日刊IWJガイド・日曜版「今日30日はついに沖縄県知事選の投開票日!台風24号は30日午前中まで沖縄にとどまりそう!?」2018.9.30日号~No.2208号~ (2018.9.30 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~台風24号に続き、25号も発生。どうぞご注意を!そして、沖縄より県知事選「最終予測詳報」! 2018年沖縄県知事選関連コンテンツのフルオープン公開は今日30日いっぱいまでなので、ぜひ、この機会にご覧ください!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】火山に「社会通念」が通じるかどうか、子どもでもわかる! 詭弁を弄して噴火のリスクを無視する裁判所! 昨年に下した「画期的な判決」を広島高裁自らが覆し、伊方原発3号機の再稼働を容認! さらに、大分地裁も伊方3号機の再稼働を容認!
┠―【2】現役2期の川田龍平氏らが立憲民主党・次期参議院選挙の比例区公認候補に! 一方大阪選挙区では亀石倫子(みちこ)氏擁立で野党共闘に暗雲!? 改憲勢力を押し止める勝算はあるのか?
┠―【3】強制不妊手術をめぐって国に損害賠償を求めた裁判で、国は違法でもないし、違憲かどうかは見解すら示さないという態度。背後(はいご。せぃごとは読まない)に安倍政権の差別的な発想が!
┠■10月2日午後2時半から、建築エコノミストの森山高至氏、一級建築士の水谷和子氏、築地女将さん会会長の山口タイ氏、女将さん会の新井眞沙子氏に、岩上さんが大座談会インタビュー!同日夜9時半には、森友スクープを連発した相澤冬樹氏にもインタビューをおこないます!相澤氏への質問も募集しています!
┠■過労自殺した三菱電機社員は裁量労働制が適用されていた! IWJは、業務内容にかかわらず全スタッフに対して裁量労働制を適用していません! IWJは、忖度報道ゼロのガチンコ・メディアで働きたい方をお待ちしています!
┠■<お知らせ>
┠―■近日、皆様へ重大なお知らせがあります。IWJの財政面はかなり苦しい状況ですが、ご寄付・カンパをくださった皆様のおかげで、何とか経営を維持できています!本当にありがとうございます!IWJは苦しい状況にあっても決してくじけません!どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■はじめに~台風24号に続き、25号も発生。どうぞご注意を!そして、沖縄より県知事選「最終予測詳報」! 2018年沖縄県知事選関連コンテンツのフルオープン公開は今日30日いっぱいまでなので、ぜひ、この機会にご覧ください!

 おはようございます。IWJ編集部です。今日30日は日曜日のため、通常ならば簡易版でお届けするところですが、今日は沖縄県知事選をはじめ、重要なニュースが相次いでいるため、通常版でお届けします。

 大型で非常に強い台風24号は昨日9月29日の午後9時の時点で、鹿児島県徳之島の西約60kmの位置にあり、沖縄本島を巻き込みながら約30キロで北北東に進んでいます。

 今後、台風は速度を速めながら北北東へ進み、今日30日昼前までに、非常に強い勢力を保ったまま、種子島付近にかなり接近する見込みです。その後、台風はさらに速度を速めて北東へ。30日には、9月上旬の台風21号に匹敵する勢力で、西日本にかなり接近し、10月1日にかけて東日本や北日本を通過する恐れがあります。

 また、29日午後3時、マリアナ諸島で台風25号が発生しました。来週、再び沖縄に接近する恐れがあるとのことです。

 暴風、うねりを伴った高波、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意し、交通障害や農作物の管理、停電などにも留意するよう、気象庁は呼びかけています。市町村の避難勧告等に従って、早め早めの避難、安全確保をされてください。

 そんな台風の最中、沖縄では本日県知事選の投開票がおこなわれます。ジャーナリストの横田一氏より沖縄現地から最終予測詳報が届きました。ぜひご一読ください。

※【特別寄稿】投開票日直前!沖縄現地から最終予測詳報!「台風24号接近で投票率が下がれば、玉城票が減る」!?「投票率60%を下回るのなら佐喜真候補が勝利」の声も~沖縄県知事選最終盤「どちらが勝っても不思議ではない」大接戦に!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432643

