■■■ 日刊IWJガイド 2015.1.20日号 ～No.860号～ ■■■
（2015.1.120 8時00分）

おはようございます。IWJの田口です。

昨日の「日刊IWJガイド」は、お読みいただいたでしょうか。民主党の代表選で岡田克也氏が新代表に選ばれたことについて、佐々木記者が解説しています。

2010年の参院選からの流れを通してふり返り、今回の代表選の背景を読み解いたもので、「とてもわかりやすくて当を得た指摘」と会員の方から評価いただく声が寄せられました。（岩上さんからも褒められていました）

読み逃した「日刊IWJガイド」は、IWJのwebページ上でも公開しておりますので、こちらからどうぞ。
拡散にもぜひこちらのページをお使いいただけたらと存じます。
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/guide

本日は、塩崎恭久厚労大臣による定例記者会見などを中継するほか、北星学園大学非常勤講師 植村隆氏（元朝日新聞記者 ）への岩上さんからの超重要なインタビューを再配信いたしますので、ぜひご覧になってください。

塩崎恭久厚労大臣の会見に向けては、先週も質問を用意して取材に行ったのですが、残念ながら質問の機会が得られませんでした。

生活保護の住宅扶助の最大月額1万円の引き下げ、冬季加算の減額は、弱者切り捨てではないのか。
国民にとって大切な年金資産をハイリスクな投資につぎ込むことが許されるのか。

今日も質問を用意して取材に臨みますので、どうぞご注目ください。

また、1月15日、ヒューマンライツ・ナウと、香港を拠点に、国際的大企業の下請け工場における労働環境を主に調査している、学生や学者からなるNGO団体「SACOM」により、昨年2014年7月から4ヶ月間、中国のユニクロ下請け工場2社を潜入調査した、報告記者会見が開催されました。この報告で、劣悪な環境で長時間労働を強いられている作業員の実態が明らかになりました。

記者会見の模様は、IWJでも中継しました。記事をアップしていますので、是非ご覧ください。

■2015/01/15 「長時間労働」や「賃金未払い」など明らかな法令違反が発覚、ユニクロ中国下請け工場に潜入調査「地獄のような労働環境」～NGO団体が会見で警鐘
【記事URL】 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/224915

会見を行ったヒューマンライツ・ナウの伊藤和子氏は、IWJ記者からの質問に答え、「デフレの時代になって、低価格競争が日本全体でも進んでいる」ことを指摘し、「ユニクロだけではなく、同じように感じ、心が痛む企業が沢山あるのではないか」と疑問を投げかけました。

本日14時から、厚生労働記者会では「ユニクロ（（株）ファーストリテイリング）中国国内製造請負工場における労働環境に関するフォローアップ記者会見」が開催されます。

ヒューマンライツ・ナウと、SACOMは、15日の記者会見の後、ユニクロを展開する(株)ファーストリテイリングと面会し、要望事項を伝えました。本日の記者会見では、面会で要望した事項、(株)ファーストリテイリングの対応など、報告される予定です。

IWJでもこの記者会見の模様を、中継させていただきたいのですが、記者クラブ内で行われるため、幹事社の許諾を受けないと、IWJでは、中継することができません。そのため、記者クラブ内での取材は、毎回、幹事社へ確認しています。

こちらのガイドが発行される、朝の時点では、まだ取材の確定ができていませんので、決まりましたら、ツイッターの、IWJのスタッフアカウント【iwakami_staff】などで、告知させていただきます。ご注目ください。

1/14深夜、そして1/15深夜に、辺野古で、キャンプシュワブゲートに重機が運び込まれるのを防ごうと集まった沖縄のみなさんへの強制排除を報じた中継は、夜中の0時を過ぎ、1時を過ぎても、ツイキャスとUstreamをあわせて最大同時視聴者数2000人に及ぶ人たちが見ていました。

「辺野古の中継を見ていて、このような報道をしてくれるIWJを支えてきてよかったと思いました」という声もいただきました。

昨日、下記の記事にテキストをアップしてあります。こちらもぜひ読んでいただきたいと思います。

★テキストUP　1/16「辺野古基地建設への反対運動は、人間を取り戻すための闘い」――県民の総意『辺野古新基地建設NO！』を踏みにじるな！ 防衛省前緊急抗議行動 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/225309
「名護警察はファックスと電話がパンクしている」

★テキストUP　1/16 「『海猿』の名は地に落ちた」――火炎瓶テツ氏らによる「辺野古での海上抗議者弾圧やめろ！ 海上保安庁抗議行動」 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/225310
海上抗議者の強制排除と、容認される米兵の海水浴

