「安倍夫妻も日本会議も、同志であった父を切り捨てひとり悪者にした!」――森友学園籠池前理事長の次男、照明氏が顕正会・総幹部会で安倍政権の卑劣さを痛烈に批判! 2017.9.8

記事公開日:2017.9.8 テキスト
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(文:大下由美、段田亜由美)

 IWJスタッフの自宅ポストには、チラシや郵便物とともに顕正新聞(※)がいつも勝手に投函されている。いつも興味本位でざっと目を通してそのまま終わりにするのであるが、9月4日は顕正新聞に「籠池」という字があって目が止まり、思わず二度見してしまった。

※顕正新聞は、宗教団体 冨士大石寺顕正会が発行する機関紙。顕正会は創価学会と対立することで知られる。

 新聞の日付自体は7月5日、「6月度総幹部会」の特集号となっていた。その中には、「『森友騒動の渦中より正義に目覚めて』6月度総幹部会より 籠池前理事長の次男として生まれ育つ 安倍首相の卑劣を知り大衝撃! 籠池照明」の見出しで、学校法人森友学園 籠池泰典前理事長の次男、照明(てるあき)氏が活動報告として登壇した内容の記事が掲載されていた。なんと、照明氏は2016年5月に顕正会に入信していたのである。

▲顕正新聞紙面(2017年7月5日)

 長男の佳茂(よししげ)氏は、今年6月、共謀罪反対の国会前抗議デモに参加していたことが話題になるなど、クローズアップされることも多かったが、次男照明氏の様子をうかがい知ることは少なかった。

 顕正新聞に載った次男・照明氏の発言の内容は、「安倍首相、自民党政治こそが日本の要」と思ってきた照明氏が、顕正会の浅井昭衛会長の指導によって「開眼」され、今後も浅井氏に御奉公を貫く決意を宣言しているという、新興宗教の新しい信者にありがちな「教祖賛美」混じりのものではあるが、自民党安倍政権への痛烈批判とともに、森友学園の騒動で揺れて「思想転向」した、複雑な心境を語っている。

記事目次

森友学園問題によって大衝撃! 照明氏の日本会議信仰をこっぱみじんにした安倍政権の卑怯な姿

 照明氏は、両親の籠池泰典・諄子夫妻との関わりについて、「教育者の両親から礼儀に大変厳しく育てられた。一家で日本会議の先駆けである「生長の家」(「邪教」と表現)を信仰し、愛国教育から教育勅語の暗唱や伊勢神宮参拝を取り入れたことも相まって、家庭不和に悩まされ、長年両親とは疎遠になっていた」と語った。

 顕正会には2016年の5月に、日本会議の講演会場で出会った女子部員から折伏(布教活動)を受け入信したものの、浅井会長の「安倍政権はペテン師」という指導を受けとめきれずに未活動になってしまっていたという。

 しかし、2017年2月に森友学園の国有地払い下げ問題が発覚した。照明氏は当然学園の経営には全く関与していなく、テレビのニュースではじめて知ったが、マスコミはそのようには見なさず、連日、執拗なまでの取材依頼。6月19日には塚本幼稚園と豊中市の実家などが大阪地検特捜部に強制捜査を受けることになったが、照明氏の自宅まで行われ、容疑とはまったく関係のない数々の私物が押収された。

 この一連の騒動に照明氏は、「安倍首相夫婦に疑惑の目が向けられるや、夫妻も日本会議も、それまで同志であった父を一方的に切り捨て、父一人を悪者に仕立て上げた」一部始終を目のあたりにした。安倍政権とその支持団体である「日本会議」の「正体」を知るにつけ、「生長の家」を「邪教」と断じた浅井会長の言葉を受け入れるようになり、安倍首相の姿を「卑怯な姿」ととらえることがようやくできるようになり、それはそれで大きな衝撃を受けたと語る。

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