日刊IWJガイド「本日岩上さんは戦場ジャーナリスト志葉玲氏とともに、安田純平氏を成田へ出迎えに!現場より中継します!」2018.10.25日号~No.2233号~ (2018.10.25 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 今日夜、シリアで武装勢力に拘束されていた安田純平氏が帰国! 岩上さんは今日の夕方から、ジャーナリストの志葉玲氏とともに、安田氏が到着する予定の成田空港へ! IWJは、岩上さんが成田へ向かう道中から中継します!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】フリージャーナリストの安田純平氏解放! 解放にはトルコと連携するカタールが関与! カショギ氏殺害事件渦中のタイミングでの安田氏解放には、トルコとカタールの深淵な思惑が!?
┠―【2】カショギ氏殺害事件は米中間選挙の棘になる!? エルドアン・トルコ大統領は国会演説で「カショギ氏は暴力的に残酷に殺害された」と述べたものの、演説内容はこれまで報道されていたものに留まる!
┠―【3】臨時国会の所信表明演説で、安倍総理は改憲に強い意欲!民主主義瞬殺の緊急事態条項に最大限の警戒を!「憲政史上最悪の国会」を振り返るためハイライト記事をアップ!
┠―【4】天皇、皇后両陛下を明治150年式典に招かなかった理由をIWJが内閣官房に問い合わせても「深い意味はない」と繰り返すだけ! 皇后陛下が公表した「瓜田に踏み入るところでした」という雅な「批判」に政府が反発!?
┠■<お知らせ>
┠―■第8期の決算詳細をIWJのサイトにてご報告させていただいています。8月から始まった第9期のご寄付・カンパの金額は8・9月の2ヶ月分で目標額の55%です。岩上さんは自らの報酬を50%削りましたが、それでもこのままではIWJが苦境を乗り切るのは困難です!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
┠―■ IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビュー DVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!
┠―■スタッフ募集~ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?
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■はじめに~ 今日夜、シリアで武装勢力に拘束されていた安田純平氏が帰国! 岩上さんは今日の夕方から、ジャーナリストの志葉玲氏とともに、安田氏が到着する予定の成田空港へ! IWJは、岩上さんが成田へ向かう道中から中継します!

 2015年にシリアでアルカイダ系武装組織アルヌスラ戦線に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平氏が、10月23日、解放されたと発表されました。河野太郎外務大臣は昨日24日、解放された人物が安田氏本人であることを明らかにした上で、「健康状況を見た上で、なるべく早い方法で日本に帰国していただく」と述べました。

※安田純平さんの解放確認=健康状態は良好、早期帰国へ-河野外相(時事通信、2018年10月24日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102400709&g=pol

 岩上さんは昨日24日、安田氏の帰国時期について、いち早く情報をつかみました。

 「解放された安田純平さん、明日にも成田に到着。IWJは過去に安田さんが参加したシンポジウムなど、重要な関連コンテンツがあり、明日から緊急再配信します! 某キー局から映像持ってないかと問い合わせを受け、そういえばと調べたらしっかり撮っていましたし、記事もつけていました」

※岩上安身ツイート(2018年10月24日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1055055640605782016

 安田氏は、今日の夜にも成田空港に到着する予定との情報を受けて、岩上さんは今日、ジャーナリストの志葉玲氏とともに成田空港へ向かいます。IWJは、岩上さんと志葉氏が成田空港へ向かう道中から、成田空港に安田氏が到着するところまで中継しますので、ぜひご覧ください!

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【IWJ・Ch5】16:00頃~ 「シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏が到着する成田空港へ向けて ~ジャーナリスト・志葉玲氏とともに車内から生中継」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

【IWJ・Ch5】19:00頃~ 「シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏・成田空港到着の模様」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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 今日午後8時から、2015年2月6日に東京都豊島区で行われたシンポジウム、「緊急集会:後藤健二さんらのシリア人質事件を受けて今考える ~私たちは中東の平和にどう貢献できるのか~」を再配信します。このシンポジウムには安田氏も登壇しています。安田氏は、難民の中には、生活ができないためにイスラム国に行かざるを得なかった人もいることを明かしています。安田氏も登壇したシンポジウムの再配信は、以下のURLよりご覧ください。

