2012年9月18日(火)、経済産業省で、原子力安全・保安院長 深野弘行氏の職員訓示と会見が行われた。
明日、新しい規制庁の発足にあたり、保安院は廃止される。保安院は2001年から原子力事業者を規制してきたが、今回の福島第一原発の事故の防止と事後対応について国民の理解が得られなかったことを理由に、今回の廃止につながった。
深野院長は会見で、原子力発電への安全神話を抱き、その安住と情報公開の不十分さが事故の一因だと述べた。また新しい規制庁に関しては、その立場にないことを理由に口をつぐんだ。
原子力安全委員会(委員長:班目春樹)についても、明日廃止となり、新しい規制庁に統合される。