 IWJは、2018年沖縄県知事選について様々な取材をおこない、コンテンツを作成し、会員非会員問わずフルオープンで公開してきました。沖縄県知事選関連コンテンツのフルオープン公開は今日30日いっぱいまでで、明日10月1日からは通常通り、動画やテキスト記事の全編は会員限定となります。もちろん今なら、沖縄県知事選関連コンテンツに限り、岩上さんによるインタビューもフルオープンでご覧いただけます!沖縄県知事選特集ページを設けていますので、ぜひ、以下のURLよりご覧ください!

※【特集】争点は辺野古新基地建設の是非のはず!! 争点隠しは許されない!! 故・翁長雄志県知事の遺志「イデオロギーよりもアイデンティティ」を引き継ぐ候補は誰か!? 2018年沖縄県知事選
https://iwj.co.jp/wj/open/okinawa_governorelection2018

※IWJはこれまで、2018年沖縄県知事選関連で、テキスト記事や動画など数々のコンテンツを作成しました。これらのコンテンツは、選挙期日の前日(9月29日・午後12時)までにウェブサイト等にアップ、掲載しているものであれば、選挙当日もそのまま掲載することができます(改正公職選挙法第142条の3第2項)。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2018.9.30 Sun.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh2・福島】10:00~「リアルタイム線量測定システムの配置の見直しに関する住民説明会(福島県・白河市)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2

 福島第一原子力発電所の事故後、福島県内の学校や保育園などを中心に設置されたモニタリングポスト(リアルタイム線量測定システム)について、原子力規制委員会は「線量が低くなった」として、避難指示が出た12市町村以外に配置された約2400台を撤去する方針を決定しました。各自治体・住民から不安や継続配置を求める声があがる中、原子力規制庁により県内各地で開催されている住民説明会を中継します。今回は福島県・白河市で開催。説明者は武山松次氏(原子力規制庁放射線防護グループ監視情報課長)ほか。

 IWJがこれまで中継した住民説明会と「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会」による要請書提出に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88
——————

【IWJ・Ch4】12:00~「立憲民主党・党大会『立憲フェス2018』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 10月に結党1年を迎える立憲民主党が、初の党大会を開催。その模様を中継します。従来とは違うまったく新しい党大会を目指しており、メインホールでは、枝野幸男代表、長妻昭代表代行、蓮舫参院議員、辻元清美衆院議員が登壇するトークイベントや、議員と立憲パートナーズが対話するワークショップ、お笑いLIVEがおこなわれます。また、枝野代表は、8月に来年夏の参院選の公認候補者を立憲フェスで披露する考えを示しています。フェス終了後、枝野代表の記者会見が予定されています。

 これまでIWJが報じた立憲民主党関連の記事は、以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A
——————

【IWJ・エリアCh3・京都】15:00頃~「第44回 国際婦人年京都集会 ~映画『OKINAWA1965』上映後の講演『報道写真家から見た沖縄の平和・人権 沖縄の戦後はまだ終わっていない』講師:嬉野京子氏(写真家)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 都鳥伸也監督の2017年のドキュメンタリー映画『OKINAWA1965』は、沖縄のガンジーこと故・阿波根昌鴻(あはごん しょうこう)氏、ベトナム戦争で多くの人を殺したと告白する元・米軍海兵隊員が沖縄で非暴力に目覚めていったエピソードをはじめ、沖縄の祖国復帰運動や基地問題をさまざまな証言で浮き彫りにしています。1965年、米軍占領下の沖縄で、本土復帰を求める祖国復帰行進のさなか、幼い少女が無残にも米軍のトラックに轢殺されました。報道写真家の嬉野京子氏が、その模様をスチールカメラにおさめ、映画には当時の沖縄の縮図ともいえるショッキングな写真が映し出されます。

