2012年4月5日(木) 11時より 東京電力による「福島第一原発 濃縮水貯槽移送配管からの漏えい」に関する記者会見が行われた。
4月5日午前1時5分頃、福島第一原発の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水を濃縮水貯槽に送る流量が上昇したため、午前1時10分頃同装置を手動にて停止。午前1時45分頃、濃縮水を濃縮水貯槽に送る配管(耐圧ホース)の前後にある弁を閉める。
その後、東京電力社員が現場を確認したところ、午前1時50分頃、淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水を濃縮水貯槽に送る。配管(耐圧ホース)より水が漏えいしていることが確認されたが、弁を閉めたことにより、午前2時20分頃、漏えいは停止。
止水処理のため排水溝に繋がるU字溝に土のうを積むが、漏れた水の一部は付近の排水溝に流れ込んでいることから、現在、発電所敷地外への放出の有無について確認中。
また、午前1時5分頃には第二セシウム吸着装置(サリー)が自動で停止している。
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