2014年最後のウィークリーは、解散風の吹く11月上旬を振り返ります。秘密保護法施行、原発再稼働、集団的自衛権、メディア・コントロール…、多くの識者・ジャーナリストが講演で、そして岩上安身のインタビューで警鐘を鳴らしています。戦前の「昭和一桁」と重なり合う、今の日本。「この道しかない」と突き進むその先には、一体何が待ち受けているのでしょうか？

　トリセツには、衆院選で第3次安倍内閣発足により今後何が引き起こされるのか、2015年を前に、また2015年の年の初めに、ぜひ、じっくりと読んでみてください。

　今年も1年間、IWJウィークリーをお読みいただき、ありがとうございます。2015年は、「反撃」の年。来年もまた、よろしくお願い致します。
（IWJスタッフ一同）

1. 詳細もくじ

◆【ニュース STF 〜Saturday to Friday 11月8日（土）～1月14日（金）】

◆【岩上安身のニュースのトリセツ】
～自民党大勝で迎える現行憲法史上、最大の危機 日本で「拷問」が解禁される！？ 第三次安倍政権への白紙委任が招く未来とは

◆【What happened today?～11月8日（土）～11月14日（金）】
（調査・執筆：平山茂樹、原佑介、佐々木隼也、阿部光平 文責：岩上安身）

＜8日　土曜日＞
・2014/09/12 ウクライナ危機は「米国によるユーラシア不安定化のステップ」 〜岩上安身のインタビューでイングドール氏が警告、東に舵を切れ！ 「ワシントンの奴隷国である限り破壊と低迷があるだけ」

＜9日　日曜日＞
・「この映画は、被災者が笑うことも泣くことも許してくれた」 〜第37回 ロックの会 映画『ガレキとラジオ2014』上映会＆トーク

＜10日　月曜日＞
・「僕らが奴隷にならないための闘いだ」 ～アーサー・ビナード氏、憲法を語り集団的自衛権を斬る
・「与野党は今すぐ秘密保護法の『施行延期法案』の議論を！」市民団体がすべての国会議員を対象にした秘密保護法アンケート結果を公表

＜11日　火曜日＞
・「戦争する国づくり」を目指す安倍政権へ市民らが抗議、総がかりで国会を包囲

＜12日　水曜日＞
・「説得する言葉を持たないけれど、権力は持っている」NHK番組改変事件でかいま見た、安倍晋三という政治家の本質　元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が再びインタビュー

＜13日　木曜日＞
・「昭和一桁」と重なりあう、現代日本の軍事国家化 今こそ、昭和史から教訓を引き出すべき時 ～ノンフィクション作家・保阪正康氏に岩上安身が聞く

＜14日　金曜日＞
・「我々は刑務所の中で闘うしかない、という時代が来るのではないか」――「逮捕間近」!? ジャーナリスト常岡浩介氏が講演
・いまだに全村避難が続く飯舘村民の約半数2837人が決意のADR申し立て「誇りを捨てられない、捨てたくない、国に見放されたくない」

◆【「饗宴」参加者の皆さんのご感想紹介】

◆【IWJからのお知らせ】