「みどりの風」は17日、都議会議員選において、目黒区議会議員の鴨志田リエ氏の擁立を発表した。谷岡郁子代表は、都議選での候補者擁立に至った理由について、新銀行東京や築地市場移転をはじめとする石原都政に対して挑戦したいとその意気込みを見せた。
毎週金曜日に首相官邸前で行われている抗議行動に、都民をはじめとする多くの人が集まっていることを挙げ、「こうした動きに東京都は東京電力の株主として、大きな責任があるだろう」と語った。また、谷岡代表は「東京都として数多くのメッセージを発信していかなければならないのではないか」と、原発や多くの電力消費地である東京都の果たすべき意義を説明した。
候補者の鴨志田リエ氏は、猪瀬都知事がTPPを巡り、「東京都は大きな問題がない」と発言したことについて、TPPが農政に与える影響について意識が薄いのではないか、との見解を示した。