日刊IWJガイド「ジャカルタでテロ!?ついにISの標的はアジアまで??~国会周辺は毎日“アベ過ぎる”発言ばかり~緊急事態条項を学ぶマストな1冊『前夜・増補改訂版』増刷予約受付中!!」2016.1.15日号~No.1219号~


■■■ 日刊IWJガイド「ジャカルタでテロ!?ついにISの標的はアジアまで??~国会周辺は毎日“アベ過ぎる”発言ばかり~緊急事態条項を学ぶマストな1冊『前夜・増補改訂版』増刷予約受付中!!」2016.1.15日号~No.1219号~ ■■■
(2016.1.15 8時00分)

 おはようございます。葦澤美也子です。

 前回、日刊ガイドを担当した日は前日に北朝鮮の核実験でしたが、今回はジャカルタで自爆テロ事件が起こってしまいました……。毎週のように起こる世界的なニュースに翻弄されつつ、本日も「国会発言の波紋」「枝野幹事長の注目発言は?」「拉致問題勉強会の中継予告」など、盛りだくさんの内容でお届けします。

 まずは、青木記者より、昨日「IWJ速報」アカウントからツイートした、ジャカルタ爆破テロ事件についてお伝えします。

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 1月14日木曜日、ジャカルタの中心地で自爆テロを含む一連の襲撃で、襲撃者5名、一般市民であるカナダ人男性1名、そして警官1名の計7名が死亡したと報じられています。負傷者はオランダ人男性を含む計17名とのこと。

 6件の爆発が報告されていますが、最初の爆発は現地時間10:30am (日本時間12:30am) 頃、タムリン通りとワヒッドハシム通りの交差点そばで発生。また、爆発の少なくとも1件はタムリン通りにある国連本部で発生。また、3名による自爆テロがスカイライン・ビルのスターバックスのそばで行われ、その直後に銃撃戦が始まったと報じられています。また、地元紙は、トルコ大使館とパキスタン大使館そばのチキニ、シルピ、クインガン地域で3つの爆発が起きたとも報じています。

 インドネシア大統領のジョコ・ウィドドは国営放送で声明を発表、「状況はコントロール下にあり、国民は冷静になるように」「この国、そして国民は、このようなテロを恐れて動揺してはならない」と述べました。

 スターバックスは、「慎重にも慎重を期して、ジャカルタのすべての店舗を閉鎖する」との声明を発表。今回の事件により、客一名が負傷し現場にて治療。従業員は全員無事であったことが確認されています。

 オーストラリアのジュリー・ビショップ外相は、「オーストラリア政府は本日のジャカルタに対する襲撃を糾弾する」との声明を発表。イギリス外務省は渡航勧告を更新し、事件が発生した地域には近寄らないこと、また不必要な外出は控えるよう通達を発表しました。ドイツ外務省も同様に、渡航勧告を更新し、ジャカルタの繁華街へ行かないよう通達、また、ドイツ人に被害者は確認されていないと発表をしています。

 日本の外務省も14日ホームページで「インドネシア:ジャカルタ中心部における爆発事案の発生に伴う注意喚起」と題し情報を更新し、現場周辺に近づかないこと、最新の関連情報の入手に務めること等を通達しています。

 さて、 謎めいてはおりますが、ついに 1月14日の日本時間の夜遅く に、ISから犯行声明が出されました。 声明では「カリフの戦士一群が、ISに抗する十字軍同盟の集まりを標的とした」「数多くの爆破装置を設置、爆破時間を調整し、爆弾付きのベルトを着た4人の襲撃者の襲撃とに合わせて爆破させた」などと述べています。

 新たにニュースが更新されましたら、IWJ速報等で更新してゆく予定です。是非、フォローしていただければ幸いです。

https://twitter.com/iwj_sokuhou

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 さて、ネットで「アベ過ぎる」という言葉が話題になっています。きっかけは以下のツイートとのこと。

『難関有名女子高において、「アベ過ぎる」という言葉が流行っているそうな(笑)
意味は複雑らしい。
・馬鹿すぎる
・他人の話が聞けない
・聞かれたことに答えない&ごまかす
など、複数の意味合いにおいて使われるんだそうだ(爆笑) ”』
https://twitter.com/rappresagliamth/status/686489321222713344

 若く賢い女子たちのウイットに富んだ新語だな、と、普通の大人ならクスッと笑ってしまうところですが、ネトウヨさんたちは「デマ」「捏造乙」「アサヒる再来!」などとかしましい様子。その中に、こんなツイートを見つけました。

『#アベ過ぎる
という言葉が難関有名女子高の生徒に流行っていると、数学Mさんが仰っております。
あなたの周りではどうですか?』
https://twitter.com/kazuto_nakasone/status/687104844797050881

 結果として、「女子高生でソースもあります」と答えている人が3%もいるようです。口コミと思われるこの造語で3%もソースがあるなら、かなり信憑性が高いと思ってしまいました。そもそも、この言葉が拡散される理由は、ソースがあるかどうかではなく、多くの人がその語感や理由に納得してしまうところにあるのだと思いますが。

 まずは、こんな「アベ過ぎる」発言の一環とも言える、元閣僚が発した昨日のワースト失言について、原記者よりお伝えします!