 『OKINAWA1965』上映後に開催される、嬉野氏による講演を中継します。IWJは2018年1月にも、大阪で開催されたこの映画の試写会後の都鳥監督と嬉野氏による舞台挨拶を取材しています。記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410318
——————

【IWJ・OKINAWA1】20:00頃~「沖縄県知事選 玉城デニー候補 開票中の事務所の模様(予定)」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

 沖縄県知事選 玉城デニー候補 開票中の事務所の模様を中継します。これまでIWJが報じた沖縄県知事選関連の記事は、以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E6%8C%99

========

◆中継番組表◆

**2018.10.1 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】18:30~(予定)「東京電力 定例会見 ―内容:福島第一原子力発電所の状況などについて説明」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。※会見内容によりイレギュラーな開始時間になっています。

 これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

弾薬不足の責任は問われず「弾がなくても勝てる」と開き直り!? 日露戦争の「成功」体験と暴力的な朝鮮統治が人命の極端な軽視と虐殺の正当化までする民族差別の温床に!!~9.26岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第3弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432356

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■<ニュース・フラッシュ>
【1】火山に「社会通念」が通じるかどうか、子どもでもわかる! 詭弁を弄して噴火のリスクを無視する裁判所! 昨年に下した「画期的な判決」を広島高裁自らが覆し、伊方原発3号機の再稼働を容認! さらに、大分地裁も伊方3号機の再稼働を容認!

 広島高裁が2017年12月に下した四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めの仮処分決定に対し、四国電力が不服を申し立てた異審議で、広島高裁は今月25日、四国電力が申し立てた異議を認め、仮処分決定を取り消し再稼働を容認しました。昨年の広島高裁による原発の運転差し止め仮処分決定は、高裁では初の運転差し止め判断で、「画期的な判決」でした。しかし、わずか9ヶ月ほどで広島高裁は自ら判決を覆してしまいました。

※広島高裁 伊方原発3号機、再稼働可能に 四電異議認める(毎日新聞、2018年9月25日)
https://mainichi.jp/articles/20180925/k00/00e/040/242000c

 伊方原発3号機は、熊本県の阿蘇山(阿蘇カルデラ)から約130キロの距離にあり、阿蘇山が「破局的噴火」を起こせば、火砕流が海を越えて伊方原発に到達することが強く懸念されています。広島高裁は昨年12月13日、原発から半径160キロ圏内の火山が原発に与える影響を検討した「火山影響評価ガイド」をもとに、伊方原発の立地が不適であると判断。当時の野々上友之裁判長は、「伊方原発の運用期間中に、火山の活動可能性が十分小さいと判断すること」はできないとしています。

 一方、裁判長が三木昌之裁判長へ代わり、再稼働を容認した広島高裁の今回の判決は、熊本県阿蘇山(阿蘇カルデラ)が破局的噴火を起こすリスクについて、「社会通念を基準として判断せざるを得ない」との驚くべき認識を示しました。火山に人間の「社会通念」が通じると思っているのでしょうか!? 三木裁判長は信じがたい詭弁を弄しつつ、「社会通念」を判断の根拠として、「破局的噴火が伊方原発の運用期間中に発生する可能性が相応の根拠をもって示されているとは認められない」と断じました。さらに、「火山影響評価ガイド」については、「噴火の時期や程度が相当程度の正確さで予測できるとしていることを前提としており不合理」との認識を示しました。

 再稼働を容認した広島高裁に続き、大分地裁も28日、大分県の住民が求めた伊方原発3号機の運転差し止めの仮処分申請を却下しました。佐藤重憲裁判長は阿蘇山の「破局的噴火」のリスクについて、「運用期間中に破局的噴火が差し迫っているとは言えず、原発は安全性に欠けない」としました。原発の立地についても、「社会通念上、無視できる危険だ」として、広島高裁と同様に「社会通念」を判断の根拠として持ち出しています。

