参議院議員選挙公示後初の週末を終え、駅ターミナルでの街宣活動も本格化してきた中、神奈川選挙区から出馬する民主党の現職 牧山弘恵候補の街頭演説が、細野豪志幹事長も応援に駆けつけJR横浜駅西口で行われた。
牧山氏は二児の母であることから、政策に子育て支援の重要性や食の安全性について掲げており、食の安全性について「TPP交渉の中で食の安全基準は絶対に日本の高い基準を保ってもらいたい、むしろもっと高めてもらいたい。そして日本が他の国よりも食の安全基準が高い国というならば、リーダーシップをとって世界の食の安全基準を高めていく、そのぐらいの交渉能力がないといけない」と述べた。
また細野氏は、自民党がTBSに対し取材拒否をしたことについて触れ「自民党にとってTBSは反対者であったかもしれない。しかし反対者であったとしてもその見解を認めて堂々と反論すればいいのではないか。この状態が危険だと思う。自民党はすでに衆議院で圧倒的な力を持っている。そのためにこの国の基本的人権、表現の自由はどうなるのか。そういう動きが出てきた時にそれを体を張って阻止をして、あり方を正すことができる政党がどこなのかということを皆さんに考えていただきたい」と涙を滲ませながら力強く訴えた。