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■「職業としての娼婦、ビジネスだった」自民党議員がまた爆弾発言!/当時の捜査関係者の告発で「パンツ大臣」万事休す!?

 自民党議員の歴史修正主義に怒りを覚えた皆さん、おはようございます。原です。

 自民党が昨日14日に開いた外交・経済連携本部などの合同会議で、自民・桜田義孝・元文部科学副大臣が、従軍慰安婦について「職業としての娼婦、ビジネスだった。何か犠牲者のような宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言し、大きな批判に晒されました。

 いやぁ~すごい。自民党は、ネトウヨでも簡単に議員になれるからすごいですよね。桜田議員は2013年10月、原発事故で汚染された焼却灰について、「人の住めなくなった福島に置けばいい」と暴言を吐いた人物でもあります。

 なぜここまで見事に愚かなのでしょう。菅義偉官房長官は桜田議員の発言について、「議員一人一人の発言について、政府としてコメントは控えたい」と回答しつつも、「政府の考え方、党の考え方も決まっているなかで、自民党員、現職の国会議員であれば、そうしたことを踏まえて発言してほしい」と苦言も呈しました。

 従軍慰安婦問題に関しては、新年早々、岩上さんが従軍慰安婦について、「戦時中合法だったというのは虚偽」とツイートしたところ、タイムラインがネトウヨによって一気に炎上させられました。その際に、城石エマ記者が日刊で詳しく反論しました。

※2015/01/04 「従軍慰安婦制度が合法」という稲田発言は「虚偽」!「日本軍慰安婦制度は、国内法上も国際法上も明らかに犯罪」――国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビューを再配信!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280966

 今日も桜田議員らネトウヨのために、改めて慰安婦問題について少し触れておきます。

 戦前の当時、たしかに売春は「合法」ではありました(従軍慰安婦ではありません)「娼妓取締規則」という法規が存在し、娼妓となる本人自らが警察へ赴いて、どこで娼妓を行うのか、なぜ行うのかなどを届け出ることで、「商売」が認められたのです。この手続きを踏まえなければ「違法」となります。戦前、セックスワークは「管理売春」と呼ばれ、国家の管理下にありました。「売春」と「従軍慰安婦」の違いはここにあります。

 従軍慰安婦問題に詳しい法律家・戸塚悦朗さんは、「戦地や外地を転々とし、戦い続ける軍隊についていく業者に、警察が娼妓取締規則で場所を指定することや、業者を警察が監督するなどできるわけがない」として、従軍慰安婦は「完全に違法だ」と断じています。

 さらに売春と従軍慰安婦の大きな違いは、「強制性の有無」です。桜田議員は今回、「職業としての娼婦、ビジネスだった」として、慰安婦の方々の犠牲をまったくなかったものと断定していますが、従軍慰安婦の多くが、「強制的」に働かされた犠牲者でした。

 「強制」とは、脅しと力によるものだけを指すわけではありません。「お金になるいい話がある」と言われ、ついていったら慰安婦にされた――こうした「かどわかし」や「誘拐」によって女性を連れ出し、監禁して自由を奪い、性行為を強要して、売春婦に仕立て上げてしまうのも、当時の刑法に照らし合わせても、完全に「違法」であり、重大な「犯罪」だったのです。

 戸塚氏によれば、当時の刑法で、「暴行脅迫による連行、すなわち略取と、騙して連れて行った誘拐による連行とは刑法では同じ条文」で、「略取・誘拐」とひとまとめにして「犯罪」とされました。戸塚氏はさらに、国際法にも違反していると指摘しています。これに関しては岩上さんによる戸塚先生インタビューをご視聴ください。

※2013/06/24 【IWJブログ: 従軍慰安婦制度は「奴隷制度であり、 醜業条約違反であり、強制労働条約違反」~戸塚悦朗氏インタビュー】

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90389

 昨年12月28日、日韓両政府は慰安婦問題について日本が軍の関与を政府として認め、岸田文雄外務大臣は会談後の会見で、「慰安婦問題は、当時の軍の関与のもとに、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している」と正式にコメントしたばかり。

 発言を問題視された桜田議員はその後、「発言には誤解を招くところがあったので、撤回させていただく。ご迷惑をおかけした関係者の皆様に心よりおわび申し上げる」とするコメントを発表しました。

