自民党執行部は2015年10月22日、船田元・憲法改正推進本部長を交代させ、後任に森英介・元法務相を充てる方針を固めました。船田氏は翌23日、国会内で記者団に「事実上の更迭と受け止めなければならない。今回の人事をきちんと踏まえ身を処さなければならない」と語りました。
- 河北新報 2015年10月23日 「事実上の更迭」と船田氏 改憲本部長退任
安全保障関連法の審議の最中に行われた衆院憲法審査会で、船田氏の選んだ参考人の憲法学者・長谷部恭男さんが、同法を「憲法違反」と批判。これを機に反対の世論が巻き起こり、全国で反対デモが広がるきっかけとなったことから、今回の事実上の「更迭」につながったようです。
船田氏はまた、「(合憲か違憲かの)議論の引き金を引いたのは大変残念で反省を続けている」と説明したようですが、安保関連法案という違憲の可能性の高い法案を上程したことがそもそもの問題だと思うのですが…。
IWJでは、(結果的に)船田氏更迭の引き金を引いた長谷部恭男さんに岩上さんがインタビューしていますので、ここで改めてチェックしてみてください!
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