2012年6月22日(金)、民主党本部で、民主党 樽床幹事長代行 定例記者会見が行われた。樽床幹事長代行は冒頭にて台風4号による被害に対して、対策本部の設置と党本部との連携という対応の姿勢と、見舞いの意を表したが、本会見の主眼は社会保障と税の一体改革における民主党党内の動向に置かれた。
(IWJテキストスタッフ・田畠瑞季)
2012年6月22日(金)、民主党本部で、民主党 樽床幹事長代行 定例記者会見が行われた。樽床幹事長代行は冒頭にて台風4号による被害に対して、対策本部の設置と党本部との連携という対応の姿勢と、見舞いの意を表したが、本会見の主眼は社会保障と税の一体改革における民主党党内の動向に置かれた。
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質疑応答では、一体改革に関する党内対立についての対応や処分に多く質問が集中し、同改革に真っ向から反対を唱えている小沢元代表についても聞かれた。
それらに対して樽床幹事長代行は、「仮定の話について言及はできない。26日の採決までに党をまとめる方向に努力したい。また、党内の処分については過去の事案を踏まえて対処したい」と述べた。
関連して、かねてより掲げられている「身を切る改革」については「一体改革の成立よりも前に成立することを目指す」方針を述べ、3党合意の内容を含めた合同会議の手続きに対し上がった批判については「今後、党内の民意が反映される政策決定の仕組みについて模索し続けねばならない」と述べた。
他にも、平智之議員が離党届を提出した件に関しての質問には「今は状況を見て自分が届を預からせてもらっているが、党の執行部、役員会、両院幹事会を経て検討し改めて決定を出したい」と述べた。