 しかし、「撤回」とはどういうことでしょう。慰安婦はビジネスだった、と誤解(というより無知の大勘違い、歴史修正主義)しているのは桜田議員本人であり、もし発言を撤回するというならその誤った認識を改め、謝罪し、さらには、その程度の歴史認識しか持ち得なかった己の不明を恥じて、当然のことながら議員辞職し、けじめをつけるべきでしょう。そして、「慰安婦は当時合法の売春婦などではなかった!わたしは間違っていた!」というスローガンを掲げて、改めて選挙に出て、国民の審判を仰ぐべきであると思います。まだ、議員でいたい、というならば。

 ついでに、あの「パンツ大臣」こと高木毅復興相ですが、一昨日13日の福井県地方紙「日刊県民福井」が1面トップで「窃盗疑惑は『事実』」と報じました。当時の福井県警の捜査関係者が高木大臣の犯行を認めたということで、民主党はさっそく、国会にこの元捜査関係者を参考人招致し、高木大臣の目の前で事実を語ってもらうよう調整に入ったということです。

 これは、ぜひとも、実現させなければいけませんね。世界中に報じられた、日本の恥部そのものですから。曖昧決着など許されない。パンツ高木大臣に対しては、嘘をつけば偽証罪に問われる証人喚問をすべきです。

※2015/10/16 父親の高木孝一元敦賀市長が「50年後、100年後に生まれた子どもが片輪になるかもしれない」が「原発は金になる」と言い放った約30年前、息子は女性宅に侵入して下着を盗んでいた!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/270810

 お下品極まりない議員を数多く抱える与党・自民党。お下劣メンバーの今後に注目です。

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■庶民にとっては「夫50万円」自体あり得ませんから!!~安倍総理の「ずれた感覚」、「パート妻25万円」発言の波紋

 再び、葦澤です。「アベ過ぎる」発言と言えば今いちばんホットなのはやはり、「パート妻25万」発言ですよね。

 1月8日の民主党・山井和則議員の質問に対し、安倍総理が「妻25万夫50万で合計75万」という例を出して答弁したことについて波紋が広がっています。

 三連休明けの12日(火)、さっそく、民主党の西村智奈美議員が

「パートの現状を分かっているのか。25万円も貰えるパートがあるのならば、教えてほしい。総理はパートの月収はどのくらいだと思っていますか?」

 と質問したところ、安倍総理は、

「まずですね。私の答弁を正確に聞いて頂きたいと思います。私、パートとは言っていません。言っていません。ちゃんと、ちゃんと見て頂きたいと思います。」

 と、答弁しました。たしかに、「パート」という言葉は「妻25万」の直前に置かれた言葉ではありませんでした。しかし文脈の中で、「パートで働く人が増えて」という表現があり、明らかにパート労働の女性を念頭において用いられたものでした。安倍総理の答弁は、小手先の「言い逃れ」、見苦しい詭弁にすぎません。

 以下、問題の個所の文字起こしです。

――――――
(安倍総理)そこで、ご指摘の実質賃金の減少についてでありますが、景気が回復をし、雇用が増加する過程においてですね、パートで働く人が増えて、こうした一人当たりの平均賃金が低く出ることにはなるわけでありまして、私と妻、妻は働いていなかったけれども、景気がそろそろ本格的に良くなっているから働こうか、と思ったら、働き始めてからですね、我が家の収入はですね、25万円で25万円になって50万になる、例えば私が50万で妻が25万円であったとしたら、75万円に増えるわけでありますが、2人が働く事によって2で割りますから、平均は全体は下がっていくわけであります。

 だからこれはおかしいのであってですね、50万円と25万円があれば足していく、75万円であれば安倍家の収入を正確に把握するわけでありますが、2人で働くからといってこれを2で割って、安倍家の一人平均はいくらだ、という考えかた自体、これは正確に経済の実態を表していることにはならないとして、説明としてまずお伝えしなければと。
――――――

 翌13日(水)、今度は民主党・山尾志桜里議員がもう一度この問題について指摘し、フリップを示して「文脈の中でパートと言っている」「仏ルモンド紙も、パート25万と発言したことの問題について記事が出ている」ということを指摘しました。しかし、安倍総理と麻生大臣は失笑というより冷笑ともとれる表情でこの質問を聞いた後、「本質を見ない枝葉末節な議論」と答弁しています。これは、朝日新聞が論戦の内容を一部取り上げていました。

・「パート月25万円」発言、首相と民主・山尾氏が論戦(朝日新聞2016年1月13日)
http://www.asahi.com/articles/ASJ1F3WJNJ1FUTFK009.html

 この数字や論戦をどう受け止められましたか?