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【タイムリー再配信 277・IWJ_Youtube Live】20:00~「『不平等がテロを生む』――戦闘で他国の人を殺しても罪に問われない国と、殺せばテロリストと呼ばれる国がある現実~私たちは中東の平和にどう貢献できるのか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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 また、このシンポジウムで、安田氏がシリアの現実について語っているハイライト動画も、ぜひご覧ください。

※「世界中が放置した結果、20万人もの人々が亡くなった」フリージャーナリストの安田純平氏が泥沼化したシリア内戦の現実を訴える! 私たちは中東の平和にどう貢献できるのか 2015.2.6
https://www.youtube.com/watch?v=IyVzilFwvg0&feature=youtu.be

 菅義偉官房長官は昨日24日の記者会見で、「日本政府としては事案が発生して以来、カタール、トルコをはじめとする関係国に協力を依頼し、さまざまな情報網を駆使して全力で対応に努めてきた」「官邸が司令塔」としてカタールやトルコなどに「働きかけた結果だ」と自賛しました。

※安田純平さん「解放」情報 菅義偉官房長官会見詳報(産経新聞、2018年10月24日)
https://www.sankei.com/politics/news/181024/plt1810240007-n1.html

 日本政府の努力で安田氏が解放されたかのように語る菅官房長官に対して、岩上さんは次のようにツイートしました。

 「ある記者クラブメディアのベテラン記者は、『今回、解放に動いたのはトルコとカタール。当事国でありながらカヤの外だったのは日本。それが安田純平さんが解放されたら、菅官房長官が、日本政府の地道な努力が実ったとか、何とか言っていたが、ふざけるな!という話ですよ』と激怒モード」

※岩上安身ツイート(2018年10月24日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1055057646623977478

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◆中継番組表◆

**2018.10.25 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】13:30~「東海第二原発の再稼働審査を問う!原子力規制委員会院内ヒアリング集会(4)~首都圏に最も近い老朽・被災原発を動かすな、設置許可認可糾弾~」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「再稼働阻止全国ネットワーク」、「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」共催の原子力規制委員会院内ヒアリング集会を中継します。これまでIWJが報じてきた東海第二原発に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA
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【IWJ・Ch5】16:00頃~ 「シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏が到着する成田空港へ向けて ~ジャーナリスト・志葉玲氏とともに車内から生中継」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】17:00~「豊洲新市場用地取得に関する公金返還請求訴訟 口頭弁論期日後の記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 10月24日に収録した、豊洲新市場用地取得に関する公金返還請求訴訟 口頭弁論期日後の記者会見を録画配信します。会見出席者は、原告、築地市場移転問題弁護団。
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【CAS・Ch2】17:45~「『中長期ロードマップの進捗状況』に関する記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。「中長期ロードマップの進捗状況」の記者会見は、毎月1回開催されています。これまでIWJが報じてきた「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/medium-to-long-term-road-map
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【録画配信・大阪 IWJ_Youtube Live】18:00~「女性の議員がもっといないとあかん! ~パリテ・カフェinとよなか 三浦まりさん講演会~」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 10月21日に収録した、「男女共同参画社会をつくる豊中連絡会」主催の講演会を録画配信します。「パリテ」とは、フランス語で男女同数や性別均等を意味します。「パリテ・カフェ」は、この講座の講師である上智大学・三浦まり教授などの呼びかけで始まった、議会に女性を増やし女性たちが抱える課題を解決するためのアクションを考え話し合う場です。

 これまでIWJが報じてきた三浦まり氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/miura-mari
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【IWJ・Ch5】19:00頃~ 「シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏・成田空港到着の模様」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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【タイムリー再配信 277・IWJ_Youtube Live】20:00~「『不平等がテロを生む』――戦闘で他国の人を殺しても罪に問われない国と、殺せばテロリストと呼ばれる国がある現実~私たちは中東の平和にどう貢献できるのか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏の解放を受けて、2015年2月6日に収録した集会をフルオープン再配信します。登壇者は伊藤和子氏(弁護士、ヒューマンライツ・ナウ事務局長)/安田純平氏(フリージャーナリスト)/佐藤真紀氏(日本イラク医療支援ネットワーク〔JIM-NET〕事務局長)/綿井健陽氏(ジャーナリスト・映画監督、アジアプレス・インターナショナル所属)/志葉玲氏(ジャーナリスト、イラク戦争の検証を求めるネットワーク事務局長)ほか。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/230815

