昨日は、岩上安身が民主党・阿部知子議員にインタビューし、共産党が提案している「国民連合政府」構想などについての見解をうかがいました。
共産党の提案に難色を示す民主党議員が多い中、阿部知子議員は「志位さんは政治を知っている」と評価し、「他方、民主党は、政策は知っているかもしれないが、ダイナミズム、動く民意を受け止める政治という部分を身につけていない」「野党を惨めにしているのも、民主党のこの英断のなさ、決断のなさ」と、自身が所属する民主党のある種の鈍さを鋭く批判されました。
また、阿部知子議員は「合体した一つの政党になるというのが、一番わかりやすいが、政党というのは歴史やいろいろな関わりあいがあるから、必ずしも容易でなはない」とし、「比例区だけでも『立憲民主党』という枠を作って、そこにいろいろな党の候補者を入れ込んだらどうか」と、小沢一郎氏の「オリーブの木構想」と同様の構想を提案されました。
来夏の参院選において、野党協力は必須事項です。野党議員の皆さんには、闊達な議論を交わしていただければと思います。また、IWJでは岩上安身が、共産党との連携反対の急先鋒・長島昭久議員にもインタビューしていますので、長島議員の口から語られる、民主党議員が連携をしぶる「理由」を聞いてみてください!
IWJの取材は皆様のご支援で成り立っています。どうかIWJが取材活動を継続するためにも、IWJへの会員登録、カンパをお願いします。