 「パート妻25万円」という数字はそもそも論外ですが、この安倍総理の答弁にはほかにも「何年も働いていなかった妻に(非正規じゃなくても)25万出して雇ってくれるところがどこにあるのか」とか「そもそも女性の収入は男性の半分というのが前時代的」など、いろんな突っ込みどころがありすぎて、私は正直どこから突っ込んでいいのか分かりません。

 なかでも、「夫50万」という例は、普通の人たちの生活苦を全くわかっていないとしか思えない数字です。

 そもそも(手取りではなく額面で)月収50万だとしたら、ボーナスが年間4.84月(※2015年春闘の一時金の数字)として年収なんと!842万円です。ちなみに、2015年の20~59歳までのビジネスパーソン(正社員)の平均年収440万円だとのことですが、安倍総理はこのことをご存じないのでしょうか?例に上げる数字として月収50万円は常識はずれですよ!!

 ちなみに私は40代半ば。同年代や上の世代の知人男性で、このくらいの月収をもらっている人がいないとは思いません。しかしそれは、一握りの大企業に勤務する人、サラリーマン人生が順風満帆だった人、自身の才能で大いに稼げる人、といったごく一部の方たちの数字だと思われます。

 一般的な子育て世代の男性は、「女性のパートが25万って、(正社員で働いてる)オレの手取りだろ!」と思った方も少なくないのではないでしょうか。

・サラリーマンの平均年収はいくら? 2015年ランキング(ITmediaビジネス)
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1512/07/news116.html

■山井議員が投げかけた「ワタミ過労死問題」へも冷たい対応をとった安倍総理

 また、1月8日の山井議員の質問は、「ワタミ過労死問題」から始まっていました。現自民党議員である渡邉美樹氏が自身の責任を認め、1億3000万円の賠償金を支払い和解することに触れ、渡邉氏が自民党の議員として資格はあるのか、安倍総理はどう思うのか、という質問をしています。

 それに対して安倍総理は、「個別の事案にはコメントできない」とし、一般的な労働問題改善の言葉に終止しました。私も、確かに渡邉美樹議員が過労死問題の責任を認めながら、議員であり続けることに疑問を感じましたし、「安倍総理の対応は若者・子育て世代に冷たい」という山井議員の言葉に共感を覚えました。

 実は、山井議員の質問では、このワタミ過労死問題に多くの時間が費やされていました。国会の傍聴席には亡くなられた8年前に過労自殺した森美菜さんのご両親がいらしたそうです。どのような思いで聞いていたのかと思うと胸が痛みます。

 そして、話題になっている「妻25万夫50万」の数字は、この質疑の流れの後に出てきた数字でもあります。過労死になるまで低賃金で酷使される日本の労働者の現状について、総理の認識を問いただしていたところ、前出のような発言が、総理の口から飛び出してきたことを、見逃すわけにはいきません。これが、安倍総理のアタマの中に描かれている現在の日本の労働者の姿なのです。アベ過ぎる! と思わず声を上げずにいられません!

 日本中には、まだまだ残業代も支払われずに過労状態に追い込まれる正社員の人が、たくさんいます。その人たちが月50万ももらっていますか? 世間を知らない世襲政治家三代目のお坊ちゃんでも、いくら何でもアベ過ぎます!

 こうしたことに配慮も至らず、「妻25万夫50万、あわせて75万。半分に割れば低く出るけど総額は上がるじゃないか」という安倍総理の感覚の「ズレ」は、本当に深刻だと思います。メディアも、国会議員も、このことについて、もっともっと怒っていいのではないでしょうか。

 IWJはこれまでも、これからも、こうした労働問題や貧困の問題を伝え続けていきます。

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・2015/12/09 「できることなら8年前に時計を戻したい。8年前に娘がワタミに就職するのをなんとしても止めておくべきだった」~ワタミ過労死損害賠償裁判の和解成立に関する記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/277899

・2015/04/24 正社員を餌に若者を使い捨てる「ブラック企業」で24歳の若者が過労事故死~株式会社グリーンディスプレイを提訴した母「人間の命を奪うほどの利益優先は許しがたい」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243537

・2015/01/20 貧困・格差が拡大し社会保障費が削られていく安倍政権の税制に対し有識者らが提言 ~公正な税制を求める市民連絡会(準備会、仮称)記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226487

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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.1.15 Fri.**

【Ch4】13:00~「日本外国特派員協会主催 新国立競技場採用案設計者・建築家 隈研吾氏 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※日本外国特派員協会主催、新国立競技場採用案設計者の建築家 隈研吾氏による記者会見を中継します。

【Ch6】15:00~「特定失踪者・北朝鮮人権ネットワーク主催 政府への要請活動と意見交換会後の報告会・記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「特定失踪者・北朝鮮人権ネットワーク」主催の、拉致対策本部、警察庁、外務省の関係者への要請活動と意見交換会後の報告会・記者会見を中継します。

【Ch6】15:30~「特定失踪者・北朝鮮人権ネットワーク主催 日朝ストックホルム合意検証と北朝鮮の核実験に対して具体的行動を求める院内集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「特定失踪者・北朝鮮人権ネットワーク」主催の院内集会を中継します。基調講演の講師は、ジャーナリストの石高健次氏、弁護士の須田洋平氏ら。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】18:30~「志村恵一郎 ひやみかち宜野湾うまんちゅ 未来を拓く大集会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※志村恵一郎・宜野湾市長選候補予定者の集会を中継予定。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:45~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】 18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第167回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.1.16 Sat.**

