IWJ プレイバック・リクエスト 2014.7.29

記事公開日:2014.7.29 テキスト
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 ゴールデンウィークに、サポート会員限定公開の過去のアーカイブを、一般会員の方に特別公開した「GWスペシャル!IWJ一般会員のみなさんに出血大サービス!連休期間中に蔵出し公開! 2014.5.9」。

 お陰様でご好評を頂きました。  そこで、今後も引き続き、IWJのアーカイブを楽しんで頂くため「プレイバック・リクエスト」が新しくスタート!

 アーカイブの中から「もう一度見たい!」「これはオススメ!」のリクエストをして頂き、記事公開という形で「プレイバック」します。

(2014年7月29日現在での内容です。すでに公開終了の記事もあります。)

プレイバック 目次・更新情報

 

フルオープン・プレイバック 一覧

公開終了

 「30年近く国会議員をやってきたが、今回の問題はどうしても簡単に認めるわけにはいかない」――。

 小泉内閣で内閣府特命担当大臣(規制改革・産業再生機構)を務めた経歴を持つ衆議院議員・村上誠一郎氏(自民党)が6月27日、外国特派員協会で記者会見し、安倍政権が進める集団的自衛権の行使をめぐる解釈改憲について「今回の問題は戦後70年間の歴史の大きな方向転換となる重要な問題だ」と述べ、一内閣の閣議決定で済ませるべきではない、と強い懸念を示した。

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 集団的自衛権については、国内の問題とは異なり、海外へ向けての発信が大変重要だと思います。日本の国民が他国への侵略(=集団的自衛権行使)を望んでいないことをデモなどを通じて発信するのみでなく、実力があり良識のある政治家がこのように発信してくださったことは大変意味のあることではないでしょうか。その様子を是非多くの方に見ていただきたいと思い、期間限定でも結構ですので一般公開を希望します。(Tさん 50代 女性)

 「間違っても日本の軍事力を外に出さないというのが、憲法9条。これを逸脱することは『憲法破壊』だ。『解釈改憲』というきれいな言葉は当てはまらない」──。

 2014年4月12日、東京・水道橋のYMCAアジア青少年センターで、パネルディスカッション「Yes立憲主義 No解釈改憲」が開かれた。改憲論を主張しつつも、立憲主義を蔑ろにした改憲案には意義を唱えてきた慶応大名誉教授の小林節氏、社民党副党首の福島みずほ氏、ジャーナリストの今井一氏が登壇した。

 ゴールデンウィーク明けにも、安倍晋三首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)から報告書が提出される模様で、自衛隊の海外派兵がいよいよ現実のものになろうとしている中、解釈改憲による集団的自衛権行使容認の問題について論じ合った。

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 小林節先生は、私の大学の(学部は違いますが)先輩にあたり、学校を卒業してから、お知り合いの方を通じてお世話になりました。 お目にかかったのはずいぶん昔のことになりますが、その時から保守の論客であることは存じ上げていたのですが、その改憲論者の先生がこのように、自民党による解釈改憲を批判なさっていることはこの改憲の問題点を比較的関心の薄い方にもお伝えできるのではないかと思い、このアーカイブをお勧め致します。(Mさん 59歳 女性)

安冨教授推薦コメント

 この中継は、いつも平智之&安冨歩のトンチ博士コンビでやっている「モーレツ!政治経済教室」に、作家の森まゆみさんにお越しいただく、という豪華版です。話題は、新国立競技場が如何に破壊的か、です。いまの国立競技場は言うまでもなく東京オリンピックのモニュメントです。その歴史的価値のある建造物をぶっつぶすだけでもはハチャメチャですが、明治神宮の森の一部は破壊するわ、景観はぶっこわすわ、貴重な江戸の最後の香りを残す地区の雰囲気をダメにするわ、建築費用が無茶苦茶でかいわ、ラグビーのワールドカップには間に合わないわ、マツコ・デラックス氏は「すんげえスケベな形」と評価するわ、とにかくどうしようもないのです。この愚行を止めるべく、森さんらは立ち上がりました。

