■■■ 日刊IWJガイド・番組表「自衛隊が護衛艦の空母化を検討!?搭載するのは米海兵隊戦闘機!? 専守防衛との整合性は!? 自衛隊は米軍の下請けか!?/ビットコインバブル崩壊で国内の不動産暴落を招く!? 一部専門家は『一時的な乱高下』と強気!『中央銀行が終わる日:ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビューをご紹介!/中米グアテマラが米国に追随してエルサレムをイスラエルの首都に認定!? イスラエルの外務副大臣は『欧州の国を含め10か国以上が続く』と明言」2017.12.27日号~No.1930号~ ■■■
(2017.12.27 8時00分)
★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>自衛隊が護衛艦の空母化を検討!? 搭載するのは米海兵隊戦闘機!?専守防衛との整合性は!? 自衛隊は米軍の下請けか!?(城石裕幸・段田亜由美)
┠■<ニュース・フラッシュ!>(ぎぎまき・城石裕幸)
┠――【1】ビットコインバブル崩壊で国内の不動産暴落を招く!? 一部専門家は「一時的な乱高下」だと強気!『中央銀行が終わる日:ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビューをご紹介!
┠――【2】中米グアテマラが米国に追随してエルサレムをイスラエルの首都に認定!? イスラエルの外務副大臣は「欧州の国を含め10か国以上が続く」と明言
┠――【3】北朝鮮の人工衛星発射計画を韓国が入手!? 米中は朝鮮半島有事に備えてホットラインを開設!?
┠■【中継番組表】
┠■<2017年年末総決算! 「いろいろあったまきちゃう!」岩上安身×作家・室井佑月氏の「ぶっちゃけトーク」! 「モリカケ問題」「対米追従」「沖縄米軍基地問題」から「不倫」の話まで!>
┠■<テキストアップのお知らせ!>「自分自身の身に起こってみなければ分からなかった この恐怖と混乱!」レイプ疑惑被害者・伊藤詩織さんが性暴力被害の実状を訴え!(段田亜由美)
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<はじめに>自衛隊が護衛艦の空母化を検討!? 搭載するのは米海兵隊戦闘機!? 専守防衛との整合性は!? 自衛隊は米軍の下請けか!?
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おはようございます。IWJ動画班カメラマンの城石裕幸です。
共同通信が、「政府関係者への取材でわかった」として、防衛省が短距離で離陸できるF35B戦闘機を導入し、海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦に搭載することを検討していることを報じました。
・「空母」運用機を本格検討 短距離離陸のF35B導入(共同通信、2017年12月25日)
https://this.kiji.is/317708664863835233
さらに、ニューズウィーク日本版によると、「事情に詳しい複数の政府関係者」の情報として、政府が「いずも」型護衛艦を、米海兵隊のF35B戦闘機が発着できる空母に改修する検討に入ったと報じました。
・「いずも」型護衛艦の空母化を検討、F35Bを運用=関係者(ニューズウィーク日本版、2017年12月26日)
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2017/12/205625.php
「F35B戦闘機を搭載した護衛艦」とは、空母そのものです。日本は従来、専守防衛の原則から「攻撃型空母は保有しない」という立場をとってきました。現在、世界で固定翼戦闘機を搭載する空母を保有する国家は、米国(11隻)、中国(2隻)、イタリア(2隻)、ロシア(1隻)、フランス(1隻)、英国(1隻)、インド(1隻)、スペイン(1隻)です。
これに対し、日本は大型護衛艦「いずも」と「かが」を改造し、F35B戦闘機で運用することを検討。これとは別に、新たに戦闘機を積載できる強襲揚陸艦の建造も考慮されていると報じられています。
・日本、F35B導入検討…航空母艦戦力も備えるか(ハンギョレ、2017年12月25日)
http://japan.hani.co.kr/arti/international/29342.html
読売新聞は、「自衛隊初の空母保有となり、2020年代初頭の運用開始を目指す」と伝えています。
・護衛艦「いずも」空母化…離島防衛の拠点に(読売新聞、2017年12月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171225-OYT1T50161.html?from=y10
読売は、「平時の訓練または有事の戦闘準備の時に米軍機に対する給油が可能になる」、「米軍が日本の空母を活用する場合、中国と領土紛争がある島に対する自衛隊の防衛力増強につながる」「在日米軍基地が破壊される場合に空母が代替滑走路の役割をする」と説明し、「北朝鮮が弾道ミサイルで在日米軍基地を攻撃すると主張しているだけに、有事の際、基地内の滑走路利用が不可能になる状況も想定できる」と伝えています。
ニューズウィークは、「複数の政府関係者によると、まずは米海兵隊のF35Bを発着させることを想定」しているとも報じており、日本の自衛隊が、米軍の指揮下で米国の戦争のために、利用されようとしているのは明らかではないでしょうか。
中国との領土問題、北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威を言い募って日本が空母の保有を正当化することに、近隣諸国が警戒感と嫌悪感を募らせることは間違いありません。中国との関係の悪化、経済の悪化にも直結しかねません。
岩上さんは日米安保、朝鮮半島有事や中国との緊張について、今月だけでも4本のインタビューを敢行しています。ぜひ、以下からご覧ください。
