東電会見「電気使用制限の解除​について」 10:45 2011.9.9

記事公開日:2011.9.9取材地: テキスト動画
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 2011年9月9日(金)、東電本店にて『電気事業法27条に基づく電気使用制限の解除について』の記者会見が開催された。

 2011年7月1日(金)から開始された電気事業法27条に基づく電気使用制限が本日終了した。今年の夏の需要は昨年に比べ、900万KW~1000万KW低く、受給の安定を確保することができた。全体的な総括9/26日14:00から会見で報告する予定。

■全編動画

  • 会見者 東電執行役員営業部長 島田 保之
  • 日時 2011年9月9日(金)
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)

 夏の節電の効果については、最大値8/18に4922万KW、昨年に比べ900万KWの需要抑制があった。大口のお客様の節電の努力の賜物。効果については現在分析中、9/26に報告する。

 冬の需給見通しは、昨年度の冬、今年2/14に5150万KW最大の需要を記録した。これに対し対応できるよう供給力の確保にとりくんでいるところ。これら状況についても精査中、見通しがたった段階でお知らせする。

 料金の値上げについて、現在、東電一丸となって、事故収束、電力需給対策、これまで公表させていただいている経営の効率化に全力で取り組んでいる所。収支は厳しい状況ということは事実だが、まだまだそういった努力積み重ねる段階と考えている。料金改定に言及できる段階ではないと考えている。

 夏の節電の数値目標は、今年の夏と昨年の最大高気温の時を比較して900~1000万キロワットの節電効果、すべての分野のお客様が節電に取り組んでいただいたおかげと感謝している。

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