2012年3月7日(水)、衆議院第二議員会館にて行われた「TPPを慎重に考える会 拡大役員会・記者会見」の模様。
(テキストスタッフ・小澤)
2012年3月7日(水)、衆議院第二議員会館にて行われた「TPPを慎重に考える会 拡大役員会・記者会見」の模様。
■イントロ
3月12日・13日に開かれる、TPPに関する国際会議「TPPを考える専門分野会議」・「TPPを考える国際シンポジウム」・「TPPを考える国際会議」についてのアナウンスが、「TPPを慎重に考える会」の事務局長である民主党の大河原雅子参議院議員より行われた。
この国際会議に韓国・ニュージーランド・米国など各国の国会議員や学識者・市民団体を招き、TPPがもたらす医療・医薬品・知財への影響について意見交換を行う予定とのこと。
これまでにも、「TPPを慎重に考える会」のメンバーは韓国や米国など各国を飛びまわり、情報収集を行っている。日本に先駆け米国と「自由貿易協定」=「米韓FTA」を結んでいる韓国を訪問した篠原孝議員からは、「韓国の法律、制度、慣行、習慣をアメリカ式に変える」ことまでもが目的であるという「米韓FTA」の実情が報告された。
米国の国会議員からは「日本はアメリカに何を望んでいるのか?『米韓FTA』をよく読むように(よく勉強するように)」という指摘を受けたという。