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◆中継番組表◆

**2018.10.26 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0
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【タイムリー再配信 278・IWJ_Youtube Live】20:00~「『なぜジャーナリストは戦場へ向かうのか』――後藤健二氏に対する自己責任論にジャーナリストらが反論『火は燃えているのに、消防士に行くなと言っているようなもの』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 シリアで拘束されていたジャーナリスト安田純平氏の解放を受けて、2015年2月17日に収録したシンポジウムをフルオープン再配信します。登壇者は川上泰徳氏(元朝日新聞中東アフリカ総局長)、佐藤和孝氏(ジャーナリスト、ジャパンプレス代表)、関野吉晴氏(探検家、武蔵野美術大学教授)、藤原亮司氏(ジャーナリスト)、安田純平氏(ジャーナリスト)。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/233345

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「原告の訴えは、訴権の濫用にあたるスラップであり、本件請求は却下されるべきである」第一回口頭弁論で、梓澤和幸弁護士がおこなった弁論の要旨を掲載!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434494

【国会ハイライト】「カジノじゃないだろ、被災者支援が先だろ! 正気を取り戻してくださいよ!」 山本太郎議員の渾身の訴えを無視、参議院内閣委員会はカジノ法案採決を強行! 炎の国会質疑を全文文字起こし! 2018.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434519

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■<ニュース・フラッシュ>
【1】フリージャーナリストの安田純平氏解放! 解放にはトルコと連携するカタールが関与! カショギ氏殺害事件渦中のタイミングでの安田氏解放には、トルコとカタールの深淵な思惑が!?

 2015年6月に内戦下のシリアに入国して以来、アルカイダ系武装組織アルヌスラ戦線(注)に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平氏が、10月23日に解放されました。

※現在、アルヌスラ戦線はアルカイダから離脱し、タハリール・アルシャーム機構(HTS)を名乗っています。

※シリアで拘束の安田さん解放か 身代金支払いの情報も(AFP、2018年10月24日)
http://www.afpbb.com/articles/-/3194427?act=all

 在英NGOのシリア人権監視団によると、この解放は、カタール・トルコの支援で実現したもので、読売新聞によると、シリア人権監視団のアブドルラフマン代表は、カタールが身代金約300万ドル(約3億3700万円)を支払ったと主張した、といいます。また、安田氏は4日前(10月20日)にはすでに解放されていましたが、発表の政治的タイミングを測っていたということです。

※In the frame of choosing a political timing…a Turkish ? Qatari deal led to the release of a Japanese journalist held since 2015 by “jihadist” factions operating in Idlib(Syrian Observatory for Human Rights、2018年10月24日)
http://www.syriahr.com/en/?p=105174

※解放へ「カタールが身代金3億円」…監視団体(読売新聞、2018年10月24日)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181024-OYT1T50068.html

 ジャーナリストの志葉玲氏はユーチューブ(You Tube)上に、安田氏の最新映像を公開しています。動画は以下のURLよりご覧ください。

※安田純平さん最新映像(志葉玲氏による投稿)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=9mb9m-wssYo

 カタールとトルコが発表のタイミングを測っていたその政治的タイミングとは何でしょうか。カタール・トルコ・イラン連合とサウジアラビア・米国・イスラエル同盟が、中東を舞台に対立する図式が出来つつあります。カショギ氏殺害事件も安田氏解放も、この図式の中で見る必要があると思われます。

 カタールもトルコも、安田氏の解放に関与できたのは、シリアの反体制派勢力に影響力を持っているからです。カタールは、中東情報を世界に発信するアルジャジーラを擁し、カショギ氏殺害事件で反サウジアラビアの情報戦を展開してきました。

 また、カタールのガス田「ノースフィールドガス田」はイランの「南パルスガス田」と海底でつながっており、地下で一体のガス田の開発にはイランとの協力関係が欠かせません。カタールはガス田の再開発をすでに発表しています。

 さらには、カタールは、サウジアラビアが危険視するスンニ派原理主義組織の「ムスリム同胞団」への支援を行っています。カタールのこの支援を理由に、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、バーレーンの中東4ヵ国がカタールに対して国交断絶状態を言い渡したのは、9月のことです。こうしたカタール包囲網が築かれる中で、トルコはカタール支援に回っていたのでした。

