2012年12月7日(金)、東京都港区の赤坂区民ホールで、東京都知事選候補 マック赤坂氏(スマイル党)の個人演説会が行われた。赤坂氏は「ダンス禁止法反対」「うつ病・自殺対策」などの公約について語った。
(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松)
2012年12月7日(金)、東京都港区の赤坂区民ホールで、東京都知事選候補 マック赤坂氏(スマイル党)の個人演説会が行われた。赤坂氏は「ダンス禁止法反対」「うつ病・自殺対策」などの公約について語った。
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マック赤坂氏は「現在、クラブは日本各地で次々と閉鎖されている。クラブは、ダンスやお酒を健全に楽しむ場であり、それをなくすダンス禁止法は、若者の文化を破壊するものである」と述べた。
また、前都知事である石原氏に対し、「石原都政は弱者、マイノリティに非常に冷たいものであった」と批判した。「同性愛者などは、国際的に見ても、海外のほとんどの国で自然に接するのが当たり前になっている。同性愛者に市民権があるのは当然のことだが、日本は非常に遅れている」と述べた。
また「力を入れたいのが、うつ病・自殺対策だ。この14年間、日本は先進国の中で圧倒的に自殺者数が多く、第1位である。年間で3万4千人ほどだが、そのざっと1割が東京で起きている。東京都福祉局自殺対策課の課長に聞いたが、石原都政の12年間、自殺者数並びに自殺率から見ても、1人も自殺者を減らす事ができなかったということだ」と述べた。
赤坂氏は「公約には『大減税と小さな政府』ということも掲げている。全ての税を一極に集中させると『大きな政府』になってしまう。税金を少なくするには、消防や警察のようなところは除いて、民営化できる公共機関は民営化するべきである」と述べた。
都知事選について「大手メディアが都知事選候補者に対し、主要候補と泡沫候補、と分けるのはおかしい。差別報道だと考えている。選挙管理委員会がおこなう広報、新聞広告、政見放送は、きわめて公平だが、大手メディアの選考基準はわからないし、広告費に左右されるなどの問題がある」と語った。