谷垣禎一法務大臣定例記者会見 2013.1.29

記事公開日:2013.1.29取材地: 動画
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(IWJテキストスタッフ・久保元)

 2013年1月29日(火)11時、東京都千代田区の法務省において、谷垣禎一法務大臣の定例記者会見が開かれた。

■全編動画

  • 日時 2013年1月29日(火)11:00~
  • 場所 法務省(東京都千代田区)

 会見で谷垣大臣は、前日に行われた安倍晋三総理大臣の所信表明演説について、「経済再生を力説したのに対して、国家観や総理としてのカラーが見えない」といった評価があることへの見解を記者から求められた。これに対し、谷垣大臣は、「現地点では本予算が決まっていない。本予算が決まってから、全政策を網羅した施政方針演説をすることになる」と答えた。また、「国家観が見えない」との記者の質問について、「安倍総理は、国力の充実のために経済再生を中心に据えていると私は理解している」との所感を述べ、さらに、「日本が『日没する国』だと思われてはならない。日本は『日出る国』として、パワーのある、がんばる国だと思われるようにするために、国力の充実が必要だ」と持論を述べた。

 一方、法務行政を所管する大臣として、今国会にどのような姿勢で臨むかを問われた谷垣大臣は、「政権交代があろうとなかろうと、処理すべき法案が相当に溜まっている」と述べた。また、「参議院選挙が後に控えており、会期延長は難しい。限られた審議時間の中で、必要な法案を適切に処理をしていきたい」とした。さらに、「『法の支配』は、決して法務大臣だけが所管するものではない。法を定める立法府も責任を負うし、裁判所も責任を負う」と述べた。その上で、「法の支配の『インフラを整備』していくことが法務省の役目である。このような決意をもって、国会論戦に臨んでいきたい」と抱負を述べた。

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「谷垣禎一法務大臣定例記者会見」への1件のフィードバック

  1. 西尾 進 より:

    ウラン235、プルトニューム239に中性子が当たると巨大なエネルギーを放出する。
    この現象に勝るエネルギーの巨大な放出は核分裂以外、自然界の現象にはない。
    この現象を利用しない民族は必ず衰退する。
    日本は福島第一原発事故を経験している。
    原発の再稼働には、安全にも安全を追求しなければならない。
    日本民族は猿まねが得意な民族だ。
    米国の原発設置位置の標高は8~10Mだ。
    米国には大地震がなく、大津波は発生しない。
    せいぜいハリケーン位だ。
    日本では過去をさかのぼって調べると三陸海岸、太平洋沿岸には10~15M前後の大津波が約500年周期で発生している。
    米国の原発設置位置の標高を猿まねしたから福島第一原発事故が起きた。
    標高30Mの高さに原発を設置していれば何も問題はなかった。
    私は国会の同意を受けていない田中原子力規制委員会委員長を解任し、自民党人事の新委員長で安全の上にも、安全な原発で再稼働を望む。
    原発の再稼働をしない民族は必ず衰退する。
    それから、オーム真理教死刑囚10人の早期、死刑執行を望む。
    日本にはチャンと死刑制度があり、日本国民の7~8割が死刑制度を望んでいる。
    法務大臣で死刑の執行を躊躇した国会議員は次の衆議院選、参議院選で皆、落選している。

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