2013年6月12日(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
地下水バイパス一時貯蔵タンクに貯められている、貯蔵水の分析結果に、汚染の混入と考えられる測定誤りが生じたと発表した。
2013年6月12日(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
地下水バイパス一時貯蔵タンクに貯められている、貯蔵水の分析結果に、汚染の混入と考えられる測定誤りが生じたと発表した。
■全編動画
地下水バイパス一時貯蔵タンクの貯蔵水の分析結果に、再び誤りが見つかった。先般BG(バックグランド)線量を考慮しておらず、実際より低い分析結果となる誤りがあった。今回は汚染の混入とかんがえられる原因により、高濃度のセシウムを検出したという、誤った結果になったと発表した。
福島第一、第二で分析した結果が、第三者機関で分析した結果に比べ一桁高い放射能濃度となった。改めて貯蔵水を採取し、第一、第二で分析したところ、第三者機関の分析結果と同程度の濃度となった。
高い放射能濃度だという結果は、分析途中で資料に汚染が生じたと考え、汚染防止対策を施すと述べた。分析結果のセシウム濃度ベクレル/リットルと、資料の体積を考えると、汚染源は埃一粒でも生じるレベルである、より細心の操作、作業が要求される。
また、多核種除去装置ALPSは、A系のホット試験を継続しているが、B系のホット試験も準備が整い次第、早ければ明日から開始することがわかった。
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報212)