本日も、IWJ沖縄の中継市民は、辺野古や高江の現場から、民意を踏みにじる工事の強行に立ち向かう市民の姿をお伝えいたします。電波状況が不安定なので、ベストな状況でお伝えできるとは限らず、何時から、という告知ができないことが残念ですが、下記のチャンネルに、ご注目をよろしくお願いします。

IWJ_OKINAWA1チャンネルのUstream中継は、こちらのURLより。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa1

@IWJ_okinawa1のツイキャスはこちらのURLよりご覧いただけます。
http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
…（後半へ続く）

◆中継番組表◆

本日のIWJの中継番組表を送ります。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もありますのでご了承ください。

＊＊2015.1.20 Tue.＊＊

【Ch4】10:40頃～「塩崎恭久厚労大臣 定例記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※塩崎恭久厚生労働大臣の定例記者会見

【Ch7】11：00～「日本を元気にする会 記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※参議院議員松田公太氏（代表）・参議院議員山田太郎氏・参議院議員井上義行氏・参議院議員山口和之氏・参議院議員アントニオ猪木氏らにより、新党「日本を元気にする会」の結成記者会見が行われる

【録画配信・Ch4】13：00～「福島県内における環境省の放射性廃棄物減容化施設（仮設焼却炉）建設白紙撤回を求める署名提出について」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※本日10時30分から収録する「福島県内における環境省の放射性廃棄物減容化施設（仮設焼却炉）建設白紙撤回を求める署名提出について」を、録画配信します。福島県の田村市都路町および川内村境界にある「東京電力南いわき開閉所」において、環境省が仮設焼却炉設置計画をすすめている件に対し、都路町の住民が白紙撤回を求める署名を環境省へ提出する

【再配信・Ch1】19：00～「岩上安身による 北星学園大学非常勤講師 植村隆氏（元朝日新聞記者 ）インタビュー」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年1月10日に収録した、週刊文春に「捏造記者」とのレッテルを貼られ、娘を「自殺に追い込んでやる」と脅迫を受け、名誉毀損で文春を提訴した、植村隆氏（元朝日新聞記者 ）へのインタビューを再配信します

（前半の続き）…
冒頭に書いた昨日の「日刊IWJガイド」ですが、わたしもこれを読んで、「そうだったのか」と思いながら読んだだけでなく、ひとつひとつの題材の背景になにがあるのか、一見関係ないように見えるほかのテーマとの関係にどんなことが見えるのかを見抜き、示すことが、報道メディアの役割のひとつだと改めて思いました。

同時に思ったのは、岩上さんの胸を借りて記者が育っていく場としても、IWJは大切な場所だということです。

IWJは、岩上さんのもとで、ひとりひとりの記者が、日々、叱られて、ダメ出しを受けて、たくさんの赤入れを受け取りながら、文章力や思考力を磨いて、一線で勝負できるジャーナリストに少しでも近づいていこうと切磋琢磨できる場でもあります。今は、冴え冴えとした、優れた文章を書いている佐々木記者も、岩上さんに、もっともしごかれ、鍛えられてきた一人です。

そのことがどれほど貴重なものだろうかと、裏方のひとりとして、自分が関われることに感謝したい気持ちになりました。

まずは、持てるすべての生活もお金も注ぎ込んでIWJを支えている岩上さんに。
そしてそのIWJを支えてくださる会員の皆さま、ご支援を寄せてくださる皆さまに、改めまして心より感謝申し上げます。会員になってくださっている皆様、そしてご寄付・カンパをお寄せくださっている皆様が、間接的に若い記者や現場に駆けつけるカメラマンやレポーターを育て、その活動を支えてくださっているのです。

どうか、これからもIWJが存続していけますように、そしてIWJの活動を通じて、この社会の風通しが良くなることに少しでも貢献できますように。

ご賛同いただけましたら、どうか、ご支援をお願いいたします。

会員登録はこちらからお願いします。
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ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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昨日より今日を、少しでもいい日にできますように。

本日もIWJをよろしくお願いいたします。

■訂正とお詫び

1月18日に発行いたしました日刊ガイド2015.1.18号～858号～にて、憲法改正に関する話題を記載しました。その中で、「憲法の名分改正」という記載がありますが、正しくは「憲法の明文改正」でした。
誤：名分
正：明文
読者の皆様、お詫びし、訂正させていただきます。

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IWJ　株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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