中越沖地震7周年、福島を忘れない!原発ハイロ新潟県民集会 ―上岡直見氏講演「原発事故!ヒバクなしの避難計画は立てられるか」ほか 2014.7.12

記事公開日:2014.7.12取材地: 動画

 柏崎刈羽原発事故をもたらした2007年中越沖地震から7年を前に、2014年7月12日(土)13時半より、新潟県柏崎市の柏崎市産業文化会館で「中越沖地震7周年、福島を忘れない!原発ハイロ新潟県民集会」が行われた。

 交通流シミュレーションなどを元に原発事故における避難の問題を検証している上岡直見氏(環境経済研究所代表)が講演を行い、現在進められている避難計画の内実を論じた。また、柏崎刈羽原発差止訴訟弁護団の和田光弘団長が大飯原発差止福井地裁判決の内容を踏まえて、柏崎刈羽原発差止裁判に対してもつ意味を報告した。


「新潟で、福島と同じような失敗をしないためにも、原発反対を訴えていかなければならない」〜東電柏崎刈羽原発運転差し止め訴訟 新潟地区市民集会 2013.5.26

記事公開日:2013.5.26取材地: テキスト動画

 2013年5月26日(日)10時から、新潟市中央区のクロスパルにいがた映像ホールで「東電柏崎刈羽原発運転差し止め訴訟 新潟地区市民集会」が行われた。放射能に関して講演した瀬川嘉之氏は、「被曝を考える上で重要なのは、累積。被曝が累積すれば、それだけ健康被害につながりやすくなる」と述べた。福島から新潟に避難した住民は、「大きく息を吸えること、水道の水を存分に使えることなど、普段の当たり前が何より幸せだ」と語った上で、「もし、柏崎刈羽原発が動いてしまえば、皆さんの未来も私のようになりかねない」と懸念を表明した。