【IWJ_HYOGO1】13:30~「市民社会フォーラム第170回学習会-市民による市民のための選挙の可能性 平和と民主主義、立憲主義を取り戻すために」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※ゲストに、泥 憲和氏(元自衛官)、脇田燦志朗氏(SEALDs KANSAI)、FUSAE氏(SADL)、宮崎勝歓氏(安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫)、八木和也氏(あすわかひょうご)らを迎えておこなわれる、市民社会フォーラム主催の学習会を中継します。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「『憲法と京都 京都の15人が、憲法を語り行動する』出版記念会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※詩人 中村純氏が14人の京都の人々の想いを聴いたインタビュー集 『憲法と京都 京都の15人が、憲法を語り行動する』の出版記念会を中継します。

【IWJ_NIIGATA1】14:00~「防災シンポジウム『複合災害における防災を考える~中越地震・中越沖地震・東日本大震災の経験を踏まえて~』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-niigata1
※「新潟県弁護士会」主催の防災シンポジウムを中継します。内容は、東日本大震災避難者から避難状況についての報告、県内の防災関係者を対象とした防災アンケート調査の検証など。

【IWJ_IBARAKI1】14:00~「福島の今 ―いまは福島のこと、いつかはあなたの町のこと―」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※事故後丸5年を目前にしている今、福島では何が起きているのか?原発の危険と健康被害を訴え続けている飛田晋秀さん、木幡ますみさん、木田節子さんを招いておこなわれるお話会の模様を中継します。

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(前半の続き)…

 さて、国会関連の話題はまだまだ続きます。ぎぎまき記者からは、昨日国会本会議後に行われた民主党・長妻昭代表代行の会見と、枝野幹事長の発言についての速報です!

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■民主党・長妻代表代行が「緊急事態条項」の必要性を否定 「法制局も含めて憲法を変えずに有事法制を整えた」~枝野幹事長が緊急ぶらさがり会見「10削減では物足りない」

 おはようございます。ぎぎまきです。

 ガイドでもお知らせした通り、昨日14日、私は民主党・長妻昭代表代行の定例会見の取材に行ってきました。長妻議員からは冒頭、厚生年金違法未加入の問題について、再度、発言がありましたが、特に新しい内容はなく、記者からの質疑の際、IWJからは参院選と憲法改正について質問しました。

 長妻議員が炙りだす社会保障の問題は、国民生活に直結しているだけに、野党として大変重要な仕事をされていると思います。ですが、直近のNHK世論調査でも示されているように、与党、野党も支持率がほぼ横ばいで、参院選に向けて、このまま、民主党が地道な訴えを続けたところで支持率は変わるのか。つまり、選挙で与党を大勝させない力を示すことができるのか。そういった趣旨の質問をしてみました。

・民主党・長妻昭代表代行 定例会見
http://www.ustream.tv/recorded/81423117

 長妻議員は質問に対し、それだけでは不十分で、自民党の憲法草案の危険性を訴えていく必要性があることを強調。重ねて、緊急事態条項についても長妻代表代行の見解を問いただしたところ、有事法をつくった際、法制局が憲法改正に慎重だった経緯を紹介した上で、「緊急時の法制度はすでに整っている」と同条項が必要だという議論に異議を唱えました。長妻代表代行の定例会見のまとめは、近日中に記事に掲載する予定です。

 そして!実は、全く予期していなかったのですが、長妻議員の会見の直後、急遽、枝野幸男幹事長のぶらさがり会見が開かれました。大手記者は知っていた様子でしたが、枝野幹事長が突然、会見場に入室され、記者やカメラマンは一斉に前方に移動。中継をし、スチールカメラを構え、パソコンを膝に置きながら質問をするという1人3役をこなさなければいけないIWJ記者にとっては、こうしたハプニングは冷や汗もの。慌てふためきながら、なんとか、機材を移動させ場所を確保しました(笑)。

 ぶらさがり会見は、「衆院選選挙制度に関する調査会」が昨日、衆院定数を現行の475から10減らす答申を、自民党の大島衆議院議長に提出したことを受けてのもの。枝野幹事長は、答申は尊重しなければいけないとしながらも、「10削減では物足りない」と苦言を呈しました。

 定数の是正や小選挙区を割り振る計算式の仕組みを変更するにしても、法改正までにはまだ時間がかかります。しかし、今度の夏、ダブル選挙の可能性が否定できない中で衆院選を強行すれば、今度は「無効判決が出てもおかしくない状態」。枝野幹事長はそう指摘し、そうなった場合は「総理辞職では済まないでしょうね」と与党を牽制しました。

 枝野幹事長のぶらさがりの模様についても、近日中に記事にまとめますので、しばらくお待ちください!