 広島高裁も大分地裁も、「社会通念」を根拠にして阿蘇山の「破局的噴火」のリスクを無視しました。しかし、人間関係のもつれを裁く民事訴訟ではあるまいし、「社会通念」を根拠に、原発の安全性を判断したり、担保したりできるはずがありません。できるならば科学は不要になります。

 阿蘇山で「破局的噴火」が起こる間隔は、最短の場合、約2万年といわれており、最後の「破局的噴火」が起こったのは約9万年前ですから、いつ次の「破局的噴火」が起きてもおかしくない、というのが「科学」の回答です。「無視できる危険」であると判断する根拠は、「科学」にも「社会通念」にも見いだせません。

 原発が抱える阿蘇山の「破局的噴火」のリスクや、裁判所が用いる「社会通念」という詭弁について、岩上さんは2017年12月に海渡雄一弁護士にインタビューをおこない、詳しくお話をうかがっています。岩上さんによる海渡弁護士インタビューは、以下のURLよりご覧ください。

※広島高裁の決定が今後の原発訴訟を変える!? 火砕流の危険にさらされているのは伊方原発だけではない! 岩上安身による脱原発弁護団全国連絡会共同代表・海渡雄一弁護士インタビュー 2017.12.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408075

 また、原発関連の訴訟で、裁判所がことごとく国や電力会社を利する判断を示したり、原発運転差し止めを命じた裁判所があっさりと判決を覆したりしてしまう背景には、裁判所という組織そのものが抱えた深刻な問題があります。

 裁判所という組織の問題については、岩上さんが、元裁判官の瀬木比呂志・明治大学法科大学院教授にインタビューをおこなっています。裁判所の実態を元裁判官が語った貴重なインタビューは、以下のURLよりご覧ください。

※日本の司法の根幹にある「統治と支配」と「人権軽視」!日本の司法水準は近代以前!~岩上安身による元東京高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授インタビュー 2018.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420338

【2】現役2期の川田龍平氏らが立憲民主党・次期参議院選挙の比例区公認候補に! 一方大阪選挙区では亀石倫子(みちこ)氏擁立で野党共闘に暗雲!? 改憲勢力を押し止める勝算はあるのか?

 立憲民主党は、次期参議院選挙の埼玉選挙区と比例区における公認候補者を、9月29日付けで発表しました。埼玉選挙区では新人で現さいたま市議の熊谷裕人(くまがい ひろと)氏の公認を決定しました。

 そして比例区では、現職2期の川田龍平氏と、二人の新人の女性候補の公認を決定しました。「女性と人権全国ネットワーク」共同代表の佐藤かおり氏、そして、芸人でジャーナリストのおしどりマコ(おしどり まこ)氏です。

※立憲 おしどりマコ氏ら4人、来夏参院選の公認候補に(毎日新聞、2018年9月29日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180930/k00/00m/010/021000c?pid=14517

 一方、参院選大阪選挙区においては、立憲民主党が気になる動きを見せています。枝野幸男代表は28日の記者会見で、来夏の参院選大阪選挙区に弁護士の亀石倫子(みちこ)氏を擁立すると発表しました。

※立憲 弁護士の亀石倫子氏擁立へ 参院大阪選挙区(毎日新聞、2018年9月28日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180928/k00/00m/010/179000c

 亀石氏は、若手弁護士による「チーム亀石」の主任弁護人として、警察による「令状なしのGPS捜査」に対して闘いを挑み、2017年に、「令状がないGPSを利用した捜査は違法だ」とする、歴史的な最高裁判決を勝ち取りました。

※「GPS捜査」に立ち向かった「チーム亀石」若手弁護士6人、歴史的判決までの軌跡(弁護士ドットコムNews、2017年03月16日)
https://www.bengo4.com/c_8/c_1844/n_5851/

 実績も知名度もあり、「社会を覆う自由にものが言えない風潮にあらがいたい」と出馬の理由を語る亀石氏の擁立について、枝野氏は「大事な目玉候補だ」と、強力に推す構えです。