※「中国と戦争になっても米国は守ってくれない。日本は盾と矛の役割を担わされている」〜変化する米中関係、敵基地攻撃論が浮上した「理由」!伊波洋一参議院議員に岩上安身が訊く! 2017.12.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408133
※【広告連動企画】日本人が知らない冷戦構造「朝鮮国連軍体制」の衝撃!在日米軍基地は朝鮮有事で「後方基地」に! 『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏に岩上安身が訊く! 2017.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374
※朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし「中朝一体神話」はマスコミの作り上げた嘘! 中国では北朝鮮を敵に見据えた軍事演習も実施! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー 2017.12.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407125
※朝鮮戦争が再開すれば核ミサイルの標的は「主権なき緩衝国家=日本」!? 日米地位協定改定で占領状態に終止符を~岩上安身による『主権なき平和国家』共著者 伊勢崎賢治氏・布施祐仁氏インタビュー 2017.12.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406676
この報道に関して、小野寺五典防衛相は12月26日午前の会見で、記者から事実関係を問われ、「防衛力のあり方に関して、不断にさまざまな検討を行っておりますが、ご指摘にありましたような、F35Bタイプの導入や『いずも』型護衛艦の改修に向けて具体的な検討は、現在行ってはおりません」と答えました。
しかし、その後も「検討、議論をしていくことは適切だとお考えか」、「専守防衛と空母を保有は矛盾しないとお考えか」などの質問にも一貫して「防衛力のあり方に関して、不断にさまざまな検討を行ってまいります」とばかり繰り返し、最後まで事実関係をはぐらかし通しました。
この会見では、IWJも小田和治記者がイージス・アショアの導入について質問しました。ぜひ、以下の動画記事をご覧ください。
※「イージス・アショア」を買わされたのは世界で唯一日本だけ! IWJが小野寺防衛相を直撃!安倍政権の軍事国家化に拍車か!? 会見では護衛艦「いずも」の空母化検討に質問相次ぐ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408502
さて、クリスマスも過ぎ、いよいよ年末の慌ただしさが本格的になってきましたが、岩上さんのインタビューラッシュはまだ続きます。
昨日は作家でコメンテーターの室井佑月さんをお相手に、いつもよりはいくぶんリラックスした雰囲気で2017年を振り返り、総決算をお送りしました。インタビューの報告は後段であらためてお伝えいたします。また動画は編集作業が終わり次第アップさせていただきますので、今しばらくお待ち下さい!
そして明日12月28日は13時30分より、「森友学園問題を考える市民の会」共同代表で豊中市議会議員の木村真氏に、森友学園問題についてお聞きします。これが本年最後のインタビューになるでしょうか?
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★【IWJ_Youtube live】12月28日13:30開始予定
岩上安身による木村真・豊中市議インタビュー
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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そして、会員の宮川清様よりインタビューについて、以下のようなご連絡をいただきました。
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中国近現代史が専攻の笠原十九司先生に、ご興味はおありでしょうか?
岩波「世界」2017/12 No.902 p.170-の論説「戦争の〈前史〉と〈前夜〉
日中戦争という過ちから何を学ぶべきか」が、私には非常に有益でしたので、もしこの記事がお目に留まっていなければお知らせせねばと、ご連絡します。
この記事にある、「多くの日本人の歴史認識から欠落しているものの一つに、アメリカとの戦争が始まってから日本の敗戦までの約四年間、中国大陸で行われていた戦争の実態」。南京事件に関しては「中国は…..残虐な史実の掘り起こしといった視角から、過去の不幸をどう乗り越えていくかという切り口に変化している」「議論のレベルがむしろ後退している日本の状況は、こうした中国側の議論とあまりに非対称的で、極めて残念です」といったところが、心に止まりました。
同先生のインタビューなど、IWJのアーカイブにあるかと探しましたが、ありませんでした。
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宮川様、ありがとうございました。
実は、岩上さんは以前より笠原十九司先生にインタビューの申し込みをしているのですが、なかなかご承諾を得られないのです。ですが、せっかくこのようなご意見もいただいたので、あらためてまた、笠原先生にインタビューを申し込んでみたいと思います。
IWJの活動は会員のみなさまの会費だけでは成り立たず、約半分をご寄付・カンパによって支えられています。
1年の約3分の1にあたる最初の4ヶ月半では、2250万円が目標金額のところを650万円の赤字見込みという状態が続き、このままでは心穏やかなお正月を迎えることも厳しいのではと、岩上さんもスタッフも心苛まれる日々が続いていましたが、12月23日のファンドレイジングイベントもおかげさまでご好評をいただき、また連日のご寄付・カンパのお願いを呼びかけたところ、皆様からのご寄付も少しずつ積み重なって、予断を許さないとは言え、少しずつ持ち直してきたところです。皆様本当にありがとうございます!