 トルコは米国とは、貿易戦争に加えて、クルド人問題やクーデター未遂の首謀者とされるギュレン師の問題を抱え緊張関係にあり、イランは核合意を離脱した米国から経済制裁を受け対立関係にあります。

※サウジなどカタールと断交 イランとの関係とがめる? (日経新聞、2017年6月5日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO17304280V00C17A6I00000/

 このタイミングでの解放発表とは、サウジアラビア投資会議を念頭に置いているのではないでしょうか。サウジ・米国・イスラエル同盟へのダメージを最大化できる発表のタイミングは、サウジアラビアがカショギ氏殺害事件にも関わらず、投資会議で資金力を世界に誇示したタイミングだと思われます。

 投資会議には3,000人以上が出席し、たとえば、サウジの国営石油会社のサウジアラムコは、米国、フランス、中国、日本、アラブ首長国連邦、英国、韓国、インドの企業と300億ドル(約3兆3,900億円)を超える契約にサインしています。また、米国の投資会社のブラックストーングループは、サウジの政府系ファンドと組んで、米国を対象にした400億ドル(約4兆5,200 億円)のインフラ投資を開始しました。

※Standing Ovation for Saudi Crown Prince Thrusts Conference Attendees Into Limelight(ニューヨークタイムズ、2018年10月23日)
https://www.nytimes.com/2018/10/23/business/saudi-conference-khashoggi-killing.html?smid=fb-nytimes&smtyp=cur&fbclid=IwAR1fsnViam-AnAF7HhiPeG-BMI_SOJIj-W9tgpr1ljNymE_dmjLqC5EuzRU

 サウジの資金力誇示を、安田氏の解放によって、ふたたび、カタールとトルコの政治力の方へ世界の注目を集め、天然ガスを依存するカタール寄りの日本を、さらに引き付けておく狙いもあるのでは、と見られています。さらに解放された安田氏が、反戦平和を語れば、サウジ・米国・イスラエルという金と覇権でつながった同盟に、楔を打ち込むことになるでしょう。カタールとトルコによる安田氏解放の発表タイミングは、そこまで計算したものに違いありません。

【2】カショギ氏殺害事件は米中間選挙の棘になる!? エルドアン・トルコ大統領は国会演説で「カショギ氏は暴力的に残酷に殺害された」と述べたものの、演説内容はこれまで報道されていたものに留まる!

 エルドアン・トルコ大統領は、23日、トルコ国会で与党・公正発展党の議員にこれまでのカショギ氏殺害事件の捜査結果を説明しました。偶発的な事件で一部の当局者の暴走によるものという、これまでのサウジ側の説明を否定し、何日も前から計画された殺人事件だと述べました。

※トルコ大統領、サウジ記者の「残酷な」殺害は「何日も前から計画」と非難(BBC、2018年10月23日)
https://www.bbc.com/japanese/45954292

 エルドアン大統領は、サウジアラビアが逮捕したと発表した容疑者18人について、事件のあったイスタンブールで裁判にかけるべきだと主張しました。また、カショギ氏の遺体がどこにあるのか回答するようサウジ政府に要求し、殺害計画を誰が命令したのかについても、サウジ政府に問いただしました。さらに、事件の真相解明に独立委員会の設置を呼びかけました。

 しかし、事件の黒幕と疑われるムハンマド皇太子についての言及はなく、演説に先立ち、「赤裸々な真実」を明かす意向を示していましたが、ほとんどがすでに報道されている内容にとどまりました。

 この点について、BBCのマーク・ローウェン記者は、対決を嫌うような政治家ではないはずのエルドアン大統領が、国会演説でサウジ政府批判を抑制し、入手している事件の証拠を詳細に明かさなかったのは、サウジアラビアとの外交関係を維持したいからか、あるいはサウジや米国から圧力を受けたからかもしれないと指摘しています。

 カショギ氏殺害事件は11月6日の米中間選挙の直前に起きた事件です。この事件の取り扱い方についてトランプ政権の態度は、二転三転していますが、22日にムニューシン財務長官がムハンマド皇太子と会談し、カショギ氏殺害事件で国際社会の非難が高まる中で、四面楚歌の中東の盟主サウジとの太い絆の維持を確認しています。

