■11月は1日から21日までで、月間目標額の47%に相当する、24件、163万4140円のご寄付・カンパをいただいています。月末までの6日間で、あと月間目標額の53%、186万5860円をたまわれば、第16期に入って初めて月間目標額に達することができます! 有料会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします!
第16期がスタートした8月は、ご寄付・カンパによるご支援は、月間目標額350万円の16%、9月は14%、10月は33%にとどまりました。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。しかし、これで3ヶ月連続未達です。財政的には厳しい状況が続いています。真実を伝えていく活動の困難を、痛感しています!
IWJを2010年にスタートさせてからのこの15年間、あるいはそれ以前から、私、岩上安身は、機会があるごとに米国の従属国の地位に甘んじることの危険性に、絶えず警鐘を鳴らしてきました。
第104代の内閣総理大臣に、高市早苗氏が就任しました。
自民党の総裁選の間中、中国との戦争の話を絶えず繰り返し、「米軍が中国軍の矢面に立つのではなく、まず日本が正面に立つ」などということまで、テレビの地上波で発言してきた高市早苗氏が総理となり、さっそく中国との関係を悪化させて、いよいよ日本が「代理戦争」の捨て駒となる懸念が、今、まさに現実化しつつあるのを痛感しています。
また、外交・安全保障分野で、まったく政治家としてのキャリアを積んでいない高市氏が、トランプ大統領との初会談で、報道陣の前で腕を組んだり、はしゃいだり、米国に頼りきった媚びる態度に終始したこと、反対に中国に対しては、挑発的な姿勢で、中台関係に介入する姿勢を見せたことに、強い懸念を覚えます。対中関係は現実に悪化し始め、外交的に収拾する見通しが見られません。
東西冷戦の終わりによって、世界大戦の危機、とりわけ核戦争の危機は遠ざかったと安堵して、約35年が経ちますが、現在、冷戦後で最も戦争の危機が近づいていると感じられます。
軍事力を支える、肝心の工業力が空洞化してしまっている米国にのみ頼り、米国の戦略に従って、対中国との戦争の矢面に立て、と言われて、「代理戦争」の駒とされる、そんな危機に直面しているのに、政府も、与野党も、大小のメディアも、世論も、いつまでも、現実を否認しているように感じられます。
今、日本に必要な指導者は、米国に依存し、虎の威を借りる好戦的な指導者ではなく、戦争回避能力に長けている、外交力のある指導者です。核保有国である中国に対して、非核保有国である日本が通常戦力で挑もうとするような、勇ましい言葉ばかり吐く、無謀な指導者ではありません! 日本を第2のウクライナに、日本の首相を第2のゼレンスキーにしてはいけないのです!
国難は避けられない、としても、大難を小難にとどめることはできるはずです。日本が対米自立を果たし、「敵国」ばかりになっている周辺国と和解して、各国と平和条約を結び、「敵」と戦うのではなく、「敵」と和解して、「敵」を消し去ることができるかどうか。
対米自立と、周辺国との自力での平和構築に失敗すれば、日本は、大きな試練に直面します。平和の上にしか、国家としての繁栄も、国民としての日々の穏やかな暮らしも、築くことができません。
間に合うでしょうか。懸念は尽きません。
肝心なことは、リアルな現実をまず直視することです。大小問わず、ほとんどのメディアが、現実直視を避けています。
IWJは現実を直視し、お伝えし続けています。しかし、現実は苦いものです。苦い現実を直視したくない心理が働くからこそ、甘い嘘をつくプロパガンダに人は飛びつき、騙されてしまうのです。
ウクライナ紛争以降は、特に、西側諸国ではプロパガンダの洪水が続いているような状態です。
我々はプロパガンダの波にのまれることなく、ジャーナリズムの本道を歩み、リアルを伝えるという、当然のことを、貫いていきます!