 ところが大阪選挙区では、森友疑惑で切れ味鋭い追及を繰り返し、IWJでも度々インタビューに登場している共産党の現職議員である辰巳孝太郎議員も、立候補を予定しています。

 総裁選での3選により、さらに驕り高ぶった安倍政権は、改憲への動きを加速させる恐れがあります。民主主義を瞬殺しかねない緊急事態条項新設をも狙う改憲勢力の議席を、一議席でも減らそうと考えるならば、野党側には本気で勝つための選挙戦略が問われてくるはずです。

 しかし、亀石氏の擁立を発表した記者会見において、枝野氏は、票の分散を懸念する質問に対して「安倍・自民党政権に『おかしい』という勢力で3議席取れるように、それぞれが頑張る」と答えるにとどまっています。

 改憲阻止のために、今、一番必要なのは、野党同士が「それぞれ頑張る」ことなのでしょうか? どう考えても、今こそ、本物の野党の連携と共闘が必要な時だと思われるのですが、どうでしょうか?

【3】強制不妊手術をめぐって国に損害賠償を求めた裁判で、国は違法でもないし、違憲かどうかは見解すら示さないという態度。背後(はいご。せぃごとは読まない)に安倍政権の差別的な発想が!

 旧優生保護法(1948-96年)下で、障害や疾病を理由に不妊手術を強制されたことを理由に、札幌市の小島喜久夫氏が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9月28日、札幌地裁(岡山忠広裁判長)で開かれました。国は国家賠償法でも違法ではないとし、請求棄却を求めています。また国は、違憲性の見解を示す必要性はないとの姿勢をとっています。

※国、違憲性見解示さず争う 札幌で強制不妊訴訟初弁論(日本経済新聞、2018年9月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35860350Y8A920C1CC0000/

 自民党政権は、「産めよ増やせよ」との考えを公言してはばからなかったはずですが、強制不妊手術についてはどう考えているのでしょうか。実は、「産めよ増やせよ」と「産んではいけない」というメッセージは、一見矛盾するように見えて、「価値のある人間」を選別するという差別思想において両立するのです。

 たとえば、自民党の杉田水脈衆議院議員は現在休刊となった『新潮45』上で、LGBTは「生産性」がないので税金を投入する意味が疑わしいなどと述べたため強い批判を受けました。そんな杉田議員を、安倍晋三総理は「彼女はまだ若いから」とかばっていますが、51歳の杉田議員を未熟な若者扱いすることに、イギリス紙のガーディアンは驚きを示す記事を掲載しています。同記事では「日本では、安倍のお友達による『ホモフォビア(同性愛憎悪)』的記事の掲載後に雑誌が刊行停止」と報じられています。新潮社は『新潮45』を「休刊」すると発表しましたが、「休刊」という言葉は一休みするだけで、再開する可能性があるようにも聞こえますが、ガーディアンは営業停止の意味を持つ「クローズ」と書いています。いわば「廃刊」ということです。

※Japanese magazine to close after Abe ally’s ‘homophobic’ article: Controversy began in July with article in which MP Mio Sugita described LGBT people as ‘unproductive’(The Gurdian、2018年9月26日)
https://www.theguardian.com/world/2018/sep/26/shincho-45-japan-magazine-homophobia-mio-sugita-shinzo-abe

 問題は、子どもを何人産んだかで国民を評価するのみならず、出産しない人々に税金を投入する意味があるかどうか、と述べる発想様式にあります。こうした「税金を投入する価値のある人間」かどうかで国民を評価するという見方は、心身の障害が遺伝するならば不妊手術を強制してもかまわないという差別的な思想(優性思想)も孕んでいます。

 旧優生保護法の制定趣旨は、今日の常識ではとても容認できないものです。戦後の昭和23(1948)年、国民優生法に代わり、優生保護法が制定され、不妊手術の実施が推し進められましたが、制定の趣旨について当時の法務省担当者が以下のように驚くべき説明をしています。