Mnuchin meets with Saudi Crown Prince Mohammed bin Salman despite outcry over journalist’s death(The Washington Post、2018年10月22日)
https://www.washingtonpost.com/business/2018/10/22/mnuchin-meets-with-saudi-crown-prince-mohammed-bin-salman-despite-outcry-over-governments-role-journalists-death/?fbclid=IwAR0lTpYYPRB1cy-0QDAtvOHQo_yZOqohFfMV9q6L3X4XmuEke4RZTAJJUsg&noredirect=on&utm_term=.0505a73382c0

 また、3,000人を超える出席者を集めたサウジの投資会議には、米国の投資会社のブラックストーングループやJPモルガン・チェースのチーフエグゼクティブ(最高経営責任者)が出席し、このうち、ブラックストーングループは、サウジの政府系ファンドと組んで、米国を対象にした400億ドル(約4兆5,200 億円)のインフラ投資を開始しました。

※Standing Ovation for Saudi Crown Prince Thrusts Conference Attendees Into Limelight(The New York Times、2018年10月23日)
https://www.nytimes.com/2018/10/23/business/saudi-conference-khashoggi-killing.html?smid=fb-nytimes&smtyp=cur&fbclid=IwAR1fsnViam-AnAF7HhiPeG-BMI_SOJIj-W9tgpr1ljNymE_dmjLqC5EuzRU

 政権の動きとお金の動きを見ると、リベラルや民主主義という理念など、かなぐり捨てて実利に走る米国の姿が浮かび上がってきます。

 11月6日の中間選挙を目の前に控えたトランプ政権は、国際社会や議会向けにサウジ批判のパフォーマンスを行うものの、その実、サウジとの経済的な絆を強める方が有利と見ているのでしょう。

 カショギ氏殺害事件は、中間選挙前に起きたトランプ政権の喉元の棘ですが、その取扱いは、水面下で経済制裁中のトルコとの交渉の梃子にしている可能性があります。

【3】臨時国会の所信表明演説で、安倍総理は改憲に強い意欲!民主主義瞬殺の緊急事態条項に最大限の警戒を!「憲政史上最悪の国会」を振り返るためハイライト記事をアップ!

 昨日10月24日、臨時国会が始まりました。政府・与党は今国会で、外国人労働者の受け入れを拡大するために、入国管理法案改正に全力をあげるとしています。

※首相「入管法改正案、しっかり成立」 臨時国会が開幕(日経新聞、2018年10月24日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36822280T21C18A0PE8000/

 日本の入管行政は深刻な問題を抱えています。東日本入国管理センターでは2010年に、収容されていた日系ブラジル人と韓国人の2名が自殺、2014年3月にはイラン人とカメルーン人が相次いで病死、2017年3月にもベトナム人が病死しました。

 今年に入ってからも、4月にインド人男性が自殺し、1ヶ月も経たないうちに40代のブラジル人が自殺未遂を遂げています。これらは偶発的な事故の連続では済ませられず、日本の入管行政が構造的な問題を抱えていることを示しています。

※4月13日のインド人男性の自殺から一ヶ月も経たない5月14日にふたたび東日本入国管理センターで40代ブラジル人が自殺未遂! IWJは入管に直撃取材! 2018.5.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421935

 しかも、今回の法改正にあたっては、外国人労働者の家族の帯同は認めないとの方針を、菅義偉官房長官は明らかにしています。日本に働きに来る外国人を、生きた人間としてでなく、使い捨て可能な単なる労働力としてしか見ていないということを政府自らが表明しているに等しく、このような人権侵害もはなはだしい法改正を、決して許してはなりません。

 昨日24日の所信表明演説で、安倍総理は、改憲への強い意欲も表明しました。これまでIWJが重ねて報じてきたように、自民党改憲案は、民主主義を瞬殺する緊急事態条項の創設を含みます。含むというよりも、それこそが、彼らの改憲の本丸です。今の、大変危険な状況を、岩上さんは次のようにツイートしています。

 「ヤバイですよ。本当にヤバい。ヤバい臨時国会が始まりました。ここで改憲が論じられ、発議が近いうちにされたら、あっという間に緊急事態条項が憲法に書き込まれてしまう。これは、この安倍晋三というアメポチ男に独裁権力を与える条項です。日本を丸ごと米軍の戦争の道具にするための傀儡独裁です」

※岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1054756365497917441

 前通常国会で安倍政権は、政権の存立を根底から揺るがすモリカケ疑惑への追及からは逃げ切り、過労死を促進する「高度プロフェッショナル制度」を盛り込んだ働き方改革関連法案や、多くの国民が反対するカジノ法案などの悪法を、立て続けに可決・成立させました。

 立憲民主党の枝野幸男代表が「憲政史上、最悪の国会」と呼んだ第196回国会を振り返り、怒りを新たにするため、IWJは国会ハイライト記事を、連続してアーカイブにアップする予定です。まず第一回目は、2018年7月19日に参議院内閣委員会で行われた、自由党・山本太郎参議院議員による、石井啓一国交相への質疑です。

 未曾有の豪雨被害に岡山、広島、愛媛など西日本各地が苦しんでいる時に、カジノ法案を審議することへの怒りを爆発させ、山本議員は、自身の具体的な被災地支援策を、石井国交相に突きつけています。下記URLより、ご覧ください。

※【国会ハイライト】「カジノじゃないだろ、被災者支援が先だろ! 正気を取り戻してくださいよ!」 山本太郎議員の渾身の訴えを無視、参議院内閣委員会はカジノ法案採決を強行! 炎の国会質疑を全文文字起こし! 2018.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434519

【4】天皇、皇后両陛下を明治150年式典に招かなかった理由をIWJが内閣官房に問い合わせても「深い意味はない」と繰り返すだけ! 皇后陛下が公表した「瓜田に踏み入るところでした」という雅な「批判」に政府が反発!?

 明治改元から150年を迎えた10月23日、東京都千代田区の憲政記念館で「明治150年記念式典」が開催され、安倍晋三総理や国会議員ら約300人が出席しました。安倍総理は式辞で、「我が国が近代国家に向けて歩み出した往時を思い、それを成し遂げた明治の人々に敬意と感謝を表したい」と述べましたが、明治時代は、日本による植民地支配や侵略戦争の礎を築いた時代でもあります。

 明治礼賛を強調する安倍政権に対しては、共産党、立憲民主党、自由党、社民党の国会議員からも、市民からも批判の声が上がっています。こうした中、天皇、皇后両陛下は、23日開催の明治150年式典には出席しませんでした。朝日新聞によると、宮内庁の西村泰彦次長は「政府からお声がけがなかった」と説明したといいます。

※背景に戦争する国づくり 「明治150年式典」 市民が反対集会(しんぶん赤旗、2018年10月24日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-24/2018102402_06_1.html

※政府が明治維新150年を祝う式典 天皇陛下は出席せず(朝日新聞、2018年10月24日)
https://www.asahi.com/articles/ASLBR35NBLBRULFA002.html

 1968年10月23日に開催された「明治100年記念式典」では、昭和天皇と香淳皇后も式典に招待され、昭和天皇がお言葉を述べました。

 IWJは、今回はなぜ「政府からお声がけがなかった」のか、その理由を宮内庁に直接問い合わせました。宮内庁の担当者は、「式典に招かれて、その上で欠席の返事をしたというわけではない」ことを前置きしつつ、招待されなかったことについて「(政府からの説明は)何もなかった」と答えました。

 そこで、次は内閣官房に問い合わせ、天皇、皇后両陛下を招待しなかった理由を尋ねたところ、「深い意味はなく」、「陛下を招かなくても大丈夫だろう」と回答。明治を礼賛する式典に対して批判の声が上がっていることに配慮したのかどうか質問すると、内閣官房の担当者はやや声を荒げつつ、「明治150年という節目にふさわしい規模にした」だけに過ぎず、天皇、皇后両陛下を招かなかったことに深い意味はないことを強調しました。深い意味もなく天皇、皇后両陛下をのけ者にしたと言い張れる内閣府の官僚たちはいい度胸をしています。思想もなく、政治的思惑もなく、木っ端役人に排除されるほど、天皇、皇后両陛下は、安倍政権下で軽い扱いを受けている、ということなのでしょう。

 皇后陛下は10月20日に誕生日を迎えたとき、天皇陛下の退位まで半年余りとなった心境を文書で公表しました。その文書の中で、皇后陛下が、「陛下の御田(おた)の近くに1畳にも満たない広さの畠」から、マクワウリを頂戴しようとしたところ、天皇陛下からお叱りを受けたというエピソードがつづられています。皇后陛下はこのときのことを、「大変な瓜田(かでん)に踏み入るところでした」と振り返っています。