 この番組では、そのトンデモぶりをわかりやすく説明してくださっています。いま、舛添知事が東京都の負担する部分について見直しをする、と宣言し、国が責任を負っている国立競技場についても、見直しの可能性が出てまいりました。ぜひ、もういちど、この番組をご覧いただき、この問題についてお考えいただきたい、と思います。(安冨歩さん 大学教員)

 福祉はどのように行われるべきか。5月13日、東京大学教授の安冨歩氏と元衆議院議員の平智之氏が開催する政治経済教室で議論が行われた。衆議院議員だった石井紘基氏は、著作の中で、「所得税、法人税、固定資産税、相続税を大幅減税し、ひとりひとりの可処分所得を増やして福祉を徹底的に充実させるべき」と主張していた。だが、現在は逆のことが行われており、福祉を蔑ろにする新自由主義的政策が進められている。

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 私自身が昨年3月のモーレツを7月くらいに知人の投稿で知り、アーカイブで観てこの国の実状に気づく事ができました。

・NHKの視聴と支払いを辞めてその分をIWJに支払ってもおつりが残ることと、・官経済を辞めて安心の福祉を始める事で真の自由経済が羽ばたくことは、基本的に近いと感じています(笑) なので、是非とも、理想の福祉のように無差別、無審査で提供される「フルオープン・プレイバック」(期間限定)として推薦し、会員増加に繋がる事に期待したいです。 (Mさん 50歳 女性)

 2013年8月5日(月)、北海道札幌市内で、岩上安身による竹内渉氏インタビューが行われた。竹内氏は2009年に『北の風 南の風 部落、アイヌ、沖縄。そして反差別』(解放出版社)を出版、非アイヌでありながら北海道アイヌ協会の事務局長も務めている。今年7月の参議院選挙で、17万票を獲得した三宅洋平氏が用いて有名になったアイヌの言葉「チャランケ」の意味など、アイヌの文化、抱えている問題、そして将来について、掘り下げた内容が語られた。

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 アイヌ民族について知ってもらいのです。東京の新大久保、大阪ではヘイトスピーチがあり、人の目に耳に入りますが、それもないのがアイヌ民族に対する態度です。この竹内渉さん、野本正博さんのインタビューでアイヌ民族の様々な問題が語られています。しかし、それらの問題を1こ1こ解決するということよりも、今現在残っているもの、アイヌ民族の神謡、ものがたり、うた、ムックリ(楽器)トンコリ(楽器)など残っているものをもっともっと積極的にだしてほしい、のです。そのためにアイヌ民族のことをしってほしいのです。(Mさん)

 ユダヤ学・聖書学が専門で、『宗教の倒錯』(岩波書店、2008.09)、『キリスト教の自己批判~明日の福音のために』(新教出版社、2013.10)などの著書がある上村静氏に、岩上安身が6時間を超えるロングインタビューを行った。24日のクリスマス・イブ、25日のクリスマス当日の2回に分けて、「IWJクリスマス・スペシャル」と題して特別配信した。

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 充分な時間によって、濃い内容。自分にとって、初めて開かれる視点が、新鮮。岩上氏の徹底した聞き取りで、無理やりの切詰編集と曖昧で独り善がりの「絵と音とショートメッセージ」に寄り掛る「映像+音声」媒体の「もの足りなさや、消化不良・危うさ」が払拭されて、媒体の表現法としてとても説得力のある伝達が実現されていると思います。行き交い思考しつつの言葉は、やはり重要です。インタビュアー・岩上氏の手腕によってこそ、実現出来ている…、それが有難い。(Oさん 70歳 男性)

 TPPの「中身」については、国民のほとんどが「よくわからない」という意見だろう。政府やマスコミは意図的に情報を隠し、中身の議論は「密室」の中で行われている。IWJは、TPPについて数年前から精力的に取材・報道を行なってきた、日本農業新聞の緒方大造氏へ、昨年4月4日にインタビューを行った。インタビューでは、膨大な取材に基づき、TPPの歴史的経緯と、その本質に迫った。