そうやって、苦いリアルな現実を直視した上で、なお、前向きな希望を信じる力が残っているかどうかが問われています。
IWJは、厳しい経営が続いています。そのIWJの行方は、リアルと対峙してなお希望をもてるかどうかだと思います。
市民メディアであるIWJの活動運営費は、約半分が、会員の皆様からの会費によって支えられています。残りの約半分が、ご寄付・カンパによって支えられています。特定のスポンサーをつけず、スポンサーの意向に左右されることもありません。
困難は、迫ってきています。向こう数年以内が、東アジアにおいて、日本が、「代理戦争」の駒として使われてしまうかどうかの正念場です! そうした事態は、絶対に回避しなければなりません!
そのリスクは、高市氏が総理大臣となり、小泉進次郎氏が防衛大臣となったことで加速する可能性があります!
今期16期もIWJは、日本だけでなく、西側に広がるプロパガンダにのみこまれず、真実をお伝えしていきたいと思います!
どうぞ、緊急のご支援のほど、よろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
第14期の詳細は以下のとおりとなっております。
中根税理士事務所の監査を受けた決算をもとに、ご報告させていただきます。
(単位:千円)
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<収入>
会費 41,273
カンパ 42,297
広告・イベント収入 1,508
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収入合計 85,078
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<支出>
取材活動費 338
商品仕入 105
業務委託費・外注費 35,853
給与等 16,749
*その他経費 30,690
税金 70
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支出合計 83,805
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収入85,078 — 支出83,805 = 当期収支差額1,273千円
*その他経費 30,690千円 のうち主な支出項目 (単位:千円)
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地代家賃 6,630 (事務所の賃借料等)
保険料 4,374 (倒産防止共済、中退共他)
管理諸費 3,216 (システム利用料、会計監査料等)
リース料 2,847 (システムサーバー利用料等)
支払手数料 2,488 (クレジット決済の利用手数料、各種手数料等)
通信費 2,248 (携帯電話使用料、通信機器使用料)
旅費交通費 1,402 (出張旅費、通勤交通費)
事務備品・消耗品費 1,111 (撮影機材、パソコン代等)
新聞図書費 908 (書籍・雑誌購入代)
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特定のスポンサーをもたない、独立メディアであるIWJは、活動資金の半分を皆さまからのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆さまの会費で賄っています。
個々の家計を直撃している急激なインフレ不況の煽りを確実に受け、会員数の減少が進み、これはIWJの収入を確実に減らしてきています。
IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを2ヶ月間何度でもご覧いただけます! まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録と再登録をお願いいたします!
現在一般会員の方は、ぜひこの機会にサポート会員へのお切り替えを真剣にご検討ください! サポート会員が増えますと、格段に経営基盤が安定します! ご登録いただくと、すべてのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。
また、現在会費未納等でいったん休眠会員となられている方も、ぜひこの機会にお気軽に再開をご検討ください! 再開するにあたって、再入会のための費用は一切発生しません!
IWJの有料会員制度は1ヶ月1100円、支払いをまとめてお得な1年11,000円の一般会員と、1ヶ月3300円、まとめてお得な年33,000円からのサポート会員の2種類です(すべて消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
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また、今期に入ってから、IWJではYouTubeを活用することに力を入れています。日々、新しい動画を更新し続けていますので、ぜひIWJのYouTubeアカウント「Movie Iwj」へのチャンネル登録とご視聴と好評価ボタンをお願いいたします。また、SNS等での「Movie Iwj」の拡散にご協力ください。
※https://www.youtube.com/user/IWJMovie
IWJでは設立当初より、活動にご賛同いただている多くの方からの会費・ご寄附・カンパが、そのまま活動のための大事な収入源となっています。今後はより一層経費削減に努め、今期は赤字にならぬよう、今以上に気を引き締めてまいりたいと存じます。
新しい年が始まり、なんとか通算の目標額である5040万円に、可能な限り近づきたい、そうでないと今後のIWJの活動が限定的になると懸念しています。何とぞ、IWJへの緊急のご支援をよろしくお願いいたします。
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ





