 「劣悪な子孫の出生だけしか考えられないような人々の間においては、折角の優生手術が少しも顧みられず、いわゆる悪魔の饗宴が繰り広げられ、無節制無反省な繁殖が続けられて行くとすれば、そこに招来されるものは民族の逆淘汰という事実であるということは、火をみるよりも明らかなことに属する」

 こうした人間の価値を勝手に評価し、選別し、特定の人々の権利を剥奪せんとする「立法の精神」の下で多くの人々が被害を受けたのです。これに対し、国家賠償法でも違法ではないし、違憲かどうかなど見解を述べる必要がないと述べた現政権の態度は厳しく批判されてしかるべきでしょう。IWJでは、2018年8月6日の東京弁護士会館にて東京優生保護訴訟 第1回期日後の集会を中継・配信しています。下記のURLよりご覧ください。

※恐ろしい日本の闇! 優生保護法下での強制不妊手術は約1万6500件!? 国の違憲人権侵害施策によって強制的に生殖機能を奪われた!! ~8.6東京優生保護訴訟 第1回期日後の集会 2018.8.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429038

■10月2日午後2時半から、建築エコノミストの森山高至氏、一級建築士の水谷和子氏、築地女将さん会会長の山口タイ氏、女将さん会の新井眞沙子氏に、岩上さんが大座談会インタビュー!同日夜9時半には、森友スクープを連発した相澤冬樹氏にもインタビューをおこないます!相澤氏への質問も募集しています!

 緊急告知です!元NHK大阪の記者で、森友学園問題についてのスクープ記事を連発し、今年記者職から異動になったためNHKを辞職、現在大阪日日新聞論説委員となった相澤冬樹氏への岩上さんのインタビューが10月2日夜9時半からと決定しました!

 NHKの記者といえば、安倍晋三総理の礼賛に徹する岩田明子氏が最も有名です。安倍政権にべったりとすり寄り、無批判に肯定する報道ばかりが目立ちます。しかし、そんなNHKの中にも、相澤氏のように、ジャーナリズムの本道である事実を報道することを貫いてきた記者もいます。

 IWJではただ今、皆様からの相澤氏への質問を募集しています!

 「なぜ、NHKをお辞めになったのか?」「NHK社内でどんな圧力があったんですか?」「NHKって本当に政権にべったりなんですか?」から、「森友問題でスクープを出して身の危険を感じたことは?」「大阪日日新聞ってどんな新聞?」など、相澤記者に聞いてみたいことをどんどんお寄せください。インタビュー当日、岩上さんが相澤記者にズバリ、お聞きします。

 質問のご応募は、以下のメールアドレス宛てに、件名欄に「相澤記者への質問」と記した上でお送りください。

※「相澤記者への質問」
office@iwj.co.jp

 また、同じく10月2日午後2時半からは、建築エコノミストの森山高至氏、一級建築士の水谷和子氏、築地女将さん会会長の山口タイ氏、同じく女将さん会の新井眞沙子氏をゲストに、築地市場の豊洲移転問題に関して、岩上さんが座談会形式でインタビューしていきます。

 開場が10月11日に迫った豊洲市場ですが、問題が山積したまま解決される様子が全くありません。森山氏は次のようにツイートしています。

 「豊洲市場の謎の地下水噴出。(中略)この噴き出してる水、臭いらしいぞ。マズいぞ、これは、成分の分析したほうがいいぞ。臭い水が噴出してるって…これは異常事態だぞ」

※森山高至氏ツイート(2018年9月26日)
https://twitter.com/mori_arch_econo/status/1044851925051731969

 とても生鮮食品を扱う施設とは思えない惨状を、10月2日の座談会は直視していきます。ぜひ、お見逃しなく!

■過労自殺した三菱電機社員は裁量労働制が適用されていた! IWJは、業務内容にかかわらず全スタッフに対して裁量労働制を適用していません! IWJは、忖度報道ゼロのガチンコ・メディアで働きたい方をお待ちしています!

