2013年5月16日(木)17時から、東京電力本店で臨時記者会見が行われた。
福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況や、地下貯水槽の汚染水移送状況などを説明、漏洩量を再検討した結果No.2地下貯水槽からの漏洩は、約300リットルだったと発表した。続けて本日午前に経産省で開催された汚染水処理対策委員会第2回の資料に基づき、汚染水量の低減策や流入地下水量の低減策について説明した。
2013年5月16日(木)17時から、東京電力本店で臨時記者会見が行われた。
福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況や、地下貯水槽の汚染水移送状況などを説明、漏洩量を再検討した結果No.2地下貯水槽からの漏洩は、約300リットルだったと発表した。続けて本日午前に経産省で開催された汚染水処理対策委員会第2回の資料に基づき、汚染水量の低減策や流入地下水量の低減策について説明した。
■全編動画
本日16:30から福島県・Jヴィレッジにて廣瀬社長による、福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況についての説明会見が行われ、同じ資料にて本店で臨時記者会見が行われた。
本年4月に緊急措置として設置された福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動として、抽出された汚染水や、停電事故などの問題点、それに対する対策例がいくつか詳細された。
地下貯水槽からの漏洩について、以前No.2貯水槽から120m3(120000リットル)漏洩したと発表したが、汚染程度の調査結果をもとに再度評価しなおした結果、約300リットルの漏洩であることがわかった。追加のボーリング調査の結果、貯水槽周辺土壌への汚染水の広がりがないことから、ほとんど貯水槽施設内にとどまっていると判断した。
更に、水位計の精度を検証しなおした結果、6mの水位を測定すると、指示値のドリフト(時間が経つとずれていくこと)が発生し実際の水位より0.6%低い値を表示することがわかった。No.2貯水槽で0.6%の水位差は、約120m3の水量に相当する。このドリフト差を漏洩量と判断してしまったと評価した。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示