伊豆見静岡県立大教授、「北朝鮮のミサイル発射の可能性は49%」―日本外国特派員協会主催 記者会見「朝鮮半島情勢について」 2013.4.10

記事公開日:2013.4.10取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

 北朝鮮のミサイル発射への備えを強化するため、日本政府は都内に地対空誘導パトリオット「PAC3」を配備するなど、朝鮮半島情勢は緊迫している。

 4月10日、外国人特派員協会に3人の有識者が招かれ、それぞれの見解を述べた。唯一日本語で発言した静岡県立大学の伊豆見教授は、「ミサイル発射の可能性は49%」と予測した。

 北朝鮮は昨年12月にミサイルを発射し、2月には核実験を実施。米韓が3月に合同軍事演習を行った際も強固な反応を示したが、これらの最大の目的は、「金正恩氏の権力を高めるためのイメージ戦略だった」と伊豆見教授は語った。

 ミサイル発射の可能性を5割と分析したその理由を伊豆見教授は、「現在、北朝鮮は戦争の構えを見せ、米国等の攻撃を阻止できることを国民に示している。国内的にはこれ以上のイメージ戦略は必要ないと見ていい一方で、国外へ軍事力を見せつけるため、ミサイル発射を実行するかもしれない」と述べた。

■ハイライト

※機材トラブルのため、音声がない状態となっております。何卒ご了承下さい。

■全編動画

※機材トラブルのため、35分07秒まで音声がない状態となっております。何卒ご了承下さい。

  • 会見者 伊豆見元氏(静岡県立大学 国際関係学部教授)、道下成徳氏(政策研究大学院大学准教授)、武貞秀士市(前・延世大学専任教授)

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です