 「一票の格差」といえば、先日、11日に岩上さんがインタビューした升永英俊弁護士のご専門。長年、升永弁護士が是正を求め取り組んできた問題です。インタビューの中で、升永弁護士は、安倍総理が創設を狙う「緊急事態条項」に反対したくても、私たちの1票が「1票の発言力」と持たないと、改めて、不当な選挙制度のまま、選挙に突入することが憲法違反であることを指摘しました。

 今、一番ホットな「緊急事態条項」と「一票の格差」問題について網羅している升永弁護士のインタビュー動画は、会員限定で全編公開しています。一票の格差については、インタビューの後半で全都道府県の数字について触れられています。参議院選挙に関して、東京都民は、なんと今まで0.22票しか持たなかったとか。10増10減で改善されたのかと思いきや、0.36票とは、なかなかショックな数字です。皆さんのお住いの地域はどうですか?ぜひお確かめください。

・2016/01/11 岩上安身による升永英俊・弁護士インタビュー ~緊急事態条項について(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281877

・11月25日15時から、「1人1票裁判」大法廷判決開廷! 「正統性のない」違憲状態の国会議員が、人権を根絶やしにする「緊急事態条項」を発議するなんて許されるのか!? 行方に大注目!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/275991

・2015/11/25 2014年衆院選は「違憲状態」――「変えなければ」と思わない日本は「独裁国家だ」! 11月25日最大判、「1人1票」求め升永英俊弁護士らが記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/276253

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 ぎぎまき記者よりお伝えしました!
 続いては、いつも変わらず穏やかに、飄々と仕事をこなしている平山記者より、本日行われる注目の記者会見についてのお知らせです!

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■1月27日(水)、北朝鮮拉致被害者家族の蓮池透さんに岩上さんがインタビュー決定! 本日は15時から北朝鮮人権ネットワーク主催の院内集会も中継します

 おはようございます。IWJでテキスト関連の業務を担当している平山と申します。

 本日は15時からCh5で「特定失踪者・北朝鮮人権ネットワーク」主催の記者会見と院内集会を中継します。集会では、ジャーナリストの石高健次氏や弁護士の須田洋平らが講演。先日の北朝鮮による「水爆実験」の真相と、拉致被害者の今後の帰国可能性について、報告が行われる予定です。ぜひ、ご覧いただければと思います。

※【UST・Ch6】特定失踪者・北朝鮮人権ネットワーク主催 日朝ストックホルム合意検証と北朝鮮の核実験に対して具体的行動を求める院内集会
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6

 北朝鮮は、2014年5月の「ストックホルム日朝合意」にもとづき、「北朝鮮におけるすべての日本人に関する包括的な調査」を行う「特別調査委員会」を設置しました。しかし、北朝鮮は現在に至るまで、日本側に対し、調査結果を示していません。被害者家族の不満は、極限にまで高まっています。

 さて、1月13日(水)の日刊ガイドでも安道幹記者がレポートしましたが、12日(火)の衆議院予算委員会の中で、民主党の緒方林太郎議員が、蓮池透さんの著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』の記述を引き、「安倍総理は、拉致問題を政治利用したのではないか?」と質問。すると安倍総理は、「私はこの問題について利用したこともウソをついたこともない。当時は5人の被害者を北朝鮮に戻すということが流れだった。だが私は断固として反対をした。私が言っていることが真実だとバッジをかけて言う」と逆上して反論しました。

 これに対して、蓮池さんは自身のTwitterで「私は決して嘘を書いていません」と反論。蓮池さんは、昨年12月21日に行われた日本外国特派員協会の会見の中で、「安倍総理がこれまでにやったことは、経済制裁と拉致問題対策本部および担当大臣の設置だけだ」と語りました。

※2015/12/21「安倍さんは拉致問題を政治利用して総理大臣にまでなった」――拉致被害者家族・蓮池透氏が会見で「真相」を暴露! ~安倍総理は国会で「誹謗中傷」「北朝鮮の思うつぼ」と“逆ギレ”!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279851

 拉致被害者を返さず、「水爆実験」をも強行した北朝鮮側の対応が問題外であることは当然のこととして、この間、日本政府の対応にも、重大な問題があったのではないか。特に安倍総理は、拉致問題を政治利用して、総理の座にまで駆け上がったのではないか――。蓮池さんの著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』は、そのように問いかけています。

 真相はどうなのでしょうか。急遽、1月27日(水)19時から、岩上さんによる蓮池透さんへのインタビューが決定! 拉致問題に対する安倍総理の姿勢とは、一体どのようなものだったのか? 本当に「政治利用」はあったのか? 岩上さんが徹底的にお聞きしますので、どうぞご注目ください!

