2012年11月13日（火）、大阪市此花区の此花区民ホール前で、「11.13 大阪 ど・フリー行動」が行われた。大阪市が予定している、岩手県からの震災瓦礫受け入れに反対する人々のうち、大阪市外に居住しているために説明会場に入場できない人々ら数十名が集まり、抗議の声を上げた。

• 日時 2012年11月13日（火）
• 場所 此花区民ホール前（大阪府大阪市）

この抗議行動では、説明会の開催前に、此花区民ホールの建物内で抗議行動をしていた瓦礫焼却反対派の男女４名が、「不法侵入」や「公務執行妨害」の容疑で現行犯逮捕された。抗議に対する「弾圧」とも取れる事態を受けて、抗議行動はよりヒートアップした。

降りしきる雨の中、説明会を主催する大阪市や大阪府、環境省の職員らに向けて、「子供を守れ」「燃やすな瓦礫」「復興予算の横取りするな」など、瓦礫受け入れに反対するシュプレヒコールが響いたほか、逮捕に抗議する声も上がった。

説明会終了後には、会場から出てきた大阪市民ら約200名が合流し、抗議の声が一段と大きくなった。反対派の抗議行動を抑えるために100名を超す機動隊員が配置され、反対派と対峙する場面が続いた。