、本日もよろしくお願いいたします!