なおファンドレイジングイベントでもゲストでいらしてくださった、拓殖大学・関良基准教授のライフワークとも呼べる、赤松小三郎についての再評価が進んでいる、と、12月15日の中日・東京新聞でも紹介されており、その記事に対しての読者の方の驚きと反響が、さらに12月25日の同紙の「発言」欄で紹介されていました。
・幕末に「普通選挙」訴え 民主思想の先駆者・赤松小三郎(中日新聞プラス、2017年12月15日)
http://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=511599&comment_sub_id=0&category_id=203&from=life&category_list=203
次の大河ドラマの主人公は西郷隆盛ですが、明治150年の美化と喧伝に力を注ぐ、安倍政権の真の目指すところが何なのかが、今後より明確になってくるのかもしれません。そしてそこに立ち上るものが、暗澹としたものであるという予感を覚えずにはいられません。歴史に「たられば」を言っても仕方がないのですが、赤松が暗殺という悲劇に遭わず、彼の目指した立憲主義政治が確立されていたなら、今とは違う姿の「日本」があったのではないか?と、想像せずにはいられません。
この関準教授のインタビューも含め、IWJではかねてよりご要望をいただいている多くのアーカイブのDVD販売について検討中です。ぜひ皆様からも「この動画をDVDで見たい! 見せたい!」というものがありましたら、ご意見をお寄せください!!
※「長州レジーム」から日本を取り戻す! 歴史から消された思想家・赤松小三郎の「近代立憲主義構想」を葬った明治維新の闇~岩上安身による拓殖大学・関良基准教授インタビュー・その1 2017.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/382111
※日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄! ~岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー(その2) 2017.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/388960
そして、まだIWJの会員にご登録いただいていない方は、この機会にぜひ、会員にご登録いただき、IWJをみなさまの会費でお支えくださいますよう、よろしくお願いします。岩上さんのツイッターのフォロワーは18万人。そのうち、まだ有料会員登録していない方が、あと6000人一般会員登録してくださり、会員総数が1万2000人になれば、ご寄付なしでも運営していけるようになります。会員登録して一時期は会費を支払っていたものの、この頃未納が続いてお休み中、という方もぜひ、再開をお願いします!
※会員登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
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◆中継番組表◆
**2017.12.27 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。
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【タイムリー再配信 92・IWJ_Youtube live】20:00~「キリスト教の『神話』のベールを取り去り、『史的イエス』の実像に迫る――岩上安身による上村静氏インタビュー(後半)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2013年12月収録の、岩上安身による上村静氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/117865
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◆中継番組表◆
**2017.12.28 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_Youtube live】13:30~「岩上安身による木村真・豊中市議インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身が「森友学園問題 を考える市民の会」共同代表・豊中市議の木村真氏にインタビューします。
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【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
東京電力による記者会見を中継します。
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
トランプ政権の北朝鮮政策は一貫性がなく支離滅裂! 太田昌克氏が指摘「不要な武力衝突、その先にある核戦争だけは絶対に避けたい」~自衛隊を活かす会 第15回シンポジウム 北朝鮮の核・ミサイル問題にどう臨むか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408449
「1月9日の樹木伐採工事を阻止しよう!!」「中野区長は私たちの声を聞いて下さい!!」「言論弾圧だ!!」田中大輔区長へ子育て世代が涙の訴え!! ~緑豊かな「平和の森公園」を守ろう!区役所前アクション~
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408475
~本日テキストアップした記事はこちら~
「思ったことを言いたい」~タブーを恐れずにどんな話題でも拾い上げようとする「ウーマンラッシュアワー」村本大輔氏にIWJが直撃!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408444
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2017年年末総決算!「いろいろあったまきちゃう!」岩上安身×作家・室井佑月氏の「ぶっちゃけトーク」!「モリカケ問題」「対米追従」「沖縄米軍基地問題」から「不倫」の話まで!
