2012年9月5日(水)、首相官邸裏で行われた「反ACTA官邸裏抗議行動」の模様。ACTAとは Anti-Counterfeiting Trade Agreement、「偽造品の取引の防止に関する協定」のこと。衆議院におけるACTAの審議は、国会運営が混乱する中、野党欠席のままで進められるという、国際協定の締結としては異例とも言える展開となった。
翌日(6日)の衆議院本会議で承認されることが濃厚となり、すでに参議院で先に可決しているため、日本がACTAを批准することは秒読み段階となった。これに反対して、21時からという遅い時間にもかかわらず、首相官邸裏ではたくさんの市民が抗議活動に参加し、ACTAの危険性を訴えた。