「強行採決は民主主義への挑戦だ」「全国52すべての弁護士会が反対している」――埼玉参考人会、3弁護士が安保法案は「違憲」と表明、法案賛成派からの苦言も 2015.7.6

記事公開日:2015.7.8取材地: テキスト動画

※7月8日テキストを追加しました!

 安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会は、2015年7月6日、さいたま市の大宮パレスで地方参考人会を開いた。参考人として出席した5人のうち、弁護士である3人が同法案は「違憲である」と表明。一方で、2人が賛成の立場を示した。

 法案に反対意見を述べた埼玉弁護士会会長の石河秀夫氏は、「国民の理解が得られないまま強行採決に至った場合は、国内の多くの方々と共に弁護士会は民主主義と立憲主義を守るために徹底して闘う」と述べ、15日にも強行採決を行おうとする与党議員を牽制した。