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IWJ編集部です。
昨日、岩上さんが作家の室井佑月さんにインタビューしました。もともとテレビの仕事で面識のあったふたりなので、話はとても盛り上がり、約4時間にも及びました。
室井さんとは「2017年年末総決算」と題し、「いろいろあったまきちゃう!ぶっちゃけトーク!」と銘打ってこの1年を振り返りました。
1月にはTOKYO MXで「ニュース女子」が「沖縄ヘイト」を報じ、大炎上。今月になってようやくBPOが「重大な倫理違反があった」と認めました。2月には「森友学園問題」が発覚。日本中が安倍夫妻と森友学園理事長である籠池夫妻の関係に注目しました。
4月、5月には「加計学園問題」も浮上。やはり安倍総理との深いつながりが注視されました。安倍総理のお友だちは土地が無料になったり莫大な補助金がもらえたり、開学できないはずの学部が開設できたり、とにかく優遇されるらしい、という共通認識が日本中に広がった、特別な1年だったと思います。
室井さんは、「前川さんへの読売新聞の記事は一番びっくりした」と振り返りました。元文科事務次官の前川喜平氏は、加計学園の獣医学部開設が「総理のご意向」であったと記された文書を「実在した」と認めた人物で、その「報復」とばかりに読売新聞が前川氏の「出会い系バー通い」を報じました。何の違法性もないにも関わらず、です。
「ここまでやるんだ、って。私の時代は、マスコミにいけるのは文系のエリートだったし、まだメディアや読売新聞を信じているところがあった。でも、あれはひどすぎた」
室井さんは他にも「森友学園」の軍国教育を切り口に、安倍政権の歴史修正主義を批判。さらに、伊藤詩織さんが元TBS記者・山口敬之氏から受けた「準強姦疑惑」と、それがもみ消しされた疑惑、米国に従うだけの日本政府の弱腰外交などを批判。「北朝鮮危機」をめぐっては、「北朝鮮の危険性をあおることで安倍政権の支持率上昇につながるのではないか」という室井さんと岩上さんと意見がわかれ、議論にも発展しました。
今年一年を、「去年よりも晴れ間のない雲に覆われた状態」と評した2017年。「来年は光が指す。安倍さんが変わると思っている」と見立てを語った室井氏。何やら、テレビの中のタレントさんたちも「安倍離れ」が進んでいるとか。話が盛り上がりすぎて1年すべてを振り返りきれませんでしたが、とても重要なインタビューとなりました。また視聴者の方からも「楽しかった!」「毎週見たい!」など、本当に多くの反響をいただきました。ありがとうございます!!
お見逃しになった方は、本日中にもアップする予定のアーカイブをぜひご覧ください!
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<テキストアップのお知らせ!>「自分自身の身に起こってみなければ分からなかった この恐怖と混乱!」レイプ疑惑被害者・伊藤詩織さんが性暴力被害の実状を訴え!
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前述の室井さんも舌鋒鋭く批判する、元TBSワシントン支局長・山口敬之氏による、ジャーナリスト・伊藤詩織さんへの準強姦罪疑惑への追及が続いています。
12月6日、野党各党・各会派の国会議員が呼びかけ人となって結成された、「超党派で『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会」は、第3回会合を東京の参議院議員会館で開催しました。会合には、レイプ被害を訴えた詩織さん本人も参加し、日本の司法制度や捜査方法の問題点、性暴力被害者に対するサポート体制の整備などを訴えています。
自分自身の身に起こってみなければわからなかった、この恐怖と混乱――思い出すことそれ自体が苦痛である記憶を、大勢の前で語ることを詩織さんが決めたのは、誰にも同じ思いをして欲しくないからに他なりません。
しかし被害者の勇敢さに比して、日本の救援センターの貧しい現状や、文字通り「Black Box」状態の警察の不可解な捜査の流れ、強姦を「いたずら」や「暴行」という言葉にすり替えて性暴力被害を小さく見せ、隠そうとするばかりか、心無い報道によって追い打ちをかけるように痛めつけさえするメディアなど、問われるべき問題が多岐にわたり、そして非常に根深いこともまた、この会合で明らかにされています。
詩織さんの勇気ある行動は、同じく苦悩を孤独の中で抱えてきた多くの人達の「#Me Too」の声とともに広がりを見せていますが、この会合に参加した糸数慶子参院議員は、もう一人の詩織さんともいうべき、1995年、沖縄での米兵による少女強姦事件の被害者の少女のエピソードを語っています。
このエピソードを聞く時、「自分自身」という言葉、そして「#Me Too」の言葉はさらなる重みと奥行きを得て、私たちの胸に響いてくるのではないでしょうか? 今回は動画にテキストをつけて再アップいたしました。ぜひ御覧ください。
※「自分自身の身に起こってみなければ分からなかった この恐怖と混乱!」レイプ疑惑被害者・伊藤詩織さんが性暴力被害の実状を訴え!~超党派で「準強姦事件逮捕状執行停止問題」を検証する会 第3回 2017.12.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406834
それでは本日も一日、どうぞよろしくお願いいたします!
※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20171227
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岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】