 2014年から2017年の間に労災認定を受けた三菱電機の男性社員5人のうち、2人が過労自殺し、過労自殺した社員の1人に裁量労働制が適用されていたことが、今月27日に報じられました。労災認定を受けた社員5人のうち、裁量労働制が適用されていたのは3人でした。

※三菱電機、裁量労働制の3人労災 過労自殺も(朝日新聞、2018年9月27日)
https://www.asahi.com/articles/ASL9V7L2LL9VULFA02B.html

 裁量労働制とは、一定時間を労働時間とみなして賃金を払う制度です。実労働時間に応じて賃金が支払われるわけではないため、残業代も発生せず、長時間労働を助長する制度として強く批判されてきました。労災認定を受けた三菱電機社員は精神疾患や脳疾患を発症していましたが、長時間労働が原因だったことが伝えられています。

 安倍晋三政権は今年5月、「働き方改革関連法案」、もとい「働かせホーダイ」改悪法案を強行採決によって成立させました。当初は法案に含まれていた裁量労働制は、労働時間データの捏造が発覚したため、法案から削除されました。しかし、専門職で一定の年収を越えている働き手を労働時間規制の対象外とする「高度プロフェッショナル制度」は、法案に盛り込まれたまま成立しました。

 岩上さんは今年3月と5月の2回にわたって、安倍政権による「働かせホーダイ」改悪法案の数々の問題について、法政大学の上西充子教授にインタビューをおこなっています。裁量労働制や高度プロフェッショナル制度がいかに危険な制度なのか、以下のURLより、改めてご確認ください。

※「過労自殺は、自ら選んだ死ではない」!「働き方改革」は労働者の生命を守らず、財界からの要請にばかり応えている! 岩上安身による法政大学教授・上西充子氏インタビュー 2018.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414128

※「働かせホーダイ」改悪法案強行採決!? 高プロ制度の危険性、そして加藤勝信厚労大臣による「ご飯論法」の詭弁を暴く!5.22 岩上安身による法政大学・上西充子教授緊急インタビュー! 2018.5.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/422082

 新聞社やテレビ局などで働く記者や出版社で働く編集者などは、裁量労働制の適用対象となる典型的な職種です。実際に、メディアの記者やディレクター、編集者は、ときには残業時間が200時間を超えるほどで、超長時間労働が常態化しているといえます。もちろん、裁量労働制が適用されているわけですから、実労働時間に応じた賃金が支払われているわけではありません。

 労働問題について批判的に報じるメディアが劣悪な労働環境を自ら作り出しているようでは、どんな批判も説得力を持ちません。「働かせホーダイ」改悪法案に断固として反対しているIWJは、決して口先だけではなく、裁量労働制を採用せず、スタッフ全員に対して時間給で給料を算出しています。

 また、IWJは、月の残業時間45時間、年360時間と定めている三六協定の遵守に全力を尽くしているため、週休2日制を徹底しています。深夜の残業代の割増賃金も、交通費を含めた経費もきっちりと払い、サービス残業などは一切ありません。

 真に公共性、公益性、緊急性のある報道を目指しつつ、労働者の権利を守ることにも全力を尽くすIWJに共感される方、ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?IWJは現在、テキスト班の新メンバーを緊急大募集中です! 事務・ハドル班、ウェブ動画班の新メンバーも引き続き募集しています! テキスト班は1~2名、事務・ハドル班とウェブ動画班はそれぞれ1名募集しています。

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 また、全国各地でIWJの活動を支えていただける中継市民、及びボランティアでお力を貸してくださるという方も募集します!

