「『日本国憲法は押しつけ憲法だ』などというのは、当時の日本人への侮辱」――憲法制定に関わった佐藤功氏の著書『憲法と君たち』が70年の時を経て復刻 2016.12.11

記事公開日:2016.12.11 テキスト

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 「原案のGHQが作成したことだけにとらわれ、政治家や役人の努力・思い、さらには新たな憲法の制定について議論すべき国会議員を選挙によって選んだ国民の思い、それらをすべて無視して、『日本国憲法は押しつけ憲法だ』などというのは、当時の日本人への侮辱でしょう」――

 1955年、憲法学者である佐藤功氏が執筆した『憲法と君たち』が、「日本国憲法」が公布されてから70年目の節目となる今年、2016年に復刻されました。