2012年11月18日(日)13時から、群馬県高崎市で、「三宅雪子議員報告集会」が行われた。今回の衆議院選挙で、選挙区を群馬4区から千葉4区に変更した三宅雪子氏が、地元後援会の幹部に対し報告を行った。
(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松)
2012年11月18日(日)13時から、群馬県高崎市で、「三宅雪子議員報告集会」が行われた。今回の衆議院選挙で、選挙区を群馬4区から千葉4区に変更した三宅雪子氏が、地元後援会の幹部に対し報告を行った。
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三宅氏は、2009年の衆院選で民主党の公認を受け、当時の首相、福田康夫氏の地盤である群馬4区から立候補した経緯がある。今回は、民主党を離れ、国民の生活が第一から群馬4区での立候補を予定していたが、野田首相の地元である千葉4区への国替えが決まった。三宅氏は「民主党がマニフェストを守ろうとしなかったこと。また、多くの党内議員が反対するなか、マニフェストになかった消費税を導入し、原発再稼働を強引に決定したこと。これらは、野田総理に責任がある」とし、「千葉4区において、野田総理と戦う決断をした」と述べた。
三宅氏は「福島第一原発は、あってはならない事故を起こしてしまった。しかし、野田総理は、福島の事故収束もなされないまま、大飯原発の再稼働を決めた」と話し、続けて「TPPは農業だけの問題ではなく、アメリカの仕組みを日本に持ってくるという構造協議だが、いつまで与党でいられるかわからない総理が決めるべきことではない」と述べて、「国民の命や生活を脅かしている一番の責任者は、野田総理だ」と批判した。
「群馬4区は自分にとって、ふるさと」と話す三宅氏は、「国民の生活や命、生活が脅かされている状況の中、日本のため、国民の暮らしを守るために、千葉4区で野田総理と戦うことを、理解して欲しい」と決意を語った。
後援会幹部からは「三宅氏は消費税、原発、TPPに対し、頑固に反対してきた。群馬4区も厳しい選挙区だが、野田総理との戦いは宿命かもしれない。選挙区が変わる事は残念だが、千葉での勝利を応援していきたい」「群馬を、政治家として第一歩を踏み出した故郷として、場所が変わっても頑張って欲しい」などの、激励の言葉が送られた。