88マーケット vol.2 2013.5.12

記事公開日:2013.5.12取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松 )

 2013年5月12日(日)10時30分より、東京都港区白金のクーリーズクリークで「88マーケット vol.2」が行われた。有機野菜や衣料品の販売とともに、山本太郎氏のトークや千尋さんのライブが行われた。

■全編動画 1/2

■全編動画 2/2

  • トーク 高橋一也氏(warmerwarmer)(録画はありません)、前田幸宏氏(こどもみらい測定所)、山本太郎氏(俳優)
  • 質疑応答 高橋一也氏/前田幸宏氏/山本太郎氏
  • ライブ 千尋さん
  • 日時 2013年5月12日(日)10:30~
  • 場所 クーリーズクリーク(東京都港区)
  • 主催 NPO88

 前田氏は、福島原発の事故以来、国分寺で放射能測定所を運営して1年6ヶ月になる。今までに、食品や土壌など約2000検体を調査したことから、「主に市民が持ち込む食品を計測しているが、当初予想していたより、意外と(放射能は)出ないというのが印象だ。しかし、発芽玄米、きのこ、山菜など、注意が必要な食品もある。チェルノブイリと比較して、汚染された食品が少ないのは、ヨーロッパと日本の土壌の違いがあり、粘土質の土壌がセシウムを吸着して、食品への移行を防いでいるのではないか」と話した。

  また、東京湾の汚染はひどいが、粘土質の泥は海底の淀んだところに溜まり、酸素が足りなくなるので、魚が住みにくい場所になることを指摘し、「東京湾の魚の汚染は、予想していたよりは低かった。しかし、河川の汚染がひどいところの、淡水魚には、注意が必要である」と述べた。

  山本氏は「原発の問題も、労働者が搾取される構造も、TPPも、すべて根っこのところでつながっていて、深い問題だと気がつく。反対の声を上げる市民運動の盛り上がりが、政治を動かすためには必要だ」と述べ、訪問したドイツで知った、ゴアレーベンのデモでは、トラクターが350台連なったことを紹介した。「7月の選挙に、出馬の予定は」と聞かれると、「未定です」と答えた。最後に、アーティストの千尋氏のライブが行われた。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です