2012年9月7日(金)、大阪市北区の関西電力本店で、関西電力 八木誠社長による今夏の節電期間終了に関する臨時会見が行われた。
八木社長は会見で、計画停電の不実施や電力供給不足による広域停電を避けることが出来たのは、利用者の節電協力が大きな要因となったと謝意を表した。一方で、大飯原発(福井県大飯町)の再稼働がなくとも電力需給は成り立ったのではないのかという記者の質問に対して八木社長は、電力の安定供給には再稼働が不可欠であったと説明した。
(寺下)
2012年9月7日(金)、大阪市北区の関西電力本店で、関西電力 八木誠社長による今夏の節電期間終了に関する臨時会見が行われた。
八木社長は会見で、計画停電の不実施や電力供給不足による広域停電を避けることが出来たのは、利用者の節電協力が大きな要因となったと謝意を表した。一方で、大飯原発(福井県大飯町)の再稼働がなくとも電力需給は成り立ったのではないのかという記者の質問に対して八木社長は、電力の安定供給には再稼働が不可欠であったと説明した。
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今冬に向けた追加の供給力確保について八木社長は、新設の火力発電などは考えていないことを明らかにした。また原発などのエネルギーミックスの有り様については、原発は日本に取って有効なベース電力供給電源と考える、持続可能な意味でも原発が必要だとする考えを改めて明らかにした。
民主党の脱原発依存に関しては、原子力は国策であり、立地地元の信頼に逆らう方針と批判。また長期的な一貫性を持った展望が重要で、政治にはしっかりした舵取りをお願いしたいと述べるなど、電気事業連合会の会長として今後の原発再稼働へ八木関電社長の鼻息も荒い。