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 私は、このインタビューを聞いて「TPPはやばい!」と知りました。大筋合意がささやかれる今、このインタビューを聞くと、当時から日本の官僚達がTPPに前のめりであった事を再認識します。このアーカイブを見て、多くの方がTPPへの危機感を持って欲しいと思います。また、「毎月、新聞社の編集局長を集めた編集局長会議があり、官僚からのブリーフィングが行われ、そこで世論が作られる」とのお話があり、3.11以降なんとなく感じていた新聞・テレビ等への不信感をより強く意識するようになりました。(Sさん 男性 自営業)

 ジャーナリストで『DAYS JAPAN』編集長の広河隆一氏は10日、岩上安身のインタビューに応え、『DAYS JAPAN』のこれからや、ジャーナリズムのあり方、中東、チェルノブイリ、福島での取材などを振り返りながら、これまでの自身の半生を語った。

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 広河さんのお話はGW中の蔵出し公開のインタビューの中でも圧巻でした。長いなんて思わなかった、最後まで引き込まれるように視聴致しました。日本に広河さんというすごいジャーナリストがいらっしゃることが救いであり存在が我々に勇気を与えてくれます。(Iさん)

 2014年4月17日、京都府京丹後市の峰山小学校で、防衛省による航空自衛隊経ヶ岬分屯基地への米軍TPY-2レーダー(Xバンドレーダー)配備計画に関する住民説明会が、京丹後市の主催で行われた。

 2014年4月16日(水)19時30分から、京都府京丹後市の宇川小学校で、防衛省による航空自衛隊経ヶ岬分屯基地への米軍TPY-2レーダー(Xバンドレーダー)配備計画に関する住民説明会が開かれた。

 

メンバーズ・プレイバック 一覧

公開終了

 安倍総理は10月1日に記者会見し、2014年4月から消費税率を現行の5%から8%に引き上げると発表した。同時に、景気の腰折れを防ぐためだとして、企業に賃上げと雇用拡大を促す5兆円規模の経済対策パッケージを発表。東日本大震災の復興財源に充てる特別法人税の1年前倒しでの廃止など、企業の負担軽減に力点を置いた内容となった。

 『日本を滅ぼす消費税増税』(講談社現代新書)などの著書がある経済アナリストの菊池英博氏は、消費税増税の前に、公共投資を中心とする積極財政で内需を拡大しない限り、日本の再生はない、と語る。

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 現政権の全く日本の国益とは真逆の方向には絶望感から、これは日本国民の大多数が不安になっている事と思っております。やはり、菊池先生は実務家です。銀行マンとしてのキャリアは机上の空論ではない点が、学者とは異なる点です。(Sさん 60代 男性)

 3月14日未明に愛媛県を中心とした四国・中国地方・九州一帯で大きな地震が発生(伊予地震)。震度は最大で5強、マグニチュードは6.2を記録した。甚大な被害こそ報告されなかったものの、震源は愛媛県に立地する伊方原発から44kmの距離に位置し、新たな原発が建設予定である山口県上関町からはわずか10数kmしか離れていなかった。

 岩上安身が3月17日にインタビューしたのは、この伊予地震の発生を予測していた東京大学名誉教授の村井俊治氏。測量学が専門である村井氏は、既存の地震学にとらわれない新しい地震予測手法を提唱している。インタビューでは実証データを交えながら、伊予地震予測の解説や、東日本大震災の検証が行われた。

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 本日7/5朝、岩手県にて大きな地震がありました。JESEAのMEGA地震予測メルマガを購読しているのですが、7/2時点で全国的な異常変動と東北地方への警戒を呼びかけていらっしゃいました。先の伊予地震同様、これも予測的中と見てよいのでは?と思い、更に多くの方に知って欲しいと思いリクエストいたします。よろしくお願いします。(Gさん 30代 男性)