※皇后陛下お誕生日に際し(平成30年)(宮内庁ホームページ)
http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/21

 「瓜田に履(くつ)を納(い)れず、李下に冠を正さず」という故事成語があります。瓜の畑の中で靴を履き直すと瓜を盗むと疑われる、李(すもも)の木の下で冠を被り直せば李を盗むと疑われる、という意味から、人に疑われるようなことをしていはいけない、という戒めの意味を込めた故事成語です。

 安倍総理は、加計学園問題で追及されたとき、「李下に冠を正さず」という言葉を用いつつ、「丁寧な説明」をすると答弁しました。しかし、加計孝太郎理事長を国会に参考人として招致することすら拒否しています。

 危うく「瓜田に踏み入るところ」だったと自戒する皇后陛下のお言葉は、「李下に冠を正している」と言わざるを得ない安倍総理に向けた批判とも受け止められるのではないでしょうか。

 政府は、こうした皇后陛下のメッセージに反発し、天皇、皇后両陛下を式典に招かなかったのはではないか、と思わざるをえません。もっとも、仮に両陛下が式典に招かれたとしても、平和を切実に訴え続けてきた両陛下が明治150年を心から祝う姿は、想像できません。結果として、これはこれでよかったのかもしれません。

 IWJは、明治時代を礼賛する安倍政権を徹底的に批判し続けてきました。岩上さんはこれまで、様々な分野の識者にインタビューを行い、明治時代がもたらした「影」の部分を明らかにしてきました。ぜひ、以下のインタビューをご覧ください!

※「長州レジーム」から日本を取り戻す! 歴史から消された思想家・赤松小三郎の「近代立憲主義構想」を葬った明治維新の闇~岩上安身による関良基氏インタビュー(その1) 2017.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/382111

※日露戦争での軍国美談は軍トップの失策の責任回避のためにつくられた!? 一方でイギリスの支援なしには戦えなかった現実は都合よく忘却!~9.12 岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第2弾 2018.9.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431278

■<お知らせ>
■第8期の決算詳細をIWJのサイトにてご報告させていただいています。8月から始まった第9期のご寄付・カンパの金額は8・9月の2ヶ月分で目標額の55%です。岩上さんは自らの報酬を50%削りましたが、それでもこのままではIWJが苦境を乗り切るのは困難です!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 第8期(平成29年8月1日~平成30年7月31日)の決算状況について監査を受けたあとの詳細をIWJのサイトにて、ご報告させていただいております。

※IWJ第8期の決算状況のご報告(平成29年8月1日~平成30年7月31日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/37944

 皆さまにはたくさんのご支援をいただいたにもかかわらず、第8期は赤字となってしまいました。IWJでは設立当初より、活動にご賛同いただいている多くの方からの会費・ご寄付・カンパが、活動のための大事な収入源となっています。今後はより一層経費削減に努め、第9期は赤字にならぬよう、今以上に気を引き締めてまいりたいと存じます。今後とも変わらぬご支援を何とぞよろしくお願い申し上げます。

 連日お伝えしておりますが、IWJは今期より支出を厳しく締め、かわりに1ヶ月のご寄付・カンパの目標金額を450万円に引き下げました。

 今期第9期に入ってからの実績は、8月は目標額の32%、9月は目標額の77%。8月1日から9月30日までにいただいたご寄付・カンパは348件、492万7556円、目標額2ヶ月分の合計である900万円の55%にとどまっています。10月は1日から24日までのご寄付・カンパは、139件、229万2065円、目標額の51%となっており、10月も3分の2が過ぎましたが、まだ目標額の半分に届いておりません。第9期も第一四半期が終わろうとしていますが、非常に厳しい、見通しの立たない状況が続いています。

 岩上さんは、代表取締役としての自らの役員報酬を、今期は50%カットすることを決断しました。それでもこのまま現状の目標額の半分程度のペースで第9期が期末まで続いていくと仮定すると、約3,000万円の赤字となってしまいます。こうなると、岩上さん個人で穴埋めできる損失ではなくなり、IWJの存続にかかわります。

 私たちの呼びかけに温かいご支援で応じてくださったみなさまには、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 その上でお願いをいたしますが、どうぞ、もう一段のご支援を、よろしくお願いいたします!

