【安保法制反対 特別寄稿 Vol.39】 目下非常事態中、他国を援助する「安保法制」の採決をやるべき時か!! 2015.7.14

記事公開日:2015.7.14 テキスト
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 日本を戦争の道に追いやる「安保法制」に大反対です。こんな平和憲法を否定するような捻じ曲げの法案は即座に葬るべきものです。

 日米合同委員会の秘密会談ですべて筋立てが決まったのでしょう。

 安倍はその筋立ての通りに動き、しかも安倍の歴史修正主義ともぴったり符号するのでごり押しに国民に押し付けることが彼の大なる利益になるのです。

 平和憲法を無視してその上に米の覇権的軍事政策を補助的に支援し、場合によってはその身代わりになり、米の世界憲兵としての軍国主義を補填し、それを更に推し進めようとするものです。そのためには日本の若者の命を肉弾のように消耗させることも、ものともしません。

 日本人はそこまでアメリカに追随し、奉仕する必要性がどこにあるのでしょうか。こんな理不尽な安倍の勝手な妄想を断じて許すことはできません。

 安保法制の質疑に数十時間を費やすくらいなら、福島の被災者たちの復興と仮設住宅を取りやめ、しかるべき場所への被災民の移住、子供たちを一日も早く空気のきれいなところに転居させるべき方策を国を挙げてとりくむべきである。

 フクイチ原子炉の状態はどうなっているのか。聞くところによるとデブリがたまり小爆発を 地下で繰り返しているとか。アンダー・コントロールどころでない、何もコントロールできずに外国のメディアからも顰蹙(ひんしゅく)を買っているではないですか!

 復興、復興とまるで真剣にそれに取り組んでいるかのように見せかけている政府と東電、事態は深刻ですよ。それも取り繕うこともできないような状態になってきてますよ。

 このままでは日本民族絶滅の危機に差し掛かっています。

 「安保法制」の論議どころではないのですよ。他国の軍備を援助するどころか、日本自身が戦争にうつつを抜かす余裕はもはやないのです。

 ましてオリンピック開催などはナンセンス。世界がそれを許すはずがないでしょう!? おもてなし?

 とんでもない! 各国の選手や客人に放射能のおもてなしをするのですか? あきれてものも言えない。

 もう一度言います。「安保法制」の実施もオリンピックの実施も全く無理です。

(孤狸庵だ! 駒沢大学名誉教授、TPPに反対する学者の会)

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