 2013年4月12日(金)15時から、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子氏が、岩上安身のインタビューに応えた。イラク戦争で米軍が使用した劣化ウラン弾や白リン弾などについて、実際に撮影された現地の生々しい映像と写真を交えながら、その被害実態を語った。

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 イラク現地の取材のみならず人質事件の経緯や高遠さんのプライベートなお話まで、最初から最後まで夢中で聞きました。高遠さんは開戦時からの凄惨なイラクの現状を詳細に報告くださってます。どれも人とは判別できない惨たらしい姿のご遺体(中にはどんな兵器を使われたかわからない不可解なご遺体もある)。劣化ウランが原因で死んでいく奇形で生まれた子供たち。「解放」を謳ったイラク戦争が殺戮と略奪の何ものでもなかったことを目の当たりにしました。特に印象深かったのは、「ラー・イラーハ・イラーッラー」を無心に唱える人々の声・祈りの言葉でした。何の感情も差し挟まず、ただただ繰り返される言葉から、逆に人々の怒りや悲しみがどれほど深いかを伺い知りました。この戦争に少なくとも日本人として私も加担したかと思うとやりきれないです。そして未だにイラクの混乱は継続中であるのですから、必見です。

 名護市長選挙を目前に控えた11日、糸数慶子参議院議員に岩上安身がインタビューし、辺野古への米軍基地移転問題を中心に話をうかがった。沖縄選出の参議院議員である糸数氏は、沖縄に対する数々の差別を語りながら、安倍政権や仲井眞弘多沖縄県知事に対する批判を展開した。

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 沖縄地上戦の惨さは書籍や映像で知る事はありましたが、糸数慶子さんの肉声を通した戦争体験は、70年近く経った今でも(当然ですが)癒えることのない心の傷としてその悲惨さを伝えています。そしてそれはまた、日本という国にとっての傷としても、未だに続いているという事にも気づかせてくれました。沖縄の歴史は戦後日本の歴史、日米関係の歴史そのものだということをもっと深く考えることなしに、未来は作れないと、この時思い知りました。(Iさん 60代 女性)

 早稲田大学教授で憲法学が専門の水島朝穂氏は岩上安身のインタビューに応え、憲法の根幹は「権力者を縛る」という「立憲主義」の考え方にある、と語った。

 水島教授によれば、日本国憲法の条文には4ヶ所だけ「のみ」という文言が登場する。それが、天皇の機能の限界を定めた4条、婚姻を定めた24条、裁判官の独立を定めた76条3項、そして特別法の住民投票を定めた95条である。水島教授はこれらの条文をあげ、「日本国憲法は、権力者を縛る、立憲主義を体現した条文を備えている」と語った。

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 憲法は守るものではなく守らせるもの。立憲主義とは何かをテンポよくわかりやすく、また貴重な資料もまじえて解説。憲法とはなんぞや 解釈改憲が叫ばれる今こそ見るべし。「国家の暴走をとめるのは無名の人々」。(Sさん 52歳 女性)

 「日本は、教育・メディア・文学も一体となって、朝鮮半島で行われた事実を歪めてきていないか」という岩上安身の問いに対し、中塚氏は、「『大本営発表』というと、満州事変以後のことと思っている人が多いが、実は、日清戦争の頃から行われていたこと」であり、江華島事件と王宮占領、東学党の乱などの例を挙げながら、日本軍による事実の隠蔽、公式戦史の偽造が行われたと明かす。

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 日清戦争の戦場は、朝鮮半島だった。どれだけ朝鮮を踏み台にしてきたのか、知らされた。併せて、歴史を刻むには、どのような作業が必要なのか、一端を学んだ。(Oさん 56歳 女性)

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「IWJ プレイバック・リクエスト」への2件のフィードバック

  1. @soundmanlive123さん(ツイッターのご意見より) より:

    重要な内容の配信ばかりてんこ盛り!!

  2. @yagiutinaさん(ツイッターのご意見より) より:

    神宮周辺の規制緩和再開発で高層住宅の集積→郊外がゴーストタウン化するのでは?
     

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