 そこで、あらためて2つのお願いをさせていただきたいと存じます。

 ひとつは、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討ください!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます!

 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します。」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 もうひとつ、お願いしたいことがあります。このたび会費にかかる消費税を内税から外税へと変更させていただきたく、会員の皆様にお願い申し上げたいと存じます。

 IWJは今日まで会費にかかる消費税を内税とし、2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられた際も会費を据え置いてきました。これにより一般会員の一ヶ月の会費1,000円につき消費税が5%の時には、会費を952円いただき消費税を48円お預かりし、8%に引き上げられてからは会費を926円いただき、消費税を74円お預かりしてまいりました。

 つきましては近日中に、一般会費を1,000円から1,080円(会費1,000円、消費税80円)に、サポート月会費を3,000円から3,240円(会費3,000円、消費税240円)とさせていただきたいと思います。

 第8期分としてIWJが国に納付した消費税額は578万円にもなりました。零細な会社にとって小さな額とは到底いえない重い負担です。

 以上のように外税形式に変更させていただくこと、どうぞご理解たまわりたいと存じます。なお、内税から外税へと切り替える時期についてはシステムの更新などが必要なために未定となっています。期日は後日改めてご連絡差し上げますので、何とぞご容赦ください。

 IWJは現在収支全体を徹底的に見直し、削減できるコストは大胆に削減しています。しかしコスト削減だけで経営を維持していくのには限界があります。肝心の取材活動費がまかなえなくなったら、本末転倒です。

 財政的には厳しいIWJですが、これまで以上に鋭く粘り強い独自の報道を続けていく所存ですので、一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 IWJでは、ご寄付・カンパをいただいたみなさまのお名前を、匿名希望の方を除いて、IWJサイト上で掲載しております。日刊IWJガイドでも、ご寄付をいただきましたみなさまへの感謝の気持ちを込めつつ、ここにお名前を掲載させていただきます。本日は、2018年9月にご寄付・カンパをいただいた方々をご紹介させていただきます。

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2018年9月

S.S.様
K.I.様
三浦 聡一郎 様
S.O.様
田村 様
C.T.様
徳山 匡 様
Sung-Gi Kim 様
R.M.様
H.T.様
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 みなさま、本当にありがとうございます。頂戴いたしましたご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

■IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ

 IWJではただ今、会員数拡大第一弾キャンペーンとして、10月1日より新規入会、または無料サポーターから会員へお切り替えのみなさまにIWJオリジナルDVDをプレゼントいたしております。

 また、10月中に一般会員からサポート会員へのお切り替え、または都度支払いから自動払いにお切り替えいただいた場合にも抽選でプレゼントを差し上げます。

 サポート会員へお切り替えいただければ、IWJサイトのコンテンツがいつでも無制限でご覧いただけます。この機会にぜひ、IWJ会員へのご登録をお願いいたします。

※「IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ」
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/37869

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビュー DVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!

 「DVD化のためのIWJ総選挙」の結果を受け、このたび第一弾として、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者である関良基氏へのインタビュー全3巻と、前文部科学省事務次官の前川喜平氏へのインタビュー全3巻を製作中です。いずれも12月上旬発売予定です。

 DVDの詳細な内容は下記URLからご覧いただけます。こちらは数量限定となります。ただいまご予約を受付中です。ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
http://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

■スタッフ募集~ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?

 IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを緊急大募集中です! 事務・ハドル班、ウェブ動画班の新メンバーも引き続き募集しています!

 テキスト班は1~2名、事務・ハドル班とウェブ動画班はそれぞれ1名募集しています。

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 また、全国各地でIWJの活動を支えていただける中継市民、及びボランティアでお力を貸してくださるという方も募集します!

※IWJボランティアスタッフ募集中
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/11588

 さらに、ご自分が撮影された動画の投稿も随時受け付けています。ぜひ、ご応募ください。

 また、在宅のサマリーライターから、独自ネタで寄稿したいという現役プロのジャーナリストやライターの方まで、投稿も随時受け付けています。投稿していただいた動画や原稿が採用された場合には、もちろん報酬をお支払いいたします。

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、川上正晃、上杉英世)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/