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 平山記者でした!蓮池透さんをはじめ、岩上さんのインタビューは続々と決定しております!以下、今後のインタビューのお知らせです。

■今後の岩上さんインタビューの予定

1/26(火) 15時~ 施 光恒(せ・てるひさ)さん

1/27(水) 19時~ 蓮池透さん

1/28(木) 15時~ 春名幹男さん

2/4(木) 15時~ 津田敏秀さん

 ただいま他にも絶賛調整中です。直前に決まるインタビューもあるかもしれませんので、今後もこのコーナーにご注目ください。

 こうしたIWJの魂を込めた取材活動は、皆さんの会費やご支援によって成り立っています!岩上さんは年頭早々炎上騒ぎに巻き込まれていますが、そんな波乱の2016年、IWJの取材活動費、スタッフの人件費は昨年以上に必要となることが予想されます!

 どなたも経済状況が厳しいご時世ではあるかと思いますが、少しでも明るい未来を切り開くため、どうかIWJの取材活動をご支援ください!よろしくお願いします!!

 まずは会員登録をぜひ。過去のインタビュー記事は会員登録をしていただければ、いつでも自由にご覧いただけます。一般会員なら月額1000円、東京都心のランチ1回分です。ぜひこの機会にご検討ください!

※ IWJ の会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、いつもご寄付・カンパ・差し入れなどによってお支えいただき、心から感謝しています。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます!ありがとうございました!
 2016年はさらなる波乱の予感がしています。今年もまた、引き続きご支援をよろしくお願いします!

※ご寄付・カンパによるご支援こそ、IWJが存続して活動してゆく鍵となります。どうぞよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■あの戦慄をもう一度!?「饗宴VI」DVD、ただいま鋭意製作中です!

 IWJでは、自民党憲法改正草案第98、99条に規定されている「緊急事態条項」の危険性について、繰り返し繰り返し警鐘を鳴らしてきました。まだまだ本番はこれからですから、これからも鳴らし続けます。

 緊急事態条項に並々ならぬ危機感をもつ「一人一票」裁判で有名な升永英俊弁護士に岩上さんが1月11日、単独インタビューしました。升永弁護士は、「緊急事態条項」について、「憲法9条改正とは比べものにならないほど怖い」ものだ、と断言。数々ある危険性のなかから、特に「独裁性」を問題視。事例としてナチス・ドイツを挙げました。

 1933年2月27日の「ドイツ国会議事堂放火事件」の際に、当時のヒトラー内閣が「緊急事態宣言」を発令したことによってナチスによる独裁は決定づけられたと升永弁護士はいいます。

 「緊急事態宣言」の影響で、プロイセン州だけで、犯人であると断定された共産党員をはじめとする約5000人が司法手続きなしで逮捕・予防拘禁され、さらに、言論の自由、報道の自由、通信の秘密等の人権が停止。ヒトラー内閣に対し、ワイマール憲法に拘束されない無制限の立法権を授権した「全権委任法」が成立するまで「緊急事態宣言」発令からわずか1ヶ月弱でした。

 まさに「緊急事態宣言」で勝負はついたのです。その年の11月に行われた総選挙では、「恐怖心と無力感と諦観」に支配された住民らの消極的支持を含め、ナチスが92.2%の得票率を獲得。ヒトラーによる独裁体制が確立しました。

 「岩上さんも怖さがまだわかっていない」と度々、升永弁護士から岩上さんもお叱りを受けながらも、お話をうかがった約2時間のインタビュー、近日中に記事化しますので、お待ちください!

 升永弁護士も登壇した、昨年12月20日に開催した「饗宴VI」のDVD(ただいま鋭意製作中!)は、もうご予約くださいましたか?発売は1月15日頃を予定していますが、事前に予約をすれば特典も付いてきます!

 300人以上の方にお越しいただき盛会に終わった「饗宴VI」では、16人のパネラーの方々が、きたる参院選を見据え、さまざまな見地から激論を交わしました。特に、「緊急事態条項」の怖さを理解していただくには、うってつけの教材となるはずです。

 当日、会場に来られなかったという方、参加したけれどもう一度観たいという方、まだその怖さを知らない周りの方に勧めたい!という方、ぜひ、お買い求めください!上映会、勉強会を行いたいという方、ぜひオフィスまでご連絡ください!

※IWJオフィス
office@iwj.co.jp

 価格は4,200円。「饗宴VI」シンポジウムの参加費が一般会員の方で6000円でしたので、1800円もお安く、自宅で自分のペースで観ながら何度でも参加気分を味わえてしまうこのDVDは、大変お買い得です!

 事前に予約していただいた方には、特典もございます!事前予約は、下記のフォームで受け付けておりますので、皆さま、ふるってお申し込みください!おかげさまで、初回入荷数は予約で埋まりました!現在、二次予約を開始していますが、まだ発売前ということで、予約特典は継続中です!どしどしご予約ください!