※IWJボランティアスタッフ募集中
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/11588

 さらに、ご自分が撮影された動画の投稿も随時受け付けています。ぜひ、ご応募ください。

 また、在宅のサマリーライターから、独自ネタで企画を持ち込み、寄稿したいという現役プロのジャーナリストやライターの方まで、投稿も随時受け付けています。投稿していただいた動画や原稿が採用された場合には、もちろん報酬をお支払いいたします。

■<お知らせ>
■近日、皆様へ重大なお知らせがあります。IWJの財政面はかなり苦しい状況ですが、ご寄付・カンパをくださった皆様のおかげで、何とか経営を維持できています!本当にありがとうございます!IWJは苦しい状況にあっても決してくじけません!どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!

 IWJは現在、財政面でかなり苦しい状況に立たされています。本日、皆様に重大なお知らせがあります。岩上さんからメールにて、送信される予定ですので、もうしばらくお待ちください。

 9月1日から25日までの間にいただいたご寄付・カンパは、211件、280万8551円です。8月はご寄付・カンパが、月間の目標金額である450万円の4分の1にとどまってしまったため、8月末に岩上さんから緊急の呼びかけをさせていただきました。岩上さんの呼びかけに応えてご寄付・カンパをくださった皆様のおかげで、9月は8月よりも財政状況が改善されました。ご支援いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。

 しかし、第9期が始まった8月1日から9月27日までのご寄付・カンパは330件、469万6556円であり、2ヶ月間の目標額900万円の達成率はまだ52%にとどまっています。IWJの財政状況は決して楽観視できませんが、岩上さんの呼びかけに応えてご寄付・カンパをくださった皆様のおかげで、何とか経営を維持できています!IWJをご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます!皆様からのご寄付・カンパは、活動費として大切に使わせていただきます。

 もちろん、IWJ自らも徹底的に支出を減らす努力をしなければなりません。IWJは今年8月までご寄付・カンパの目標額を500万円に設定していたところ、全体の支出を徹底的に見直し、9月からは目標額を450万円へ削減しました。岩上さんは、自分の役員報酬を30%カットすることをすでに発表しています。

 しかし、岩上さんの役員報酬を30%カットし、ご寄付・カンパの目標額を削減するだけで財政面での問題がすべて解決するわけではありません。かといって、スタッフの賃金を一律で下げるということはできません。

 IWJは現在、収支全体を徹底的に見直し、削減できるコストは大胆に削減しています。ただ、やはりコスト削減だけで経営を維持していくのも限界があります。どうか皆様、IWJは今後も精力的に公共性、公益性、緊急性のある報道に全力を注いで参りますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 また、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方は、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討いただきたく存じます。

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツをアーカイブでお好きな時にご覧いただけます。また、冒頭だけ公開しているテキスト記事や、岩上さんのインタビューなども、公開から1ヶ月間、アーカイブをご覧いただけます。入会金は無料。会費は月々1000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降、現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます。IWJでは中継した動画以外にも、独自の取材にもとづいたテキスト記事や検証レポートも多数出しています。その中には大手メディアが報じない貴重な記事も含まれています。こうした記事の全文を読むには会員へのご登録が必要です。

 IWJでは、毎月15日の時点で、会費が未納になっている方へのサービス提供をいったん停止させていただいております。もちろん、納付が確認され次第、すぐにサービスは再開させていただきます。会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

 年会費をクレジットでお支払いされる場合は、支払い方法の選択時にクレジットカードをご選択ください。また、海外にお住まいの方でも、クレジットカードでお支払いいただくことが可能です。ぜひ、会費の支払いが楽なクレジットカード払いをご検討ください!

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、岩上さんの過去のインタビューも含め、すべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 9月27日時点での会員数は5695名様。そのうちサポート会員は1873名様です。会員数が増えれば、そして何よりサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。仮にあと2127名の方がサポート会員になってくださり、サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 会員総数は、増えてはいませんが、今、こうした私どもの呼びかけにこたえて、既存の一般会員の皆さまでサポート会員に切り替えてくださる方が増えています! これはIWJの経営を安定させる上で非常に助かります。とても心強いことで、ありがたく思っています。今後も一人でもサポート会員になってくださる方が増えるよう、心よりお願い申し上げます。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、上杉英世、小野坂元、川上正晃)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/