2013年4月19日(金)、東京電力本社で、定例記者会見(17:30、2:07’)が行われた。
β線を検知できるAPDやリングバッジをつけずに作業した者がいたことを公表。グループでもっているものがおり、そちらで被曝量に問題がなかったので、全員問題が無いレベルという判断をした。地下貯水槽からの漏洩について、更なる要因分析、海洋への流出程度について評価した結果を公表した。
2013年4月19日(金)、東京電力本社で、定例記者会見(17:30、2:07’)が行われた。
β線を検知できるAPDやリングバッジをつけずに作業した者がいたことを公表。グループでもっているものがおり、そちらで被曝量に問題がなかったので、全員問題が無いレベルという判断をした。地下貯水槽からの漏洩について、更なる要因分析、海洋への流出程度について評価した結果を公表した。
■全編動画
β線を検知できるAPDを付けずに作業した者は6名、リングバッジをつけずに作業した者は14名いた。
地下貯水槽から海洋へのSrの流出まで10~100年程度のオーダの年数がかかる評価結果を公表。但し、漏洩した総量では無く、告示濃度を超えているかどうかで評価しており、実際にはどの程度かは不明。
地下貯水槽からの漏洩したことに鑑み、地下水バイパスの対応について質問があったが、今後の対応については評価検討しているところであり、いまのところ予定通りに運用したいが、具体的にいつから運用を始めるかは、まだ整理して検討している段階。
地下貯水槽に貯めているRO処理水を、緊急避難として濾過水タンクに移送することを計画している。しかし、濾過水タンクは汚染水を貯水するようにはできていないため、長期間貯水しておくと、安全性に疑問が生じる。どの程度の期間貯蔵しておくか、具体的にはまだ決めていない。
ALPSの性能評価、核種分析は継続中だが、Sr,全αは5月下旬までには解析したいと考えている。
その他、3号建屋上部の瓦礫撤去作業中、誤ってスキマサージタンクのハッチを撤去しそうになった。
KK(柏崎刈羽原発)の直流分電盤で焦げ跡を発見した。
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
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