※【予約特典付き・岩上安身サイン入り】DVD「饗宴VI」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=187

※【予約特典付き】DVD「饗宴VI」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188

◆饗宴VI~国民非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!

●テーマ1:米国の経済覇権の終わり?~AIIBの衝撃とTPP「砲艦外交」の正体
岩月浩二氏(TPP阻止国民会議世話人/TPP交渉差止・違憲訴訟弁護団共同代表)
植草一秀氏(政治経済学者)
田中宇氏(国際情勢解説者)
富岡幸雄氏(中央大学名誉教授)
矢吹晋氏(横浜市立大学名誉教授)
内田聖子氏(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター事務局長)

●テーマ2:違憲の「戦争法」強行可決から「明文改憲」による緊急事態条項導入へ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか
青井未帆氏(学習院大学大学院法務研究科教授)
伊波洋一氏(元宜野湾市長)
奥田愛基氏(大学生/「SEALDs」創設メンバー/「ReDEMOS」代表理事)
水上貴央氏(弁護士/青山学院大学法務研究科助教)
永井幸寿氏(弁護士)
升永英俊氏(弁護士/弁理士/「一人一票実現国民会議」発起人)

●テーマ3:「戦争」の過去・現在・未来~安倍政権の目指す「戦争遂行国家化」その帰結は!?
井筒高雄氏(元陸上自衛隊レンジャー隊員)
志葉玲氏(ジャーナリスト)
柳澤協二氏(元内閣官房副長官補/NPO法人国際地政学研究所理事長)
孫崎享氏(元外務省国際情報局長)

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■良書のお買い求めは、「IWJ書店」をご利用ください!『前夜・増補改訂版』増刷決定!予約受付中です!!

 IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の書籍を、著者のサイン入りで販売するサービスを行っています。その名も「IWJ書店」!どうぞご利用ください!!また、以下の岩上安身著書は、お求めのときにご希望の場合はサインを入れてお届けいたします!

※お待たせしました。『前夜・増補改訂版』増刷が決まり、20日過ぎ頃からまたお届けできる予定です!ただいま予約受付中です!!

★再入荷予約★【増補改訂版・岩上安身単独サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

★再入荷予約★【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

【「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2015 『「今を伝える」ということ』】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=193

【岩上安身単独サイン入り!】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194

【岩上安身単独サイン入】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

『百人百話 第一集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=56

『百人百話 第二集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=53

 なお、IWJ書店は会員にご登録いただいた方のみ、ご利用いただけます。この機会にぜひ、会員登録もお願いいたします!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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■IWJスタッフ募集のお知らせ

  IWJでは引き続きスタッフを大募集中です! 昨年、私を含め続々とスタッフが採用されましたが、まだまだ仕事は忙しく、やりがい溢れる職場です。また、今年は昨年以上に決定的な、波乱の年になるであろう予感を、スタッフ一同ひしひし感じています。そんな波乱に満ちた1年を乗り切るためにも、新規スタッフの力がどうしても必要です!一緒に仕事をし、同じ釜の飯を食べたりする(多い日にはお米を一升近く炊きます!)皆さんの応募をお待ちしています!

 経理・総務スタッフ、Webスタッフ、事務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています!

※IWJスタッフへの応募はこちらから
http://bit.ly/1ALJypQ

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■わとはぷ~What happened today?

 今日は、公民権運動で有名な、故マーティー・ルーサー・キング・ジュニア、キング牧師の誕生日です。キング牧師は、公民権運動において徹底的な非暴力主義を貫き、後の人権運動の大きな手本となっています。

 キング牧師といえば、まず思い出されるのが、あの「I have a dream」の演説ですね。この、1963年8月28日に行われた「職と自由を求めるワシントンでの行進」の際にリンカーン記念館の階段上で行われたスピーチでは、「私には夢がある」というフレーズが終盤に8回繰り返されています。映像で見ると、その真摯な力強さと、その言葉に期待をかける聴衆の熱気に圧倒されます。

・Martin Luther King – I Have A Dream Speech – August 28, 1963 (Full Speech)
https://www.youtube.com/watch?v=H0yP4aLyq1g

※日本語訳、こちらのサイトで読むことができます。
http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-majordocs-king.html

 キング牧師の演説は、酷い差別がまかり通っていた状況を大きく改善させる一助となり、翌年には公民権法が成立、キング牧師はノーベル平和賞を受賞しました。しかし、1968年4月4日銃弾に倒れ、39歳の若さで帰らぬ人となりました。

 もしキング牧師が生きていたら今日で87歳。私たちは「黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手をつなげるようになるという夢」が叶えられた現代に生きています。

 さて、今の時代に生きる私たちは、これから先どんな夢を実現させていけるのでしょうか。

 先人たちの努力の結晶である「人権」が、今以上に尊重されていく未来を目指して、IWJはこれからも頑張り続けたいと思います。

 それでは今日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/